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突然の覚醒
日時: 2011/03/15 20:42
名前: suit

suitです!今回は大幅に設定を変更しちゃいますので…

ミレア「ちょっと!何よそれ!?」

ごめん…ミレア…(泣)



(今さらの)登場人物
スイト
今回の変更キャラ
ジェネラス達と共に暮らしている人間


ミレア

ピンク色のドラゴン
性格は明るく空を飛んでいろんな所を探索するのが好き。
魔法も使えるが攻撃魔法はあまり使わない


ジェネラス

灰色のドラゴン
ミレアの兄でもあり優しいドラゴンである。
ミレア同様に魔法も使えてそれ以上の魔法が使える。



今回は心優しき者が突然邪悪な心に変わってしまったら!?


それとある竜が登場しますので♪

前回の続きにはなってませんのでそこはすいませぬ…
メンテ

Page: 1 |

Re: 突然の覚醒 ( No.1 )
日時: 2011/03/15 21:17
名前: トマート

待ってました、新作!
優しい心→邪悪な心ですか…
ドキドキします!
裏切りなど起こらなければ良いのですが…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.2 )
日時: 2011/03/15 21:29
名前: U

おや・・・面白そうな展開がありそうな・・・w
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.3 )
日時: 2011/03/15 22:16
名前: サバラン

新作待ってましたー
suitさんの小説は面白いです!
設定も大幅変更と来て、楽しみです。
応援してます。かんばって下さい。
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.4 )
日時: 2011/03/16 00:36
名前: suit



俺の名前はスイト。
ただの極普通の人間だが知り合いには一人も人間はいない。そして俺は暮らしている場所も普通とは違う。一緒に暮らしている者も…理由はわからないけど…




「ふう〜夜空が綺麗だな…」



現在は夜…俺スイトは夜空を眺めていて楽しんでいた。だがずっといたらあいつに心配することになってしまうためそろそろ帰るとしよう…


「さて…帰るとするか…」

そして俺は帰る場所である洞窟へと走っていった。






「ただいま…」

「遅かったな…」

「夜空を見てたら…遅くなっちゃって…」

「ならいいが…遠くに行きすぎるなよ?」

「わかってるよ…」


これでも彼は俺のことを心配してくれてるのだ。だから俺もこのドラゴンに不安をかけないようにしなくては…


ヒュウウウーーー


「う…風が強くなってきたな…」


バ…ギュム…


「………!?」


突然の出来事で驚いた。いきなりジェネラスに抱きしめられた。

「ちょ…いきなり何してんの…?」

「寒いのか…?」

「いや…まあ…寒い…かな…」

「そうか…」


ギュ…


そう言うとジェネラスは俺をお腹で抱きしめてくる。暖めてくれてるのだろうか…?今思うとジェネラスはドラゴンなのに恐怖など感じなく俺を親切にしてくれる…

(ジェネラスは普通のドラゴンと…なんか違うのか…?)

そうしてる間に抱きしめてもらってから少し体が暖まる…すると…


「遊びにきたよ…てっ何してるの?」

「ミ、ミレア…」


ジェネラスの妹、ミレアが来た瞬間俺は急いでジェネラスの腕を解放し、急いでお腹から降りた…

「いや…別になんともないけど…」

「えー?嘘をついちゃいけないよスイト〜」

「え…何を…?」

「寒いならさ…」


ガシ……!!
クパア…カプ…



やられた……ミレアに抑えられ口を開き…俺は中へと消えていく…


「ミレア…食うのは勘弁し…」


ベロオォ…ネニュ…ニチュ…ベロオォ…クチュ…ヌチュ…グチュ…ベロオォ…ネチ…

「うん…ん…あ…ぐ…」


スイトはミレアに体を舐め回され体は唾液まみれとなってしまう…

シュル…ポト…


ドロオォ…ニチャ…ベロオォ…ネチ…ヌチ…


「ぐ…ん…はう…」


「美味しいわね♪」

「相変わらず器用な舌だな…というか出してくれ…」

「え…?でも寒いって言ったんじゃ…」

「いや…確かに寒いと言ったけ…」


ズズズ…ゴクリ…


呑み込まれた……

グニュ…ムニュ…ズズ…ニチ…ニチュウ…ヌニュウ…ムニュ…


「ん…あぐぐ…ひ…いあ…」

そしてスイトは喉、食道へと落ちていき…


ヒュウウウ…モニュ…!

胃へ到着した…


「まったく…今日はここで寝るか…」

スイトは諦めて胃壁に寄りかかり、そのまま目を閉じた。

モニュ♪ムニュ♪モニュ♪モニュ♪
キュ…

胃壁はスイトを優しく包んだ…

「ぐっすり眠れるな…お休み…」

zzzzz




「ふう〜ごちそうさま♪」

ミレアは舌なめずりをしてお腹を撫でた。


「さて…そろそろ寝なくてはな…」

「そうね♪」


ジェネラスにそう言われ2匹は眠りについた…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.5 )
日時: 2011/03/16 00:45
名前: suit

トマートさん
本当に新作にしました♪彼は一体どうなるのか?それはお楽しみに〜

Uさん
物語が変わってしまいましたけど頑張りますので…♪

サバランさん
それは嬉しいです♪
キャラやの設定を色々変えましたので自分も張り切らなくては…(燃)
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.6 )
日時: 2011/03/16 18:39
名前: トマート

