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銃と君と仲間と
日時: 2011/02/14 18:52
名前: ロンギヌス

キャラの説明は要らないかもしれませんので・・


〜ディエンドライバー〜

銃型の次元転換解放機。2次元(平面)に封じられているカードのエネルギーを、3次元(立体)として開放することが出来る。
ライドカードをディエンドライバーにセット、トリガーを引いてカードの力を解放することで、様々な生物、キャラクターを召還することができる。

先端の二連式銃口からは強力な光弾を発射。半自動式だが引き金を引き続ければ速射も出来る。
50口径のエネルギー弾丸を発射でき、有効射程は300メートル。

〜〜〜
この際おもしろそうな物は何であれ使う事にしましたw
ではでは執筆してきます・・
メンテ

Page: 1 |

Re: 銃と君と仲間と ( No.1 )
日時: 2011/02/14 19:10
名前: ウラシマ

キャラを召還できる銃か・・
ん?という事はジンオウガとかも呼び出せ・・
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.2 )
日時: 2011/02/14 20:49
名前: リオレイア

む…
そんな銃があったら…
レイアとジンオウガとクシャルダオラと…ムフフ…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.3 )
日時: 2011/02/16 00:20
名前: ロンギヌス




「仲いいわねぇ・・あの二人」

2mのレムリアが、テーブルに肘を置いて呟く。その視線の
先にはいつも通り楽しそうなカイオーガと、それによって明る
さを取り戻したツタージャの姿があった。

無邪気に遊び回る二人に興味を示したのか、レムリアはガタ
ンと席を立つ。しかしそれと同時に、まるで図ったようにロン
ギヌスが部屋へと入ってきた。

「・・・ただいま」

「おかえりなさ・・どうしたの? 暗い顔して」

「ねーねーマスター、それなあに?」

レムリアの脇からカイオーガがスッと現れ、彼の手に握られ
た黒い小さなケースと銃のようなものを指す。

「帰りに拾ったんだけど・・どうも怪しいというか・・」

「・・どうして?」

ツタージャがカイオーガの頭に飛び乗り、変なものを見るよ
うな目で問いかける。ロンギヌスは黒ケースから妙なカード2
枚、取り出して見せた。

「これ・・ジンオウガよね? どこかで見た事あるけど・・」

「こっちはケロロ軍曹・・だよね? マスターってトレカ集めてるの?」

「違うっ!!『帰りに拾った』って言っただろ!!」

3人はキャラクターの描かれたカードに釘付けだったが、ツ
タージャは銃の方に関心を寄せていた。重そうに両手で持ち上
げ、ひっくり返りそうになりながら観察している。



「・・ねえカイオーガ・・カード貸してくれない?」

「ほえっ?」

カードの中のケロロ軍曹とにらめっこしていた彼は、慌ててそれをツタージャへと手渡す。ツタージャは不安と好奇心を
顔に浮かべながら、ガチャガチャと銃をいじくり始めた。

「ちょっ・・ツタージャ何やって・・」

『ライド___ケ・ロ・ロ!!』

不気味な声が銃から聞こえたかと思うと、銃口から閃光が迸った。光は見る見るうちに見覚えのある形へと変わってい
き、ついには立体化した軍曹の姿が、そこに立っていた。

「ゲロ?」

「なっ・・なななななな・・」

「ツ、ツタージャ・・何したの?」

「銃に隙間があったから・・カードぴったり入るなと思って・・」

ツタージャ自身とんでもないことをしてしまったと思っているらしく、ガチャンと銃を取り落とした。それをレムリアが
素早く手に取り、舐めるように眺め回した。


「ゲロ・・我が輩・・どこにいるでありますか?」

一方困り果てた様子なのは、急に出現させられたケロロのほう
だ。キョロキョロと辺りを見回し、ガーンと頬に手を押し込む。

「Oh Nooooooo!!!!! 迷子になっちゃったでありますかー!?」

「あ、あの〜・・ケロロ・・軍曹?」

部屋中を走り回るのを何とか押さえ、面と向かって話をさせ
る。しかし詳しい理由は双方知りもしないので、気まずい沈黙
が長々と続いた。

そのとき、再びさっきと同じ声が銃から響く。


『ライド___ジ・ン・オウガ!! 』

「きゃっ・・」

さっきよりも巨大な光が飛び出し、部屋中を閃光が包む。どうやら今度はレムリアがいじってしまったようだ。

光が収まると、ゲームで見るより鮮やかで煌めく鱗を持ったジ
ンオウガが、天井スレスレの高さで立ち尽くしていた。狼のよ
うに鋭い目つきで、ジロとロンギヌスを睨む。

「それを・・よこせ・・」

「えっ・・」

金色の鉤爪を光らせながら、蛇に睨まれたカエルのように大
人しいケロロを指す。ケロロの腕がギュッと自分の袖を握りし
めたのを、ロンギヌスは確かに感じた。

「・・どうした? 早く渡せ・・」

「な、何するつもりだ・・?」

もう既にねっとりした涎がこぼれているので、答えを聞くま
でもなかった。ジンオウガは巨体を彼らの目の前へと持ってい
き、ケロロの頭にその唾液を滴らせた。

「なっ・・何するでありますか!!」

「分からぬか・・? 夕食となれと言っているのだ」

鉄板さえ砕きそうな爪が、見事にロンギヌスとケロロを引き離
す。立派な牙の間から流れ出る涎に、ケロロはギャーギャーと
叫んでいた。

「我が輩まだ××歳であります・・こんなとこで死ぬ訳にはああ!!」

「フン・・言うがいい。 我が胃の中でな。」

ジンオウガは食欲ゆえのスピードで、あっという間にケロ
ロを一口で咥え込む。ゴポッと肉厚な音が部屋に広がり、喉が小さく膨らんだ。

「ふっ・・冬樹どのぉぉぉ・・!!MGもまだ造ってな・・」

・・ゴクン。




豪快な嚥下に、その場にいた全員が固まってしまった。ジンオウガはやや満足そうに笑みを浮かべ、ロンギヌスの方へ向き直った。

「げふぅ・・この際だから教えてやろう。 それはディエンドライバー、望む者を自由に造り出せる銃だ。」

腹部がぐもぐも揺れているが気に留めず、淡々と銃の解説をし始めるジンオウガ。




そして10分後・・



「精々上手く使うんだな・・運命がお前に与えたものだ。」

そう言い残すと身体が七色に輝き始め、ジンオウガは雲散霧消してしまった。どうやら造り出された者が願うと消えてしま
うようだ。

ロンギヌスは驚きを隠せないレムリアからライバーを受け取ると、カチッと引き金を引いてみた。


ドドキュゥゥ…ン!!

「うわぁっ!!」
「あっ・・」

銃口から放たれた光弾はカイオーガの頬をかすめ、向こうの
窓ガラスを粉々に破壊した。ただの武器としても使えるらしい。

しかし凄い威力に驚愕している間もなく、カイオーガが彼の肩を掴んだ。

「マ〜ス〜ター・・?」

「ごっ・・ごめん・・!!」

頬から軽く血を流しながら、カイオーガは笑顔で口を開ける。
内心は許してくれているのだろうが、そう易々と餌を逃がしはしない・・

アグッ・・ガプ・・ごくりっ・・






しかし後々考えて見ると、今日の出来事は小さなものだったかもしれない。

明日から繰り広げられる、大事件に比べれば・・
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.4 )
日時: 2011/02/17 11:00
名前: リオレイア

羨ましいなぁ…
リオレイアとかミラルーツとかを作り出して呑まれて遊びたいww
ところで、ライバーって作り出すだけじゃなくて、作り出した物を消す事は出来ますかね?
そして、ジンオウガ様!そんな変な物を食べてはいけません!
それよりも僕を食べて下さい!!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.5 )
日時: 2011/02/17 17:44
名前: ロンギヌス

>リオレイア様
もちろんできます。
あとケロロはアニメキャラも可能という事で出しただけなので・・まあ無視してくださいw
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.6 )
日時: 2011/02/17 18:52
名前: suit

なんという不思議なライバーだ...自分も竜を召還し、毎日補食されてたい♪ところで3つ目の至宝はどうなったのでしょう?
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.7 )
日時: 2011/02/17 21:49
名前: ロンギヌス

>suit様
ご心配無く♪
同時進行という形ですので(前みたく忘れ去ったりはしませんからw
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.8 )
日時: 2011/02/17 23:03
名前: ロンギヌス


グボッ・・ドチャァ・・

2日間学校にも行かせてもらえず、ロンギヌスは漸く吐き出してもらうことができた。ツタージャから手渡されたタオルを使い、ねっとりした粘液を拭き取る。

「うぅ・・久しぶりにマトモな空気すった気がする・・あれ、カイオーガは?」

「『マスターに吐き出すの忘れてたなんて知られたら怒られるー!!』・・とかいって逃げてった♪」

クスクスと悪戯っぽく笑いながら、ツタージャはお手製のコーヒーと、気を利かせたのかディエンドライバーも持ってきてくれた。ロンギヌスはその重さによろけているのを支えると、2日前みたく再び手に持ってみた。


「どういう仕組みだろ・・まるで魔法だな」

「竜がいるもん・・あっても可笑しくないかもね?」

近くで見たいのかピョコピョコ飛び跳ねているツタージャを持ち上げ、軽く抱き上げるロンギヌス。しかしそれと同時に、部屋にレムリアが入ってきた。



「マスター・・お客さんよ?」

「えっ・・」

レムリアに連れられて、私服の男が一人、のすのすと入ってくる。屈強そうな顔には黒めがねが引っ掛けられており、しばらく整えてなさそうな髪はボサボサだった。


「あ、あの〜・・どちら様ですか?」

「・・このような姿で悪いな。 だが少し急いでいるのでね」

ぶっきらぼうに言い放つ男のそばを通り、レムリアがのんびりとロンギヌスの手からツタージャを受け取る。男はなぜかその様子をしげしげと見つめた後、さっと真正面を向いた。

「・・私は国連直属、国際貴重生物管理部の者だ。 急だが規定により今日から、そのムゲン竜の保護は私たちが行なうこととなった」

「な、なんだっ・・て・・?」

ロンギヌスはさっと後ろを振り返り、キョトンとしているレムリアを見つめた。彼すら理解できない事を即座に分かってしまったようで、ツタージャを撫でる手が止まっていた。

「引き渡しは今日、これより行なわれる。 つきましてはこの書類に署名を・・」

「ちょっ・・ちょっと待て!!」

淡々と話を進めていく男の話を遮り、ロンギヌスは大声を張り上げた。あまりに急すぎるお別れ宣言に、憤慨しているようだった。

「いきなりのし上がってきて・・それでレムリアを渡せってどいうことだよ!!」

「それが管理部の定めた規定だ。 従わなければ違反、取り締まるか実力行使を行なう。」

男がサッと手を上げると、玄関から津波のように警官だの衛兵だのがやって来た。レムリアは人間界の仕組みに呆れたらしく、首をだらんと床に向けていた。






「私も民間人相手に手荒な事はしたくないのでね・・どうだろう。 これで手を打ってくれないか?」

「えっ・・?」

男はポケットに手を入れ、なんとあのカードを見せつけた。表には、よく見慣れたものが描かれている・・




「リ・・リオレイアの・・カード?」

「そうだ。 我々の監視によれば君は二日前、異世界生まれの物騒な機械を入手したそうじゃないか・・取引だ」

ロンギヌスはゴクリと唾を飲み、汗と共にライバーを握りしめた。
 どうする・・? あれを手に入れるという事はすなわち、夢にまで見たリオレイアに出会うことができる・・・しかしそれは、大切な仲前を一人・・失うということだ・・



