 Re: シャチに育てられた人間 ( No.1 ) |
- 日時： 2010/10/31 00:04
- 名前： 朱雀
- 今の季節は冬
日本海で今大変な事になっていた。
それは
ユウスケの母「ユウスケ、ごめんね。私は、貴方を育てる力が無いの。だから、誰か良い人を見つけて良い子になるのよ。」とユウスケという赤ん坊を沈まない入れ物の中に入れて、手紙を入れて海に流したのだった。
ユウスケ「オギャア、オギャア、オギャア！」と泣き叫んだが誰も助ける事は無かった
ユウスケの母は辛そうに顔を背け船に乗り去って行ったのであった
何時間が経っただろうか
ユウスケはやはり泣いていた
すると
その泣き声に反応したのか人喰い鮫であるホオジロザメがウヨウヨと集まって来たのだ
ユウスケ「オギャア！オギャア！」と生まれて初めての動物に恐怖してしまい今まで以上に泣き出してしまった
サメ達は泣き声が嫌だったのか
その場から去って行った
ユウスケの危機は無くなった
だが油断は禁物
まだ襲われる危険はある
ユウスケはお腹を空いたのか
お腹がグウっとなった
ユウスケ「オギャア！オギャア！」と泣いた
すると
ユウスケに近づく動物が来ていた
それは全身が黒くお腹と目の所が白く人間達からは
海の殺し屋と言われているシャチであった
シャチは赤ん坊に近づいた
もしかしてこのシャチもサメ同様に自分を襲うだろうかという恐怖が出てきた。
が
シャチは襲わなかった
襲うというより口先で入れ物をドンドンと陸の方に持って行ってくれたのだ
２０分後
ユウスケは陸の方に到着した
シャチはユウスケを陸にした後去ろうとしたが
一人で不安になってしまったのか泣き出してしまった
ユウスケ「オギャア！オギャア！」っと。
するとシャチは驚くべき姿になった
なんと一瞬で人間になったのだ
シャチ「どうしたの？赤ちゃん。どうして泣いているのですか？」と人間の言葉で言った
その姿は美人な女性だった
服装は白と黒の混じったハイグレ
髪は腰以上にあってサラサラで綺麗
胸は巨乳である
シャチ「あら？手紙が入っていますね。どれどれ。」と内容を言った
内容はこうだ
この手紙を見てくれた人へ
私は最低な人間です。
私は自分の生活の為赤ん坊を海に捨て最低な人間です
どうか、この手紙を見てくれた人どうか赤ん坊を育ててください。名前はユウスケと言います。
母より
という内容であった
シャチ「何ですかこれは！赤ん坊を捨てるなんて最低ですよ！」と紙をびりびりに破きながら言った
シャチ「う〜ん、ユウスケさんって言いましたね。
、、、仕方がありません。私が育てましょう。ユウスケさんの家族が見つかるまで。」と言った
すると
ユウスケ「オギャア！オギャア！」と泣き出したのだ
シャチ「ど、どうしたの！え、えっと、あ、私の名前はウィリーね。宜しく。」と言ったが泣き止まない。
ウィリー「う、う〜ん、どうしたのでしょう？、、、ひょっとしたらお腹が空いているのですか？」と言った
ウィリーは誰もいない所に行き
胸を突き出そうとした
が少し戸惑いがあった
ウィリー「人間の赤ちゃんでもシャチの母乳の味に気に入って貰えるでしょうか？不安です。、、え〜い！
早く飲ませないと赤ん坊が死んでしまいます！さ、さあ、母乳を飲んでください。」と巨乳の胸を突き出し
たのだ
すると
赤ん坊は嬉しく胸に吸いつくのだった
お腹が空いていたのかウィリーの母乳を沢山飲みまくりだった
ウィリー「ん！！んはあ！こ、この赤ちゃん、じょ、上手ですね、エッチも。」と言いながら飲ませた
そして
お腹がいっぱいしたのかゲップをし眠りに着いたのだった
ウィリー「寝てしまいましたか。寝顔は可愛いですね。ユウスケさん、おやすみなさい。」と胸の中に入れながらウィリーも眠りに着いたのであった
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| Re: シャチに育てられた人間 ( No.2 ) |
- 日時： 2010/10/31 00:11
- 名前： ロンギヌス
- 最後、ユウスケがむっちゃ羨ましい・・
カイオーガ「ぼくじゃだめ？」
・・君は人間になれないでしょ？（どっちもシャチだけど
あと、ウィリーさんいきなり寝て大丈夫？
美人ならハイエナの様な男に誘拐・・
（まあそんな男にはお仕置きしちゃうんでしょうけど
朱雀さんの作品、毎度毎度楽しみに待ってます。
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| Re: シャチに育てられた人間 ( No.3 ) |
