[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS
夢見がち日常
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
途中からグロいです。
学校の外周に植えられた桜の木に隠れながら、俺達は機会を伺っていた。
校長先生に銃をつきつけている男が、校長先生と重なってしまったのだ。
校長先生を助けれないと、勝機は0に等しい。
しょうがないので、しばらく待つ。
すると、その男は何を思ったのか、横に居た校長先生を引っ張って歩き出した。
二人の位置がずれた。
それを見て、サザンドラは口に紺色の何かを溜め、一気に放つ。
ゴォォォォォ!
サザンドラの放った『竜の波動』は、綺麗に男に当たり、そいつを吹き飛ばした。
校長先生が自由になったのを確認し、俺は皆に聞こえる最低限の声で叫ぶ。
「全員、突撃っ!」
すると、俺の横から、大小様々な影が飛び出していった。
そして、俺は、校長先生を安全な所に避難させる為、校庭に入る。
すると、エーフィが近付いて来て、こう言った。
「…やっぱり怖いから、一緒に居て、マスター…」
「…俺、弱いけど、良いの?」
エーフィが常軌を逸して可愛かったので、そんな事を言う。
けど、構わないと言う様に首を振って、俺の横に来た。
実は一人は怖かったので、少し安心した。
そして俺は校庭を見て、校長先生の位置を確認すると、
「あぁぁぁぁぁぁ!」
全力で走り出した。
テロが居る中を走るのは、すんごい怖かった。寿命が縮んだ気がした。
そして、無事校長先生の元に辿り着いた瞬間、誰かがこちらに向かって発砲。
死ぬ…。そう思った時だった。
キィン!
全く聞き覚えの無い音。
辺りを見回すと、エーフィが泣きながら、目を青く光らせていた。
「…マスターに……」
そこで一度言葉を句切ったエーフィ。
どうやら、『サイコキネシス』で銃弾を止めてくれたらしい。
ありがとう、と言おうとした瞬間、
「手を出すなぁぁぁぁぁぁ!」
エーフィがそう叫び、俺を撃ったと思われる奴が、
グシャッ!
エーフィの異常な強さの『サイコキネシス』によって、圧迫され、紅い花を咲かせた。
あんなにおとなしいエーフィが…と驚きながら、校長先生と一緒に避難した。
道中、エーフィに守ってもらった。
■作者メッセージ
エーフイやグレイシアは、努力値とかしっかりふって、上手く育てれば、
50レベで特功が200行くぐらい強いんですよ。
だから、勝手に『200族』って呼んでます。
(だから何だって言うツッコミはしたら負けです)
<2012/12/17 20:47 ラムネ>
▼作者専用
[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS