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竜との日常{続編}
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− 敵の罠 −
「はあ!」
ドガア!!
「うあ!」
蹴りがまたも炸裂、カイオーガはまた怯みだす
ス「さて、どうするか」
スイトも何か策略がないかと考えている
カイオーガの激しい攻撃をさっさとよけているが体力にもどこまで持つか分からない
カ「むん!」
ル「あぶね…」
ドシイイイインン!!
ル「…………………」
ス「うわわ!!」
カイオーガのしかかりをひょいとかわすルカリオ
降りた時の衝撃は半端なく、威力が凄まじい
ル「………………」
両手からエネルギーを溜めている
どうやらあれをやる準備をしてるのだろう
ル「はああああ!!」
バシュ、……ドゴオオオオンン!!
波動だんがカイオーガに命中し、悲鳴は聞こえず
爆風による煙がもくもくと出てきた
カ「……………ニヤ……」
ル「ち、まだ倒れないか…」
煙は消え去り
カイオーガは表示を変えず、ルカリオに突撃していく
ル「はあはあ…」
カ「…………………」
何度か打撃を入れるがカイオーガは倒れる気配がない
全く攻撃をしてこないカイオーカも様子がおかしい
ル「やはり伝説を相手にするのが駄目だったか」
カ「あ、すきあり〜♪」
膝を抱え、ルカリオは砂浜に座りこみ
それを待っていたのかカイオーガはヒレをブンブンと回し、かわらわりを打ち込もうとする
ル「ぐ…」
ス「させるかー!!」
カチ「trap(罠)!!」
カ「え!?か、体が…」
カイオーガの下からビリビリとした円が出来上がり
じたばたと暴れまくっても身動きを取れなった
カ「ぬぬぬぬぬぬ!!」
ス「ルカリオ!今だ!!」
ル「あ、ああ!!」
我に帰ったルカリオは両手に力を振り絞り
カイオーガに向かって走り出す
ル「これで終わりだ!!」
ドドドドドドドドドド!!!
カ「く……ああ…」
ラストにかけたインファイトをカイオーガに全て打ち込んでいた
ル「ハア、ハア……ぐ…!!」
ボゴオオオンン!!
カ「………………………」
最後の一撃でカイオーガは倒れ込み
罠がすーっと消えていく
ス「た、倒した…」
ル「あ、ああ…」
二人は息を切らし
スイトは元に戻って体を休ませていた
ス「本当に…疲れた…」
ル「俺もだ…こんな奴を…相手をするのは初めてだからな…」
ス「…………………」
カ「誰が倒しただって?」
ス&ル「!?」
どこからか声が聞こえる……ま、まさか…
カ「キヒヒ♪」
ぐったりと倒れていたカイオーガは
ゾンビのようにゆっくり立ち上がってきた
カ「失礼しちゃうな〜こんなんで僕が倒れると思う?」
ル「な…」
ガシ!!
ガ「捕まえた〜♪」
いつもなら即座に回避できるが体は疲れており
そのまま巨大なヒレがルカリオをがっちりと押さえ込む
ル「は、離せ!!」
両腕に力を入れるが異様な力によって無意味となる
カ「ご苦労だったね〜君って素早いから体力削るの大変だったよ〜」
ル「な!?」
ス「!?」
その言葉に俺はふと思った
先ほどの戦い方でルカリオの攻撃をバンバン喰らっていたのはわざと喰らっていたのか
最初からこれを狙いに!?
カ「もうへとへとだよね〜」
ル「ぐ…」
カ「でも大丈夫だよ、君は僕の餌になるんだから♪」
ル「ふ、ふざけるな!!誰がお前なんかと…」
カ「ぶう〜まだ元気があるらしね」
ル「が!?」
ルカリオを砂浜に叩きつけ
ルカリオは顔上げるとカイオーガの不敵な笑みが見えた
カ「獲物を弱らせるのって楽しいんだよね〜」
ル「!?」
ス「ああ…」
スイトはその
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