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ズズズ･･･

た(げっ!?まさかあの影･･･)

ふと私は危険を感じ、スーンから飛び降りた。

ス「あ!?たぐとも！」

私が離れたので、スーンが振り向いたまま、影へと降り立つ。

ズズズ･･･

た「その影、フェイントだ！」

ス「えっ!?」

時はおそし、影がスーンの影に絡み、スーンは体の自由を奪われる。

ス「グッ!?･･･体が･･･」

た「ファーブニル！なぜこんなことをするんだ！」

っと私は叫んでみた。
すると今度は私の影に異変が･･･

フ「･･･アマツさん･･･」

た「うわっ！」

いきなり私の影からゆっくりと出て来て、呟くファーブニル。なんだか･･･ネガティブ思考だった。

フ「･･･アマツさん、イミル、レイニルを返してほしい･･･それが私の願い･･･」

黒「むっ!?この落ち込み具合･･･もしかしたらいて座のドラゴニウムに違いない！」

ｱﾏﾂ「ファーさん！」

た「だからって･･･まさか！お探しの魔法を使うために、魔力を消費しすぎ、エネルギーが必要なため、湖を枯らしたのか!?」

ファーはコクッと頷いた。

た「そんな･･･誰よりも湖を愛し、住家にしていた湖を、自ら枯らすなんて･･･」

フ「･･･カエシテ･･･」

なんだか徐々に様子がおかしくなっているようなファーブニル。言葉も何かおかしい･･･

フ「ウゥ･･･限界ダ･･･」

バタッとファーがその場で倒れてしまう。

た「ファー!?」

ｱﾏﾂ「ファーさん！」

黒「･･･なぜだ？」











一方、影の罠にかかったスーンは、状況把握が出来ずに、助けを求めていた。

ス「･･･助けて･･･」

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