楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル
とある研究者の日記 − 旧・小説投稿所A

RSS | 感想 | TOP
とある研究者の日記

|<< < 4 / 7 >>|

「ん〜…リスクが高すぎる…下手したら死ぬかも…」
実験のレポートを書いている途中、色々とリスクがある事に気付く。今までゲノム実験で成功したと言う例が無い、ほとんどが植物状態になっせいる。
でも…仮に成功しても半人半魚ってある意味気持ち悪いかも…
ハァ…とため息をつくと。

ガチャ

「間宮博士…さん?」

「だ…誰?」

扉の方を向くと、一人の女の方がぽつんと立っている。少々おどおどとしていて落ち着きが無いのか、怖がっているのか…私のはわからない。

「貴女…名前は?」

「私は…新人の中野…千春」

「千春さんね…よろしく。」

「アワワワ…よろしくお願いします。」

「で…何しに来たの?」
一番聞きたい質問を聞いてみると…

「助手をしなさいと…上からの命令で…」

なるほど…上からね…チッ…
とんだ邪魔が入ったね。しかし、この子なら別に邪魔にならないかな?
さて、仕事仕事。すると、私の近くに来てそっと…

「あ…あの〜…聞きたい事が…」

「な…何?」

「ここの研究…すごく酷いですね。」

「は!?」

「ここの施設の人もみんな…怖いし…動物達が…」

「…そのうちなれるよ。」
彼女の肩をポンッ!と叩くと
「そう…そうですね。」
私に向かって微笑む。すると…

コンコン…

私と千春は一緒に水槽の方を向く。子供のシャチが何かを伝えようとしている。私は直ぐに装置をシャチに付けると…

『こん…にちわ…』

「あら♪…千春さんに挨拶しているね…」

「ああ…えっと…ここ…こんにちは。」

「も〜…おどおどしないの♪」
ポンッ!と今度はお尻を叩く。

「ひゃん!」

「フフ…♪」

ここの施設に入ってから、笑顔を見せるなんて…まっ…良いか。
この子なら言っても良いかな?
打ち明けてみようかな。いや…まだまだね。




<2013/01/04 12:05 シャビー >消しゴム
|<< < 4 / 7 >>|

TOP | 感想 | RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b