ややっ!
偶然ですけど、僕は冷え性で…
ミレアさん、暖めてくれますか?
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.7 )
日時: 2011/03/16 19:16
名前: suit

トマートさん

ミレア「フフ♪わかったわ♪」
クパア…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.8 )
日時: 2011/03/16 21:06
名前: suit



夜中




…バッサ…バッサ…


「感じる…強大な力……」



暗闇に潜む黒き影が空を飛んで何かを探していた…


「強大な力を持つ同族…近くにいるはず……む…?」

黒い物体はある洞窟を目にした…


「感じる……クク…あそこか…」

黒い物体は洞窟に目掛けて飛んで行った…



※ ※ ※





「どこにいる…力の持ち主……ん…?」

2匹のドラゴンが眠る中、黒き影はあるドラゴンに目に入った…


「こいつか…強大な力の持ち主は…」

黒い物体は灰色のドラゴンに近づき…


ズオオオオ…………!!


「ぬ…?な、何…!?」


ジェネラスは目を覚ました瞬間、目の前には黒い渦があった…

「な、何だ…これは…?グオ…!!」


ズウウウウウ…………!!


黒い渦はジェネラスに襲いかかり…


「ぐ…お…」

ジェネラスの体は黒い渦に覆われてしまいった。


「ククク…頂くぞ…お前の体…」

「ぐ…何だ…貴様……く…意識が…」

ガク…


ジェネラスは黒い渦に取り込まれた…

ピク…


「………すばらしい…こんな力を持っているとは…ククク…」

ジェネラスは不適の笑みを出し始めた…

「しかし…奴自体はきずいていないとは…勿体ない奴だ………」



ジェネラスはそのまま洞窟へ出ていった…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.9 )
日時: 2011/03/16 22:46
名前: トマート

あーらら…
遂に洗脳らしき事がっ
ジェネラスさん!どうか復活を…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.10 )
日時: 2011/03/16 23:06
名前: U

これが日常茶番事ならば、自分も彼食願望が持てs(ry
なんて言ってる間も無さs(ry

って夢見てたのに、ほんっとに緊迫の予感が・・・w
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.11 )
日時: 2011/03/17 07:30
名前: suit

トマートさん

なぜ取り付いたのか…その秘密に迫りますね…

Uさん

日常的でしたら遊ばれようが何だろうが自分は問題なし!

ミレア「へえ〜」 ニヤリ…

え、いや…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.12 )
日時: 2011/03/17 15:15
名前: suit









チュン…チュン…



「ん……朝かしら……ふあ〜」


ミレアは目を覚ました…そして


「おはよう…兄さ……あら…?」


ミレアはジェネラスに挨拶しようとしたが辺りにジェネラスがどこにもいなかった…

「朝からどこに行ったのかしら……」


ズリュウ…ニチ…ヌチ…ニチュ…ズズズ…

ドチャ

パアアアア……


「起きて…スイト…起きててっば…」

「ん〜何だよミレア…う〜眠い…」


ミレアはスイトを吐き出して彼を起こした…


「ね〜朝から兄がいないの…」

「は…!?ジェネラスがいない?」

「そうなの…」

「おかしいな…あいつが朝からどっか行くなんて…」

「探しにいく…?」

「う〜ん…そうだな…もしかして俺たちに秘密なことしてたりして…」

「それはないと思うけど…」


こうしてスイトはミレアの背中に乗り洞窟へ出た…



※ ※ ※



バッサ…バッサ…


「どこにいったのかしら…」

「まあジェネラスも何かやりたい時もあるんじゃな……おわ…!!」

「…………………ガクガク…」


いきなりミレアは止まり、何かに震えていた…

「ど、どうしたんだ?急に震えて…」

「な、何あれ…」

「ん……こ、これは一体……」



二人が見たもの…それはもの凄い光景だった…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.13 )
日時: 2011/03/17 18:41
名前: ロンギヌス

な、何が・・(黒ドラゴンの正体恐るべしですね
洗脳効果がどんな物なのか気になりますw
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.14 )
日時: 2011/03/17 19:37
名前: U

HARD・・・かな?
どんな効果が出ているのやら・・・w
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.15 )
日時: 2011/03/17 20:43
名前: suit

ロンギヌスさん

説明

体を取り込まれた物は意識不明の状態になり、あいつ自身が体を自由に使える状態になります…そして取り付いた理由は次で明らかになります。でもジェネラスの状態は…(説明になれてなかったらすいません…)

Uさん

今回お初になりますね…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.16 )
日時: 2011/03/17 22:48
名前: トマート

凄い光景とは…
ジェネラスさんの力を悪用するなんて!
許せんぞ…黒い物体め!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.17 )
日時: 2011/03/18 01:07
名前: リオレイア

む……黒い物体め!
俺を捕食しなければ許さないぞ!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.18 )
日時: 2011/03/18 08:40
名前: suit

そうですね…ジェネラス自身もやりたくないという行動に出ちゃいますね…

リオレイアさん

自分も餌食になりたいですね…それと今回凄いことになりますね…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.19 )
日時: 2011/03/18 16:44
名前: suit





