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竜との日常{続編}
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カウント中
シン「1、2……18、19…この次何か分からないや」
ロイ「えーと…数えるのめんどくさいからもう行こう」
シン「うん♪バレないバレない!」
二匹は洞窟を飛び出し
スイトを捕まえに飛んで行った。
ス「ここまで来れば…多分大丈夫だろうな」
スイトはというと
走ってから洞窟まで遠く離れており
太い木で姿を隠していた。
ス「捕まったら即食われる。…別にいいけどね」
ぶつぶつと言いながらも辺りを伺っていた。
ロイ「スイト兄ちゃん…どこにいるんだろう?」
シン「僕がスイト兄ちゃんを食べたいな〜」
ロイ達はとうに二手に別れており
うろうろしながらもスイトを探していた
ス「ん?あれは…シンか」
まだこちらに気づかれていない
こそこそとスイトはシンから離れていった。
ス「そう簡単には捕まらないからな」
岩影に隠れて辺りを見回ながら
また、こそこそと歩き出す。
うまくしたらあの子竜達から逃れるかもしれない
ス「これなら何とかいけるかも」
後ろを向いた状態で辺りを確かめなが、ゆっくりと歩いており
すぐさま走り出そうとした
ス「よし、行く…」
ブニュ…
ス「!?」
柔らかくほんのりとした温もりのような物に体が接触した。
嫌な予感がし、汗水垂らしながらもスイトは見上げた。
ロ「スイト兄ちゃん、見〜つけた♪」
ス「…!!」
ニコッと笑顔でだらだらと涎ながら俺に近づいて来る。
ス「まだまだ!!」
ロイ「あ!」
急いでロイから離れていく
ロ「スイト兄ちゃん待て〜♪」
すかさずロイも追いかけていく。
ス「く…もう見つかったか」
氷の雨から逃走しており、後ろからロイが楽しそうに追いかけてくる。
ヒュウウウウゥゥ
ス「うわ!?」
ロイが吐いた吹雪がスイトに襲いかかり
木でガードをし、ピキピキと周りは凍っていた。
ス「ネージュみたいな事するな〜」
ヒュウウゥゥとスイト目掛けて氷を吐いている。
ずっと待ってたら氷の世界になりそうなのでその場から離れようとした…
ツル!!
ス「え?」
ドテ!!
ス「ぐえ!!」
つるっと足が滑り、転んでしまう。
衝撃は凄い訳ではないが地面も凍っている事に気づかなかったのだ。
ス「す、滑る〜」
体はつるーんと滑っており
氷の床が無い所までスイトは滑っていた。
ガサ、ガサ…
草むらにスイトの姿消え
ロイはバッサ、バッサと飛びな
■作者メッセージ
ネージュ「何使ってんの…」
え!?…何のことかな〜
エレニム「せこいですよ…」
いや〜簡単に捕まらないようにだな〜
ネージュ「キャンプに戻るんじゃないの?」
大丈夫!ランダム式でどこに着くか分からんのだ…
<2011/05/31 22:50 スイト>
▼作者専用
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