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竜との日常{続編}
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− 新キャラ登場 −
ス「………………………」
トマ「………………………」
ウン「〜♪」
グラ「………………………」
その頃のスイトは言うと
火山らしき場所へたどり着いていて辺りはゴポゴポと音を鳴り響いてるマグマが流れててもし落ちたら即死とも言えるだろう。俺たちはわずかな足場を頼りに進み蒸し暑い空間をさ迷ってた
トマ「わあ、すごく暑い」
ウン「にゅん…」
ス「ま、そりゃマグマの中だからね。クーラードリンク飲んでたからいいけどこれはちょっときついな」
グラ「おい、それはともかくよ…どこまで行くつもりだよ?」
グラ「おい…」
ス「なに?」
グラ「火山に着いてからはいいが、どこまで行くつもりなんだ?」
ス「ああ〜それは言えないな」
ス「うーんまだまだ先かな」
グラ「そうか、だがずっと時間が立てばお前らを喰うからな?」
ス「はいはい、分かったから少し待っててよ」
トマ「(お前らって僕も入ってるの?」
ス「ってトマ危ない!」
トマ「え、うわー!?あちゃちゃちゃ!!」
軽めに火山が活発に動いたのか海にあるマグマが羽上がり、トマの体に少しかかってじたばたと走り回っていた
ちょっとでも体にかかっただけでめちゃくちゃ熱いのがよく分かる
トマ「はあ〜死ぬかと思った(汗」
ス「つうか下手すりゃ死ぬからな」
グラ「たく、こんなところに一体誰が住んでるんだよ?」
ス「それは見てからのお楽しみ」
ドゴオオオオオオンン!!
トマ「うぎゃああああ!?」
ス「うわああああ!?」
ニコッとした表情だけ見せてまた歩き出す
途中で溶岩が爆発して大噴火を起こしてしまい、上から岩石が大量に降り注ぐとスイトやトマートなど大慌てでその場から離れた
トマ「ああ、怖かった〜」
ス「はあ…はあ…危なかった」
ウン「うきゅ〜」
グラ「お、俺も…少し危なかったぞ」
ス「…?」
珍しくグライフも息を切らしていてギロッとした目付きで俺を睨んでいた。すると急に俺を尻尾で拘束し、ギュウウゥゥと締め付けた
ス「ぐ、ぐえ…苦しい」
グラ「あのな、いつまで俺を危険な目に会うつもりなんだ?」
ス「ご、ごめん」
グラ「ち…!」
ス「う、ゲホゲホ!」
トマ「だ、大丈夫ですかスイトさん?」
ス「あ、ああ…でももうすぐだ」
激痛に覆われた体を背負い、俺はよろよろと先へ進んでいくと広い空間へたどり着いた。そこは四人で保ってる足場と広いマグマだけである
ス「お〜いヴァル〜!」
?「ん〜?」
トマ「え?」
スイトの呼び掛けと同時にトマートの視線には下のマグマから何者かの胴体が出現したことに気づく
トマ「う、うわわ!?」
グラ「どうした?」
トマ「い、今何かいた!」
グラ「ん…?」
情けなく尻餅をつかせていた彼にグライフはトマートの指差した場所を見るもそこには誰もいなかった
グラ「誰もいねえじゃねえか」
トマ「あ、あれ〜おかしいな?」
ゴゴゴゴゴゴゴ!!
グラ「くぅ!地震か?」
トマ「おおっと!」
ウン「にゅにゅ!!」
ス「…来たな」
大きな揺れと共に辺りは深度は一気に上がっていき俺たちは体を支えるので精一杯だった
徐々に前方のマグマは大きく浮き上がりグライフもそれを見つめていた
ボゴオオオオンン!!
トマ「え!?」
グラ「ぐ…なんだ!!」
ス「来た来た、久しぶり〜」
ドボンと溶岩から姿を現したのは蛇のように体が長い、いわゆる龍が参上したのだ
?「あれ?スイトじゃないか」
ス「そうだよ、ヴァル」
トマ「ヴァ、ヴァル?」
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