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「…やあ♪」
ルナ「ひっ……!」
背後から囁かれる声が、ルナを震えさせる。見つかった…恐らく壁を吹き飛ばして来たのだろう。もう逃げ場が…
ルナ「…おねがい…助けて…」
カイオーガ「どうしよっかなぁ〜……
…レロン♪」
ルナ「あひっ…」
首に舌が触れる。全身が鳥肌が立つが、有無をいわせず愛撫が始まった…
ヌチャア…ネチュオ…♪
ルナ「お…お願い…やめて…」
カイオーガ「ん〜〜〜…じゃあさ、代わりに何かくれたら……見逃してあける。」
ルナ「えっ……?」
変わり…生け贄だろうか?だとしたらあとこの船にいるのは…
ルナ「オ、オルクを…?」
カイオーガ「オルクっていうんだぁ〜。
そ、君の代わりにね。」
ルナ「そ、そんな…」
カイオーガ「嫌なら別にいいんだよぉ?」
ニュルニュル…カプ♪
ルナ「わかっ…たわよ…」
ついにルナは脅迫に負け、オルクの部屋へと道案内させられる。腰にはしっかりと舌が巻きついているので、逃げられない。
ルナ「ど、どうしてこんな事を…」
カイオーガ「ほえ?…僕何かしたっけ?」
ルナ「なっ…」
どうやら罪悪感など塵一つないようだ。
それもそのはず、カイオーガにとっては単なる、朝ごはんなのだから…
パタ…
ルナの足が止まる。部屋の前にきてしまつた…オルクはまだ寝ているようだ。
カイオーガ「あ〜け〜て♪」
ルナ「え、ええ…」
できるだけ時間を稼ぎたかったが、失敗のようだ。カイオ、ガはドアを超えズンズン部屋に入ってくる。
部屋の中にはオルクが、気持ちよさそうに眠っている…今までの事など知らないだろう。
カイオーガ「ありがと♪行っていいよ。」
ルナ「わかっ…たわ…」
カイオーガ「あ、そうそう。鍵は閉めておいてね♪」
ルナ「うっ…」
またしても気づかれた。鍵さえ開けておけば、なんとかオルクも出られたかもしれない…
ルナは扉をバタリと閉めると、鍵を掛けた。これでオルクは…
ルナ「ううっ…」
突然目に涙が溜まり、ルナは駆け出した。
1つの命と引き換えに…
<2011/05/15 14:26 ロンギヌス>
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