「ひどいわ…何…これ…」

「誰がこんなことを…」


二人が見た光景……それはたくさんの木が倒れており、その中にはたくさんの動物の死骸が大量に並んでいた。


バッサ…バッサ…
スタ…


「すげー木がたくさん倒れてるし、動物達はすごい有り様だ…」

「他の死骸もすごいことになってる…何なの…これ…」


動物の死骸の中には黒焦げの死骸、凍っている死骸、そして大量出血で死んでいる者もいた…


「あら…?キャー!!」


ガシ…


「ぐえ…!いきなり何……うわー!!」


なんと大型の動物の体は真っ二つになっていた…


「怖いわ…体がすごいことになってる…」

「熊とかライオン……こんな奴を一瞬で倒すなんて物すごい凶暴な奴か?」


動物の死骸を見ていたスイトとミレアだが…


「あ…!」

「どうした?ミレア…いきなり大声出して…」

「兄…いたわ…」

ミレアが指を差したところは…


「あ、あれは…ジェネラス…!?」




※ ※ ※







ペロリ…


「ククク…実に素晴らしい……目障りな人間など一瞬で血祭りに楽しめるな…」

口についた血を舐め取りゆっくり歩いていた…そのとき…


「ジェネラスー!!」

「兄さーん!!」


スイトとミレアが来たのだ…


(先ほどのピンク色のドラゴン…それに人間だと!?)

そしてジェネラスは頭を抱え…


(ピンク色のドラゴンは妹のミレアか……そして人間はスイト……どういうことだ?…人間と仲良くしてるとは…同族としてどうかしてるな……仕方ないこいつの声で……クク…)

「兄さん…大丈夫なの…?」

「あ、ああ…大丈夫だ…」

「良かった…」

「それよりジェネラス……今までどこに行ってたの…?」

「そ、そういえば朝からいなかったわね…」

「何…森に異変が起きてな…それで見て回っていたのだ…」

「…………………」

「そうなの…あたしもたくさんの死骸を見たの…あたしも森に何か潜んでそうな感じがして…」

「そうか…それで私も……」

「お前…誰だ…」

「何……?」

「ど、どうしたの?スイト…」

「さっきからおかしいんだ…ジェネラスの雰囲気て感じがしなくて…」

「それはどういうことだ?スイト…私はジェネラスだぞ…」


それに反応したスイトは…


「やっぱり違う…ジェネラスじゃない…」

「ス、スイト…」

「俺にもわからないけど…今のジェネラスには悪を感じるんだ……だから…」

(こいつ…)「ミレア…お前はどうなのだ…?私を悪者扱いされているようだが…」

「え…そ、それは…」

ミレアは迷っているとスイトは小さい声で…


(ミレア…惑わされちゃダメだ…!!)

「!?」

(こいつは俺達の知っているジェネラスじゃない…さっきから悪意を感じて仕方ないんだ…)

「!!」


「あなたは……あたしの兄じゃありません!!」

「ほう…ミレアまでどうしたというのだ?」

「どうもこうも…お前は俺達の知っているジェネラスじゃないてっことだ!本物のジェネラスはどうしたんだ!!」


ピク…




(こいつ…ただの愚かしい人間かと思ったら驚いたな……後で処理しようと思ったが…ここで目障りな二人を処分するか…)


ズオオオオオ!!



「うわ…!!」

「キャ…!!何…これ」


突然辺りが揺れ始め、ジェネラスからとてつもない威圧が広がった…

「な、何だ…この威圧感は…」

「体が…ビリビリと伝わって来る…何…これ…」


そして揺れは止まり…威圧は止まり…


「うわ…足が震えて…」

「さっきのは何なの…」


「ククク…こいつの本来の姿と言った所だろう…」

「そ、そんな…」

「嘘をつくのも…いい加減にしろ!!ジェネラスの体で弄びやがって!!」

ピク…


「そんなに死にたいか…いいだろう…お望み通り処分してくれる…!!」







洗脳効果はまだあったの忘れてた…すみません…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.20 )
日時: 2011/03/18 21:27
名前: トマート

うーむ…
無理にジェネラスさんを、元通りにしようとすると、体を傷つけてしまう…

というより、ダーク化したジェネラスさんに勝てるのでしょうかね…?
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.21 )
日時: 2011/03/18 22:28
名前: U

あれでもまだジェネラスさんのターンが残っているだと・・・
一体どれほどまでに・・・w
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.22 )
日時: 2011/03/18 22:40
名前: ロンギヌス

ジェネラスさんの能力+黒い影野郎(orz)=現在のジェネラスさんの能力になるんですか?
もしそうなら…(止められるのでしょうか
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.23 )
日時: 2011/03/19 01:50
名前: リオレイア

ふむ・・・
なんともしがたいな・・・
でも、黒ジェネラスさまのお腹に納まるいい機会かも・・・
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.24 )
日時: 2011/03/19 09:04
名前: suit

トマートさん

正直で言うと難しいですね…ですが…

Uさん

どれ程かはわからないですね…

ロンギヌスさん

現在ですとジェネラス自身にもきずいていない力と言った所でしょう…
彼自身がそれを覚醒できればの話ですが…(性格的に無理ですね…)

ミレア「兄のあんな姿…初めてだもの……グス…」

泣くなって…ミレア…ジェネラス自身がそれを望もうとは思わないだろ?

ミレア「うん……グス…」

リオレイアさん

そうですね〜鬼畜を持たない竜ですからそれもアリですね…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.25 )
日時: 2011/03/19 16:48
名前: suit







「ククク…いい練習台だ…」


パアアアア……


ジェネラスの両腕はスイトへと向け、手が輝いた…

パシュン……


「うわ……!!」


放った魔法彈はスイトに向けて飛んで行った…


「危ない…!!」


パアアアア……
パシュン…

ドゴオオオン!!