悩みに悩むロンギヌスを見て、男はニヤッと不気味に微笑む。警官らは飛びかかるのを今か今かと待ち構えており、レムリアは指で十字架を組んで祈っていた。






そして・・ロンギヌスは苦悩の末、決断する。












「・・断る」

「ほう・・」

彼の背後から、『えっ』いうレムリアの声が聞こえた。てっきり引き渡されると思い込んでいたらしい。

「レムリアにはいろいろ恩もあるし・・何より僕たちはそんな簡単に裂かれるような関係でもない。 それに・・」

ロンギヌスは男の目を睨みつけ、嘲笑を込めて言い放った。

「貴重でも竜は存在している・・・本物のリオレイアだっているかもしれないだろう?」

「フッ・・それが答えか。 なら話は早い・・」

ロンギヌスがライバーの銃口を向けるのと、男が懐からもう一つの赤いライバーを取り出すのと、同時だった。





「えっ・・なんでそれを・・」

「運命は君だけに微笑むのではないんだよ坊や・・・その命、こいつに喰われるがいい・・」


カシャッ・・!!『ライドゥ_____リオ・レイア!!!』



辺りを劈くような咆哮が轟き、眩い閃光が走る。
 ロンギヌス側の全員がゆっくり目を開けると、ジンオウガ同様・・鋭い顎を突き出したリオレイアが、悪魔のような視線を送りつけていた。


「ああ・・まだ言ってなかったな。 私の名はロイム・・まあ自己紹介も必要ないだろうがな」

ロイムが言い終わる前に、ロンギヌスは銃口を襲いかかってくるレイアに向けていた。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.9 )
日時: 2011/02/17 23:32
名前: suit

そうだそうだ!!レムリア様はみんなにとって大切な存在だ〜!!しかしリオレイアを召喚するとは…カイオーガならば!?
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.10 )
日時: 2011/02/18 06:30
名前: ゴルダ

どうした?ミサカM3とベネリM4スーパー構えて…

ゴルダ「不届き者を許す訳にはいかん、成敗する」

よし、とりあえず落ち着こう。手榴弾のピンも抜くな
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.11 )
日時: 2011/02/18 07:49
名前: リオレイア

むう…
おいで〜♪レイアさん♪
レイアは任せて!
ほら、アプトノスの霜降り肉だよ〜♪
てか、国連ぐらいの組織ならば事前告知するはず…
消火器サギだ(爆)
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.12 )
日時: 2011/02/18 18:32
名前: ロンギヌス

>suit様
カイオーガ帰ってきてくれないとまず・・w
レムリアだけじゃ大変ですしね。

>ゴルダ様
家(ポケモンリーグ)ごと被害が大変じゃないですかw
目の前にリオレイアがいるのに誤射されたりなんかしたら・・(成仏できませんw

>リオレイア様
おや?肉よりあなたの方が好みらしいですが・・

もしかしたら奴ら架空組織かもw
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.13 )
日時: 2011/02/19 23:16
名前: ロンギヌス

ロンギヌス目線
〜〜〜〜〜〜〜〜〜





『アタックライド___ブラスト(BRAST)!!』

ドドギュウゥン・・!! ドギュウゥン!! ドギュウゥン!!

強力な光弾が銃口から飛び出し、見事レイアの鼻先へと命
中する。しかし応えている様子は全く無く、カリカリと被弾し
た鼻をかいていた。

グルゥ・・グギャアアアアアアアァ!!!!

ロイムが手を上げると、レイアは悲鳴のような咆哮を轟か
せてきた。飛んでくる唾液の飛沫をよけながら、レイアの長い
首の下へともぐり込む。ここなら攻撃できるはず・・

「マスター危ない!!」

乱射しようとした瞬間、見慣れた質感の舌がギュルリと俺を絡
めとり、元の場所へと引き戻した。
 ・・間一髪。レイアは易々と自分の腹の下を覗き込み、灼
熱のブレスを吐いてきた。助けられなかったら・・炭になって
いただろう・・

「カ・・カイオーガ・・ありがと・・」

「どういたしまして♪ 髪もえてるよ?」

慌てて消す間もなく、レイアが大口開けて飛びかかってくる。
涎を被りながら飛び退いたものの、その強靭な顎は俺を逃が
しはしなかった。持ち上げられ、あっさり口内へと閉じ込められる。






___こらー!マスター返せー!

がっちり閉じた牙の向こうから、カイオーガ
の声がわずかに聞こえる。ぬっぷり蠢く舌に弄ばれ、
俺は生肉臭い唾液の池へと滑り込んでしまった。


ボチャッ・・!! デロォリ・・ネトッ・・

「ぶごふぉお・・ぷぅ・・ぶぐぉ・・!!」

これだけ巨大な口の中となると、
まるでプールレベルに溢れ返るレイアの唾液。
溺れ死にそうになりながら、何とかぶよぶよした舌の上へと這い上がる。

 それが間違いだったらしい。 空間がグラッと揺れたかと思
うと、厚い舌ごと俺は口蓋へと激突した。堅く柔らかい肉質に押しつぶされ、しみ出す唾液を全身に塗りたくられる。

ギュュウゥウ・・にちゅ・・ぬちょっぬちょ・・

「あっ・・くぅ・・骨折れるって・・」

と、助けを乞うが聞いて頂けるはずもない。柔らかい舌肉に
ベキベキにされてしまうなど、考えただけでもゾッとする・・
 全身複雑骨折を覚悟した瞬間、舌は元の位置へと戻り、俺は
その上でぐったりと倒れ込んだ。



















グチャ・・ごぷぉ・・

「あっ、ちょ・・」

うがいが出来てしまう程溜まった唾液。レイアも流石に鬱陶
しくなったのか、全部一気に呑み込もうとしているらしい。
 問題は、俺が乗っかっている舌も傾き始めたことだ。

ズルッ・・ングゥ・・

「やば・・な、何か・・」

不安定な舌先に引っかかっている俺。何とかしてこの状況を打破できるようなカードを探して見るが、
目に入るのは透明になるカードだの、分身できるカードだの・・

大量の唾液はほとんど喉というブラックホールへと飲まれていき、周りはまた新たな唾液が分泌されていた。俺も間もなくあそこに落ちていくのかと想像すると、身の震える思いだった。

ずりゅっ・・ズルッ・・!!

「あ、ちょっ・・ちょっと待って・・あっ・・う、うわああああああ!!」

舐め回し兵器から滑り台と化した舌の上を、俺は抵抗も
出来ずに滑り落ちていく。途中何度も爪を立てようとしたが、
ぷにぷにと弾力ある感触に、それは不可能だった。


ズプゥ・・ずにゅにゅ・・♪

「んぶふぅー!! むぅぐふぅ!んがぁ・・!!」

無惨にも喉には頭から入り込む。息が出来ない。
 舌よりもずっと柔らかい肉はあっと言う間に俺の下半身まで
も包み込み、最後の味をじっくりとこし取ってから・・







___ゴクリッ





狭苦しいゴム管の中に押し込まれているようで、息を吸う
たびに粘液が入ってくる。 窮屈な飲み下し・・ライバーが手を離れ、俺よりも先に落ちていくのを感じた・・


頬を左右から押し揉まれながらにも関わらず、無駄だった抵抗
のあまり、津波のような疲労感がどっと押し寄せてくる。
 ・・まずい・・このまま・・・寝たら・・







zzz


ぬちゅっ・・ギュゥ・・ぐぽぉ・・

どちゃっ・・


メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.14 )
日時: 2011/02/20 08:17
名前: リオレイア

むはー!
なんて羨ましいんだ!
レイア様!僕も…お願いします!出来れば踏みつけて噛み噛みしてから…ごっくんって…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.15 )
日時: 2011/02/20 11:29
名前: suit

リオレイアの柔らかい舌責め…自分も口内で遊ばれたい♪
しかしこのままではマスターが…
早く救出を!!そして変わりに自分が餌に!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.16 )
日時: 2011/02/20 14:36
名前: ロンギヌス

ドグォォォォォォォォン・・!!!!!

「う〜・・しつこいなー!」

飛んでくるブレスに水流をぶつけ、何とか五分五分の
一騎打ちを繰り広げるカイオーガ。ロイムはその様子を観戦し
ながら、焦れったそうにカードをライバーに差し込んだ。

『アタックライド___ブラスト(BLAST)』

「喰らえっ!!」

ロンギヌスがレイアに放ったのと同じように、
光弾が銃口から連続して撃たれる。しかしカイオーガがそれを難なく避けると、ロイムはニヤッと微笑んだ。

「攻守共にほぼ完璧・・なるほど、チャンピオンが手持ちにするのも理解できるな・・」

「そりゃありがとっ♪」

別に嬉しそうでもないが、カイオーガは今度はロイ
ムめがけて水球を飛ばさせる。ヒトには高威力の技におののく間もなく、
ロイムは部屋の反対側まで吹き飛ばされてしまった。




「くっ・・だが内面はどうかな?」

水浸しになりながらも、ロイムは再びカー
ドを装填した。狙いをしっかりとカイオーガに定め、素早くトリガーを引く。

『アタックライド___スピリッツ・アタック(SPIRITS ATTACK)』

紫色の閃光が勢いよく飛び出し、照準どおりカイオーガの
心臓を直撃する。衝撃はほとんど無かったが、カイオーガは
「うあっ」と言って床にヒレをついた。


「な・・何した・・の・・?」

「教える必要は無い・・どうせすぐに分かるはずだ」

レイアは勝負の途中にくずおれた相手を踏みつぶそ
うとしたが、ロイムが一睨みでそれを止めさせる。
いくらリオレイアと言えども、自分の創り手には逆らえないようだ。





「ウッ・・」

荒い息を吐きながら、胸を押さえて倒れるカイオーガ。
 その顔は痛みに苦しんでいるというよりも、まるで酷いいじめにあった子供のようだった。











「や、やめt・・お前なんか・・」

(・・また私を蘇らせてくれるのですか? それはありがたい・・)

「いやだ・・も、もう来ないでよぉ・・!!」

(フフ・・今度こそ代わってあげましょう。)

「だめ・・やめてえええええええええええええええええええぇ!!!!!」

見えない悪魔に取り憑かれたように、カイオーガは水球を
がむしゃらに撃ちまくる。ガラスの破片が雨を降らせる中、レ
ムリアの腕を抜け、ツタージャがロイムに叫んだ。


「カ、カイオーガに・・何したの!?」

「見ての通り・・幻覚に苦しんでるだけだが? やはり精神面で責めれば脆いものだな・・」

ツタージャは七転八倒するカイオーガに駆け寄り落ち
着かせようとしたが、暴れ狂うヒレに投げ飛ばされ、またして
もレムリアの腕の中に飛び込む。

「だっ・・大丈夫!?」

「うぅ・・」

「安心しろ・・所詮は幻による恐怖・・しばらくすれば元に戻る。 だがその前に・・」

ロイムは腹を膨らませたレイアと警官達を従え、
カイオーガの横を素通りする。レムリア達は壁際へと追いつめ
られ、もはや連行されるのも時間の問題・・に見えた。



〜〜〜〜
※カイオーガの見た幻覚が何か、勘がいい人は分かるかな?
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.17 )
日時: 2011/02/20 15:00
名前: suit

ま、まさか…裏カイオーガ!?
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.18 )
日時: 2011/02/20 15:30
名前: ロンギヌス

>リオレイア様
ライバー実在したらそれも全て自由ですからね・・(欲しい
創り出されたものは命令通り動きます(ジンオウガは例外でしたけど

>suit様

・マスターは今頃胃壁とじゃれていると思われますw

・正解♪
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.19 )
日時: 2011/02/20 17:59
名前: リオレイア

創り出された物は命令に従うですと!?
レイアにクシャル、ラオにジンオウガ!
あ〜!ライバー欲しいぜ☆
しかし…裏カイオーガは拙い…
(なんかカイオーガと入れるのに二分ぐらいかかる…もしかしてW62Hはカイオーガ嫌い?)
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.20 )
日時: 2011/02/20 18:26
名前: 大食い

ライバーいいな〜
ライバーさえあればいろいろなことを・・・・
カイオーガは大丈夫かな?
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.21 )
日時: 2011/02/22 17:18
名前: ロンギヌス




ドギュドォォォォォン・・!!!

「グギャァ・・!」

二人に迫っていたレイアの背を、巨大な隕石らしき物が衝突する。ロイムが異常に気がつき、サッと後ろを振り向いた。

「・・貴様・・チャンピオンの仲間か?」

「もちろん。すっかり忘れられてましたけどね」

 ラティオスだった。部屋の入り口に浮いたまま静止し、ダメージを与えたレイアの様子を伺っている。どうやらさっきの攻撃は、『流星群』だったようだ。

ロイムはチッと舌打ちし、カードをライバーに差し込もうとした。しかしラティオスは素早く念波を送り、ロイムの腕を麻痺させる。

「くっ・・全員そいつを仕留めろ!!」

命令に動かされた警官が津波のようにラティオスに飛びかかっていく。とはいうものの彼がすかさず天井近くまで昇ってしまえば、飛行能力のない人間が触れることなどできなかった。

「指揮が甘いですね・・♪」

「黙れ・・リオレイア、やれ」

先程の恨みもあってか、レイアは耳を劈くような咆哮を上げる。ラティオスは一瞬怯んだが、即座にまた流星群を撃ち放った。


ギュ・・ドギュゴォォォォォォン・・!!

