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Eternal★evangel − 旧・小説投稿所A

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Eternal★evangel

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目の前で拳が止まったコメトは、しばらく動かなかったが、やがて、ゆっくりと起き上がると、目を丸くした。

「…カゲロウさん、とても強いんですね。凄い速いですし…」

その言葉に、少し笑顔を見せ、

「いや、お前のコントロールも凄いぜ。何度か当たりそうだったしな。だけど、もう少し、体術を鍛えて、零距離に強くなったほうが良いな。
…あと、敬語はやめてくれ。」

そう言った。
敬語は、使われると何故かぞわぞわってなるから嫌いだ。
早苗にも言ったのだが、「この口調が一番話しやすいんです!」と言われ、未だ敬語だ。
すると、コメトは、

「はい!ありがとうございます!」

と返事を返してきた。
…だから敬語はやめてくれ。


そして、その後、コメトが体術の特訓をしたいと言い出したので、それに付き合った。
俺が基礎を教え、早苗が練習相手になった。
そしてそのまま夜が明け、帰ろうとすると、早苗に声をかけられた。

「あの…、今日、コメトさんの歓迎会ってことで、私の家でパーテイしませんか?」

意外な言葉だったが、もちろん賛成だ。
コメトも、賛成のようだ。
すると、早苗は、

「良かった〜。えと、じゃあ、早速家に来て下さい」

そう言われ、早苗の後に着いて行き、イルネス国へと入って行った。
すると、そこには、荷物を背負ったルカリオが居た。

旅にでも出るのか?と思ったが、公務員とそいつの会話を盗み聞きした早苗によると、逆らしい。

どうやら、この国への滞在、出来れば移住がしたいらしい。

まあ、俺達には関係無いな。
そう思い、そいつの側を通ろうとした時だった。

「移住は…ちょっと待って下さい。………ええ、大丈夫ですよ。ここに住むのなら、何か仕事をしてもらいますが、希望はありますか?」
「はい。何でも良いですが、出来れば戦闘職でお願いします」

その言葉を聞いた俺は、そのルカリオに声をかけた。

「なあ、あんた名前何て言うんだ?
…ああ、俺はカゲロウって言うんだ。」

唐突に話しかけられて、とても驚いていたが、そのルカリオは答えてくれた。

「…僕は、ツキカゲって言います」

ツキカゲは、不思議そうな目でこちらを見ていた。

「そうか。…なあ、お前、森の警備員をやってみないか?」



ツキカゲの名前は、
ナムコオリジナルの、『月影SASURAI』から取りました。

さすらいの旅人。みたいな…
<2012/12/18 20:47 ラムネ>
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