ミレアはシールド魔法を飛ばし、魔法弾を粉砕した…


「ほう…貴様も魔法が使えるのか…」

「何よ…兄の魔法を使ってどうするつもり!?」

「こいつの魔法が目的ではない…本来の目的は…」

バ…!!

ブオオオオオ………バチ…バチ…


「で、でか…」

「う、嘘…何…あれ…」


ジェネラスが両腕を上げた瞬間、上は黒くまとった巨大なエネルギー体が出来上がっていた…


「妹の方…こいつ自身がこの力を持っている…そしてすべてを破壊するために!!」

「そんな……兄が…そんなことを…」

「ミレア…!!あいつの言うことを聞いちゃダメだ…!!」

「フン…何も知らぬ愚かしい人間が…」

「うるさい!ジェネラスのことを知らないくせに勝手な事言いやがって!!」

「おのれ…」


ブオン…!!


黒いエネルギー体は二人目掛けて落ちて行った…


「消え去れ…!!」

「やばい…間に合わない…」

ガシ…!!


「!?」

ビュオオオオ…


ドゴーーーーン!!


地面に爆風が広がり辺りのものが消し飛んだ…

「死んだか…?」

ジェネラスは辺りを探したが……

「ぬ…どこにもいないだと…!?」


そこにはもう二人はいなかったのだ…

「おのれ…逃げられたか…無駄なエネルギーを使ってしまった…」







※ ※ ※






一方…ミレアとスイトは…



バッサ…バッサ…
スタ…


「ハア…ハア…」

「ミ、ミレア…大丈夫か?すごいスピードで逃げたから…」


二人はというと実はミレアがスイトを掴み、そして飛んで逃げることに成功したのだ…


「つ、疲れたわ…必死で逃げたから…」

「そうか…」

「ちょっと…休ませて…」

「分かった…」


ミレアはそう言うと木に寄りかかり、体を休めた…


「スイト…こっち来て…」

「え…何で…?」

「いいから…」


仕方なくスイトはミレアに近づき…


ガシ…

「え…?」

バ…ギュ…!!


「ちょ…ミレア!?」

いきなりミレアに抱きしめられ、体は動かそうにも動けなかった…

「ミレア…何するん……!?…」

「ウウ…グス…」


ミレアは泣いていた…
スイトの顔には涙の粒がポツポツと落ちてきた…

「ミ、ミレア…」

「グス…あれが…あたしの兄なの…?」

「そんなわけないよ…ミレア…」

「でも…」

「だって…ジェネラスはいつも親切にしてくれる…心配してくれる…俺はジェネラス自身がそれを望むなんて思わないよ…」

「うう…そうね…ありがとう…スイト…」

ニコ…


「う…」

ミレアは泣き止み、俺に笑顔で返した…



「そろそろいいわ…」

「そうか…だがどうすればいい?」

「そうね…兄に攻撃魔法なんてできないし…」

「だが…やりあったら勝ち目なさそうだぞ…?」

「う〜ん…あ…!!」

「な、何か思いついたのか?」

「兄に教わった秘伝魔法を使ってみようかしら?」

「秘伝魔法…?」

「わからないけど体の中の何かを追っ払うとかどうとか言ってたけど…」

「いやこの際何でもいいからそれを使えば…」

「そうね…でも使うには時間が必要なの…」

「そ、そうか」



ドゴオオオン


「うわ!?」

「森にどんどん被害が起きそうね…」

「だったら俺が時間稼ぎしてくる!!」

「え…?」

「だからミレアはその間に魔法を完成してくれ…」

「わかったわ…」

パン…!
パアアアア…


ミレアの両手から小さな黄色い光が出た。


「小さいな…」

「これを大きくするのに時間がかかるから…」

「わかった…じゃ行ってくる…」

「気をつけてね…」



そしてスイトは走りだした…ジェネラスを助けるために…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.26 )
日時: 2011/03/19 16:56
名前: トマート

頑張れっ!
スイトっ!
ミレアっ!
絶対にジェネラスを元通りに戻すんだぁーっ!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.27 )
日時: 2011/03/19 17:38
名前: リオレイア

頑張れ!
ジェネラスさまを救うんだ!
ついでに体内も探検して来るんだ!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.28 )
日時: 2011/03/19 20:30
名前: suit

トマートさん

スイト「俺達はもちろん…」

ミレア「そのつもりよ♪」

リオレイアさん

スイト「確かに今の状態だと中はどうなってるんだろう…」

ミレア「色々とやばいと思うけど…」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.29 )
日時: 2011/03/19 20:56
名前: ロンギヌス

ミレアさんの魔法力に賭けるしかないですね・・
黒幕(名前知らないのでそう呼びます)の目的が気になりますw
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.30 )
日時: 2011/03/19 21:55
名前: suit

ロンギヌスさん

黒幕ですとただ力を求め、目障りな者はただ処分することにしか頭がないんです…(実はというと)
それでジェネラスの強大な力に気ずき…その力を利用して楽しむつもりです…(口調的にも異常ですしね…)

ミレア「兄に教えてもらった魔法…どうか役に立って!!」

スイト「まだか?」

ミレア「まだまだ時間がかかるわ!」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.31 )
日時: 2011/03/20 11:03
名前: suit






タッタッタッタッ


「ジェネラス…」


ドゴオオオオン!!


