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幸せには神が付き物です − 旧・小説投稿所A
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幸せには神が付き物です
− そうして一人になった僕 −
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「んん…っ」

僕はゆっくりと眠りから覚めた。
しかし、何かが違う。あっ…

「お母さん…?」

お母さんが居なかった。
いつもなら僕の横で寝てくれてください男が居ない…。
お母さんが朝、家に居ないのはほとんどないハズだ。
でも、なんで…

「お母さん、どこに居るの…?」

まだ朝が早いため、大声は出せないのだが、僕はお母さんを呼んだ。
…でも、お母さんの返事は返って来なかった。

「…手紙……?」

ふと、食卓のテーブルの上を見ると、真っ白な綺麗な紙が、角を合わせてしっかり折ってあり、乗っていた。
僕は、その手紙を、ひったくるように素早く手に取り、綺麗に折られた紙を開いて、その紙に書かれた文字を読んだ。

泣かんばかりだった…。
手紙には、お母さんの柔らかい字でこう綴られていた。
{カイム、おはよう。しっかり眠れた?
突然、お母さんが居なくなってゴメンなさい。
昨日、カイムに言った<神様>のお話、覚えている?
そして、この村の掟。
昨日言いたかったことだけど、お母さん怖くて話せなかったこと。
この手紙で伝えます。

お母さんは、神様に捧げられます。
もちろん嘘なんかじゃないの。本当の話。
でもやっぱり、もっとカイムと一緒に居たいと思いました。
しかし、お母さんが神様の下へ行かなければ、この美しいアルガム村が壊れてしまいます。
お母さん一人、たったのそれだけでこの村が美しくなれるのならと思い、私は行ってきます。
----だから----
さようなら。いままでありがとう---}

その手紙には、僕の目から溢れた涙で、どんどん滲んでいった。
だって、内緒で行くことなんてないじゃないか…
人生で一番愛していたお母さんとの別れ。
その出来事は、僕の心に大きな癒えない傷を刻み込み、お母さんの顔を思い出す度に僕を苦しめた。

そんな僕は、癒えない傷を押さえたまま今に至るんだ…。


過去はこれでいいかな;
相変わらずの低クオだがなw

閲覧ありがとうございますっ!
<2013/03/15 21:05 三日月の真実>
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