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アニヲタ君とアイドルちゃん
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「「皆さんこんばんはー!」」
「今日の司会を勤めさせていただきますAliceのカナデと…」
「サクラです!宜しくお願いします!」
「さて、今日は、特別企画…」
と自分の担当のアイドルが見事な司会をしている中、冬夜は…。
「こんな企画やっても視聴率取れねぇよどう考えても面白くねぇよ意味ない番組作んな目を覚ませよプロデューサー頭沸いてんのかこんちくしょー…」
とブツブツ愚痴を言っていた。
そんな彼の手には番組の企画書が握られていた。
中には、
『100m走
↓
60mハードル走
↓
障害物競争
↓
1500m走
↓
借り物競争
点数
一位 4点 二位 2点 三位 1点 四位以下 0点 最下位 -1点』
と、やる種目の順番と点数の配分が書かれていた。
冬夜は一度口をギリギリと噛み締め、そして、吹っ切れたように顔を上げた。
その時、司会の二人は全員の紹介をしていて、最後に冬夜の紹介をしようとしていた。
「最後はあたし達のマネージャーさんの、冬夜さんです!」
「今日は、いっぱい頑張って下さいね!」
そう言われて、冬夜は自然と口を開いた。
「はい!精一杯頑張ります!」
凡コメントだったが、若さと希望溢れる表情のお陰で、結構大きな拍手が貰えた。
「ありがとうございました!それでは、最初の競技、いってみましょう!」
奏がそう言うと、六レーンあるトラックに、全員が走り出した。
参加者は全員で18人。
だから、6×3で並んでいて、冬夜は最後の列に並んでいた。
「まずは100m走です!…位置に着いて…よーい…」
最初の列の連中がさくさくと移動を開始し、スタート位置につく。
「「ドン!」」
二人が元気に、だけど可愛くスタートの合図をした。
マネージャーだけの大運動会が、とうとう始まった。
■作者メッセージ
テスト終わったー!(二つの意味でw)
まあ今日からまた定期更新に戻せますw
なので、皆さん楽しみにしてください!(シネェヨ
読んで下さってありがとうございました!
<2013/01/17 16:40 ラムネ>
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