「あっちか!!」

森に爆発音が聞こえ、スイトは走りだす…


「いた…」

スイトはジェネラスが見え、体をしゃがみこみ大きい木で体を隠した…


「ジェネラスー!!こっちだー!!」

「ぬ…先ほどの人間の声か…挑発しに来たのか?」


ジェネラスは声が聞こえる場所を見たがどこにも姿が見えなかった…

「ち…」

パアアアア…


バチバチ…ドゴオオオン


突如上から巨大な雷が墜落したがスイト自身に向かってはいないが…


「………いやいや…当たると終わりだろ…」

「どこにいる!?小僧!!」

「へ…隠れ技術なめんな…」

「おのれ…」

ズシャアアアア…


今度は電気でまとった竜巻を発射したがスイトはもうそこにはいなかった…まるで戦場のごとくの行動力で姿を消したのだ…


「ちい…」


ガサ…ガサ…ガサ…


今度は近づいてみたがスイトはどこにもいなかった…逆にスイトはジェネラスの後ろ姿をただ見ているのだ…

「馬鹿め…時間稼ぎのためならこれくらいしないと…」

そうしてスイトはジェネラスを見物した…
どれもこれも強力なものばかりでどんどん被害が大きくなった…

「あんなのジェネラス持ってたか…?…あ…」

スイトは見てる内になかなかの大きさの石を見つけ、それを持ち…


「……ジェネラス…ごめんね…」


ヒュ…

ドン…!!


「ぐお…!?」


スイトの投げた石はジェネラスにぶつかり、スイトは急いで姿を隠した…

「ぬう…そこか?」

ス…ブウウウウン…


ジェネラスは腕を上げた瞬間、灰色の刃ができ…

「死ね…!!」

ブオン!!ズシャアアアアン!!


振り下ろした瞬間巨大な灰色の刃となり、真っ直ぐ飛んでいった…


「うわあ…ここにいると危険かも…」


そしてスイトは体を低くし、ゴキブリのように進行した…

「必ず殺してやる…」

ズシャアアア…

「くそ…危険なものを飛ばしやがって…」


スイトはどんどんジェネラスから離れていき、徐々に走りだした…


「ひひ…あいつどうかしてるのか?」


ジェネラスは無謀に破壊し、闇雲に攻撃していた…


「ハア、ハア、」

「ぐぬ…こうなれば…」

「ハア、ハア?」


バサ、バサ、


「あ…やば!」


痺れを切らしたのか今度は空から探す手段に出た…


「や、やばい…見つかったら大変だ…」

「どこにいる…目障りな人間め…」

「やばい…見つか…あ…!!」


バッサ…バッサ…


「ここから先は海か…他を探すか…」

バッサ…バッサ…



ジェネラスはスイトから離れていった…






※ ※ ※







「…………………」

(行ったか…?)


ザパアン…!!


「ぷはあ…偶然下に海があって命拾いしたよ…」


スイトは海の中へ潜っていて見つからずに済んだ…

「でもどうしよう…まだいるかもしれないし…泳いでいこう…」


ザパ…ザパ…


「これからどうしよう…ジェネラスに近づこうにも危険だからな…ん…?」


泳ぎながら考えてる内に体に違和感を感じた…


「何だ…?体が動かない…ていうか何か巻きついてる…」


ザパアアン…!!


「#♭〒@¢£$±※©∞!?」

水面から突然謎の物体が現れスイトの前から立ちはだかる…

「おや?誰かと思えばスイト君じゃないですか…」

「え?……あ!!」




ここである竜が登場です!!

「ふふ…早く食べさせてくださいよ…」

ジュルリ…

逃げようにも海の支配者だから無理か…まあいいけどさ…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.32 )
日時: 2011/03/20 11:28
名前: トマート

うえぃ!
ジェネラスさんよ!
こんなもんか!
…たとえ僕が挑発してるからといって、間違っても丸呑みはやめて下さいよ!
いいですか?絶対にですよ!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.33 )
日時: 2011/03/20 14:45
名前: リオレイア

あらま……
でわ、そんなジェネラスさまに赤外線スコープを差し上げます。生物の発する赤外線を可視化するものです。
その代わり…と言っちゃなんですが…丸呑みしてくれますか?
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.34 )
日時: 2011/03/20 14:48
名前: suit

トマートさん

黒幕「限界まで力を引き出すと私自身もおかしくなる…それに…丸呑みは嫌なんだろ?」

ギラ…

それはhardなことが…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.35 )
日時: 2011/03/20 15:24
名前: suit

リオレイアさん

黒幕「それは使えそうだな…では特別に招待してやろう…」

スイト「森にいるのは危険か…どうしよう…」

「では海の中へ逃げましょう!」

スイト「え…それってまさか…」

カプ…ゴクリ…!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.36 )
日時: 2011/03/21 10:33
名前: suit






「ミ、ミロ…」

「違いますよ…」

「ラギアクルスの…エレニム!!」

「やっとわかりましたか……」

(厄介な奴に会ってしまった…)