ブレスと流星群がぶつかり、凄まじい衝撃波が辺りをひっくり返した。警官達は吹き飛び、レムリアは後ずさりし・・ロイムはバリアのカードで身を守っていた。

「フフ・・作りものとは思えない強さですね・・」

「馬鹿め、これにも命は宿っている・・」

カシャッ・・『ファイナルアタックライド__ディエンド(DIEND)!!』

金色のカードを装填し、ロイムは黄ばんだ歯を見せる。
 必殺級のエネルギー波が銃口から撃たれ、一直線にラティオスを狙った。









〜リオレイア 胃袋内〜



ドクン・・ドクン・・
にちゅっ・・ぬちょ・・ぐにゃぁ・・

「ふお〜・・や、柔らかい・・」

外では血飛び悲鳴飛びの激戦中だというのに、呑気にもロンギヌスは胃壁に体を埋め込んでいた。当然、肉厚な壁に遮られて外の声は聞こえない。

噴門は蟻の這い出る隙間もなく、独特の臭いを放つ肉壁は、彼に愛撫とも取れるマッサージを仕掛けていた。ぶよぶよと柔らかい部分を、全身に液ごと押し付ける。いやらしい音が、胃という狭い空間に響いた。

ニュチュ・・ぼにゅ・・ぐにぐに・・

「あっ・・俺の・・」

肉に揉みほぐされる快楽故、再び睡魔が襲ってくる。ロンギヌスは薄れる視界の中で、ぼんやりと映るライバーへと手を伸ばす。今寝てしまえば・・恐らく・・

グニョン・・グニョン・・

胃壁はまるで意思を持っていいるかのように、眠りかけの俺をさらに激しく揉み込んでくる。そして・・

メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.22 )
日時: 2011/02/22 17:41
名前: ゴルダ

アルカトラス「ふ…」
ウィズダム「ふむ…」

おいそこ、今すぐ変な考えはやめろ。世界壊す気ですか?

アルカトラス「このような愚か者を消すためなら、消して作り直せばいいだけの話」
ウィズダム「とりあえず…ディスペル系魔法の準備から始めよう」

ちょっとあの方を呼んでこよう…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.23 )
日時: 2011/02/22 21:06
名前: suit

久しぶりにラティオスさんの登場!!
リオレイアに流星群とは…効果はバツグンなのだろうか…そしてラティオスさんは無事だろうか…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.24 )
日時: 2011/02/22 22:29
名前: リオレイア

むほぉ…
レイアのお腹はやっぱり天国だ!
其処をどけぇ!俺が入る!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.25 )
日時: 2011/02/24 23:09
名前: ロンギヌス

ゴルダ様
せ、世界崩壊されたらストーリーがww
簡単に言いますねウィズダムさんw

suit様
まあ多分効果抜群だと思います(曖昧だなオイ
忘れられていたラティオス乙w

リオレイア様
だめだ!レイアの腹は渡さない!
しかしライバーの100円レンタル実施中w
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.26 )
日時: 2011/02/25 00:13
名前: ロンギヌス

ドドォォン・・

「え・・兄さん?」

ラティオスを襲ったその攻撃をカイオーガは遠く
から狙い撃ち、強引に跳ね返した。屈折させられた光
弾はまたしても窓をぶち破った。

「貴様・・まだ気力が残っていたのか?」

「甘く見ないでね・・ボクだって守りたいものはあるんだから・・」

弱弱しくそう呟くと、カイオーガは再び倒れこんだ。もう限界らしい。
 ロイムは銃をすかさず向けたが、ラティオスがそれ
を許さなかった。龍の波動をロイムの手に命中させ、
素早くライバーを奪い取る。

「なっ・・!!」

「腰が甘いですよ・・?ここもね・・」

挑発気味に頭をトントンと叩くラティオス。レイ
アの指揮権は、今彼へと移っている。誰に従えばい
いのか困惑しているレイアに向き直り、ラティオスは誘うように話しかけた。

「さっきはごめんなさい・・私の勝手な判断で攻撃してしまいました。 もしよければ、あなたの腹に眠る人・・返してくれませんか? 代わりにもっと良質な餌を・・」

慌てふためいているロイムをチラと横目で見やる。

「・・差し上げますよ・・♪」

「グゥ・・グァァ・・」

リオレイアは理解してくれたようだ。お腹に収まっ
ていた膨らみが逆流し、大量の唾液とともにロンギヌ
スが吐き出される。


「う〜ん・・レイア様ぁ〜・・はっ!!ここは!」

「中で何やってたかは知りませんけど・・おかえり、マスター」

ロンギヌスは妙に大人しくなっているレイアを
不審に思いながら、ラティオスが握っている赤いライバーへと目を移した。

「え、お前・・奪ったの?」

「おっと話は後にしましょうか・・」

警官から銃を奪い、雪崩のように押し寄せてくる
ロイム達。ラティオスとロンギヌスはカードを装填
し、同時に銃口を向けた。

『アタックライド____ブラスト(BLAST)!!』
『アタックライド____ブラスト(BLAST)!!』

赤青二色の光弾が先頭の警官隊を倒した。しかし数が数なためか、ラティオスは浅くため息を吐く。

「キリも無さそうですね・・仕方ないか」

「えっ・・あれやるの?」

ラティオスの両手に黒い光が漂い始めたので、ロン
ギヌスは目を疑う。シャドーボールではない。ラティ
オス最強の技・・ホールドエンドだ。
 長い間トレーナーとして生活してきた彼も、この技は数回も見ていない。

漆黒の光はラティオスの手を離れ・・まるで雫のよ
うに警官隊の前へと落ちた。床にぽっかり穴が開いた
ようで、見るも恐ろしい黒だ。


「うあっ・・な、なんだ・・これ!!」
「どけ邪魔だ!!」
「す、吸い込まれてる・・逃げろ!」

暗い穴は急激に広がり始め、逃げまどう警官達を飲
み込もうとする。ロンギヌスは人ごみから、ロイムが
逃げ去っていくのを見た。

ズズ・・ズズ・・

巨大なブラックホールと化した黒い穴。
ロイムを除く警官をすべて手中に収めると、底の見え
ない闇へと引きずり込んでいく。














数十秒後〜


「・・お前の技って怖いのな・・いろいろと」

「フフ・・そうですか?」

警官の最後の足を飲み、薄らと消えていく闇を、二人
は無表情に見つめていた。とうとうその全てが消え去
ると、ラティオスはレイアを振り返った。

「お待たせしましたね・・さあ、どうぞ」

レストランの案内係のように、自動ロックで開かない
ドアをたたき続けるロイムを指すラティオス。
 レイアはもうライバー無しでも従うらしく、涎をポ
タポタと垂らしながら近づいて行った。




「うあぁ・・く、来るな!!」

ドギュゥン!!ドギュゥン!!

普通の拳銃でレイアの目を狙おうとするロイム。しか
し弾丸はあえなく跳ね返り、軽く火花が散っただけ
だった。



ラティオスはロイムのものだったライバーを、カイオーガへと向ける。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.27 )
日時: 2011/02/25 01:32
名前: リオレイア

む!レイア様に9mmパラペラムなど効く訳が無いだろう!
それよりも、お前の様な下種にレイア様のお腹は相応しくない!退け!
そしてラティオスは普段の恨み(?)を晴らすのかな?それか回復弾みたいなのを打ち込むのか・・・
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.28 )
日時: 2011/02/25 16:25
名前: suit

ラティオスさんの大技…引きずり込まれた人は一体どこに…
ラティオスさんの行動に期待ですね♪
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.29 )
日時: 2011/02/25 16:48
名前: ゴルダ

ウィズダム「魔法強化なしでは、.50BMG弾も.500S&W弾も竜に傷は付けられても深手を負わせる事は絶対に出来ない。.38ACP弾や9mm×19弾ではもはや痒い程度」
アルカトラス「我にはいかなる銃弾も効かぬよ」

ゴルダは.50AE弾をまともに被弾して平気だったらしいが…

ゴルダ「まあな、かなり痛かったが。あと…時雨がキレた時は本当にヤバかったな、下手に怒らしたり本気にさせるもんじゃないぜ?」

メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.30 )
日時: 2011/02/25 21:14
名前: ロンギヌス

リオレイア様
警官が持っていた銃が何なのか僕も知りたいw(マテ
て、命の恩人に攻撃したらラティオス外道になっちゃいますよw

suit様
空間の歪みに押しつぶされて、跡形も無く消え去ります。
(空間が存在を許してくれませんw

ゴルダ様
竜の取扱説明書の需要が・・w
むやみに挑発するもんじゃないですな。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.31 )
日時: 2011/02/25 21:54
名前: リオレイア

うーん…
警官はS&W(スミス&ウェットソン)あたりですかねぇ…
連射してるからベレッタかな?米国陸軍制式採用銃の看板に合うだけの扱い易さと信頼性があるから。
まあ、竜相手ではPTRD1942対戦車ライフルで撃つか、AK47ぐらいの7.62mm弾使用の自動小銃ぐらいじゃ無いと…
まあ、そんなのはどうでも良いので…
レイアに「餌」をやらなくては…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.32 )
日時: 2011/02/26 00:20
名前: ロンギヌス

『ライド___カイ・リュー』

電子音が鳴り響き、カイオーガのそばへとカイリューが召還される。どうやら移動させるためらしい。

「お願いします・・治療室まで」

ラティオスが命令するとカイリューはこくりと頷き、怪力でカイオーガを持ち上げた。ヒレがだらんとぶら下がる。

一応ポケモンリーグなので、治療室なども完備してある。
カイリューは部屋の反対側の扉を押し開け、ドスドスと出て行った。


「さて問題はこっちですが・・」

何やら嬉しそうにロンギヌスの横を通り過ぎ、空砲を撃ちまくるロイムへと近づくラティオス。
逃げ場がないためか、ロイムの表情は恐怖に支配されていた。

「ま・・まってくれ・・話しあおう・・」

「フフ、それもいいですが・・『彼』は待てないようですよ・・?」

レイアのねっとりとした涎がロイムの引きつった顔へと流れ、異様な吐息が彼の髪を掻きあげた。
ラティオスがゆっくり後退すると同時に、レイアは糸を引かせながら口を開ける。

「や・・やめろ・・頼む助けてくれぇ!!」

当然のごとくレイアは命乞いにも興味を示さず、
壁に倒れかかるロイムの足を咥えた。鋭い牙の間から唾液が溢
れ出し、彼の服をぐっしょりと湿らせる。

強靭な顎の力で持ち上げられ、数回咥えなおされるロイム。手慣れた舌使いで、上半身を引き込まれた。

ハァグッ・・にちゃ・・ンガッ・・

「た、頼む・・すぐに撤退する!! だから・・」

「まあまあそう言わないで・・♪ マスター、私たちはお邪魔なようですので帰りましょうか」

「えっ? あ、うん・・」

二人はさっきと同様にカードを装填した。

『アタックライド__クロックアップ(CLOCK UP)』
『アタックライド__クロックアップ(CLOCK UP)』

『超高速』の力で、二人はその場から姿を消した。もちろん、速すぎて消えたように見えるだけだが。



レイアと晴れて二人きりとなったロイム。肉質な舌に顔をベロベロと舐め回され、足の方はもう喉に触れていた。

「くそ・・だ、だれかぁ・・」

クガッ・・ハグッ・・ぬちゅぅ・・

重力という残酷な自然の摂理に従って、ぬるっとした舌の上を滑り落ちていく。
もはや外から頭は見えるか見えないかで、彼の膝は喉肉にぎゅうぎゅう圧迫されていた。レイアは決して牙は使わず、舌と唾液だけで喰らおうとしていた。
要するにロンギヌス同様、丸呑みだ。



グパァ・・グァッ! ゴク・・

「ああっ・・!!」

喉に小さな膨らみが生まれ、序々に大きさを増していく・・
レイアから見ればか弱い足の先は、既に食道の中だった。

ズニュ、ズニュ・・グプゥ・・ゴクン!

