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竜との日常{続編}
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トレ「ふう…もういいだろう」
ス「ああ…」
数時間が立ち、ようやくトレゾアが俺に声をかけてきた。渦巻きに巻きつけられていた尻尾に解放されゆっくりと立ち上がる
ふとお腹を見てみたが膨らみは消えてるので恐らく消化されてしまったのだろう
そしてトレゾアに視線を変えるといつの間にか元の姿に戻っていた
トレ「…スイト」
ス「ん…」
じっと見つめてくるトレゾアだが急に俺を抱きしめてきた。それを応えるかにスイトも抱きしめた…何時までも
トレ「…帰るのか?」
ス「ああ、また来るよ」
トレ「そう、いつでも来るがいい」
ス「あ、それと…」
トレ「…?」
ス「また…あれやらないか?」
トレ「ほう…あれか、いいだろう」
ス「また…やりたくなってしまった」
トレ「ふふ、私も楽しみにしてるぞ」
訳の分からない会話していてトレゾアは妙ににやけている。そう、この二人がある事をしてるなんて誰にも予想がつかないのだ
ス「あと…また来るってロゼとライルにも伝えておいて」
トレ「ああ、分かった」
チュ…
ス「ん…」
またもトレゾアに口づけされ、少し照れてしまう。ヘロヘロに倒れてるトマートを抱え、歩き出した
ス「じゃあな、トレゾア!」
トレ「ああ、またな」
互いに手を振り二人は離れていった
ス「さてと」
カチ「trans(変身)!!」
ご存知とも言えるトランスメモリを作動して体をルギアとなってトマートを口に銜え込んで空を飛ぼうとした…
?「待ちなさい!」
ス「ん?」
どこから声が聞こえ
きょろきょろと辺りを見回すと目の前に水色ロングヘアーの女性が立っていてパッと口からトマートを出してしまった
ス「げ…」
?「あら、この姿を見て分かんないとは言わせないよね?」
ス「ゆ、雪おんn…いて!」
?「それで言うのはやめてくれないかしら?」
ス「…はい」
目にも止まらぬ速さでルギア(スイト)の頭をゲンコツした。頭がズキズキ痛く女性の拳にはしゅ〜っと煙が出ていた
ス「いてて」
?「さ、それはさておき背中に乗せて」
ス「え、何で?」
?「いいから」
ス「いやだ」
?「へえ〜そんなに食われたいの?」
ス「はい、乗せます」
威圧のこもった声にスイトは反論できずに体制を低くしてその女性を背中に乗せて空を飛んで行った。
?「ほら、もっと速く飛べないの?」
ス「や、やめんか!」
途中氷でできた剣をいちいち差し出しては脅迫をしてくる為飛びにくいのもほどがあった。やはり姿形が変わっても氷の女王様に変わりはなかった
ス「ふう…」
パアアアァァァ…
ス「ん…」
ネ「ふう、すっきりした♪」
住処に戻ると水色ヘアーの女性がいきなり光り出すと水色の竜へと変わった。そう、この人間はネージュだったのである
ミ「あら、スイト」
ロ&シ「スイト兄ちゃん♪」
ジェネ「………………」
ス「あ…」
ミレ「お帰り♪」
ス「た、ただいま」
洞窟の奥へ進んでるとほとんどのメンバーが俺を迎えてくれた。こう見てると本当に家族に思えるな
ミ「所でスイト、今までどこに行ってたのかしら?♪」
ス「え…?」
ミ「今までどこに行ったのかって聞いてるの」
ス「え、遊びに行ってた」
ネ「ふ〜ん嘘おっしゃい」
ス「く…」
ミ「〜♪」
状況を唯一知ってるのはネージュ、そしてどんどん問い詰めてくるピンク色の竜ミレア。もはやプレッシャーとも言える場に俺は固まってしまった
ス「………………」
ミ「何も言わないの?それじゃあ」
ジェ「
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