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忙しくなった日常(続編)
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− そして翌日 −
ラ「ぬうぅ・・・なんだかきもちよかったのう」
先に目を覚ましたのがラオ爺。やっぱり年寄りは早起きだw
ラ「・・・ん〜何か忘れているような・・・」
――――――――――
ラオ爺の中
ポタッ・・・ポタッ・・・
た「ん〜・・・雨漏り?」
ポタッ・・・シュゥゥゥッ
た「・・・胃液かぁ・・・」
シュゥゥゥゥッ
た「・・・ってだぁぁぁぁ!あ、アンクル!」
ア「むにゃむにゃ、あと10分・・・」
た「・・・あと10分・・・分かった。・・・んなわけないだろ!起きろ!」
バシッバシッバシッ
ア「ぬぅ・・・そんなに叩かなくてもよかろう」
た「は、早くラオ爺に吐き出してもらうように言ってよ!溶かされちゃうよ!」
ア「・・・ククク、ならそうなろうではないか♪」
た「なっ!まさかアンクル・・・」
ア「大丈夫じゃ。ワシが側にいてやるからのぅ」
ムギュッ・・・なでなで
た「あ、アンクル・・・」
ア「この前はワシとお主だけが痛い目にあわなかっただろ?だから今度はワシらの番じゃ♪」
ジュゥゥゥゥッ・・・
た「・・・アンクルがそういうなら受け入れるよ」
ア「ククク、ワシラは不滅じゃ♪」
そして胃液が満たされると意識が遠くなり、徐々に溶かされていった。
――――――――――
ラ「ぬう・・・なんだか旨いのう♪しかしなぜじゃ?」
モワモワ・・・ボフッ
ラ「な、なんじゃ!?」
ア「げほっごほっ・・・」
た「な、なんだこの蘇生のされ方は!ごほっ」
ア「煙たいのぅ・・・ごほっ」
ラ「・・・そうじゃ!アンクルとたぐともが入っていたんじゃ!」
た「・・・やっぱり忘れていたかラオ爺・・・」
ア「まぁ、これておあいこじゃ♪」
ラ「ぬう、まさかアンクルを味わえたとは・・・なかなか旨かったわい♪」
なるほど・・・一部の小説で見たとおり、竜の胃袋は味覚器官の一つとして、舌と同様に味を感じられるようだ。だから丸呑みにしても楽しく味わえる訳だ。
ア「ワシはラオ殿がお気に入りじゃ♪」
ラ「ぬぅ・・・ワシはアンクルがお気に入りじゃ!」
ア「また食わせるのじゃ!」
ラ「それはこちらの台詞じゃ!」
た「あははは♪」
・・・ギロッ
た「はうっ!?」
ア、ラ「「何がおかしいのじゃ?」」
た「ひぅぅ・・・」(補食フラグ来たw)
ア「ワシがたぐともを食ったる!」
ラ「ワシがたぐともを食うのじゃ!」
た「息ピッタリ!www」
そんな訳で朝早くからラオ爺とアンクルに取り合いをされて、回し飲みされたあとに仲直りの印しに二匹に手と足を同時にしゃぶられ、ジャーキー扱いされたw
■作者メッセージ
これが本当だったらいいなぁ・・・
ア「ククク、そうじゃな♪」
<2011/06/03 07:25 たぐとも>
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