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Their sins in vessel soiled
01 02
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− 過ぎた年月 −
解き・・・この言葉で【10年前の思い出】が呼び起こされた。
【探偵事務所】があり、そこで働いていた【ザングース】の【ザグ】と【ミミロップ】の【ミナ】。
彼らとのひと時は楽しかったな。
できれば、また会いたいという思いもあるが・・・。
「アヴァリティア・・・他に仲間が居てもいいか?」
「・・・あぁ・・・待っていてやるから、早くしろ」
俺は了承を得て、ザグ達に力を貸しにもらいにいくことにした。
もちろん、俺達の計画については秘密で・・・。
強引に連れて行くぐらいでないと、説明無しでは無理だよな。
「我・・・時空を超える者なり・・・10年前の、あの時・・・あの場所へ繋げたまえ・・・」
銀色の光が魔方陣を描き、渦を巻く。
そして、その渦は穴となり・・・繋がる。
・・・?
仲間が増えているようだな?
ルカリオに・・・カイリュー・・・色違いのザングース。
これなら、やはり強引に行くしかないか・・・。
空間には壁があり、壊さなくてはいけない。
左手に力をこめて・・・
「スー・・・ハー・・・オラァァア!」
グーパンチの状態で壁に突っ込む。
「赤いネコー!」
ドパリィィーン
『ほ、ホントに来やがった』
『リュイーーッ!』
「あーっと、ザグ!ミナ!急いでこっちに来てくれ!」
『あー?なんでだよ』
「いいから早くっ!」
『ええええっ!?』
周りの視線も気になったが、すぐに彼らの腕を掴み、強引に連れて行く。
ひとまず、これで大丈夫だな。
シュウゥゥウンッ
空間を閉じる。
これで、謎解き専門分野の二人を連れてくることができたから、少しは楽になるだろう。
「久しぶりね、ザグさんにミナさん♪」
「こいつらが・・・探偵稼業の二人か・・・ジュルリッ」
アヴァリティアが最後に出した音は誰にも聞こえない。
俺にも、グランにも・・・彼ら二人にもな。
「よし、これで良いんだな?」
「あぁ」
「えぇ」
『というか、誰?』
『ヘリオス達の知り合い?』
「最初の謎は・・・」
次回予告的な何か
アヴァリティアと呼ばれるものから出される謎。
それを解き明かしてヘリオスとグランは計画を遂行できるのか?
そして、状況を理解していないザグとミナは、どのような反応をするのか?
最初の舞台はエヴァリティス地方南に位置するパルシフア国。
昔に最も大きなことが起きたことで有名な国。
そこで繰り広げられる宝探しの結末は如何に!?
好ご期待!!
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■作者メッセージ
2352文字・・・何時の間にww
次はウインドさん、よろしくっ!w
<2013/03/20 01:46 ヘリオス×ウインド>
▼作者専用
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