- 日時： 2010/12/08 00:33
- 名前： 朱雀
- 翌日
ウィリーは目を覚ました
ウィリー「う、う〜ん。もう、朝ですか？、、あ！そういえばユウスケ君は大丈夫でしょうか？」と自分の胸に居るユウスケを見た
すると
安心しているのかぐっすりと眠っていた
ウィリー「良かった、平気みたいですね。、、さてこの事をセツナに言ったらなんて言うのでしう。」と言った
そうウィリーには彼氏が居た
この彼氏の名はセツナ
２年前から付き合っている
性格は怒ると凄く怖い
特に人間が一番嫌いである
何故かと言うと
自分の家族をショーの為に持って行き離れ離れしてしまったからである
ウィリー「はあ、こんな所をセツナに見られたら大変な事になりますね。あの人人間嫌いですから。」と言った直後だった
１頭の雄シャチが陸に来た
すると
ウィリーと同様にすぐ人間になった
？？？「お〜い、ウィリー。どうしたんだ、こんな所で。」とその者は言った
ウィリー「あ、貴方はセツナ！な、何故此処に！」
セツナ「何故って、俺とお前の結婚式だろ。忘れたのか？」
ウィリー「あ、ああ、そうだったね。ご、ごめん忘れてた。」とヘラヘラと笑っていた
だがセツナは気付いた
ウィリーが後ろに何かを隠している事に
セツナ「おいウィリー。」
ウィリー「何？」
セツナ「後ろに隠している物はなんだ？」と聞いてみた
ウィリー「え？こ、これは。そ、そのセツナ、怒らないで聞いてね。」
セツナ「ああ、分かった。」と言った後ウィリーは隠している物を見せた
セツナ「、、、これって人間の赤ん坊だよな？」
ウィリー「ええ、そうです。」
セツナ「何でお前が赤ん坊を持っているんだ？」
ウィリー「昨日、泳いでいると赤ん坊が海で浮いているのを見掛けたの。だから、助けたの。家族が見つかるまで可愛がろうと思うの。セツナ、お願い。許して。」と言った
だが
セツナ「お断りだ！！」と怒りモードの状態で言った
ウィリー「何で！！」
セツナ「人間達は俺達に何してきたのか忘れたのか？俺達をショーの為に水族館て言う所に連れて行かれたことを！」
ウィリー「確かに、人間達は酷い事をした。でも、でも、この赤ん坊は、いいえ、ユウスケ君は人間達に捨てられたのです。彼が独立するまで育てようと決めました。だから、お願い。彼を育てる事を許してください！」と言った
だが
その時だった
最悪な事が起きた
セツナは赤ん坊を掴み何と海に放り投げたのだ
ウィリー「！！！！ユウスケ君！！！！」と言った直後ウィリーは直ぐに赤ん坊を助けた。
ウィリーはユウスケを抱きかかえた
そしてセツナに言った
ウィリー「セツナ！！貴方は何をしたのか分かっているのですか！！この子を殺そうとしたのですよ！」とセツナを睨みながら言った
セツナ「っは！それがどうした？そんな餓鬼一人死んでも誰も悲しまないだろう。、、、さあ、ウィリー、結婚式場に行くぞ。そんな餓鬼を捨てて。」と手に触れようとした瞬間ウィリーはその手を振り払った
ウィリー「貴方は最低な男です。貴方との結婚は取り消しです。もう貴方と私の関係は唯の知り合いです。、、とっとと失せて下さい。」と言った
セツナ「ウィリー。っけ！そんな男を育てても意味が無いぜ。まあせいぜいその赤ん坊を育てる事に専念するんだな。お前は、シャチの中では最低な女だ。」と言ってシャチに戻り海の中に戻って行った
ウィリーは直ぐに自分の服の中にユウスケを入れて
体温で暖めた（勿論、胸がユウスケの顔にくっ付いている。）
すると
だんだんとユウスケの体が温かくなりユウスケはお腹が空いていたのかウィリーの母乳を飲んでいた
ウィリー「ん、、はあん！、、ユウスケ君、また母乳を飲んでいるのですね。良かった無事で。」とユウスケの頭を撫でながら微笑んだ。
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| Re: シャチに育てられた人間 ( No.4 ) |
- 日時： 2010/12/13 00:28
- 名前： 朱雀
- ウィリーはユウスケに母乳を上げ
眠るまで傍に居てあげた
そして
夜になった
今の季節は冬
今の気温は−３℃
赤ん坊の体では耐えられない冷たさであった
ウィリー「拙いですね、此処無人島には暖かく物はありませんし、どうやったら寒さを凌ぐのでしょう。」と考えている時だった
いい考えを思い付いたのだ
それは
ウィリー「し、仕方がありませんね。」とユウスケを軽く持ち上げた状態でシャチの姿に戻った
すると
ウィリーはユウスケを口の中に入れたのだ
そう
ウィリーは口の中の温度で暖めようと考えたのだ
