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1人と8体(仮称)
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− 全ての、始まり −
とある世界の廃墟。
そこは、かつて起こった戦争により、今や誰も近寄らない場所・・・そこで、一人の少年が目を覚ました。
「うっ・・・」
顔をしかめ、頭を押さえながら立ち上がり、周りを見回す。
まだまだ幼さの残る顔つきだ。
「・・・あれ、ここは?・・・僕は、誰だっけ・・・?」
周りを見回しながら、首をかしげてそう呟いた。
そのまま彼は立ち上がって、前に・・・取り合えず、前に進み始めた。
「・・・だ、誰!?」
進みはじめて1分もたたないうちに、彼は立ち止まり、周りを見回して突然叫んだ。
特に声が聞こえた訳でもないのに、だ。
「・・・うん、分かった・・・」
さも誰かが居るかのように、そう呟いた後・・・さっきとは逆の方向へと、歩き出していった。
そしてそのまま・・・彼の姿は、見えなくなった。
■作者メッセージ
こんなに短い1話を書いたのは初めてだな・・・
なおこの話は、僕の世界(妄想)が元なので、
細かい描写にはなるべくこだわらないように
書いていくつもりです。
<2012/12/05 23:32 想西>
▼作者専用
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