「むぅ・・!! nnnnnaaaaaaaaaaaaaa!!」

呆気なく呑み込まれ、一気に頭も喉の奥へと引きずり込まれる。


もみゅ・・もみゅぅ・・ぬちゅ・・にちゃぁ・・

喉、そして食道の肉壁に埋もれ、ロイムは声にならない悲鳴をあげる。粘液と共に押し揉まれながら、体は少しずつ胃へと近づいていった・・

メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.33 )
日時: 2011/02/26 00:58
名前: ロンギヌス



「レ、レムリア・・無事? 変なことされてない?」

「ふふ・・ご心配どうもマスター♪ お陰様でね」

「・・イテテ・・」

ここはレムリアの部屋・・先にここへと逃げ込んでいたらし
く、ツタージャは頭に包帯を巻かれていた。
 ラティオスはやっと一息つけたようで、ライバーを机の上に置いた。

「しかし大変でしたね・・兄さんのこともまだありますけど」

「あっ・・カイオーガどうなったの?」

ツタージャが心配そうに問いかける。ラティオスは微笑み、優
しくこう言った。

「大丈夫ですよ。 ちょっと精神的にキツいものを見せられたようですが・・明日には遊び回ってます」

「よ、よかった・・」

ヘナヘナと床に手をつき、ツタージャは安堵の顔を見せる。
実際一番カイオーガのことを心配しており、彼から受けた傷も気にはならないようだった。



「まあとにかく全員無事でよかったよ・・ラティオス、助けてくれてありがと」

「・・珍しいですね。 マスターが頭下げるなんて」

「・・・・・・ど、どういう意味だよそれ・・」

「まあとにかく休みましょう? 何だか精神的に疲れちゃった」

レムリアは自分のベットへとツタージャを運び、仲良し姉妹の
ように一緒に倒れ込んだ。よほど二人とも怖かったのだろう
か・・二分後にはすやすや寝息を立てていた。

そして一緒に寝ようとするロンギヌスを引っ張って、ラティオ
スは静かに部屋のドアを閉めた。

「まったく・・彼女達と寝てどうするんですか・・」

「いやいやこれがまたもふもふd」

「・・じゃずっと寝てますか?」

ラティオスの手に黒い光が浮かんだので、さすがに冗談抜きで謝るロンギヌス。
そのあまりの素っ頓狂さにクスクス笑いながら、ラティオスはカイオーガの様子を見に行った。ロンギヌスも自分の部屋へと戻る。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.34 )
日時: 2011/02/26 01:00
名前: ロンギヌス

リオレイア様
さすが詳しいですね・・(約7mm弾自動式って相当なもんですよね・・

何はともあれ、ロイムには地獄を見せてやらにゃあなりませぬ(キリッ
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.35 )
日時: 2011/02/26 03:30
名前: リオレイア

レイアさま〜
僕も〜♪丸呑みお願いしますぅ…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.36 )
日時: 2011/02/26 07:57
名前: ロンギヌス

『ライド___リオ・レイア ラオ・シャンロン ジン・オウガ』

なぬ、全員ですと? 
お好きなだけお選びください・・
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.37 )
日時: 2011/02/26 09:29
名前: リオレイア

うぬ〜…
選べん……選べんぞおおぉぉぉ!
こうなったら……みんな召還じゃあ!
(出来ますかね?)

あと、せめてAK47と書きましたが…
国連軍だと西側諸国、特に米国製武器が多いのでM16自動小銃とかレミントンM870ショットガンあたりでした…
ちょっと古いですが…(ベトナム戦争から湾岸戦争あたりの武器です)
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.38 )
日時: 2011/02/26 16:33
名前: ゴルダ

ウィズダム「やはり対竜兵器は原始的なもんが効率良かったりするぞ?モンスターハンターの武器のような奴がな」

対竜ライフル開発したのは誰ですか?別にいいけど

ウィズダム「そうそう、擬獣化事変のライブライ…」

ちょっと黙ろう
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.39 )
日時: 2011/02/26 18:07
名前: suit

さあ〜レイアさん!
とっとと消化しちゃって自分も餌に♪
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.40 )
日時: 2011/02/26 18:09
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

カイオーガ君、後遺症が出なければ良いですね…

ライバーほしいっすねーw
何だそうか迷っちゃいますけどw

ロイム先生を食べる前に
サムライエッジで全弾(15発?)撃たせてくれぇぇ!

???「そんな銃で大丈夫か?」

大丈夫だ!問題ない(キリリッ
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.41 )
日時: 2011/02/26 22:10
名前: ロンギヌス

リオレイア様
もちろん♪ 最高10匹まで同時に呼び出せます。
ベトナム戦争か・・かなり前ともいえませんねw

ゴルダ様
モンハンの武器ですか・・僕は双剣が使いやすいですw
対竜兵器はまだまだありませんが、『ライブオン』『ライド』はかなり有効かな?

suit様
当然♪ レイアからは逃げられない(逃げたくない)のだぁ!

アサシン様
後遺症は出ないようですが・・ちょっと考え方が変わるかもしれませんね。
 ライバーで何出すか迷うですと?そんなときは全部だせばok♪

あと・・だ、だれだ・・
===============
3DS買えたーー!!
画質いいですw音質いいですw一時間並んだよ(嬉)(泣)
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.42 )
日時: 2011/02/26 22:53
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

カイオーガ君、後遺症が出なければ良いですね…

ライバーほしいっすねーw
何だそうか迷っちゃいますけどw

ロイム先生を食べる前に
サムライエッジで全弾(15発?)撃たせてくれぇぇ!

???「そんな銃で大丈夫か?」

大丈夫だ!問題ない(キリリッ
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.43 )
日時: 2011/02/26 23:25
名前: ロンギヌス

むにゅ…ギュプぉ…くちゅっ…

「くそっ・・いい加減に・・!!」

遠慮なしに揉み込んでくる壁に悪態をつきながら、ロイムは
蹴る殴るを繰り返していた。しかし胃壁はぶにょっと沈み込
み、そしてあっさり元の形へと戻ってしまうのだった。

「ラ、ライバーさえ・・あれば・・ぐぅむ・・」

無くしたものは失ってから価値が分かるというのは本当の
ようで、ロイムは奪われた瞬間を激しく後悔していた。
 当然ライバーがあればレイアを従わせることもできる上、今
の立場も違ったはずだ・・


ニチュッ‥ニチュッ…ぐぷぅ…

「なっ・・く、くそ・・!!やめ・・離れろ!!」

豊満な肉をつけた壁は、ロイムの大きさに合わせてグニグニ小さくなり始めた。
全身にむにっと押し付けられる感触は、まるで抱擁のよう
にも感じられる。その上彼の足の下からは唾液とも胃液ともつ
かない液体が溜まりだし、血なまぐさい臭気を放っていた。

「くぅ・・うわああぁっ!!」

グニョブニョ…にゅぐごぉっ……ニュムッ…ニュムッ

「あがぁ・・んぶっ・・ぬぇえ・・!!」

…たゆん…むにゅむにゅ…

愛しき相手を精神的に貪るかのように、胃壁は消化にしては
控えめにロイムを圧迫する。彼が暴れるたびに胃全体が柔らか
く揺れ、仕返しのように粘液をこすりつけてきた。

「ひっ・・出せ・・うぷぅ・・」

下半身を悶えさせようともぬっぷり浸った足は動かず、
ただ上下左右から押し寄せる肉壁に撫でられるだけ・・・時間
とともにロイムの抵抗は弱まっていった。



にゅっぷ…ぬちゃぁ……ぐにゅ…

「ハァ・・ハァ・・あっ・・」

呑み込まれてから30分・・不思議なことに、ロイムは苦痛を感じなくなっていた。
容赦ないプレス責めにも、喘ぎ声のような悲鳴しか出せなくなる。
長時間にわたる愛撫は、もはやロイムに快楽を与えるようになっていた・・



ぬりゅっ…ぬりゅっ…

「・・・んぅ・・」

意外な柔らかさの虜になってしまったのか、ロイムはまとも
な声すら上げられない。粘液に混じって黄色い液体が染みだ
し、塗り付けられているのにも気づかなかった。



「フフ・・私の・・負けだ・・・」

ジュッ…むにょぉ……♪






任務を果たせなかった者の断末魔が、狭い空間の中を駆け巡る。
 リオレイアの腹部はすぅーっと元の大きさへと戻っていき、レイア自身も満足したようだ。役目を終え、光となって雲
散霧消した。









丁度そのころ・・ロイム(故)が所属していた『国際貴重生物
管理部』に、一本の連絡が入っていた。



ピルルルルルル…!ピルルルルルル……ガチャッ

「私よ、ロイム部長はどうしたの?」

「どうやらムゲン竜の回収に失敗したようで・・現在連絡がつながりません。 応答を続けますか?」

「いいえ、いいわ・・大方失敗して逃げたか・・それとも・・」

「そ、それとも・・?」

「フフッ・・♪ 何でも無いわ。 ムゲン竜の回収は私が担当します・・上にはそう伝えてちょうだい」

「りょ、了解」

電話の男はそう言い残すと、慌てて電話を切ったようだ。
 女はフーッとため息をつくと、束ねてあった髪をバサッとほどいた。机にもたれ掛かり、静まりかえる部屋に向かって呟く。

「やっぱりロイム程度じゃ・・荷が重かったのかしら」

サッと几帳面に整えられた机へと目線を移す。
 その上にポツンと置かれた・・・ピンク色のガイアメモリを
手に取り、愛しそうに口づけをする。

「まぁ・・待ってらっしゃい、坊や。 権力の力がどんなものか、たっぷり教えてあげる♪」

カチッ・・『QUEEN(女王)!!』
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.44 )
日時: 2011/02/27 00:06
名前: suit

おや…?
失敗に終わったと思ったらまだレムリア様を回収しようとするとは…
強敵登場+ガイアメモリが登場するとは…一体どうなるのやら…

ミレア「あたしもあんな所に回収されるのはごめんだわ」
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.45 )
日時: 2011/02/27 00:16
名前: リオレイア

組織の力ならばこっちにもあるぞ!
日本国自衛隊の総力を上げて護衛する!
(別サイトで自衛隊ものを書いているので…)
今や原子力空母や原子力潜水艦、更には核兵器まで保有している。生半可な事では突破されん!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.46 )
日時: 2011/02/27 07:28
名前: ゴルダ

???「シオリアスポケモン共和国軍を貸しますよ?」

やめろ、魔動力空母やらを持ってる時点で狙われるぞ
???「ノープロブレム、そんな事して来たら、赤子同然にして差し上げます。魔法弾道ミサイルでね?」
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.47 )
日時: 2011/02/27 14:10
名前: ロンギヌス

suit様
ライバーかメモリか・・かなりの武力衝突が起こりそうですねw

リオレイア様
『非核三原則』が吹っ飛んでるww
至急応援願いたいですが・・リーグ壊されたら困るなぁ〜w

ゴルダ様
メモリの力は半端ではないですよ・・その気になれば惑星消せますから。(メモリによるけど
魔法弾道ミサイルって・・もはやチートですねw(逃げられない
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.48 )
日時: 2011/02/27 16:17
名前: ロンギヌス

