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学校の先生 − 旧・小説投稿所A
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学校の先生

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「ん〜…一体どうしてそんな事に…」
ぶつくさと独り言を言うレシラム。彼は今とても複雑な気持ちでいる。彼女(カナ)は俺の嫁。そして、子供達のお母さんでもある。だが、今のカナは子供になっている。
子供達にどう説明をすれば……

「レシラミュ?どうかしたのですか?」
後ろから幼く、カン高い声が聞こえる。とりあえず、
「カナ…寒くないか?」
と答えておく。すると…

「キャナ…すごくさむいのです…」
いきなり震えだす。ビックリして俺は地面に降りて、カナを抱いて温める。
とてもヒンヤリしている……

ブルブル…

そこで、俺は
「カナ…中に入るか?」

すると…

「あう…う……うん。」

カナはうなずいてレシラムに答える。
するとレシラムはカナを自分の口に入れる。
……お…甘い…
なんてちょっとカナの味を堪能してから、呑み込む。


ゴクン…

「はぅ〜…グニュグニュして…」

お腹からなんて声が聞こえる。お腹を撫で、直ぐに家に向かって飛んでいく。


しばらくして………

家に着き、扉を開けて…
「おーい…帰ったぞ!」
と言うと、子供達が一斉にやって来る。
「お父さんお帰り!……お母さんは?」
「…お母さんは?」
と聞く子供達、俺は自分のお腹を触りながら。
「ここにいるぞ…」
と答える。さてと…ウグウグ…とカナを吐き出して、子供達にカナについて説明をする。
すると…子供達は
「へ〜…て事は!お母さんは私とおんなじ子供になるの?」

「ま…そう言う事だ…」

俺は子供達のご飯を作り、早めに寝るようにと…
子供達が自分の部屋に行くと、俺はカナを抱っこしながら自分の寝室に行く。カナはどうやら若い頃…いや幼かった頃に戻っている。
俺は…どうすれば……
「レシラミュ?…」
そっと俺の翼を握ってくれた。
「キャナ…レシラミュの事、覚えてるよ。子供達の事も。」
どうやら俺の心を読んだみたいだ。その通りだ。俺はカナが俺達の記憶が無いかと心配してた。
「ああ…なら良かった…」
俺はカナを抱き締めながら、ベッドに横になる。
「大丈夫なのです。レシラミュ!」
カナは俺の頭を撫で撫でと触る。笑顔が眩しいな〜…



<2013/01/24 17:46 シャビー>消しゴム
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