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【保】雨が止むまで・・。
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・・・・・雨が強くなり、遠い街で時計がなる。
あれから何時間かした。勝負を始めてから。
誰がどう見ても負けた。
ブイゼルの腹にはクチートのメタルクローの跡。
僕の顔にはボーマンダのドラゴンクローの跡。
ボーマ「なんだよ・・・。もう終わりか?雨だって降り止む気配ないのによ。」
クチ「しかたないですね。所詮この程度です。さあ、いただきましょうか」
僕は逃げようとする・・・。でも足が動かない。
もう走る力も残っていない。
もう死ぬしかない・・・。
ブイゼルもかろうじて意識はあるが喋る気力もないようだ。
ボーマ「そうだな・・・・。じゃあこっちの猿から頂くか♪」
そういって僕の2倍はあろうかという口を近づける。
その大きな口が開く。
ピンク色の・・・大きい舌が出る・・・。
その時
ボーマンダが吹っ飛ばされた。
僕は突然のことで何が起こったか分からなかった。
前に立っていたのは・・・。
ブイゼル・・・。
彼はとっさにスターの実で強化されたアクアジェットを彼に食らわせていた。
もちろん戦いのときに使っていたらふっ飛ばされはしなかったが、
今は勝った余裕さえ感じていた。
無防備だった。そこにブイゼルは突きこんだ。
ボーマ「・・・いってぇ・・・。よくもやりやがったな。」
ボーマンダは心底怒ってるらしい。 それもそのはずだ。
敗北条件の崖にぶつかりかけたのだから、相当なプライドが傷つけられた。
ヤナ「逃げろ・・・・またあいつに攻撃ができるか分からないぞ・・・。」
ブイ「この前言ったよね・・・?いつも守られてばっかりだから 今度は僕が助けるって。」
ボーマンダが大きな口をあけながらブイゼルに迫る。
ブイ「今がその時だよ。」
ブイゼルにボーマンダのピンクの舌が触れる。
ブイゼルはその舌に巻かれる。
僕は何かしようと試みた。
覚えてる技・・・アクロバット・・・。種爆弾・・・。ソーラービーム・・・。
そして・・・。 試してみる価値はあるかもしれない。
くさむすび!!
ボーマ「うおっ?!」
そういうとボーマンダは僕の技をまともに受け崩れ落ちる。
それもそのはず、この技は体重が重ければ重い程威力が上がる。
この技で相当ダメージを食らったはずだ。
ボーマ「てめぇら・・・・ゆるさ・・・ねえぞ・・・。」
ブイゼルがいつの間にか空中にいた。
くさむすびを受けた時に空中にはじき出したらしい。
僕はブイゼルを受けようと立ちふさがるクチートにアクロバットをくらわす。
さすが鋼タイプ。そこまで動じない。
でも本体の腹に当てたからふらついてはいる。
限界な足と格闘しながら・・・・。
ここだ・・・。
早く・・・。
落ちてこい・・・。
その時
何かを空中でブイゼルをつかんだ。いや、正確にはくわえた。
?「ふぅー。間一髪ってところっすね。」
ボーマ「おせぇぞ!馬鹿野郎!」
?「なんですかぁ?助けてきたのに〜。心外っすねぇ〜」
フライゴン・・・僕が前に倒したやつだ。
フラ「お!誰かと思えばこの前僕に”偶然”勝った坊ちゃんじゃないっすかー。」
僕を指さす。 ブイゼルを手に持ちかえながら話す。
ヤナ「どうした?また負けにきたn・・・」
強気のセリフを言う前にボーマンダほどではないが大きな舌を
ベロォォォォォォォォォ
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