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稲光と氷雪
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、頷いた。
「無理させたくないから、触れないけど……看病してあげる」
「ありがと……」
「ユーリィ!?」
ユーリィはリオートに微笑むとその首に左手を絡ませた。
リオートが慌てた様子で迅速にその腕を振りほどき、首を横に振った。
「ダメ……ユーリィが死んでしまう」
「……明日はリオートの番だからね……覚えておいてよ?」
まるで病床の人間かのような言動でリオートに喋りかける。
リオートは密かに願う。
せめて、カヅチのように自らの意思で捕食を行う事が出来ればと。
触れるだけで命を奪うような事が無くなればいいとー
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←<2012/10/02 19:28 セイル>
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