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3つ目の至宝 − 旧・小説投稿所A

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3つ目の至宝

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ドシュッ・・!!

「や、やった・・!!」

見事、弾丸はレムリアの右胸へと命中した。白い肌にじわっと紅い染みができる。レムリアは微笑と驚きが入り交じった表情のまま、目線を染みへと移した。

「・・・・」

「グ・・グレイ司令、報告しま・・・す・・」

無線機を片手に、意気揚々と戦果を報告しようとしていた女兵。しかしその期待を裏切る光景が、彼女の目の前で起こっていた。


傷が・・確実に負わせたはずの傷が、見る見るうちに白く染まっていく・・・いや、塞がっていくと言った方がいい

女兵はボトリと無線機を取り落とし、魔法でも見ているかのように口を開けた。

「う・・うそ・・」

「ふぅ・・回復術なのに体力いるのよねぇ・・まあ治ればいいんだけど。」

瞬く間に傷は白い皮膚に覆われ、ついには被弾前のような状態へと戻ってしまった。レムリアは倒れている人間達を乗り越えながら、腰が抜けている女兵の面前へと立ちふさがった。

「でも痛かったじゃない・・少しは仕返しでもさせてもらおうかしら。」

「ひ・・だ、だめ・・」

先の丸い牙の間から、ねっとりした涎が滴り落ちてくる。それを避けるように女兵は後ずさりするも、太く柔らかい腕はそれを逃がさなかった。

「ふぅぶ・・んぶ・・」

「嫌ならいいけど・・あなたの名前教えてくれない?」

両腕でしっかり抱きしめながら、苦しそうに呻いている彼女に問いかけるレムリア。そのほんのりと香る匂いは、早くも彼女の心を包み込む。

「ぅ・・アリシアよ・・いいから離して・・」

「だーめ♪あなたが私に攻撃したんだから・・今度は私の番でしょう?」

レムリアは待ちきれないように、レムリアはアリシアの顔から10cmもないところで口をひろげる。あんぐりと開かれたその口内には、先程ふりかかった唾液が池をつくっている。

「それじゃあ・・いただきます♪」

「えっ・・待っt・・」

有無も文句も言わさず、レムリアの口が彼女の腰あたりまですっぽりと銜えこむ。池になっていた唾液がドロリとアリシアの上半身を洗い、まだ外にある太ももからも筋を引いて流れだす。


にゅっぷ・・ヌチュ・・アグゥ・・

「ひゃぁ・!!んっ・・だ、出して!お願い・・!」

悶えるアリシアの頭が温かく分厚い舌に沈む。ねとりとした肉の質感に埋もれたまま、身体は宙へ持ち上げられる。

レムリアにはエンジン全開で暴れ狂う脚しか見えなかったが、代わりに舌で頭を押しつぶし、柔らかい女の肉の旨みを搾り取る。

「あひぃ・!!お、お願い・・もうしないわっ・・!!」

「あらもう降参?ふふ・・まだ始まったばかりなのに。」

アリシアの体を巨舌の下敷きにしつつ、舌先は未だ抵抗をやめない脚へと巻き付く。そしてググッとあごを傾け引きずり込むと、アリシアの全てを支配下に置いた。


べちょり・・レチョ・・ぐにゅぐにゅぅ・・♪

「はん・・!ひ・・許して・・ごめんなさい・・!!」

たっぷり唾液を含んだ舌が、頬や口蓋にアリシアを存分に押し付ける。ぶにぶにのプレスに彼女の骨は悲鳴を上げていたが、逆にレムリアは至極の悦楽を感じていた。

「おいしいわぁ・・♪ずっと舐めてたいぐらい。」

圧死の一歩手前で、漸くピンク天国は終わりを告げる。新品の布団に唾液を含ませたような舌の上に大の字に寝転がり、アリシアは荒い呼吸を吐いていた。

レムリアが舌を休ませている間に、アリシアはできるかぎりこの空間を見渡そうと首をもたげた。


にちゅ・・トロリ・・

美しいほど綺麗に並び揃っている白牙。そこから少し目線を逸らせば、ヌメヌメと光る粘膜に覆われた頬の肉が伺えた。

体が疲れて動かない状態で、首だけを持ち上げているのはさすがに苦しい。アリシアはぶよっと舌の上に頭を戻すと、逆さまに映る喉の奥を見つめた。

「(あそこに・・いくの・・?)」

泣き叫びそうになったその時、舌がボヨンとトランポリンのようにアリシアを跳ね飛ばした。
アリシアは運良く口蓋の柔らかい部分に激突し、ネトリと唾液の糸を引きながら牙の上へと落下する。

「きゃっ・・い、いきなり何するのよ・・!!」

「なにを今更♪」

あっさりと即答を受けるより先に、上下の牙と唾液による攻撃が始まった。優しく体全体を噛みほぐすような動きに、アリシアは思わず喘ぎ声を上げる。

「ひぅん・・い、いやあぁ・・!!」

「いいわ・・もっと鳴いて?」

軽く噛み締めればじわっと溢れ出す味わいに、レムリアは顔を綻ばせる。甘噛みだけでは飽き足らず、レロレロと舌でも弄ぶ。

アグッ・・ぬちゅぅ・・ねちょり・・

「も、もうやめて・・助けて・・」

ネトネト唾液まみれと化したアリシア。そんな彼女に、涎を塗りたくった浮き輪のような感触の舌が押し当てられる。
力を振り絞ろうとしても、足場が悪すぎる・・かといって牙に近づけば、またしても地獄の甘噛みをされてしまう・・



「ふふ・・どう、気持ちいいでしょう?」

「うるs・・ひゃう・・」

反抗心に点火されたものの、ベロンと首回りを舐められてはどうしようもない。ネバネバした唾液が絡みつく中、疲れが彼女に津波のように押し寄せる。



「疲れたのね・・なら気持ちよくしてあげなきゃ♪」

「ふ・・ふぇ?」

意味が分からないアリシアの鼻に、むっと今までとは違う香りが侵入してくる。甘い唾液よりも少し生臭い・・竜独特の体臭が。

アリシアは力を振り絞って辺りを見回した。舌が思い切り傾いており、動けない彼女を喉へ送り込もうとしていた。先程感じた匂いは・・胃袋から漂うしの香り・・

「イ・・いやあああああっ・・!!お願いやめて!!」

無慈悲にも返事は返ってこず、ただズリュ、ズリュッと体が滑り落ちて行くだけだった。摩擦に頼ろうとしても無駄なようで、アリシアはただ舌に這いつくばっているだけだった。

「お願い・・食べないで・・」

恐る恐る下を見るアリシア。唾液にまみれてグニグニと肉同士が揉み合う、暗く深そうな喉があった。奇声のような悲鳴を口内に響かせ、何とか舌を這い上がろうとする。

「無駄よ・・?楽しんでね♪」

「やっ・・」





ズニュ・・!グニュグニュ・・・ごきゅん・・♪

可愛らしい嚥下の音が、レムリアのすらりとした喉の向こうから鳴る。しかしその正体は、無情に人間を呑み込んでしまった、何とも残酷な音なのだ・・


「うん♪のどごしも最高!やっぱり飼っちゃおうかな・・」

ペロリと舌を出し、ぷくんと不自然に膨らんだ部分に微笑みかけるレムリア。その彼女の紅い瞳は、無邪気な食欲で埋め尽くされていた・・





そのころアリシアは・・・


<2011/05/15 15:53 ロンギヌス>消しゴム
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