〜事件から2日後〜

リーグ、集中治療室



ピッ・・ピッ・・ピッ・・

「カイオーガ、調子どう?」

「もう平気だよ♪ まだ出ちゃだめ?」

カイオーガは安定剤のような点滴を受けながら、ポケモン用の
ベットに横たわっていた。とりあえず見かけは元気そうなの
で、ロンギヌスはほっと胸を撫で下ろす。

「念には念を入れよって言うだろ・・? あと半年」

「えっ・・!?」

「いや、冗談冗談。今日の夕方には退院できると思う」

半年という言葉に顔が一瞬マジになったのを見て、ロンギヌス
は笑いをこぼす。この様子なら、心配は要らないらしい・・


ピシュゥン…

治療室の扉が開いたので、二人は目線をそちらに向ける。
しかしその高さからは何も見えず、下を見てようやくツター
ジャがいることに気づいた。

「マスター・・お客さん」

「ま、またレムリア狙いの黒めがね集団とかじゃないよな!?」

「エヘッ、まさか・・お薬やさんみたいだよ?」

ロンギヌスはやれやれと立ち上がり、面倒そうに扉へと向かっ
た。よくある勧誘業者かと思うと、追い返しには時間を食うの
だ・・

「「マスター、あとでね♪」」

以心伝心で同時にものを言う二人。
 まあ仲良い友といた方が、回復も早いかもしれない・・そう
考えながら、ロンギヌスは玄関を開けた。





「あっ、お忙しい中申し訳ございません・・私ロスト薬品の者ですが・・」

「は、はぁ・・」

ロンギヌスはいかにも嫌そうに髪をかきながら、その女性を中へと招き入れた。











「(うわっ・・よく見ればかなりの美人・・)」

男の定めだろうか・・女性が淡々と新開発の薬だの定期お届け
コースだの話しているというのに、ロンギヌスはぼーっとして
いた。気が付けば、目の前にはA4サイズの紙が・・

「えっ・・えっ・・?」

「もしよろしければこちらに印鑑と署名を・・」

「(ええええええええええ)」

当然話の内容など全く分からないまま、可愛らしい笑顔に誘わ
れて手がペンへと伸びる。ちょうど、朝の湯上がりらしいラ
ティオスが部屋に入ってきた時だった。

「あれ・・お客さんですかマスター」

「・・え? あ、うん・・そうそう・・」

「どうしたんです?」

お気に入りの青いタオルを首にかけ、ラティオスは
今にも署名しそうなロンギヌスの元へと近づいた。すると急に鬼のような顔で書類をひったくり、まじまじと眺め回した。


「な、何すんだよ・・」

「マスター・・これよく読みました?」

「え?ああ・・2,3行は」

「だろうと思いました。 ここ・・見てください」

ラティオスは自分のトレーナーにため息をつきながら、
ガンとしてロンギヌスの目の前に書類を突きつける。言われる
ままに、彼は再び読み直してみた。

====


13.薬に異常がある場合は、即座に連絡すること
14.貴殿の保有する貴重種の竜を、契約と同時に引き渡すこと
15.定期料金は、薬の交換と同時に行なうこと

===


「あ、あれ・・?14番が・・」

ロンギヌスはゴシゴシと目をこすり、幾度となく読み返す。
しかしやはりそこには、どうも他とは関係ない文章が綴られていた。

「文字を文字の中に隠す業者もいるようですが・・あなた昨日の男性の仲間ですか?」

女性はしばらく黙ったままだったが、諦めたように笑みをこぼすと、ゆっくりと顔を上げた。

「なかなか賢いポケモン飼ってるじゃない・・羨ましいわ」

「か、飼ってる訳じゃない!!(というより飼われてる気がする)」

女性は残念そうに立ち上がると、制服の中からメモリを
取り出した。ラティオスが驚いて下がった時にはもう、彼女はそれを肩に突き刺していた。

カチャッ・・『QUEEN!!』

「契約程度で済ませてあげたのに・・残念ね」

「あなた・・誰ですか?」

さすがにラティオスも『お客』には見えなくなったようで、
すかさず戦闘態勢を構える。ロンギヌスもライバーを取り出した。

「わたし? クイーン=レイン。 ご想像通り、国際貴重生物管理部の者よ」

メモリの力は分からないが、少なくとも昨日の輩よりは数枚
上手・・ラティオスの戦闘での直感が、そう告げていた。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.49 )
日時: 2011/02/27 16:23
名前: リオレイア

悪徳業者だ〜!
とりあえずスティンガーミサイルをプレゼントだ〜♪
とりあえず、護衛をしますよ〜赤のライバーと交換で!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.50 )
日時: 2011/02/27 16:29
名前: suit

意地でもレムリア様を連れていこうとするなんて…!!
女王とは一体何の力が!?
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.51 )
日時: 2011/02/27 16:37
名前: ゴルダ

ふむ…とりあえずあの二人はいろいろうるさいから、押さえ込んで来た。

???「支援はいくらでもしよう」

あまり出ないでもらいたいな、もうすぐ出番なのは分かるが
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.52 )
日時: 2011/02/27 18:25
名前: ぱいぽ

風呂上がりラティオス可愛いw
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.53 )
日時: 2011/02/27 18:32
名前: ロンギヌス

リオレイア様
赤ライバー・・いつの間にかラティオスの物になってますw
果たしてその条件は飲んでくれるのでしょうか・・w

suit様
問題です!女王には何があるかを考えてみてください。
(ものではありませんw

ゴルダ様
支援・・なんだか凄いの来そうですね・・w
ただレインの力に勝てるかどうかは・・(運次第かな?

ぱいぽ様
ラティ「・・・・・」

照れるなってw
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.54 )
日時: 2011/02/27 20:27
名前: ロンギヌス

「マスター。 あれ、出してください」

「あ、あれと言うと・・?」

レインはメモリの力を得たにも関わらず、攻撃してくる様子は無かった。
それどころかイスの背にもたれかかり、こちらから動くのを待っている・・

「とぼけないでくださいよ? みんなに内緒でメモリ、買い込んでたじゃないですか」

「えっ!な、何のことやら・・ハハ・・」

ロンギヌスはライバー片手に、しずしずと後退していく。
しかしそんな簡単に見逃してもらえる程、ラティオスは甘くなかった。即座に
肩を押さえつけ、顔を近づける。

「相手はガイアメモリ、こちらは玩具の鉄砲。 どうあがく気です?」

「お、おもちゃ言うな!! やらないと分かんないだろ!!」

ロンギヌスは秘蔵のメモリを出したくないらしく、代わりに
カードをライバーに入れた。


『ライド__ボーマンダ(BOMANDA)ラオシャンロン(RAOSYANRON)!!』


ポケモンとモンハンから召還されたニ体。やはりドラゴンとい
うだけか、どちらも荒い鼻息を吹かせている。
 そしてどういう訳か、ラオシャンロンの体は漆黒の鱗に包まれていた。

「えっ・・ラオに貴重種なんかいたっけ・・」

「いませんよ。 というか早く出してください!」

ラティオスは焦り気味に早口で喋りながら、竜達に囲まれたレ
インを見つめていた。そう易々と倒せるはずがない・・


ラオ「悪いがな・・主のために死んでもらうぞ」

ボーマ「ご主人さんよォ・・どうせ殺すなら喰ってもいいよな?」

「は、はい・・すんません」

どうも先々不安なご主人様だが、当然仲間には違いない。
 ロンギヌスはそう確信し、二体にレインを襲わせた。







ボーマ「ぐっ・・!! な、なんだ・・」

ラオ「我に・・くそ、何をしたのだ・・?」

レインの細い体が巨体に潰される寸前で、二体はあえなく動きを封じられた。
彼らが唸りの咆哮を上げるのを見て、レインはようやく口を開く。

「あなた達・・私を誰だと思っているの・・?」

ラオ「な、何を・・貴様・・」

「従う相手が・・違うでしょう?」

そう言い放つと、レインは高く手を振りかざす。その瞬間、
彼らの止まった体が、くるりとロンギヌス達の方を向いた。
瞳も妖しいピンク色へと変わっていく・・


「さあ・・暴れておやりなさい・・」

ラオ「はい」
ボーマ「・・はい」

女王とは権限そのもの・・二体の心は今、レインの支配下に置
かれている。それにラティオスが気づいたときにはもう、彼ら
は狂乱の顔で逆襲していた。

ドドギュゥン…!! ドドギュゥン…!!

「ラ、ラティ・・!! まさかこれも計算済みだったとか言うんじゃないよな!!」

ラオシャンロンが放つ炎をかわしながら、できるだけ目を狙い打つロンギヌス。
 一方ラティオスはボーマンダと爪をぶつけて叫んだ。

「そんな訳ないじゃないですか・・!! マスター早くメモリを!」

「わっ・・分かったっての・・」

ロンギヌスはライバーを連射しながら、高速移動のカードを荒々しく差し込む。

『アタックライド__クロックアップ(CLOCK UP)』

「取ってくるからあと頼む!!」

消えるような速さでブレスを避け、ロンギヌスは叫びながら部
屋を出て行った。一騎打ち中のラティオスが、相手を失った
シャンロンの目に留まる。

メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.55 )
日時: 2011/02/27 20:34
名前: suit

ひゃー!ラオシャンロンとボーマンダが!
このガイアメモリは洗脳能力を持っているのかな?
それに金のなる木であの社長も使った覚えがある…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.56 )
日時: 2011/02/27 20:39
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

クイーンの能力危ないですねw
何かエロいお姉さんって怪しいよね!
でもあのお二方に食べられるのなら良いや^q^

クロックアップ便利!
でもオーバーダイブも良いよね(キリッ

??「冗談のつもり〜?」

すんません。自重します。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.57 )
日時: 2011/02/27 21:05
名前: ゴルダ

うーん、洗脳は某星海の裏ボスには効きませんぞ?

アルカトラス「あいつが来たら全てが終わるぞ?知り合いなだけに、説得すれば来るが」

まあ、リミット外せばどうなるのか分からんからね…
???「我が名はイ…」

お願いします、お引き取りください
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.58 )
日時: 2011/02/28 22:28
名前: ロンギヌス

suit様
い、今考えるとキモっ!(ノリで使わせてました、すみませんw
洗脳というより、権力で意識を支配するといった感じですね
(↑それを洗脳という

アサシン様
女王=権力の塊(僕の勝手な想像なんですけどねw
色違い(貴重種)ラオシャンロンもいいと思いません?(黒

ゴルダ様
ま、まあ垣間見えるときは来ないでしょうから・・
だから呼ばないで〜!!(世界の崩壊w
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.59 )
日時: 2011/02/28 23:15
名前: ロンギヌス


〜集中治療室〜

「やった♪ またフルハウス〜」

「カイオーガ今ズルした!!」

「エヘヘ・・バレた?」



同じ家のどこかは激戦区と化しているのに、カイオーガと
ツタージャは呑気にもポーカー中だ。どうやら形勢はカイオーガに分があるらしい。


ピシュゥン・・!! チュドゥゥン!!!!

そんな和やかな雰囲気を粉々にしたのは、光のような速さで
部屋に入ってきたロンギヌスだ。見事に机は吹き飛ばされ、ト
ランプの雨がバラバラと降り注ぐ。

「あー!!せっかく勝ってたのにぃ〜!!」

「滅多に使わないからこの部屋に隠したはず・・ど、どこ!?」

「探し物?」

ツタージャがトランプを拾い集めながら、半ばパニックの
ロンギヌスに問う。ロンギヌスはあたふたと意思を伝えようと
するが、上手くいかないらしい・・

「あの・・こんな・・銀色のトランク見なかった!?」

「ほえ、トランプ?」

「違うっ・・!!」

ツタージャはキョトンとしながら、手に持ったカードを差し出す。
 その背後で、カイオーガが銀のアタッシュケースをポンポン
投げて遊んでいた。

「あっ、それ! 早く貸して・・」

「マスターのへそくりでしょぉ〜? どうしようかな〜♪」

カイオーガはニヤリと笑い、ケースの鍵を開いてみせた。
 中には色とりどりのガイアメモリが、ピシッと綺麗に並べら
れていた。

「あれ、お客さんは?」

「あー・・そ、その・・」

ロンギヌスの心の中で、難しい葛藤が生まれる。
・・見たところ元気そうなカイオーガだが、まだ戦闘は無理かもしれない・・
 それを無理やり参加させるほど、彼は落ちぶれている訳でもない。

「い、いいから早く渡せっての!」

「なら・・ボクも混ぜてよ♪」

「・・は?」

ロンギヌスは困惑した。まるで来客と戦闘中だと言う事を、
全て知っているような口ぶりだ。カイオーガはベットから飛び
降りると、自分用のメモリを取り出した。

カチッ…『ETERNAL(永遠)!!』

「シャチの聴力はヒトの何十倍もあるって・・知ってた?」

「き、聞いてたのか・・」

何とも恐るべき能力だが、驚いている時間は無い。
 ロンギヌスは苦心の結論として、渋々認めるしか無かった。

「で、でもお前まだ体調が・・」

「もう平気だって言ったじゃん♪ 心配ないって」

カイオーガの頭にもう『安静』という言葉は無いらしく、メモ
リ片手に部屋を飛び出そうとした。しかしピタッと立ち止まる
と、ツタージャの方を向き直る。

「ねえツタージャ・・レムリアに知らせてくれる? 安全なとこに逃げてってね」

「・・うん」

ツタージャは守られているばかりの自分に嫌気がさしたよう
だったが、首を縦に振った。カイオーガは礼を言うと、クロッ
クアップのような速さで廊下を疾走していった。

「大丈夫かな・・」

トランクから数本のメモリをポケットに突っ込み、ロンギヌス
はさっきと同様、カードを装填するのだった。

『アタックライド__クロックアップ(CLOCK UP)』
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.60 )
日時: 2011/02/28 23:37
名前: suit

カイオーガ!無理しないようにね…!!
そしてあの鬼畜な女からレムリア様を守ってくれ!!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.61 )
日時: 2011/03/01 00:51
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

シャンロンさん、良いですね!
もう自分から突っ込みたいくらい!

