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【保】ハロウィン小説 お菓子をくれないと○○するよ!
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「あぅ……わ、私をどうするつもりなの?」
「フフフ……あら? お菓子が喋ってるわね……
喋るお菓子か……ウフフ……これはこれからが楽しそう……」
ハロウィンで見てきたみんなの仮装の比ではない、
ミロさんのその顔を見た瞬間、私は背筋が凍るような錯覚に襲われ……
一歩も身動き出来なくなり、私に向かって伸びてくるミロさんの尻尾に巻き付かれてしまった。
「フフフ……それじゃ、フライゴン。
今日のところは……『お菓子』だけで勘弁してあげるわ……」
「自分でやっておいてなんですが……
明日引き取りに行きますので……無事に返してくださいよ。」
「フフ……分かったは……保証は出来ないけどね……」
そのやり取りを最後にミロさんはFさんの元から離れ……
私を尻尾に巻き付けたまま、何処かへ私を連れ去ろうとする。
段々と私の目から小さくなっていくFさん。
そのFさんに思わず手を伸ばし……
その時、私の頭の中にFさんの声が響いてきて、
「フフ……アイゼンさん。
楽しいハロウィンをお楽しみください♪」
その言葉に私は完全に力尽きてしまった。
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←<2011/06/08 20:50 F>
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