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竜との日常{続編} − 旧・小説投稿所A

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竜との日常{続編}
− 今見えてるのは絶望のみ −
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ザパーンと海はそう聞こえ、砂浜には青き悪魔と人間が絶っていた
現在でルカリオは青色のシャチに食われ、残っているのはスイトだけだった

ス「く!!」

キチ 「trans(変身)!!」「sonic(音速)!!」「STORONGER(強化)!!」

三つのメモリを装着し
ゾロアークとなったスイトはビュンと加速していく

カ「わ、いきなり速くなった…」

ス「はあ!!」

ボゴコンンン!!ドゴオオオンン!

カ「うわ!!」

目にも止まらぬ速さで強化した肉体で
どんどんカイオーガに打撃を入れ込んでいく

ス「まだ…まだ…!!」

体は限界を超えてもまだ攻撃を止める事はなかった

カ「むうう〜…しつこい!!」

ドゴオン!!

痺れを切らしたのか
カイオーガはゾロアークを睨んだ瞬間、体をくるっと回転してスイトをなぎ払う

ス「うう…」

よれよれと立ち上がり、変身を解いたスイト
何回か変身したせいで体力はなく、もうなすすべがなかった

カ「今のを倍にして返してもらうね…」

ス「!?」

ぶんぶんとヒレを回し、こちらに急接近してきた!!
足は動かす事できず、急いでスイトはメモリを取り出す

キチ 「spirit(加護)!!」

ドグオオオオオンン!!

かわらわりを俺目掛けて振り下ろし、砂浜には大きな凹みが出来上がり
スイトはその衝撃で吹っ飛ばされる

……………ドサリ……

ス「……………………」

カ「あり〜死んじゃったかな?」

ス「勝手に殺さないでくれ」

カ「え?」

何事もなかったようにスイトはゆっくりと立ち上がる
実はというと加護メモリが体を守ってくれたのだ

ス「もうこれにかけるしかない!!」

カチ 「sword(剣)!!」「god thunder(雷神)!!」

ズオオオオンン!!

一つのメモリは剣に変化し
もう一つはその剣にバリバリと激しい電気が宿りだす

カ「しぶとい奴!!」

ピキピキピキ……ピュウウウウゥゥ!!!

口を半開きにすると氷の塊が出来上がり、スイト目掛けて冷凍ビームを放つ

ス「これで…最後だー!!」

ヒュン!!…バリバリバリバリ!!!!

カ「え、ええ!?」

剣を上に上げると空から一直線に電気が纏いだし
ブンッと振り下ろすとムチのような形になりると、冷凍ビームも消え去ってく

ドゴオオオオオンンン!!

カイオーガに叩きつけると大きな爆風が広がっていた

ス「はあ、はあ…」

もくもくと煙が消えていくと
カイオーガの体は少し黒焦げになってぐったりと倒れていた

ス「やった…のか?」

カ「……………………」

音を立てないようにして、カイオーガに近づいてみたが何の反応はなかった

ス「遂に…遂に倒したんだ!!」

万歳と腕を上げていたがある奴の事を思い出し、
どうすればいいか考えこむ

ス「ルカリオ…生きてるかな?」

口元に恐る恐ると近づいてそうつぶやく
中に侵入するのは少し怖いが…

バッ!!

ス「!?」

突然カイオーガは起き上がり、スイトを睨みつける

ス「な、なんだと…」

カ「うぐぐ……今のは少し痛かったよ〜」

そう言うとカイオーガの目つきは鬼のように変わり始め
口元からギリギリと音をたてている

カ「も、もう許さないからね!!」

ス「!!」

ドゴオオンン!!

ス「があああ!!」

睨みを終わるとカイオーガは思いっきりスイトにステミタックルを喰らわす

ヒュウウウウ…ホチャン!!

数メートルまで吹っ飛ばされ、少し経つとスイトの体はプカプカと浮かんでいた

ス「……………………」

カ「ニヒヒ♪」

追う事はせず、海の波でスイトは自動にカイオーガの所へ連れていかれたのだ

カ「頂きま〜す♪」

ス「……………………」

グパアアアァァ…シュルリ

プカプカと浮いているスイトを巨大な舌でゆっくり包まれていった


ネージュ「スイトも終わったわね」

ステミタックルはめちゃくちゃ痛かった(汗

ルカリオ「俺が死んだらどうなるか分かってるんだろな?」

は、はい(泣多分死なないと思う

ルカリオ「完全にフラグが立ってるが…」
<2011/06/26 13:56 スイト>
消しゴム
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