カイオーガ君参戦!戦力が大きく増したぞw
それにしてもラティオスさんの状態が不安ですね〜

無事だと良いのですが…(無事じゃなきゃ俺が突っ込む!)
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.62 )
日時: 2011/03/01 00:57
名前: ロンギヌス

「「ラティオス!!」」

同時に叫びながら、巨大な応接間の扉を蹴破る。
しかしラティオスなら大丈夫だろうと過信していたロンギヌスに、目の前の光景は信じ難かった。


ハグッ…ニチュ…グプゥ‥…

「マ、マスター・・遅かったじゃないですか・・」

夜のように黒いラオシャンロン。
ラティオスはその口から力無くはみ出し、粘液質な唾液が涙のように彼の顔を伝っていた。
 カイオーガが即座に助けようとするが、目の前にボーマンダが立ちふさがる。

ボーマ「へへ・・どうしようってんだ? 素直にムゲン竜を引き渡せ・・」

「ねえマスター、こいつらそれに戻せないの?」

カイオーガはヒレでライバーを指すが、ロンギヌスは首を横に振った。
 全指揮権はいまレインに奪われている・・

「新しく召喚するのはやめとこう・・カイオーガ、同時攻撃でラティオス助けるぞ」

「お任せあれ♪」

今にも呑み込まれそうなラティオスに向かって、ロンギヌスは
銃口を、カイオーガはハイドロポンプの照準を合わせる。
 『ゴクリ』と喉が膨らんだのを合図に、二人は初のコンビ技を繰り出した。

ドシュウウウゥゥゥン!!!!

『アタックライド__クロスアタック(CROSS ATTACK)!!』

波動砲のようなエネルギーが放たれ、それらは照準通りラオシャンロンの喉元に命中する。
 膨らみが一気に逆流し、ラティオスは大量の唾液と共に吐き出されてきた。



「よっと!」

カイオーガはしっかりと受け止めると、彼の紅い瞳を見て微笑んだ。

「これで借りは返せたのかなぁ?」

「ありがとう・・十分ですよ」

またしても忘れられている事にガックリ来たロンギヌスだが、
TPOをわきまえてレイン達の方を向く。
シャンロンに今のはかなり効いたようだったが、未だ倒れる様子はなかった。

レインは再び左手を上げ、二体に攻撃を命じる。
恨みもあるからなのか、ラオシャンロンの方が速く動いた。



「おい、ラティオス受け取れ!」

ロンギヌスはメモリを投げ渡し、自分もポケットから紫色のメモリを取り出す。
ラティオスはパシッとキャッチし、全員同時にスイッチを押した。

カチッ__『CALIBUR(聖剣)!!』
カチッ__『HUNTER(狩人)!!』
カチッ__『ETERNAL(永遠)』

カリバーメモリの力は、ライバーを一瞬にして鋭い剣へと変えた。
 ラティオスは何も体は変化しなかったが、ラオシャンロンは見えない何かに怯えていた。

「なるほど・・ハンターは苦手という事ですか・・」

「マスター考えたね〜」

カイオーガのエターナルメモリは最強というだけあって、
技の威力が100倍近くにもなるらしい。
隣にいるロンギヌスにも、何かしらの気迫というものが伝わっていた。


「あら、あなた達もメモリ中毒? なら一緒ね・・」

レインが声高らかに嘲笑する。
襲ってくるボーマンダの爪を剣で受け止めながら、ロンギヌスは反抗した。

「中毒って・・俺メモリ使うの始めてだぞ!?」

「病み付きになっちゃう人もいるんだって」

強化された水流がカイオーガの周りで渦を巻き、制御された大波となってシャンロンを直撃する。
 これにはさすがに応えたようで、その巨体はグラリと倒れかかった。

ラオ「ぶはっ・・き、貴様・・」

「ラティオスパース♪」

ラティオスはシャンロンの背後へと回り込み、渾身の流星群を放つ。
無数の輝く隕石が現れ、重力に逆らってシャンロンの背中を押し返した。
 
倒れる事もできないまま、シャンロンは唸り声を上げて立ち尽くす。
 一見カイオーガ達の優勢に見えたが、やはりそう簡単にはいかないようだ。



「なっ・・!! ちょ・・!! おっと・・!!」

平和ボケのロンギヌスは、当たればただでは済まな
いボーマンダの脚を、なんとか寸分で回避していく。突如出現
した新しいカードを手に取り、装填する。

『アタックライド__スラッシュ(SLASH)!!』

「うおりゃああ!!」

稲妻のような太刀筋が、斬撃となってボーマンダを斬りつける。
ボーマンダはよろよろと後退し、怒りの咆哮を上げた。

ボーマ「てめぇ・・覚悟決めとけよ!!!」





「ふぅん・・なかなか手こずらせてくれそうね・・」

それぞれの戦闘の様子をじっくりと観察し、レインは考え込む。
 ・・どいつを狙えば効果的か・・・


メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.63 )
日時: 2011/03/01 02:19
名前: リオレイア

あれ?ラオはブレス吐きませんよ〜
あ〜、でもあの可愛さ爆発の巨体を持つお方に喰われる…
うむ、ますますライバーが欲しくなって来た!
ラオシャンロン頑張れ〜♪
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.64 )
日時: 2011/03/01 21:11
名前: ロンギヌス

suit様
レムリアお姫様状態ですねw

アサシン様
一応メイン戦力ですからね・・(メモリ合戦の

リオレイア様
き、貴重種は吐くのだ!!(←無理な言い訳
誰を喰わせるか悩んでますw
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.65 )
日時: 2011/03/01 22:48
名前: ロンギヌス

大体理解された方もいらっしゃると思いますが・・今日は本文書く気分じゃないので解説の書を・・(まだ殆どしてなかったW

〜カリバーメモリ(CALIBUR)〜
DETA:身近なものを鋭利な剣へと変化させる。『聖剣』の力を宿しており、かなり強力。

〜ハンターメモリ(HUNTER)〜
DETA:『狩人』の力を宿したメモリ。戦闘能力が向上するだけでなく、相手に恐怖感を与えることもできる。
備考:モンハンのモンスターには相性がいい。

〜エターナルメモリ(ETERNAL)〜
DETA:『永遠』の力を宿しており、全メモリ中最強のスペック。何でも永久化することができ、命すらも可能。
備考:攻撃用として使った場合、技の威力が爆発的に伸びる。

〜クイーンメモリ(QUEEN)〜
DETA:『女王』の力を宿す、対抗不能の権力を創り出すメモリ。心を支配し、自在に操る事ができる。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.66 )
日時: 2011/03/01 23:42
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

カリバー+ハンターって最強じゃないですか!

うちのタイル君と交換して!

??タイル「断る。」

…(・ω・`)
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.67 )
日時: 2011/03/02 01:08
名前: リオレイア

ほむほむ…
クイーンメモリ相手ならば無人兵器が良さそうだな…
よし!ロイヤルネイビー(英国海軍)の誇る秘密兵器(爆)パンジャンドラム投入!
ミサイルや無人機ならばCPUやAIに割り込まれるかもしれんが…
制御装置など無い車輪のロケットで突っ込むだけのパンジャンドラムは操れまい!
大西洋の壁と呼ばれたノルマンディー沿岸要塞を破壊するための兵器ゆえに破壊力もある!欠点は車輪の強度不足と制御装置が無いため、どこに突っ込むか判らない事だが…飽和攻撃ならばリーグごと吹き飛ばせるしな…
あるいは…旧ドイツ海軍の歯車式誘導魚雷を利用してB-29あたりに戦略爆撃を行わせればいいか…
意思も無ければ命令も無い原始的な兵器の前に乗っ取りは効かんのだよ!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.68 )
日時: 2011/03/02 20:16
名前: ロンギヌス

ガキィィン…!! ギシッ…カァン!!

剣の音が鈍く響き、ライバーは高く宙を舞う。
それが床に深々と突き刺さった時にはもう、ロンギヌスは強靭な足に組み敷かれていた。

ボーマ「随分斬りつけてくれたじゃねぇか・・楽に死ねると思うな?」

「ク、クソ・・」

ロンギヌスは肋骨を潰しかねない足を払いのけようとするが、
ボーマンダは逆にぎゅうぎゅうと体重をかけてくる。
彼の肺が悲鳴を上げた。

「ぐぁあああっ・・!!」

呼吸が難しい中で、ロンギヌスは悶え苦しむ。
その姿にボーマンダはニヤッと笑みを漏らし、そっと巨大な口を近づけてくる・・

ボーマ「頭からゆっくり呑んでやるからな・・あとは中で苦しんでろ」

でろっとした舌を舐め擦り、グパァ・・
粘液質な唾液がロンギヌスの顔に垂れ流され、彼はその腐臭に無言で呻いた。

ボーマ「へへ・・臭いなんて一言でも漏らしてみな。 遺言無しで噛み砕いてやらぁ・・」

「・・&0)('&%$#"!#$%&'('&%$#!!!!!」

呑む前に、ボーマンダはまず唾液の洗礼を受けさせる。
ロンギヌスの顔面全体に舌を這わせ、ぬっちょりした唾液を惜
しみなく塗り込んでいく・・・大蛇のような動きはロンギヌス
を逃がさず殺さず、気の済むその時までいじめ尽くす。





〜5分後〜

くちゅっ…れちょ…でろぉ…んむっ

「ぐっ・・ああっ・・ぶ・・ふぅ・・」

ボーマ「へへっ・・そろそろいいかな」

今度こそぬめっとした喉が姿を現し、ロンギヌスとの距離を縮めていく・・
 しかし銜え込まれる寸前、遠くで戦っていたシャンロンがカ
イオーガ達を吹き飛ばし、一直線に向かってきた。
そのままボーマンダに体当たりしたかと思うと、次の瞬間、
ロンギヌスはシャンロンの手にしっかりと握りしめられていた。


ボーマ「なっ、て、てめぇ何しやがる!!」

ラオ「こいつは我が目をつけていた輩だ。 貴様などに譲りはしない」

ボーマ「な、なにふざけてやがる・・?」

お互い空腹に絶えかねていたのかギラリと牙を剥く。
しかしシャンロンは争いもせず、即座にロンギヌスを口に放り投げた。


「ひんぎゃああああぁぁぁぁ・・」

恐らく二体分の唾液と軟らかい舌に苦闘しているのだろう・・
鋭い牙の間から悲鳴が漏れ聞こえてくる。
ロンギヌスと思わしき膨らみが頬を張り、無意味にまた引っ込んだ。

ボーマ「それは俺の獲物だ・・すぐに出せ!! 」

ラオ「知らん・・それはそうと注意しなくていいのか?」

ボーマ「は・・?」

無防備なボーマンダの背後から、エターナルメモリで巨大化
したカイオーガが飛びかかる。
むぐっと瞬時に口を塞がれ、ボーマンダは自分がロンギヌスにしたように床に押さえつけられた。

ボーマ「ぐぅああっ・・!!」

「つっかまーえた♪ 」

まるでボーマンダがいないかのように、カイオーガはダラーッと寝そべる。
1tは軽く超える巨重が骨を割り、ボーマンダの哀しい悲鳴が部屋に響き渡った。メキメキッという妙な音も聞こえる。

