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ポケモン探偵 − 旧・小説投稿所A
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ポケモン探偵

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♪タカタカタカタカタカ
チャ〜ラッチャチャラララ〜
チャ〜ラッチャチャラララ〜 チャ〜ラ〜

俺はポケモン探偵のエ藤新入(えとうしんいり)。怪しい男の取り引きに夢中になっていた俺は、背後のもう一人の男にきずかなかった。俺は毒薬をのまされ、目が覚めたら、

体がピカチュウになっていた。エ藤新入だとばれないようにオーキド博士に協力してもらい、とっさに、江戸川ピカンと名乗り、毛理探偵事務所に居座ることにした。

大人になっても頭脳は子供。
真実は、いまひとつ!!!


(本編と一切関係ありません。)




AM 5:24
「ふわぁ・・・」(え〜っと・・・トイレは・・・眠・・・。)
ピチャ・・・。
(ん?)
ピチャ・・・。
(水?あっちから聞こえる。いってみよう・・・。)

(暗くて見えねぇが、このあたりか?  !  下だ・・・。)
ゴクッ
(!!)
ゴックッ・・・。
「う、うわああああ!?!?」

「見られた・・・!きずかれなければいいけど・・・。」







PM 3:00
「ここか〜・・・。でっけぇ館だな・・・。こういうところって事件が起きやすいんだよなぁ・・・。」
そう呟いたのは、ザングースのザグ。職業は探偵。
最近この館で、次々と使用人が消えるという事件が相次いでいた。そして今日の早朝、アルバイトのクチート(♂)が、食われる場面を目撃した。屋敷の主のコータスは、これ以上被害がでることを恐れ、ザグに調査を依頼した。中に入ると、とても大きな玄関で、2階まで吹き抜けていて、正面にカイリュー、右にアーマルド、左にサザンドラの像があった。
「お邪魔しまーす。」
「おおザグ殿、よく来てくださった。わしが依頼した、コータスじゃ。そしてこちらが、娘のミカ(ミロカロス)と、婿のギン(バンギラス)じゃ。」

ミカ「よろしくおねがいします。」

ギン「ちゃっちゃと事件といてくれよ?じゃねえと俺がくっちまうぜ?」

ミカ「ちょっとギン!」

ザグ「じゃ、さっさと始めますか。ギン君に食べられる前に。(ニヤッ)」

ギン「ちっ。好かねぇやろぅだぜ。」





ザグ「では、クチートさん。犯人の特徴を。」

「はい。今朝の・・・5時半ごろだったかな?その時、現場を見ました。」

ザグ「大きさは?」

「えーっと・・・2mぐらいで、羽もはえてました。」

ザグ「この家にそういうポケモンは?」

ミカ「いえ、一匹も・・・。」

ザグ「うーん、外部犯の仕業かもしれませんね・・・。場所は?」

「玄関の上の通路を通っていたら、みえたので、場所は玄関あたりですね。」

ザグ「わかりました。では、そのあたりを調べてみましょう。」




案の定、そこは少し湿っていたが、ほかは特に何も無かった。
ザグ「証拠もないし、これだと調査が進みませんね・・・。」

「じゃったら、今日は泊まっていきなされ。他の者たちからの話も聞けば少しは捜査も進むじゃろ。」

ザグ「ではお言葉に甘えて、そうさせていただきますね。では一応、あなた方の身長や血液型など、詳しい情報を・・・。」



「ちっ・・・」









AM 5:58
「余計なことを言わなければ、こうならずにすんだのに・・・。」

「んー!んんんんー!」

クチートは口をふさがれ、縛られていた。そしてそのとなりに・・・

犯人

「じゃ、えんりょなく・・・。」

「んー!」


バク・・・。

ベチャ、ベチャ・・・

ゴクッ・・・

「いくら鋼タイプでも、胃液にはかなわない・・・すぐに消化される・・・。」

そばには、大量の唾液がおちていた・・・。






AM 6:37
ザグ「くそっ!」
クチートが消えた。そしてザグの手には、"次はお前だ"というワープロで書かれた紙が握られていた。

ミカ「誰がこんなことを・・・!」

ギン「つかまえてぶちのめしてやらぁ!」

ザグ「とにかく、もう一度あの場所を調べましょう・・・。」





「わかるわけないのに・・・。」




ザグ(しめっている・・・。やはりまたここか・・・。
?  唾液が数滴のこって・・・      
!   そうだ!)






ザグ「ちょっと事務所にもどって、道具をとってきます。」

「いそいでくだされ・・・。」

ザグ「えぇ、すぐに犯人をわりだしてあげます!」







1時間後・・・

ザグ「・・・みなさん。犯人がわかりました。」

ギン「ほんとか!?」

「だれなんじゃ!?その犯人は!」

ザグ「この事件の犯人。それは・・・。













ミカさん。
あなただ!!!」

ミカ・ギン・コータス「!?」

ザグ「・・・」

ミカ「ちょっとまってよ!犯人は羽がはえてたんでしょ!?じゃあ私じやゃぁ・・・」

ザグ「いえ。犯行現場は玄関。そこにある羽がついているものは・・・」

ギン「カイリュー像!」

ザグ「そう。クチートさんが見たのは上から。偶然そうなっていればの話だが、像の口と被害者がかさなれば、そう見える。しかも僅かな明かり、寝ぼけ、来たばかりで家の構造をよく知らなかったという条件が重なり、そう見えたというわけですよ。」

ミカ「で、でも、証拠は・・・。」

ザグ「A B・・・。」

ミカ「?」

ザグ「あなたの血液型はAB。そして、犯行現場に残っていた唾液を調べたところ、ピッタリ合ったんですよ。あなたの血液型とね!」

ミカ「でも、あなた外部犯って・・・。」

ザグ「えぇ、そう思って調べました。しかし、窓が割れたあとも、鍵をこじ開けた後もなかった。つまりミカさん。あなたが犯人だということですよ・・・。」

ミカ「・・・・・・・・・・・・・・・そうよ・・・。」

コータス「ミカ・・・。」

ミカ「アタシがやったの・・・。」

ギン「でもなぜ・・・。」

ミカ「アタシがまだヒンバスだったころ、いじめられてたのよ・・・。いつか仕返ししてやる、絶対してやるって思いながら・・・。そして、アタシがミロカロスになって数年後、あいつらが使用人としてやってきた。チャンスだった。仕返しする。でも、怖くて、血はみたくなかった。」

ザグ「だから捕食を・・・」

ミカ「えぇ・・・。」

ギン「じゃあ、クチートは?」

ミカ「それは知らないわ」

ザグ「!?」

ギン「じゃあだれが!?」

「あ・・・ぼくです。」

「!?」

レク「あ、ぼく、カクレオンのレクです。クチートさんは、ミカさんを犯人にさせたくなくて・・・」

ミカ「な、なんで・・・?」

レク「ぼ、ぼく、ミカさんにいちど食べてもらいたかったんです!!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ザグ「じゃあ、あの唾液は・・・」

レク「あ、ぼくです。いや〜ミカさんと同じAB型だったなんて〜♪」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



こうして、2人の犯人がたいほされた・・・。









ミカ「じゃあいくわよ?」

レク「ぞんぶんに♪」


ベチョ・・・


かなりの更新速度ですね(笑) 今回は俺らをいれてみました 本編では言ってませんが、レクも使用人です
<2012/10/28 16:16 ウインド>
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