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クロのホテル[反転世界]


シンプル「ねぇ、元に戻りたいんだけど！」

まだシンプルはもとの姿に戻っていないようだ。

マスター「俺は知らんぞ」

ユウ「もう戻らなくていいんじゃない？」

アオ「いやいやいや、戻してあげましょうよ！(汗」

クロ「しゃべってるんなら、ホテルの営業手伝ってよ！！」

シン「クロー♪」


ボフッ


クロ「イヤああああああああああああああああああああああああああああああああああ！？来るなあああああああああああ！？」

抱きついただけなのに・・・。

グラム「こっちの方がカッコいいわよ。」

軽くひでぇなおい。

マスター「あ、わかった。」

皆「・・・えっ？」



沈黙。



マスター「ファ・・・シンプル！ここに立って。」

マスターに言われた通り、指示された所に立った。

マスター「いくよー。」

シンプル「何するの？」




ドスッ！！




マスターに腹を殴られた。

シン「〜！？」

アオ「ちょっと！？え！？」

シン「う、うお・・・！ォ、オe(自主規制)！！」








床一面に黒い液体が散らばっている。その中にはプリズムもある・・・。

シン「あ、うう・・・。」

サァーーー・・・

シンプルの体が砂のように崩れた。

クロ「おー、すげっ。」

すると一瞬の光の後、ファウストが、目の前に現れた。それと共に、床に散らばっていた黒い液体が消滅した。

ファ「うげー気持ち悪い・・・。」

マスター「大丈夫か？」

ファ「死にそう・・・。」

グラム「こっちの方がかわいい！！」

ペロッ！

ファ「っあ！！」

耳を舐められた・・・。

マスター「元気そうだな♪」

ファ「・・・。」

グラム「もっとしてほしい？」

結構です。

クロ「あのー・・・。」

ファ「今何時？」

クロ「あのー！」

グラム「あら、もう10時じゃない！！寝なきゃ！」

ラグ「僕忘れられてたような・・・。」

皆はそれぞれ、逃げる様に自分の部屋に帰って行った。

クロ「逃げるなああああぁぁぁ！！」

ファ「皆行っちゃった・・・」

クロ「ファウスト君？」

ファ「ん？」

クロ「手伝って♪」

なんなんだその黒い笑顔は。




・・・。




ファ「わかったよ・・・。」

クロ「じゃあこのお皿洗っといて♪」


ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラッ！！

目の前には山積みの皿が・・・。

ファ「・・・(^∀^;)」

クロ「お願いしまーす♪」

うん、これは無理ですね。

ファ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ(逃走)

クロ「ん〜？何してるのかなー？」

ガシッ！！

ファ「あぐっ！！」

グリグリ・・・。

前足で押さえつけられた。

クロ「逃げるの？まさかねー。」

ファ「わかった！！わかったから足おろせ！！重い！！」



結局、皿を洗うことになった。

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