「ぐぇあっ…!!! おっ、降り・・で・!!」

「あれぇ〜? 耳が聞こえなくなっちゃったぁ〜♪」

ヒレで耳を押さえる素振りを見せ、ぶんぶんと首を振るカイオーガ。しかしその口はまるで三日月のように歪んでおり、戯れているのが一目で分かる。



「シャンロ・・た、助け・・!! 」

下敷き状態で息も絶え絶えのボーマンダは、未だロンギヌスを
しゃぶっているシャンロンに助けを求めた。
 しかし・・
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.69 )
日時: 2011/03/02 21:06
名前: suit

やや…!!
突然の仲間割れ…事態はどう変わる!?
そしてラオシャンロンにしゃぶられてお腹に収まりたいもの…♪
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.70 )
日時: 2011/03/02 22:05
名前: リオレイア

ラオシャンロン様…
僕もお口に入れて下さい…
お腹の中でぐっちょぐちょのとろとろにして下さい!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.71 )
日時: 2011/03/02 23:14
名前: ロンギヌス



「た、頼む・・おりてくれ・・ぎゃあぁっ!!」

「きこえないも〜ん♪」

床とカイオーガの腹部にプレスされ、ボーマンダは息も絶え絶
えに訴えかける。
 ちょうどその頃ロンギヌスはというと・・




ぐにゃっ・・ドチャッ・・ンレロ〜…

「うぷわぁっ!! この・・出せ・・」

トランポリンのように波打つ舌の上で、無様に抱きつかされて
いた。こちらは口蓋とのサンドウィッチらしい。
 ぎゅうぎゅうと容赦なしに味を絞り抜いてくるそれらを前
に、ロンギヌスは口に入った唾液を吐き出す。

「うっぷ・・100ccは飲んだなこりゃ・・どわあぁ!!!」

舌が滑り台のようにグラリと傾き、喉肉で見えない穴へと落とし込もうとする。
ロンギヌスはがむしゃらに舌を抱きしめるが、唾液がじゅわっと溢れ、余計に滑りやすくなってしまった。

「だ、誰か・・」

ズルッ……シュルルルルルルル…

「あぅ・・あああああああああ!!!」


〜〜〜〜



「お、おい・・少し待てよ・・話そうぜ・・」

「きこえな〜い♪」

押しつぶされていたボーマンダはいつの間にか強制的に立たさ
れ、彼の目の前にはぷよぷよ柔らかそうな舌肉と、もう待ち構
えている喉の奥が広がっていた。
 カイオーガは有無を言わさず、あんぐりとボーマンダを銜え上げた。

「ああっ・・ぷ・・畜生、このっ・・」

「へっ? あっ・・やめ・・えへへ、くすぐたぁい!!」

ボーマンダにしてみれば無我夢中で舌を押し返そうとしている
のだが、カイオーガにはこそばゆい程度にしか感じないらし
い。ヒレで暴れ狂う足を持ち上げ、窮屈な口の中へと押し込む。


ぎゅぅ・・ぐよっ・・ぬちょ・・

「出せよ・・この野郎!! むゎ・・後で覚えて・・」

「もう忘れちゃった、君つまんないもん」

今のは精神的にショックだったのか、抵抗が一時停止する。
その隙を見計らい、カイオーガはぷくりと喉を膨らませた。

「うがっ・・あっ・・わ、悪ぃ!! やめt・・」

「最近人間の食べ物しか食べてないから・・久しぶりだなぁ♪」

尻尾がじたばたと口からはみ出ている・・
 そんなこと気にも留めず、カイオーガは垂直に上を向いた。




ングゥ・・ゴクン♪
・・ゴクリ・・


二つの微かな悲鳴と共に、二つの喉は同時に獲物を飲み下す。
 カイオーガは気持ち悪そうに顔をしかめると、ベェと舌を出した。

「うっぷ・・さすがに無理があったかなぁ・・
        ・・美味しかったからいいけど♪」

ぽゆぽゆと揺れ動く白いお腹・・
 その向かいには、もう一つの膨らんだ腹を抱えた、満足げな
シャンロンの姿があった。

「フフ・・やはり食事は人間に限る・・下手な獣肉よりずっと旨いではないか」

シャンロンの腹も、ロンギヌスが激しく暴れ回っているらし
く、ズプズプと変に動いていた。

「まあそう興奮するな・・胃壁が破れる訳でもなかろう」

ロンギヌスは簡単に納得したらしく、彼の抵抗は少しずつ弱
まっていった。
 人の心を知り尽くしているというのも、流石は古竜種といったところである。

「そうだ・・時間はたっぷりくれてやる。
             ・・存分に楽しむがよい」





一方ボーマンダは、そんな時間は残されていなかった。
 カイオーガは胃の中で暴言ばかり吐き続ける彼に愛想を失
い、とっとと消化しようとしていた。久しい新鮮な獲物に、胃
壁は活発にボーマンダを揉みほぐしている最中だ。




〜〜

ぐにょん・・にちゅっ・・ぐにゅぅ・・むりゅっ

「あぐっ・・このシャチ頭!! 早く出さねえと酷い目に・・」

「ふゎあああぁ・・いーよーシャチで・・」

絵に描いたようにつまらなさそうな顔を浮かべるカイオーガ。
 暴言も小さい頃から慣れっこなので、怒りも悲しみも湧いてこないのだ。



にちゅぅ・・たゆん・・ぐもっぐもぅ・・

「あっ・・やべろ・・レイン様ぁ!!」
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.72 )
日時: 2011/03/03 08:08
名前: リオレイア

ラオシャンロン様、流石です…
僕の心も溶かして下さい…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.73 )
日時: 2011/03/03 10:42
名前: suit

はうう…
カイオーガ…ナイスです…♪
自分もラオ様胃壁で遊ばれたい…
そして鬼畜女を倒しちゃってください…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.74 )
日時: 2011/03/05 01:07
名前: ロンギヌス

※一部ロンギヌス目線
 〜ラオシャンロン・胃袋内〜





「んぅ・・あったけぇ・・♪」

ちょっと息苦しいが・・竜の熱めの体温が、もたれた背中にジンジンと伝わってくる。
力を抜いてみれば身体はむにゅぅと壁に沈み、視界は妖しく光る肉壁に包まれた。

「時間あるなら・・とことん遊んでやる」



ズルッ・・ヌポオッ・・

手始めに体勢を変えて、顔を限界まで押し付けてみる。息を止めてたからか苦しくはなく、むしろむにょむにょ顔面包囲されて心地よかった。


「ぶふぅ・・あー最高・・♪」

胃壁の間にも隙間がたくさんあったので、取りあえずそこに身を埋めてみる。すると待ち構えてたかのように周りは蠢き始め、俺は胃壁の奥深くへと引きずり込まれた。


んちゃぁ…くちゃぁ……ねちょ…ゴキュ・・

「ングッ・・ああ・・ぶえ・・んばぁ・・」

沈めば沈むほど激しく捻りつぶされ、揉まれ、消化前のマッサージを堪能させられる。興味心で抵抗しようものなら、ぐにぐに愛撫で無理やり反省させられた。


「出たく・・ない・・」

呑み込まれて10分も経っていないというのに、早くも意識が飛びそうになる気持ちよさだ。 俺って・・チョロい・・

しかし寝てしまえば、自動的に消化が進んでしまうのは当然だ。うっかりトロけてました〜♪では済まない上に、カイオーガ達の助けも期待はできない・・


「・・つまり自分でなんとかしろってことか」

できるだけ心を無にして快感を追い出そうとするが、容赦なく続けられる圧迫についつい声が出る。 
 「やめろ!!」という感情と「もっと」という感情が争い、心の中でひしめき合っていた。

にちゅ…ゴプ…じゅぷぅ…

「う〜ん・・何かないか・・」

嵐のような愛撫の中でポケットをまさぐり、手に触れたメモリらしきものを取り出す。どうやらまとめて取ったときの残りのようだ。
 使えるかどうかは・・効果次第だが。





カチッ_『ZONE(地帯)』

「移動の力か・・脱出には使えそうだな・・」

急いで脳天へとメモリを差し込む俺。メモリがすぅーっと体内に消えていくと、身体は何だか空気になってしまったような感覚だった。


シュゥン…!!

間一髪、身体が移動し始めるのと同時に胃液がじわっと染みだしてくる。しかしその時にはもう、俺は胃袋の中から姿を消していた。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.75 )
日時: 2011/03/05 11:42
名前: トマート

ロンギヌスさん、初めまして!トマートというものです。このサイトに来てからロンギヌスさんの物語を読ませてもらっています。これからもよろしくお願いします。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.76 )
日時: 2011/03/05 14:01
名前: ロンギヌス

トマート様
こちらこそ!
読んでくださってありがとうございます(嬉)
つづきをお楽しみに〜♪
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.77 )
日時: 2011/03/05 22:25
名前: ロンギヌス


ボーマ「畜生…!! 出しやがれぇ・・!!」

「うるさいなぁ〜・・怒っちゃうぞ?」

カイオーガはぼよっと膨らんだとしたお腹を抱え、悪い顔で地面に押し付ける。くぐもった悲鳴が漏れてくると共に、その膨らみは小さくなっていった。

ボーマ「ぁあ・・!! やめっ・・ま、まだ・・」

空気が抜けるように元の大きさに戻っていく様子を、ラティオスは無表情で眺めていた。カイオーガの消化するところなど、何回も見てきたに違いない・・当然助けもしない。


じゅっぷ…ごぽぉ……ングゥ…

ボーマ「・・・・・がはぁっ・・」

「ごちそうさま♪」

微かな断末魔を聞き届けて、カイオーガはレイン達の方を向き直る。レインの顔は兵を奪われた怒りで歪み、まるで般若のようだった。




「ラオシャンロン? さっき食べた坊や・・消化してあげなさい!!」

ラオ「・・はい」

機械的な目で、シャンロンはロンギヌスの消化を行なおうとする。しかし彼は胃に妙な感じを覚え、鉤爪を腹へと当てた。


ラオ「いない・・? 馬鹿な・・さっきは確かに・・」

「何をしてるの! 早く・・」

しかし、レインの叱責はそこで終わった。
 



ピシュゥン・・!!

もう入ってくる者はいないはずの扉が、音を立てて左右に開く。ポタポタと透明な液体を垂らしながら、ロンギヌスがフラフラと現れた。

「「マ、マスター!?」」

「そんな・・ラオ、あなたまさか・・」

レインの目に怒りと疑いが生まれ、ロンギヌスを呑み込んだはずのシャンロンを見上げる。


「い、いや・・我は吐き出してなど・・」

「言い訳・・そう・・命令を拒んだのね」

レインが知らない真実・・ロンギヌスがメモリで脱出したとは知らないまま、彼女はクイーンメモリを肩から抜き取った。

「お、お待ちください・・奴は恐らく・・」

「いつまでシラを切れば気が済むの!? あなたに私の奴隷は合わないようね!!」

レインは腰に取り付けた黒いスロットに、勢い良くメモリを装填する。 誤解されたシャンロンの顔に、初めて恐怖が浮かんでいた。

ガチャン…『QUEEN _マキシマムドライブ(MAXIMUM DRIVE)!!」



「いらないわ・・もう」


レインはピンク色に輝く腕を刀のように構え、振りかざして
強烈な斬撃を生み出した。
 
キシュゥゥン……ザシュッ!!!

斬撃は狙い違わずシャンロンを襲い、その巨体をいとも簡単に切り裂いた。
シャンロンは爆音を立てて倒れ、呟きながら消失してしまった。



「我の主は・・お前ではない・・!!」













所詮はカードによって造られた命・・大きいダメージを受ければ消えてしまう。
 ついに最後の兵を失ったレインは、はぁはぁと荒い息を吐き続けていた。そしてキッとロンギヌス達を睨みつけ、脅すように言った。

「早くムゲン竜を引き渡しなさい・・あの竜のように消えたくなければね!」


あまりの命の扱いに怒りを覚え、ロンギヌスは床に刺さったライバーを抜き取る。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.78 )
日時: 2011/03/05 23:02
名前: トマート

ああ・・・レインが怖すぎる・・・

ところで、僕も物語を書いてみたいと思います!
その話の中で、ロンギヌスさんとロンギヌスさんのポケモンをぜひ出したいと思うのですが、
よろしいでしょうか?
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.79 )
日時: 2011/03/05 23:25
名前: リオレイア

…………
………………
衛星軌道修正開始
ディーヴァ1から5集中攻撃体制へ移行…
使用弾頭種別…戦略核
発射用意よし…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.80 )
日時: 2011/03/06 00:06
名前: suit

…ラオシャンロン様を…奴隷…?
鬼畜女…許さない…

…ジャキ…!!

