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夢見がち日常
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ゲーチスを食べて、満足したようなホワイトキュレムは、俺達に近付いてきた。
「改めて礼を言う。ありがとう。助かった」
そう言うと、何処かへ飛んでいった。
多分、ジャイアントホールにでも帰ったのだろう。
「ラムネ、本当にありがとう!君がいなかったら、僕、何も出来なかったよ…」
キョウヤにもお礼を言われた。
さすがにちょっとてれくさい。
「いやいや。キョウヤはいろいろ教えてくれたじゃん。俺もお礼を言おうと思ってた。ありがとう!」
空気に呑まれて、ついそんな事を言う。
すると、キョウヤが、
「ところで、僕、年越しパーティーするんだけど来ない?一緒に年を越そうよ!」
「マジで!良いの!」
俺と俺の仲間全員の期待の籠った視線を受け、ちょっと怯みながらも、頷いてくれた。
「よっしゃー!行くぞー!」
「「おーっ!」」
さっきまでのシリアスな空気はどこかに吹き飛び、空を飛んで、サザナミタウンに向かった。
そして、俺は、そこにいたイッシュのジムリーダー達と一緒に楽しく過ごし、直ぐに予定の日になってしまった。
「楽しかった!ありがとな!キョウヤ!」
そう言うと、キョウヤは、
「うん!どういたしまして!また遊びに来てね!」
笑顔でそう返してくれた。
「もちろん!じゃあ、ティアル、よろしく」
そして、ティアルがまた何かを呟き、地面に魔法陣が浮かび上がり…
「じゃ、またな!」
「うん!じゃあね!」
その言葉を最後に、俺達の姿が消えた。
そして気が付いたら、いつもの風景に包まれていた。
「じゃ、今日こそチョコケーキ作るか!」
そう言いながらドアを開け、
「ただいま!」
と我が家へ入っていった。
おしまい。
■作者メッセージ
年が変わるんで、一旦切って、来年からタイトル変えて切り替えて書こうと思います。
あ、でも、『Eternal★Evangel』のアンケートの二つ書いてからになります。
<2012/12/30 14:15 ラムネ>
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