海竜ラギアクルス 別名エレニム

ミレアとスイトの友達であり、ジェネラスを尊敬している海竜である…


「それよりなぜこんな所にいるんですか?」


ギュ…


(う…)「いや…ちょっと泳いでただけで…そろそろ上がろうかなって…」

「そうですか?本当は…」

ジュルリ…


(やばい…)「いや…だからこれは…はむ…」


ベロリ…グチュ…ニチュ…


「別に隠さなくてもいいんですよ?僕の大好物が来てくれたんですから…歓迎して…」

「いや違うから…だからこれは!!」


ここで食われたらまずいので急いでエレニムに事情を話した…


「ジェネラスさんがそんなことを…」

「そうなんだ…でもあいつがそんなことをする訳ないのに…」

「そうですね…確かにあの方が突然悪いことをするのは信じられませんが…」

「………………」


ドコオオオン……


「う…またやり始めたか…」

「まさか…行くんですか!?」

「ああ…だから尻尾を解放してくれ…」

「仕方ないですね…」

シュル…

エレニムは残念そうに巻き付けた尻尾を解放した…


「といっても一人で大丈夫なんですか?」

「え…まあ…多分無理かも…あ…」


ジイイイイイ……


「あの…何でこっちを見てるんですか…」

「そうだ!!エレニムには…」


ゴニョ、ゴニョ、


「えー!?僕がジェネラスさんに……無理ですよ…」

「頼む!!威力は弱めでいいから…その後は隠れたてたがいい…」

「仕方ないですね…そのかわり…」

ジュルリ…


「分かったから…それは後でね…」

「♪」



そしてスイトとエレニムは海へ上がった。
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.37 )
日時: 2011/03/21 13:01
名前: ロンギヌス

やはり無傷でジェネラスさんを助けることは出来ないようですね…
ジェネラスさん、戻ったらお祝いに僕を(殴
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.38 )
日時: 2011/03/21 14:58
名前: suit

ロンギヌスさん

エレニム「僕もジェネラスさんに向けてあれを使うのは気まずいですよ…」

スイト「時間稼ぎのため…これ以上被害が広がらないようにするためだ…正直俺もジェネラスに攻撃はつらいんだ…」


「フフ…そうだな…元に戻ったら…さっそく招待してやるさ…」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.39 )
日時: 2011/03/21 20:24
名前: どんぐり

こんばんは♪

優しいジェネラスさんに早く戻って欲しいですね…
スイトさん、ミレアさん頑張って下さい!!

エレニムさん、助け出すまでに私を食(黙れ
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.40 )
日時: 2011/03/21 20:45
名前: トマート

うわぁい
やっと謎が解けたぞ!
ルギア「なんだ?竜の正体か?鈍い奴だ」
違う!チャレン○1年生の算数の問題だ!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.41 )
日時: 2011/03/21 23:45
名前: suit

どんぐりさん

ありがとうございます♪
スイト「エレニム…何やってるの?」

エレニム「いえいえこれまた美味なのが…」

スイト「それは後々…ほら…助けにいくよ!!」

エレニム「仕方ないですねえ…」

トマートさん

なんかランドセルが勝手に!!

エレニム「何かの自然現象じゃないですか?」

ミレア「それってコOショじゃないの?」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.42 )
日時: 2011/03/22 08:31
名前: suit






ドゴオオオオン…



その頃のジェネラスはというと森を破壊していた…


「ちい…あの生意気な人間を殺さねば気がすまぬ…」


森中を破壊していってると…


「ジェネラスさんー!!」

「ん?あの人間の声ではない……誰だ?」


バッサ…バッサ…











※ ※ ※








「ジェネラスさーん!!」

「一体誰だ?」

バッサ…バッサ…

ジェネラスは声が聞こえる場所へと降りていったが誰もいなかった…


「どこにもおらぬだと?さっきの声は…」


タッタッタッタッ

ガシ…!!


「ぬ…!?」

「これ以上好きにはやらせない!!」


スイトはジェネラスの足にしがみついた…


「おのれ…離せ!!」


…ブン…ブン…


(今だ…!!)


ザパアアン!!


「ぬ…!?」

海からニレラムの上半身が出てきて…


バチバチ……

(すいません…ジェネラスさん…)

バシュン…!!


ニレラムはジェネラスに向けて電気ブレスを発射した…

「な、何!?」

「ごめん…ジェネラス…」

「させるか!!」


ブオン!!

ズシャアアア!!


「う、嘘だろ…」

「け、消すなんて…」


ジェネラスは左腕で電気ブレスをかき消した…だがそのかわりに腕は…


…バチ…バチ…


「ち…腕に麻痺を起こしたか…まあいい…後々治るからな…それより…」

そしてジェネラスの視点はスイトへと変え…


「他の竜に助けを借りるとはな……人間にしては変わった奴だな…」

「そんなこと言われても…俺の知り合いは人間なんて存在してないからね…」

「これまた変わった奴だ…だが…」


ブオン…

ドサ…!!


スイトの掴んでいた足は思い切り振り落とされた…


「うぐ…しまった…」

「気が変わった…お前には…」


ブン…

パアアアア…


ジェネラスの右腕から小さめのエネルギー体ができ…


ブン…

ドゴオオオオン!!


「うわああ…!!」

「スイト君!!」


腕が振り下ろした瞬間、エネルギー体はスイトへと直撃した…


「うぐぐ…ガハ…」

「ククク…ちゃんと威力は弱めたからな…すぐに死んでは困る…」

「な、なんだと…ゴホ…」


スイトの体はボロボロとなり、倒れぬように体を支えるので精一杯だった…


「ククク…」

「うぐぐ…ガハ…」

「そらああ!!」


ドガ…!!


