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always -いつまでも居てくれる?- − 旧・小説投稿所A

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always -いつまでも居てくれる?-
− 序章 ー魔剣ー −
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メイズから聞かされた事を纏めるとこうなる。

この世界は複数の世界が次元の歪みによって混じり合ってしまっている。

いわば、パラレルワールド状態であった。

その次元の歪みはその世界の住人の望みを叶える事でいくらかは解放される。

しかし、それでは根本的な解決にはならず

根本を崩すには強大な魔力ー

四大次元魔剣を集める必要がある。

そのためにここに召還された存在であると……

「今はどこに向かってるの?」

目的もなく、案内されるのはどことなく良い気分にはなれない。

それが何なのか分からなくとも聞いておきたかった。

「氷魔剣・ヴォーパルの所。とりあえず森を抜けなきゃいけない」

「森を……?」

「そう。なにが出るか分からないから覚悟してね♪」

そんな軽い流れで言われても僕にはどうしようも出来ない。

自分の身は自分で護れと言う事だろうか?

「水、氷魔術は使えるけど、それでも手が廻らないかも」

動揺する僕には見向きせず ーついてきてー と。

メイズは僕の肩を離れ、先に進んでいく。

とりあえず、前に行かなきゃ行けない。

そう思ってメイズを追う。

これが夢だと信じて……





・四大次元魔剣(しだいじげんまけん)
現在、過去、未来、次元をそれぞれ司る強大な魔力を誇る魔剣。
その強大すぎる魔力は持ち主を侵食し、破滅へと導いてしまう。

・氷魔剣・ヴォーパル
刀身が凍てつく氷で生成された魔剣。司る属性は過去。
帯びる魔力は穏やかで魔剣の中では
最も危険性が少ない。
<2011/11/01 10:06 セイル>
消しゴム
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