さてと…その愚かしい行為…断罪させてもらう…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.81 )
日時: 2011/03/06 16:07
名前: ロンギヌス

トマート様
いいですよ♪
僕に著作権はないっ!!(←ついに狂ったか

リオレイア様
ちょっ・・は、早まらないで!
せめてあと5分・・

suit様
あぁ・・リーグは崩壊してしまうのだろうかw


メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.82 )
日時: 2011/03/06 18:04
名前: m.t

ただいま〜...ってえぇ!?修羅場に合っている!?(いつものことです)頑張れ!!
レインなんて叩き潰せ!(←
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.83 )
日時: 2011/03/06 18:41
名前: トマート

ロンギヌスさん、ありがとうございます!
まだまだ初心者な僕ですが責任を持って、書かせて頂きます!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.84 )
日時: 2011/03/07 16:06
名前: ロンギヌス

m.t様
捕食サイト全員の敵と化してますねレイン・・w
まあ仕方ないか.


トマート様
楽しみにしてますw
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.85 )
日時: 2011/03/07 23:00
名前: ロンギヌス

ピシュゥイン…!!

金属製の扉が開き、ツタージャが心配そうに入ってくる。
 その瞬間、全員がそれに気を取られた一瞬をつき、レインは再びピンク色の斬撃を放ってきた。

「あ…危ない!!」

カイオーガが勢いよくツタージャを引き寄せ、ギリギリで斬撃をかわさせる。閉じたばかりの扉が、木っ端みじんに吹き飛んだ。

「ツ、ツタージャ何しに・・」

「わたしだけ・・逃げてるだけなんてできないよ・・」

ツタージャの俯きながらの言葉に、ロンギヌスは心が痛む。
 トレーナーとして・・戦わせるべきなのだろうか・・



「で、でもお前武器が・・」

「キシシッ…♪ マスターたくさん忘れてたでしょ?」

待ってましたというように、ツタージャは隠し持っていたメモリを見せつける。ロンギヌスが放り投げて行ったケースの中にあった物らしい。


カチッ_『FOREST(森林)!!』


スイッチが押された瞬間、ツタージャの体は眩い光を放つ。
焼けるような光にロンギヌスは目を隠したが、彼にはツタージャが大きくなっているように見えた。









「マスター、マスター?」

「うぅ・・ってえ?」

視界が漸く元に戻ると、ロンギヌスは何ら変わらないツター
ジャの声に振り返る。しかしそこにちょこんとした彼女の姿は無く、
代わりにロンギヌスをも凌ぐ大きさのジャノビーが立っていた。


「えっ・・進化・・?」

「うん…一度くらいやってみたかったの…」

大きさの割に恥ずかしそうだが、やはり御三家の威圧感というもの受けるロンギヌス。その背後でカイオーガが、こっそり彼に呟いた。


「・・ねっ…今回はツタ……ジャノビーにやらせてあげたら?」

「で、でも・・」

「せっかく進化したんだから・・。 言ってなかったけど、ジャノビー強いよ?」


ロンギヌスがそれに答える前に、レインが痺れを切らして向かってくる。今度は脚にピンクの光を携え、ジャノビーを狙っているらしい。
 すかさず全員バラバラになり、円状にレインを取り囲む。




「じゃあ今回は援護か・・ジャノビー、任せたぞ」

「はい・・マスター♪」

嬉しそうなジャノビーの返事を聞き、カイオーガはニヤッとメモリを構える。 どうやら彼もサーポトやる気満々のようだ。




「ふふ・・来たらいいわ。 私の手下には丁度いいポケモンばかりじゃない・・」

レインは高らかに嘲り、囲まれたにも関わらず余裕の表情を浮かべている。
その背後から、ロンギヌスはライバーを構えた。

「これって卑怯・・? って場合が場合だよな、うん。」

戦闘中とは思えない発言だが、素早くカードを3枚装填する。
照準をしっかりと合わせ、トリガーを引く。

「大サービス」

『ライド__レシラム(RESIRAM)リオレウス(RIOREUS)ジンオウガ(JINOUGA)!!』


時空を裂くような咆哮が3つ轟き合い、床を割る勢いで三体が出現する。 ジンオウガはなにやら、見た事のある部屋に懐かしみを感じているようだった。


オウガ「いい使い方だ・・また我を呼んでくれるとはな」

レシラム「嬉しいです・・♪ たくさん遊べますね」

レウス「…だといいがな」


流石に巨竜三体を目の前にしてか、レインも少し自信が揺らいだらしい。しかし見下ろされながらも即座ににクイーンメモリを取り出し、再び彼らを隷従させようとした。



「もうさせないよっ♪」

『ETERNAL_マキシマムドライブ(MAXMUM DRIVE)!!』

カイオーガは彼女よりも先にメモリを使い、目の前の空間に巨大な『E』の文字を出現させる。そしてそれを勢いよく叩き割ると、その破片は追尾弾となってレインを爆撃した。



ドドドドドギュグガアアアン・・!!!!

「きっ…ぎゃあああっ!!」

悲痛な叫びとともに、レインの体を火柱が包み込む。そして彼女の手元を離れたクイーンメモリはというと・・





パキィン…!!

最強の技を喰らい、粉々に砕け散ってしまった。
レインは煤だらけになりながら這い出し、ゴミと化したメモリの残骸を見つめる。

「ぁぁ…そ、そんな・・」

「ナイスアタック、カイオーガ♪」

ジャノビーはニコッと微笑み、元気よくカイオーガとハイタッチをする。 ロンギヌスが指示を出すと、竜三体はドスドスとレインに近づいていった。


レシラム「これやっちゃえばいいんですかぁ〜? ジャノビーさん一人でできると思うけど・・」

レウス「そう言うなよ…何でもしていいんだろ?」

オウガ「そういう事だ・・いい命令だな」


逃げ道を隙間無く囲まれ、レインは素っ頓狂な声を上げた。
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.86 )
日時: 2011/03/07 23:30
名前: ゴルダ

ゴルダ「HAHAHA、当然の報い。自業自得だ」

さて、帰ろうか
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.87 )
日時: 2011/03/07 23:44
名前: suit

はは…メモリ破壊+進化おめでとう♪

?「ふむ…それよりまだそんな物騒な物を持ってるのか?」

いやあ…もう卑怯なんて関係ないしさ…それに以前の件は許してないし…

?「乱入したらいろいろ凄いことになりそうなんだか…ここで見たらどうだ?」

仕方ない…皆様にあの愚者に死を与えてもらいましょう…

ガチャン…!!

?「…暴走せずに済んだか…」
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.88 )
日時: 2011/03/08 00:04
名前: ロンギヌス

ゴルダ様
自業自得w
まあ要するにそういうことですよね…

suit様
ラオシャンロンを消すという行為=このサイトを敵に回すことw
(皆さん強そう

そして返答する度に気になる「?」の正体が知りたい…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.89 )
日時: 2011/03/08 08:01
名前: リオレイア

うむ…
攻撃衛星、発射体制を解除。通常警戒軌道へ帰還。
うっひょー!レウスたんとジンオウガたんだぁー!
お口に突撃ー!玉砕だー!
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.90 )
日時: 2011/03/08 15:54
名前: ロンギヌス

リオレイア様
ふぅ・・
常に衛星に警戒されているというのも怖いですねw

レウス「お、なかなかうまs」

オウガ「今はやめろ、狙いはそっちじゃないだろうが」
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.91 )
日時: 2011/03/08 18:46
名前: トマート

すっかり形勢逆転ですね・・・

自分自身はポケモンだけしか知らない馬鹿者ですので、話についていけません・・・
ともかく、頑張ってください!
ルギア「お前もな」
はい・・すいません・・
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.92 )
日時: 2011/03/08 20:47
名前: ロンギヌス

トマート様
ポケモンは僕も大好きです(捕食的にもゲームもw
いろんな人に分かりやすい小説・・書きたいなぁ〜…
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.93 )
日時: 2011/03/08 21:41
名前: 大食い

3匹のドラゴン様・・・・・いいなぁ
ジンオウガ様、どうぞ僕を餌にしてください・・・
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.94 )
日時: 2011/03/08 22:08
名前: ロンギヌス


でろぉ……ぴちゃ…ねとぉ…

「あっ・・い、いやっ・・」

三体は逃げられないレインに対し、容赦なく涎を垂らしかける。 唾液どうしが混ざった異常な臭いに、彼女は息を止めた。

レウス「させるか・・たっぷり味わえって」

巨大な翼手でレインの腕を掴み、リオレウスは無理やり拘束した。自分の唾液を彼女の顔めがけて落とし、にやにやと楽しんでいるようにも見える。

レウス「いい声で鳴きやがって・・そんなに嬉しいのか?」

オウガ「3vs1は好みではないが・・お前は我らの仲間を弄んだのだろう?」

レシラム「それなら仕方ないですね〜」

レシラムは純白の手でレインをそっと抱き上げ、自分の顔に近づけた。 炎タイプの体温にレインは少し落ち着いたのか、軽く息を吐く。


レシラム「あれ・・気持ちいい? かわいいんですね♪」

オウガ「さて問題はどう裁くかだが・・・お前からどうだ?」

レウス「へへ・・結構結構」

レインは温かい腕の中を離れたくなかったようだが、待ちかねたレウスが強引に奪い取り、鋭い目つきで彼女を睨む。

「泣くなよ・・? 泣いたら噛み砕いてやる」

「ひ・・ま、待っt…」

そう脅すと、怯えきったレインの上半身を銜え込む。 途端に脚がじたばたと暴れ出したが、レウスの剛力に敵うはずも無い・・



オウガ「我もかまわないか? なかなか旨そうな女だからな・・」

レウス「ちっ・・ほらよ、こっち半分やるぜ」

ぶっきらぼうにそう言い放つと、レウスは暴れ狂うレインの下半身をつきだす。はみ出た腰からは粘性の唾液が滝のように流れ、ポタポタと床に水たまりを作っていた。

早速ジンオウガはレインの下半身を器用に銜え、口内でぬちゃぬちゃとしゃぶり始めた。全身を2体の竜に弄ばれ、レインはいまや絶叫していた。


「んんっ…!! はっ…やめて‥…ああっ!!」

レウス「そうそう…この味がたまらねえ・・
             ・・呑めたら最高なんだがな」

オウガ「まあ少し待て・・我ももっと味わいたいのだ」

ジンオウガを鬱陶しそうに見つめるレウス。 レインの悲鳴には耳一つ貸さず、ただ味を吸い取ることに没頭していた。




そのころ口内では・・





くちゅぅ…れちょ…ハァグ……むぐぅ…

レウスの口内に上半身だけ突っ込まされ、重厚な舌を押し付けられるレイン。 じゅぷじゅぷと湧き出てくる唾液の海に、彼女の呼吸は弱まっていった。

下半身も同じく舐めほぐされ、ジンオウガの欲求を満たす道具と化していた。 太い大蛇のように絡み付いてくる舌に、呆気なく味を搾り取られる。


「や、やめっ…てぇ……あぅ…許して・・!!」

くちゃ…むりゅ…じゅぷぅ…


二人の気が済むその時まで、レインが助けられる事はなかった。

メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.95 )
日時: 2011/03/09 00:22
名前: suit

その鬼畜女をとっとと消化して自分を餌に〜♪(特にジンオウガ♪)

ジェ「ふむ…ロンギヌスといったな…やっと?から解放された……私は…」

ストープ!後は自分の小説で…!

ジェ「つまらぬな…」
メンテ
Re: 銃と君と仲間と ( No.96 )
日時: 2011/03/09 08:46
名前: リオレイア

なんと…
レウス様アーンドジンオウガ様で3Pですとぉ!?
その場所を寄越せぇ!嫌だと言うのならお仕置きの後に特高圧電圧を掛けてやる!(7000V以上です)
うーん…どちら様に頭をくわえていただこうか…レウス様…ジンオウガ様…どちらもレイア様、ラオシャンロン様とならんで超超超超超大好きなお方だからなぁ…
メンテ

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