「がは…」

「ジェ、ジェネラスさん!!」
(そ、そんな…ジェネラスさんが…あんなことを…)
ガクガク…

ジェネラスはスイトに蹴りを入れ、スイトの体は転がり終わったころには体は動かなくなった…

(体が…動けない…というか…苦しい…)

「ククク…もはや虫の息じゃないか…」


ガシ…


スイトはジェネラスに捕まれ顔の近くまで運ばれた…


「離…して…ゴホ…ゴホ…」

「ククク…人間を味わうのも悪くない…」

ベロオォ…

「うぐ…がは…ごほ…」

「なかなかの美味ではないか…」

ジェネラスはスイトに一舐めした…いつもなら楽しみなのに今回は恐怖でいっぱいだった…


「う…ぐ…グス…」
ポロ、ポロ、

「恐怖でいっぱいか?怖がらなくてもこいつの血肉になるのだから感謝するんだな…」

ヒョイ…バク…



スイトはジェネラスの口に収まった…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.43 )
日時: 2011/03/22 08:52
名前: suit

エレニム「ちょっとすいませんが…」

何?

エレニム「ラになってますよ…」

あ…本当だ…てっふぎゃ!!

ポタ…ポタ…

いやいやこんな所で食うのは…

メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.44 )
日時: 2011/03/22 09:08
名前: トマート

いつもなら幸せの一時が、場合によってはこんな辛い一時になるなんて…
ジェネラスさん、覚醒、ダメ。絶対。
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.45 )
日時: 2011/03/22 21:28
名前: スイト

トマートさん

ジェネラス「私も二度とあんなものに取り付かれてはならぬようにせねば…」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.46 )
日時: 2011/03/22 21:28
名前: suit






「ゲホ…ゴホ…口の中か…」



スイトの口から血が出ている。体は完全に動けなくなっていた…そして目の前の舌が動き出し…


ベロオォ…ニチ…ナチュ…ネチュ…ベロリヌチャア…ニチャアァ…ベロオォ…ヌチ…グチュ…ノチャア…ベロ…ベロ…


「あぐ…がは…やめ…ぐふ…」

舌は容赦なくスイトに襲いかかり、スイトの体は悲鳴をあげていた…

「ククク…美味いな…」

「うる…さ…」


ベロオォ…ニチ…グチュ…ネチ…ベロオォ…ナチャア…ノチュウ…ヌチャア…ベロベロ…


「苦…しい…げほ…ごほ…」

スイトの体は唾液に埋もれ、容赦ない舌責めがスイトを襲う…



「ハア…ハア…ゲボ…」

口の中は大量の唾液が放出しており、スイトの口のから出た血もたくさんついていた…


「うう…意識がくらくらす…る…」
ガク…

「もう終わりか?最後に…」

シュル…


舌はスイトを巻き付け、スイトを牙の所へ運び…


ガブ…


「うああー!?ぐ…」

牙がスイトの手に落ち、手から出血し始めた…


「ククク…いい悲鳴だ…」

ドクドク…

「ジェネ…ラス…の…体で…弄び…やがって…」

「さて…そろそろ血肉になってもらう…」



ズズズ…ゴクリ…






※ ※ ※
















ズズ…ヌチ…ナチ…グチャア…ネチャア…ノチュ…ニチュウ…ズチャ…ノチャア

「むぐぐ…ん…があ…」


呑み込まれたスイトは喉肉が彼を案内する…

ズズズ…ドチャ!!


喉、食道へと下ったスイトは胃袋へ到着した…


「うぐぐ…くそ…」

キョロ…キョロ…

スイトは周りを見回した…そして妙な違和感を感じた…


「いつもの温もりが感じない…は!?」


ゴポゴポ…


スイトは下に違和感を感じた…それは…


「い、胃液!?痛!!」

ジュウウウウウ………

胃液はスイトへ襲いかかる…今の空間は食べ物をただ消化する空間になってしまったのだ…

ジュウウウウ…

「あぐ…が…熱い…痛い…」

そしてどんどん体の感覚がなくなりもはやなすすべがなかった…

ジュワアアアアア…


「ここで…死…ぬの…か…ジェネ…ラス…の…血肉に…なるの…も…悪く…な……」

ジュウウウウウ……


「……………………」





スイトの体は失った…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.47 )
日時: 2011/03/22 23:18
名前: トマート

へあああああっ!
なくらっちゃった!スイトさんのあらたがぁっ!
※只今、興奮状態
これあらどうあっちゃふのよ!!
ああああああっ!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.48 )
日時: 2011/03/23 00:48
名前: どんぐり

スイトさん!?
血肉になると言っても全然違うジェネラスさんですよ!!

この先が気になる…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.49 )
日時: 2011/03/23 07:53
名前: リオレイア

うわ〜…
ある意味羨ましいなぁ…
あと、『スイトの体は失った』って、『スイトは体を失った』では?
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.50 )
日時: 2011/03/23 10:54
名前: suit

トマートさん

スイト(亡霊)「俺はやるべきことをやった…あとはあいつが最後の希望になるかだな…」

どんぐりさん

スイト(亡霊)「それはわかってる…ただ自分の最後が後悔しない場所だと思って言ったんだ…」

リオレイアさん

スイト(亡霊)「初の経験だったな…ジェネラスはいつもお腹の中で寝かしてくれる…それで俺を溶かそうという考えはしなかったからな…」

そうでした…忠告ありがとうございます!!

