[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS
rain tears -心の涙-
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
− 狼と踊れ 2 −
その禁断の誘いがトレゾアの加虐心を煽ってしまう。
甘噛みの速度、強さを早め、強め
更にソーマを責める。
「あっ……んっ……お、お姉ちゃ……」
溢れ出す唾液は底知れず。
零れるままに唾液という粘液をソーマに塗りたくる。
僅かな挙動でさえ糸を引く程に。
「クフフフ……」
邪な笑みを貼付け、甘噛みしつつ性感帯を舐め上げる。
「あぅん!?」
「もっと喘がないと身体が持たんぞ?」
それこそ、一番の甘美な喘ぎだったかもしれない。
快楽の波が寄せては引いていく。
トレゾアの戦略にソーマは数分も持たずに体力を奪い取られてしまった。
呼吸は浅く、早く。
その肉厚の狼舌に全身を預け、もはやトレゾアの支配下に堕ちていた。
「そのようでは、呑んでしまうぞ?」
「もぅ……ダメ」
「そうか……続きは私の胃袋だな」
口内が急激に傾く。
言葉の通りにトレゾアはソーマを呑み込まんと
天井を仰いで喉に餌を流し込もうとしていた。
いとも簡単にソーマの身体は喉に滑り込み、喉肉が足を捉えた。
ごくん……
金狼の喉がぷくり、と小さく膨らむ。
■作者メッセージ
久々の更新
少し長いかな?
<2011/09/20 16:53 セイル>
▼作者専用
[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS