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シュルツのアルバイト☆ − 旧・小説投稿所A
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シュルツのアルバイト☆

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「うわあああああああああああ!!!」

シュルツの体はビクンと跳ね、目をかっと見開く

その目に飛び込んできたのは・・・

彼の部屋の天井だった

「夢か…」

先ほどまでの出来事が夢だと分かって、ほっと胸をなで下ろす

夢の中で喰いちぎられた左手をじっと見つめ、少し動かしてみるが、いつも通りに動いてくれた

「はぁ…」

汗をかいたために、下着が肌に引っ付いて気持ち悪い

ベットに寝たまま視線を移動させると、カーテンをひき忘れた窓から満月が見える

どうやら、まだ夜は深いらしい

「寝るか…」

シュルツは再び目を閉じると、ゆっくりと、意識を手放していった






シュルツ達はここ、夕闇基地に暮らしていた

基地にはシュルツの他に、雪風という名の作者に作られたキャラクター達が多数暮らしている

何故基地に暮らしているのかというと、これも雪風に関係してくる

興味ない方もいるとは思うが、少し説明してみようと思う




雪風には、戦艦や、戦車が好きという、軍事オタク的な趣味があった

彼はよく、DSiの「うごくメモ帳」と呼ばれる絵を描くソフトウェアにそういう絵を描いては、シェルストに出現させていた

ちょうどこの時期に、シュルツや、テトという名のキャラクターが生まれたのだ

が…問題はここで起こった

シュルツ達が暮らすはずの家を、雪風が描いて出現させてくれなかったのである

家の無い彼らは木の下や洞窟で暮らす始末

そんな生活に耐えかねたシュルツが、雪風に家を作ってくれと頼んだ

が…答はNOだった

理由はめんどくさい

DSiに絵を描いて、「出現!」と言うだけで、彼らの家を作る事が出来るのに、非情な作者も居たものである

彼らは、それから一ヶ月も同じ生活をしていたのだが、チャンスが訪れた

うごメモのチャットで使う建物が作られる事になったのである

その建物は、作者の趣味と荒らしからの攻撃に耐えるために、大きなコンクリートの城壁をもった巨大基地

しかも、今までに出現させた戦車やら、大砲やらがその基地に置かれることになった

このチャンスを逃してなるものか! とシュルツは雪風に、ここに住まわせてくれと頼み込んだ

彼の必死さが伝わったのか、雪風もOKを出した

そんな事でことでシュルツ達は軍事基地に暮らすことになったのだが…また今日も、夕闇基地では夜が明ける…


久々の更新ですw

読者の皆様すみません

久しぶりに書いたせいもあって、ぐだぐだ感は否めませんが、これからも、よろしくお願いします
<2011/11/23 13:25 雪風>
消しゴム
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