[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS
白夜の妖狐
01
02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
− 思い想い −
あの黒狼が去って、早くも三年。
随分と静かになり、人の気配も随分と失せた。
黒狼の伴侶には酷い事をした。
彼奴は儂に喰われたと言うのに憎む事もなく咎める事も無かった。
それどころか行方不明になった黒狼の行方を儂に尋ねてきおった。
そこで形だけでも謝罪を述べておくべきだった。
三年間も思い続けた。
それは恋≠ノ似ていたかもしれぬ。
<2011/12/14 22:14 セイル>
▼作者専用
[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS