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竜との日常{続編}
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− 絶体絶命 −
ス「これはやばぃ展開だろ(汗」
ル「ぐ…ぬ…」
カ「イヒヒ♪」
両手でヒレを離そうとするがカイオーガ異様な力でねじ伏せてしまう
ル「この、離せ!!」
ドガア!!
カ「いた!!」
右足を思いっきりカイオーガの顔面を蹴り上げる
だがヒレの拘束から解放される事はなく、これが逆効果を起こしてしまう
カ「むぐぐ…やったなー!!」
ググ、バタン!!
ル「が!!」
カ「まだ元気がある君には…」
ス「!?」
体全体でルカリオを抑えつけ
抵抗を封じ込め、重さと息苦しさに悶えており
カイオーガの表情はいつになく満面の笑みを浮かべていた
カ「えい♪」
ピョオン…ズシイイインン!!ズシイイイイィィンン!!
ル「ぐあああああ!!」
ス「る、ルカリオー!!」
ぴょんとカイオーガの体が少し浮遊すると
勢いよくルカリオを押しつぶしていた
カ「ほらほら〜♪」
ズシイイイインン!!
ル「…が…あ…」
ドサリ
何度もプレスされ、ルカリオはピクリとも動かなくなった
カ「あれ〜気絶しちゃったのかな?…でもさせないよ♪」
ズシイイインン!!ズシイイインン!!
ル「………………………」
気絶をしても潰す事をやめず
何度も潰すが意識が戻る事はなかった
ス「やめろー!!」
キチ 「STORONGER(強化)!!」
カ「ほえ?」
ス「これでどうだー!!」
ボコオオオオンン!!
メモリがそう叫ぶとスイトは右手を握り締め
カイオーガに向かって思い切っきりパンチする
ス「…………………」
カ「ふふ、もう終わり?」
ス「な!?」
カ「邪魔♪」
バシイ!!
ス「ぐは…」
カ「そこでじっと待っててよ。君も僕の餌になってもらうんだから…」
ス「ぐっ、好き放題言いやがって……ゴホ…」
ヒレでスイトを弾き飛ばし
カイオーガの視線はピクリとも動かないルカリオに変わり、体をつんつんと触っていた
ル「……………………」
カ「もう死んじゃったのかな?まあいいや♪」
グアアアア…シュルリ
口から現れた巨大な舌は
まるで大蛇のように大きく分厚い舌がルカリオを捲いていき、口の中に入っていった
カ「ん〜おいひい〜♪」
ス「………………………」
強者の中へ閉じ込められたに関わらず、一切悲鳴などは聞こえなかった
いや、とうのあいつは意識が不明状態で巨大な舌に弄ばれているのだろう
ゴクリ
ス「あ…あ…」
何時か立つと不気味に聞こえてしまった。呑み込まれ、ルカリオは死と言う名の胃袋に連れていかれ
彼は満足そうにゲップをしていた
カ「ごちそうさま〜♪」
ス「…俺の……せいか?」
今更気づいてしまった…
あいつが餌になってしまったのも俺が海に近づいてしまったこと
あいつの忠告を無視したこの俺が……
カ「後は君を頂こうかな〜?」
ス「!!」
今度は自分の命が危ない!!
俺は服の中に隠しているメモリを出す
カ「無駄な抵抗はよそうよ〜そうすれば痛い事はしなくてすむのに…」
ス「う、うるさい!!」
メモリを手に取り、スイトは構える
■作者メッセージ
ネージュ「スイトの終わりも近いわね」
いやいや…それはまずいだろうに
ルカリオ「死んだら怨霊としてお前を呪ってやる(怒」
二つのプレッシャー(汗あいつに勝つ方法は何か無いのか…
<2011/06/25 17:28 スイト>
▼作者専用
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