[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS
学校の先生
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34
− こんな事って... −
レシラム達は、立ち入り禁止の森へ進んで行く。
幸いバクフーンの血痕が残っており、元の場所へ戻ることも可能だった。
そして、現場へ。
しかし、カナの姿が全く無かった。
するとクルマユが
「先生!これって。」
クルマユが、指した先には血のあとが
奥へ奥へと続いてる。
レシラムは、この血をカナの血痕だと推定する。
レシラム達は、その血痕のあとをたどって進む。
着いた先には、洞窟が。
「多分、この先にカナがいる。」
レシラムが先頭に洞窟へ進む。
中は、薄暗くとても寒かった。
=====
一方スイクンは。
「そろそろ、吐き出そうかしら?」
グェッ!
ペチョン。
カナは、少しずつ冷えていく。
それを見てスイクンは、首をつかみ洞窟の奥へと進んで行く。
すると出口にたどり着く。
その場所は、森の近くの山。
山の前には、海が見える。微かに香る塩の匂い。
スイクンは、カナを置くとすぐに洞窟へ戻って行く。
======
レシラム達は、血痕のあるところの終わりにいた。
「くそ!一体どこに!?」
「ふふふ♪お探し者?」
突然の笑い声が洞窟中に響きわたる。
子供達は、レシラムの後ろにしがみつき、震え出した。
「先生...怖いよ〜!」
「おい!出てこい!」
すると目の前にスイクンの姿が見えた。
「あ〜ら♪珍しいお客さんね!」
とてもいい笑顔で出迎えた。無邪気な笑顔で。
レシラムは、スイクンに向かって。
「おい!人間の女の子を見なかったか?」
スイクンは、すぐに答えた。
「いいえ!私は、見ていませんよ♪」
しかし、彼女は墓穴を掘る。
「私は、カナって言う人間は見ていませんよ♪」
レシラムはつっこむ。
「ほぉ〜!なぜカナってわかるのかな?」
スイクンは、少し焦った。
「いや!だってあなた達のバクフーンがカナって言っていたからね♪」
彼女は、またしても墓穴を掘る。
レシラムは、睨みながら言う。
「ホォホォ!みんなは、先生と言うのにか!?
つまり、お前が犯人だな!」
スイクンは、逃げ場を無くした。
「くぅっ!ばれちゃったらしょうがない。」
さっきまでの笑顔が急に黒い笑顔に変わっていた。
彼女から、殺気が感じる。
「なら、意地でも私を倒してみな!」
スイクンは冷凍ビームを撃つ。
それに対してレシラムは、青い炎を繰り出した。
氷と炎では、炎が有利。
レシラムは、勝利を確信していた。
だがスイクンは、青い炎を華麗に避けて逃げ出した。
レシラム達は、追いかける。
「まてーー!!!」
========
スイクンは、洞窟から抜け出すとすぐさまにカナの近くに止まる。
そして、レシラム達が洞窟から抜け出す。
それを見たスイクンは、カナを持ち上げた。
「ふふ♪良いのかしら?この子がどうなっても。」
「くっ!卑怯者!」
レシラムは、手足も出せない状態に。
すると、
ビュッ!
「先生を返せ!!」
なんと、ツタージャがスイクンに向かってつるのムチを繰り出した。
バシン!!
カナは、地面に落ちた。
「みんな!一斉攻撃だ!」
電気技は、放電とエレキボール
草技は、グラスミキサーとエナジーボール。
ビュッ!
ビシャーーー!!ドゴーーン!
バリバリ!
「倒したの?先生!」
だが、スイクンの姿とカナの姿が無かった。
「!!」
レシラム達は、辺りを見渡す。
「あ!あんなところに!」
スイクンとカナは、崖のすぐ近くまでいた。
カナは、崖から落ちそう。
「ふふ♪残念でした。さ!ショーの始まりよ!」
スイクンは、カナを持ち上げ崖の下へと落とした。
「やめろーーー!!!」
時はすでに遅かった。
カナは、崖の下へ下へ
[5]
→
▼作者専用
[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS