[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS
ゆめ
01 02 03
04 05 06 07 08
とある街のとある病院 その一室
ドクン ドクン ドクン ドクン ・・・
(何の音だろう・・・)
ドクン ドクン ドドクン トクン ・・・
(最近この音しか聞こえない)
トクン トクン トットットット・・・
(この音も最近弱々しい・・・)
トットット ト・ト・・ト
(あ 止まった)
「・・・止まったわね」
「止まったニャ」
(ひぃ・・・誰? というかどこから・・・)
「こんばんは・・・」
(・・・こ、こんばんは)
「ありゃ意外と礼儀正しいニャ」
(てか誰ですかこんな時間に、ヒト呼びますよ)
「呼んで見るニャ」
(え・・・)
「あんた死んでるわよ」
(えっ、そっそんな・・・)
「さっき聞いたでしょ 自分の心臓の止まる音」
「じゃ、説明はあとニャ・・・行くニャー」
(え、ちょっと待っ・・・)
そして三人の姿は掻き消えた
彼の異変に人が気づくのは
それから2時間が過ぎたあとである・・・
<2012/12/25 03:54 でんしんばしら>
▼作者専用
[1]
TOP [2]
感想
[3]
RSS