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壊れた作者 − 旧・小説投稿所A

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壊れた作者
− リアルにコックさんって怖い。 −
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「なんか戦いたくないな〜♪」
満腹の私はゆっくり椅子に座りこむ。
「……ジュンジュン。」
いきなり隣に座り話かける。
ちょっと赤くなっている。
「なに〜♪」
「お前って…かわ…かわ…」
「?」
「かわいいな〜。」
「ありがとう。」
二人共顔を赤くする。しかし、そんな時間はあっという間に過ぎた。
目の前からケチャップやマスタードを投げてくるピエロの姿が。
「も〜!!そんなに要らないわよ!」
ダダダダダ…
ピエロ達は倒れるが…
マスタードがバクフーンの目にかかる。
ピチャ!
「んんんんああぁぁぁぁぁ!!!!」
{……………ー}
バクフーンはそこら辺を暴れまわる。
「いだだだだぁぁぁ!!!!!」

「…………痛そう。」
ボソッと言う私。


「痛かった…」
ゼーゼーしながら私の所に戻ってくる。私は優しく布巾でバクフーンの顔をふく。
「ここに民間人はいないから。」
「中に行きますか。」

バタン。
食堂の中に入るが全く誰もいない。
そこら辺にはゴミや食べかすが転がっている。
手始めに手前の扉に手をかける。
ギギィィ…
『た…助けて!!』
民間人がピエロ達に捕まっている。
「民間人に当てないように!」
「わかっている!」
ダダダダダ…
思いっきりアサルトライフルをぶっぱなす。なぜなら、ちょうどピエロの上にヤカンやタライ、鍋などがぶら下がっているから。
ひゅ〜〜〜!ガンっ!
ひゅ〜〜〜〜〜 !!ガンっ!
ひゅ〜〜〜〜〜ガンっ!
ひゅ〜〜〜〜〜ガンっ!ひゅ〜〜〜〜〜ガンっ!
………
あっという間に完了!
『ありがとう!』
民間人は出口に向かって出ていく。
仕事を終えた私達も出口に向かう。
「さて、戻りますか。」
『ははは!!帰さんぞ!』
振り向けばマジシャンの姿が。
ピカァァ!!!



「……ここは?」
私達は食堂の厨房にいた。
ダッダッダッダッ…
奥から巨体なコックさんが襲ってくる。

続く。


<2012/10/29 16:43 シャビー>消しゴム
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