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【保】百足物語 − 旧・小説投稿所A

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【保】百足物語

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テ「そういえば、ジャローダにあだ名ってある?」

ティーナが唐突に言った。

ド「そういえば無いな。なんかつけてやろうか。」

キ「そんなことより温まらんか?」

テ「そうだね〜。」

すら〜と話題は流された。



ジ「ハックション!風邪引いたかな。」

外はもう雪は溶け、日本晴れの天気だった。

ジ「それにしても不自然だな・・・1日で雪解けるなん
てなぁ。」

とかジャローダは思ってると、

?「にゃぁ〜!」

と叫び声と

?「お前は喰われる運命なんだよ。」

と負けキャラが言いそうな言葉が聞こえた。
ジャローダはイベント発見とかいいながら近づいた。

ジ「お前ら何やってんねん。」

声の聞こえる方には、怯えるツタージャとそれに群がるハブネークとアーボックであった。

ア「誰だお前は!」

ジ「捕食者キラー、ジャロイダーマン!」

また古いネタを・・・。

ツ「離してっ。」

ハ「黙れ餓鬼が!」

ツ「うぅ・・・。」

半泣きのツタージャ。
ツタージャはジャローダの仲間みたいなもんなんで、すこしプチッと来たようです。

ジ「さてさて、血祭りにあげてやろうか、うへへ。」

ア「やってみな。」


    しばらくお待ちください


ジ「よっしゃ勝った!」

ア「おのれ・・・。」

○×ゲームで勝負する2匹がいた。
ジャローダが勝ったようだ。
その様子を呆然と見ているツタージャとハブネーク。

ア「今日の所は退いてやる。ハブネーク、行くぞ。」

ツ「あ、えっと、ありがとうございます。」

様子はしっかりしてそうなツタージャである。

ジ「暇潰しにやっただけだ。お前は暇か?」

ツ「えっと、暇という前に住んでる場所が無いので
・・・何をすればいいか分からない状態です。」

ジ「可、むしろ可。お前名前は?」

ツ「まだ名前もありません・・・。あと、雌です。」

ジ「実は俺もあだ名は無いんだ、俺は雄だ。」

ツ「はい、よろしくお願いします。」

ジ「よろしく、そういえば、腹が減ったなぁ。」

ツ「・・・へ?」






ツ「はぁ・・・はぁ・・・そろそろ開放してください・・・。」

ジ「ああ、悪い悪い。」

ツタージャはジャローダに愛捕されていた。
ツタージャさん踏んだり蹴ったりですね。

ジ「じゃあそろそろ住処行こう。」

ツ「はい・・・。」

ジャローダは唾液まみれのツタージャ拭いて、頭に乗せて住処に戻った。



ド「その子何処から誘拐してきた・・・?」

ジ「失敬な!女に嫌われるぞ!」

ド「っ・・・。」

ドラスは黙った。

テ「あなた、名前はなんていうの?」

ツ「名前は無いです。ツタージャという種類です。」

テ「えっと、ツタージャちゃん、何処から来たの?」

ツ「私は野生なので住処も無いですし、何処から来たのかも分かりません・・・。」

ド「どうせならジャローダと一緒に名前をつけようか?
どうせここで暮らすんだろう?」

ジ「賛成。」

テ「私もそれでいいですよー。」

ツ「えっと、ここに住むという事ですか?」

ジ「ああ、そうだが、嫌か?」

ツ「えっといやそういうわけじゃなく、迷惑なので。」

テ「気にしなくていいよ、私もドラスに助けられてここに住む事になったの。同じだねっ!」

ド「あんまり言うなって・・・。」

ドラスは恥ずかしがっている。

ツ「えっと、ありがとうございます。」

ジ「じゃあ俺とこいつの名前は?」

キ「ジャロとタジャ。」

ド・ジ・テ・ツ「・・・。」

いままで空気だったキュレムが喋った。

ジ「・・・それでいいか!」

名前は一瞬で決まった。


次の日の朝

キ「我はそろそろ帰るぞ。」

キュレムは使命を果たしたのかのように帰っていった。

ジャロ「じゃあ出かけないか?気になる事あるし。」

テ・タジャ「賛成〜。」

ちっこい2匹が同時に言った

ド「気になる事?」

ジ「ああ、一昨日雪だっただろ?次の日は外は快晴だったんだ。おかしくねーか?」

ド「きっと松○修○とかが来たんじゃないか?」

ジ「ねーよ。」

ジャローダが珍しくツッコんだ。2匹はクスクスと笑
っている。

ジ「まぁ、行こうか。」

ティーナはドラスの頭の上、タジャはジャロの頭の上に乗って4匹は出発した。



ひでりという事で次回ヤツが出ますw
<2011/07/12 22:03 ガル>
消しゴム
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