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「ん…」
瞳は目をさました
だがそこは　見慣れた部屋ではなくて

水色の水晶で出来た空間であった
天井　床　壁
すべてが水色の水晶である

「どこ…ここ」

「此処は　クリスタル・ルームです　意味はそのまま　水晶の部屋　ですが…」

後ろからいきなり声がして
びっくりして瞳は振り返る

そこには　透き通るような水色の髪と薄い緑色の目
そして　長い耳を持つ女性がいた
「貴方は…誰？」

瞳は女性の姿を眺めながら聞く

「私は　ミーティス・アティル・ワークレイセント　と言います　長いので好きなようにお呼びください」

女性…ミーティスは　軽くお辞儀をしながら名乗る

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