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雨宿り − 旧・小説投稿所A
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雨宿り

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トク「まだ 止む気配はないな・・・」
トク「それにしても疲れたなぁ・・・」

木を切り続けていたため疲労がたくさんたまっていた。

トク「なんか眠たいな・・・・」

といって 石の床に寝転び 寝に入ろうとする
どうやら 雨が弱くなるまで仮眠を取る様だった・・・

トク「Zzzzzz・・・」

すっかりと寝に入ってしまった この雨の中どうしようも
ならないため 仕方がない・・・
バサッ バサッ バサッ
洞窟の外からと翼の音が聞こえてくる、どうやら 何者かがくるようだった・・・
しかし 雨の音に消され トクは起きなかった。

フリ「ふぅ・・・・」
フリ「こんなに雨が降るなんて」

現れたのは竜フリートだった、フリートは雨粒で濡れた体を
小刻みに降り 雨粒を落としていった。

フリ「あれ? 奥が明るいな」
フリ「だれか居るのかな?」
 
そういって奥に進んでいき誰かいるのかと探していると
焚き火と一輪車が目に入る・・・

フリ「誰が こんなことを・・・」

といってもう少し進んでみると 石の後ろに人の様子が見えた
フリートは近づいていった

フリ「この人 誰だろう」
フリ「それに 寝ちゃってる・・・どうしよう」

寝ているトクを見てそう言っていた、

フリ「それにしても お腹が空いたな・・・」

大雨のため食糧を確保できずにいたフリートはどうしよう
と思っていた。
が、寝ているトクをもう一度見てこう思ってしまう。
「この人を食べてしまおうかと・・・」

フリ「・・・・・」

洞窟の外の雨の様子は未だに変わらないまま

フリ「雨が止む間までなら・・・・」

雨が止んだら 吐き出せばいいと思ったフリートは
大きく口をあけ食べようとする。
しかし・・・

トク「うぅ・・ぅ・・・」

トクが目を覚ましてしまった、止む終えず岩陰に体を隠す
またトクが寝に入るのを待つため・・・


フリ「・・・・・」

カル「どうしたんだ?」
カル「2作品目にも出てうれしいのか?」

フリ「なんか・・・うれしくない・・・」

カル「どうしてだ?」

フリ「どうせなら、監督が食べたいんです!」

カル「・・・・・」

トク「なにか 傷つくんだが・・・」

カル「却下!」

フリ「えぇぇ〜〜〜〜〜」
フリ「でも、いつかは かならず・・・!」
<2012/06/29 15:44 カルピス>
消しゴム
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