だが
不安もある
もし飲み込んでしまったら大変な事になるのだ
ウィリー「絶対に飲み込まないように注意しないと。」と言いながらユウスケの体を温めた
ウィリーの口の中にいるユウスケは
まるでお母さんに抱きしめられているみたいで安心しているのかゆっくりと眠りに着いた
ウィリー「ふふ、眠りに着きましたね。おやすみなさい、私の我が子。」と言って口に入れながら海の中を泳いで行ったのであった
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| Re: シャチに育てられた人間 ( No.5 ) |
- 日時： 2010/12/22 01:09
- 名前： 朱雀
- ウィリーはユウスケを口の中に入れながら
ある場所に行った
それは
ウィリー「村長、居ますか？村長。」と言った
そう
ウィリーが行った場所は
自分が生まれた場所でよく仲が良かった村長の所に来てユウスケを住ませようとお願いに来たのだ
しかも
この村には不思議な力がある
それは
生身の人間でもその村全体だけ空気が吸えるのだ
すると
１匹のシャチが現れた
村長「おお！ウィリーではないか。どうしたんだ？」と言った
ウィリー「今日来た理由は、他でもありません。お願いに来たのです。」とユウスケを口の中に入れている状態で言った
村長「何だ？って何を口に入れているんだ？」と聞いてみた
ウィリー「それは、、。」と口の中に入れているユウスケを吐き出した
村長はというと
村長「な！これは人間の赤ん坊ではないか！、、それでお願いって何だ？」
ウィリー「はい。私のお願いはユウスケ君をこの村で住ませて欲しいのです。」と言った
しかし
村長「ウィリー、悪いがお断りだ。」と言われた
ウィリー「な！何故です！このままでは彼は一人では生きる事が出来いのですよ！」と怒鳴った
村長「ウィリー、人間は私達に何をしてきたのか忘れたのか？我等シャチを見せ物にさせているんだぞ
。だから、駄目だ！」と言った
するとウィリーはとんでもない事を言った
ウィリー「、、、、解りました。村長がそこまで言うのなら、お願いはもう良いです。ですが、私もこの村から去ります。そして、ユウスケ君と一緒に人間界で住みます。では、失礼します。」とユウスケを口の中に入れて去ろうとした
すると
村長「何故、その赤ん坊を救おうとする？」と言ってきた
ウィリー「私は、ユウスケ君の事をいつの間にか可愛くなってきてずっと傍に居たいのです。それに、ユウスケ君のことが好きなのかもしれませんね。」と言って村から去り人間達が居る地上に行った
村長「っふ、あいつも変わったな。前は人間嫌いだったのに。」とウィリーを見送りながら言ったのだった
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| Re: シャチに育てられた人間 ( No.6 ) |
- 日時： 2010/12/22 01:25
- 名前： ツタージャ
- ウィリー、いいシャチですね〜！
続きが楽しみです！
がんばってくださいね！！
（あと、僕が書いてる「ポケット捕食」も
ぜひ読んでみてください！）
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| Re: シャチに育てられた人間 ( No.7 ) |
- 日時： 2011/11/01 17:42
- 名前： オルカ
- 人間とシャチっていいですね。わたし、シャチの人間を憎む気持ちわかります。シャチ、大好きなので。それと、「ウィリー」って「フリーウィリー」のですか？
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| Re: シャチに育てられた人間 ( No.8 ) |
- 日時： 2013/08/19 23:44
- 名前： 名無しのゴンベエ
- へたくそ
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| Re: シャチに育てられた人間 ( No.9 ) |
- 日時： 2014/08/14 01:20
- 名前： 名無しのゴンベエ
- 最高でした
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- 日時： 2019/04/18 10:35
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シャチに育てられた人間