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後ろの正面だあれ
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ルート2
〜〜〜〜〜〜〜〜
「私が頂くわ。いいでしょう?」
「いいよー♪たっぷりお仕置きしてあげてね?」
「ふふ…分かってるわよ…」
氷竜が悔しそうに歯ぎしりしているのを横目に、レムリアはそっと坂本を持ち上げる。
「あ、ああ…」
「そこまで震えなくてもいいじゃない…ちょっと遊びましょうか。」
そのまま両手でしっかり持ち、キョロキョロと辺りを見渡すレムリア。すぐにちょうど良さそうな大木を見つけると、くるんとカイオーガの方を向いた。
「ごめんなさい…ちょっと二人きりにさせてもらってもいいかしら。」
「………ぶー…」
「…大丈夫よ♪逃がしたりなんかしないから。」
今のセリフは、坂本の儚い期待を踏みにじるものだった。
「ならいいよぉ〜。好きなだけどうぞ♪」
「ふふ…ありがとう。」
レムリアは暴れだす坂本を無理やり押さえつけ、クリーム色の手で口を封じる。かえって強く暴れますだしたものの、気にせず大木の陰へと行ってしまった…
〜〜〜〜〜〜〜〜
「ぷはあっ…!!な、なんて事しやがる…息が…」
「悪かったわ…でもしょうがないじゃない。あなたが急にジタバタするんだもの。」
「っ……で…いったい何を…」
「決まってるじゃない…オシオキよ。」
じゅるっ…ポタポタ…
「ひ…ひいっ!!や、やめろ…いやだ…」
こぼれた涎は坂本の頬に命中し、悲鳴がレムリアを貫く。ここまで抵抗されると食べ辛いのか、レムリアはまたしても口を軽く塞ぎ、今度はマシュマロのような自分のお腹に押し付けた。
「ふぶぅ…!?むぅぐぅ…うう…!!」
「そんなに怖いなら…ちょっとカウンセリングでもしてあげましょうか?」
「ぶむぅむ…うぶぶ…」
YESともNOとも聞こえないうめき声を、レムリアは強制的にYESと見なす。早速口を塞いでいた手を外し、彼の背中へとまわした。
敵に抱きかかえられる形になった坂本は、無論恥ずかしさに唸っていたが、少しずつじわじわと込み上げてくる快感に悶えるようになった。
「ん…何も恥ずかしがらなくていいのよ…?今は私に任せて…」
「う…ぶふぅ…」
優しく誘惑するような声を受けて、いとも簡単に坂本は降伏してしまう。ぷにっと弾力のある快楽を求めて、自分から身を寄せつけていく…
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
「ぅ…レム…リアさm…」
「そう言えばあなたの名前聞いてなかったわ……なぁに?」
「坂…もとです…ぐもぅ…」
「そう……じゃあ坂本くん。わたしはアナタを食べたいんだけど……だめかしら?」
「んぅん…だ、だめで…す…死にたくな…い…」
「ふぅん……どうしても?」
レムリアは少しだけ抱き締めるのを止めると、今度はすりすりと頬を擦りあわせる。おねだりする子どものような仕草に、坂本の心はくすぐられた。
すぐ近くに感じられる竜の吐息…甘い形容し難い香りがただよい、坂本は泥酔状態に陥ってしまう。
「ぁぅ…やめ…ひぅう…」
「ねぇいいでしょう…?わたしお腹すいちゃったの…」
追い討ちをかけるように甘えた声を出すレムリア。さらにペロリと首の裏筋を舐められてしまい、坂本は女の子のような悲鳴を上げる。
「もう…いちいち反応がかわいいんだから……気にいったわ♪」
頬ずりをやめ、再びぽふっとお腹へと抱きつかせる。もう坂本のプライドは、加熱したチョコのようにとろけきっていた。
「そういい子ね…ご褒美はこれでいいかしら?」
「むえっ…?ふ…ふぶふむぐぅぶっ…!!」
抱きしめた
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