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異世界の漂流者 − 旧・小説投稿所A
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異世界の漂流者

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「え・・・」

嫌な考えというものは結構当たるものである

しかしなぜ強固な守りを誇るハルセアが陥落したのだろうか?

「ソラ様!」

ベルザの声に考え事をしていたソラはハッと我に返った

詳細を聞こうと兵士を再び見るが血まみれの姿が目に入る

「あなた、早く医者に見てもらいなさい!」

ソラは兵士に指示したが兵士は断った

「私は怪我してません!これは負傷者の血です!」

「負傷者!?」

「ハルセアから続々と人が避難してきているんです。負傷者もかなりの数います」

「避難者の収容に全力を尽くすように他の兵士にも伝えて。それとハルセアが陥落した理由は分かる?」

「いえ、そこまではまだ」

「分かったわ。行って頂戴」

「了解しました!」

「ベルザもこの事をシュルツさんに伝えて!」

「はい!」

ベルザと兵士は部屋から出て行った




「イテテテ!」

「大丈夫か?」

「大丈夫?」

シュルツが艦長室のベットに腰掛けると獣人の姿をしたグライフとサラが心配そうに聞いてきた

グライフにやられた傷がまだ治らないので体が痛む

しかも今度は右足にも傷が増えたし・・・

「はあ〜・・・今日もつかれたな〜」

ぼふっと音を立ててベットに横になる

「そういえば・・・グライフから聞いたんだけど別な世界から来たんでしょ?」

「ああ、そうだよ」

「元の世界に帰りたいと思う?」

「・・・それは」

サラからの質問に言葉が詰まった

今までは帰りたいと思っていたけど・・・本当はどうなんだろうか

このままここで暮らすのも良いかもしれない

ここは争いも無く平和だし・・・

「どうなんだろうな・・・帰れるか分からないし」

「ウフフ。帰れなかったら私と暮らしましょ♪」

「ぶっ!」

思いもよらない言葉に噴出した

一緒に暮らすってもしかして・・・そうゆう事なんだろうか

チラリと横を見ると椅子に座って本を読んでいるグライフがニヤニヤといやらしい笑みを浮かべている

「あら、赤くなっちゃって可愛いわね♪」

優しく微笑みながらサラはシュルツの枕元に座る

そしてシュルツの頭をそっと撫でた

その行為にさらに顔が赤くなる

そこにいきなりテスターが入ってきた

「先輩!!」

「うおっ!!ノックぐらいしろ!」

驚いて慌てて起きる。サラに頭撫でられてるとこ見られたら何て思われるかたまったものではない

「すみません!今ベルザさんから聞いたんですけど、ここから東にいった所にハルセアっていう大きな町があるそうなんです。で、そこの町が何らかの理由で陥落したので警戒して欲しい言っていました」

「陥落?一体何があったんだ?まぁ警戒するに越した事は無いからな。各班に準警戒態勢を取らせとけ」

「了解しました」

テスターはビシッと敬礼すると部屋から出て行く

その背中は不安のあまり小さく見えた・・・










「はぁ・・・」

「どうしたシュルツ?」

シュルツのベットで寝ているサラを見ながらため息をついたシュルツにグライフが話しかけた

「いや・・・パスレイを守れるか不安でさ・・・」

「何言ってんだお前?今日の朝、竜が来てもウィルクの主砲で撃ち落すって豪語してたじゃないか」

今度はグライフが呆れた表情を浮かべため息をつく

「何かを守るほど難しいものは無いんだよ・・・」

「ふ〜ん」

興味ないとでも言いたげな返事でグライフはまた本に視線を落とす

「まったくどうすればいいんだか・・・」

帽子を脱いで頭を掻く

「あ、そういえば・・・」

「ん?どうしたグライフ?」

「いや、思い出したんだ。ハルセアを襲ったやつらを」

「本当か!?」

シュルツはグライフの肩を掴みガクガクと揺さぶる

「頼む!教えてくれ!!頼むから!」

「ぐえっ!分かった!分かったからやめろ!」

シュルツの手を払いのけるグライフ

グライフは急に真剣な顔になって話し始めた

「ハルセアを襲ったのは竜と狼だ」

「竜と狼?」

「ああ、一月ほど前にその連中が来て、ハルセアを襲うから仲間に入らないか?って聞いてきたんだ」

「お前はどうしたんだよ?」

「俺は群れるのが嫌いだからな。入るわけ無いだろ」

「ふ〜ん・・・その連中の規模は?」

「確か・・・竜15匹に狼17匹だったかな?」

「そんなに・・・」

「まぁ俺が知っているのはこんな事ぐらいだ」

「そうか・・・まぁ、ありがとう。そんな情報でも役に立つよ」

「ふん。そうか。覚えておけ。俺は情報は教えたが人間の味方はしないからな」

「分かってるよ」

シュルツは大きく欠伸をした

時計を見ると12時を過ぎている

「どれ・・・ちょっと夜風に当たってくるよ」

「ああ、わかった」

シュルツはドアに手を掛け部屋を出た



何か書き方が変わったと思う今日この頃

作者の都合により異世界の漂流者は休む事にしました

今後書くかどうかもわかりませんが勝手な事ばかりして本当にすみません・・・
<2011/07/21 19:25 雪風>
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