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Their sins in vessel soiled
01 02 03 04
− 真実は・・・ −
「行ったわね・・・まぁ、謎は共通だからね」
「そうだな・・・アヴァリティ・・・ア?って、居ない!?」
「まぁ、ヒントは貰えないでしょうから、謎を自力でね」
グランは別の謎を解くと言ったが、本当は共通の謎が出されている。
【輝き無き土地に宝無き】
輝きが無い土地にま宝は無い。
普通に考えてこうだが、そうなると
輝きがある土地には宝はある・・・
少し、納得がいかない。
とにかく、あいつらは【映しの湖】に行ったわけだし、俺達は反対の現パルシフア王宮にでも行こうかな。
「グラン、行くぞ?」
「えぇ、いつでも」
「レライン!」
「ふぅ、疲れるな」
「まぁまぁ、頑張ってね。それよりも、【大罪の器】はあるのかしらね?」
「悪魔が宿っているのなら、相当な魔力を帯びてるんだろ?」
「まぁ、そうなんだけど・・・私でも、感知できないわね」
輝きが何を示すのか未だに分からない。
そのままの意味で、
【光】を示すのか?
それとも、人々の輝き・・・
【活気】ある土地を示すのかは分からない。
とにかく、一刻も早く見つけ出さなくては・・・。
「・・・驚いたな・・・」
「えぇ、そうね・・・この土地に伝わる器は【四枚鏡】と聞くけど・・・」
「この国には鏡は一切無い・・・問題だろ」
首都パルシフアキも現パルシフア王宮も、隅々まで探した。
お店にあるのでは無いかと思い、探してみるも・・・鏡をそもそも、この国では使用禁止となっているらしい。
鏡使用禁止って、グランにとっては地獄だな。
「ヘリオス・・・もしかしたらさ、このヒントだけでは無理なのかもしれないわ」
「そうだな・・・そうなれば、旧パルシフアキ王宮」
「昔・・・1500年程前にあったできごとがあるわ」
町中での呪文は禁止なので、歩きながら首都パルシフアキを抜けようとしていた。
その間にグランがこの国で起きていたことを話始める。
[エヴァリティス歴 0074
この年に、【革命】が起きた。
理由は、悪逆非道な行いをする王への制裁。
王宮には、王を護る盾が幾つかあった。
最初に、屈強な兵士達。
次に、王女【ウガビア・パルシフア・サンルフ】を守護している、ナイト。
そして、国境を争った戦争で見事勝利へと自国を導いた軍師・・・【ファントム】。
しかし、ファントムの交錯によって、ナイトは死亡した。
また、王も革命軍が辿り着く頃には亡き者になっていたらしい。
結果的には、王を消すことができたので、革命は成功した。
しかし、肝心の軍師と王女の姿が無かった。
海岸で後悔の涙を流しながら倒れている王女を見つけたものの、彼女もまた死んでいたらしい。
四枚の鏡を大切そうに持ちながら・・・。]
「へぇ・・・で、軍師はどうなったんだ?」
「!?あ、それはね・・・行方不明としか、記されていないのよ」
「【後悔の涙】か。やっぱり、鏡のあれは」
「この革命が発端でしょうね」
後悔の涙・・・涙と言えば、鉱石なんかにそんな名前を使うものもあったけか?
涙・・・それよりも、まずは旧パルシフア王宮だな。
輝き無き土地に宝無きなら、そこには宝は無くともヒントぐらいあるだろう。
「よし、グラン・・・行くぞ」
「えぇ・・・」
「レライン!」
「ここが、プルリフの町」
「革命が起きる前はここが首都だったのよね」
「とにかく、王宮の中を探そう」
「そ、そうね」
何故か、グランには動揺が見られる。
何かを知られたくないという感じの動揺が・・・考え過ぎだな。
今となっては廃墟と化した王宮・・・1500以
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