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竜との日常{続編} − 旧・小説投稿所A

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竜との日常{続編}
− 予想外な展開 注意(少し流血あり) −
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バッ!!

ネ「もらった!」

後ろの姿をネージュに見せたまま
まだ後ろに氷竜の存在に気づいていない竜に殺人的なスピードでどんどん加速していた

ネ「………………………」

?「どこへ行った?まさか逃げやがったか」

あともう少し。あとすぐで竜との距離が合う

竜との撃退に使える氷でできた剣を構えたまま今にも切りたいとうずうずとさせていた

ネ「フフフッ」

残り何メートルのない距離に剣はピカンと光出す。翼は音を立てずに相手に気づかせずとしているとネージュの戦法に入ってた

?「ん?」

ネ「終わりよ!!」

心の中でそう叫び
今にも遅れてしまってネージュに振り向いた竜は無音のまま見ていた

ネ「死になさい!」

ガサッ!!

ネ「!?」

降りかざそうとした瞬間
竜の目の前からポケモンにいるルギアが割り込んできた

ス「やめろ!ネー…」

ズバァ!!

ス「ごあああああああ!?」

?「!?」

剣の振るのが止めることができず、ついうっかりルギアの水色の模様をしたお腹に大きな切り傷ができあがり、たらたらと血を垂らしながら無惨に倒れてしまった

ス「ああ…」

ネ「あ、スイト!スイト!!」

一瞬に我に帰ったネージュ
ルギアの肩をゆさゆさ揺らしながらスイトと名前を呼び続けた。何故そう呼んでるのか先程の声でこのルギアはスイトだと即分かったらしい。まあトランスメモリ使って飛び出したんだろう

ス「……………………」

ネ「スイト!スイt…」

?「………………………」

口からトロトロ出ている血を見つめ
キッと灰色の竜に向かって睨み付けて竜もギョッとしていた

ネ「あ、あんたのせいだからね!!」

?「お、俺のせいかよ!?」

ネ「そうよ、あんたがしつこく暴れなきゃこうならなくて済むはずだったのよ!」

?「何だと!?それ以前にお前がそいつを切ったんだろが!!」

ネ「ち、違うわよ!これは…その…つい殺っちゃって」

?「つい殺っちゃったて」

ネ「…この!」

?「ぐお!?」

いきなり鋭い目付きで殴りかかったネージュに竜はすかさず避けた
そしてブンブンと降りかかる暴行に竜はパシッと拳を止めていた

?「な、何しやがる!?」

ネ「いや、ただ殴りたくて」

?「こ、この女」

ギリギリと歯を食い縛って
ネージュは知らんぷりをしてルギア(スイト)を持ち上げた

ネ「こりゃミレアに治療しないとダメね。ほら、あんたも来なさい!」

?「お、俺も!?」

ネ「そうよ、あんたにも責任があるんだから。途中で逃げたら承知しないわよ…この馬鹿ジェネラス!」

?「だから俺はジェネラスじゃねえ!!」

ネ「何か似てるのようね〜あのジェネラスに」

?「そんなの知るかよ」

ネ「まあいいわ。さっさと私に付いてきなさい」

?「たく、何で俺がこんな目に会わなくてはいけないんだ」

渋々と竜はネージュに拉致され言われた通りに付いていき
ルギアを持ったままネージュは飛んでいき竜も後から飛び去った








ジェネラス「クシュン!」

ミレア「あら、風邪?」

ジェネラス「…いや」


ネージュの持つ氷の剣は凶器…
あれ結構切れ味が鋭いのよね。やばす!(笑)

ネージュ「ふふっ」

ミレア「あはは…」

ジェネラス「それにしても…風邪か?」

誰かさんが噂回してんだよ…

ネージュ「む…」
<2012/01/30 22:46 スイト>
消しゴム
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