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ゆめ
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雲をも見下ろす不思議な世界
月に照らされ輝くは
大きな大きな黒き城
闇に潜むは偉大なホーム
それが彼らの帰る場所
「ふぅ、やっと着いたニャ」
(これがホーム・・・)
「そゆこと・・・」
「そうだニャ、まだあんた体無いから誰にも見えないニャよ」
(えっ・・・)
「じゃ、開門ニャー」
ココゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
シーン・・・
「ささ、入るニャ」
(あれ、誰も居ないんですか)
「今、門番以外みんな出払っているのよ」
(・・・そうなんですか、門番?)
「そ、あそこのガーゴイル達」
「あんたは霊体だから居ない事になってるニャ」
「あんたも気を付けなさいよ、こいつなんてこの前・・・」
「やめるニャー」
「ごめんごめん」
(・・・何があったんだろう?)
「知らぬが仏ニャ」
などと騒ぎながら廊下を進んでいると
大きな扉の前に着いていた
<2012/12/25 03:57 でんしんばしら>
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