スイト(亡霊)「最後の最後で勘違いするとは…」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.51 )
日時: 2011/03/23 11:49
名前: suit






「ククク…溶けていったか…」


ジェネラスのお腹は元に戻っており、満足そうにお腹を撫でていた…目障りな人間が消えたことに喜んでいるのだろうか…


「そ、そんな…スイト君が…」

「さて…貴様も消えてもらう…」


ジェネラスは後ろを向き、エレニムを睨みつけた…


「く…こうなったら僕がジェネラスさんを…」


ザパアアン!!


「あの人間の所に送ってやる…」

(ジェネラスさん…一体どうしたのでしょう…)


エレニムは海へと上がり、ジェネラスを止めようと構えた……とそのとき…


パアアアアア……


「ぬ…!?」

「あ、あの光は!?」


突如大きな光がジェネラスの方へ飛んで行き…


シュパアアン…


「な、何だ…これは!?」


光はジェネラスを大きく包みこみ、ジェネラスの体は光の中へ消えた…


バッサ…バッサ…

「ふう〜ようやく間に合ったようね…」

「ミ、ミレアさん!あれは一体?」

「あたしにもわからないの…光が兄を包んだけど…何かの特殊魔法かしら?」


光に包みこまれたジェネラスは…


「く、苦しい…何だ…この光は…やめ…ろ…うが…」

中でジェネラスを取り付いていた黒い物体は何かに苦しんでいた…


「ぐ…くそ…こいつの体で…楽しんでいたのに…ゴボ…」

ズリリリリリ…


「おのれ…こいつの体から…出て…たまるか…こんな光…消してや……」


ズクン……


「グオ!!ば、バカな!?」




そして更なる異変が起きた…それは…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.52 )
日時: 2011/03/23 18:14
名前: トマート

多分、あと少しでジェネラスさんがもどる!
早く戻ってきて下さいっー!

あ、あと…スイトさんも諦めないで生き返って下さいーっ!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.53 )
日時: 2011/03/23 21:30
名前: スイト

トマートさん

スイト(亡霊)「と言われても…どうしれば生き返るかわからないな…あ!!そういえばジェネラスは!!」

「ミレアのお陰だな…」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.54 )
日時: 2011/03/23 22:41
名前: suit






「いい加減…私の体で遊ぶのはやめてもらおう…」

「き、貴様は!?なぜだ…完全に意識を封じたはず!!」

「妹の魔法のおかげと言っておこう…それより…私の体を乗っ取る理由を教えてもらおうか…」

「ち…やはり気ずいていないのか…自分が強大な力を持ってることに…」

「知らぬな…そんな物…」

「貴様…いい加減目を覚ましたらどうだ…俺でさえも貴様の力を不完全にしか出せないのだ!!貴様がそうすれば完全な力を身につけられるというのに!!」

「ふん…そんなことをしてどうするのだ?」

「ギギ…変わった奴だ…あの愚かしい人間と仲良くしてるせい…」


ズシャアアアン!!


「ぐおおおお!?」


今の言葉の反応によりジェネラスは黒い竜に強い一撃を与えた…


「今なんと言った?」

(なんて力だ…)「ギ…ギギ…人間とベタベタするとは…それに…」

「それに…?」

「あの人間はもう死んでい……」

ドゴオオオオン!!


「グガアアアア!!」

「殺したのか…私の大切な子を…貴様は許さん!!」


ズアアアアアア……!!


「グギ…ギ…やばい…ここにはいられなくなる…」

「さっさと消えろ…」

「考え直せ…本来の力で…使って…破壊を…グギャ…!!」

「そんな力は知らんと言っている…それに…私はそんなものは望まん!!」

「ギギギ…貴様…同族として…どうか…して…グガアアア!!」







※ ※ ※







ズオオオオオオオ!!


「キャ!?何あれ…」

「あの黒いのは!?」


突然ジェネラスの体から黒い渦が飛び出し、そして黒い渦は竜へと変化した…


「ガ…ギ…ギ…くそが…」


パアアアアア

パシュウン!!


「逃がさぬ…」

「な、何!?」


ジェネラスの両手からミレアの出した光の玉が黒い竜へ発射した…


バコオオオオン!!

「グ…グガアアア!!」


「行ったはずだ…貴様は許さんと…」


光の玉は直撃し、黒き竜は苦しみ始めた…


「消え…る…俺の…体……グ…ノワアアアアアアア!!」


そして黒き竜は消滅した…


「グ…!!」

「兄さん!!」

「ジェネラスさん…!!」

ジェネラスはがくっとよろけ、二人は急いで駆けつけた…

「ミレアにエレニム…今まで済まなかったな…」

「何言ってるのよ!!兄は何にも悪くないわ!!」


ギュ…


「ミ、ミレア…」

「僕もよかったですよ…ジェネラスさんが元に戻りましたから…」

「そ、そうか…」


感動の再開の内にあることを忘れていた…


「あれ?そういえばスイトは?」

「スイト君は…」

「スイト…グ…!?」


そこでジェネラスの頭の中からある映像が浮かび上がってしまった…


(まさか…こんなむごいことを…)


「スイトは…私が殺したのか…」

「え!?そんな…スイトが……グス……」

「で、ですけどジェネラスさん自身が行ったわけじゃないですし…」

「そ、そうよ!!」

「わかったわかった…後で私が蘇生させる…少し休ませてくれ…」

「ええ…」

「わかりました!!」



そしてジェネラスは少し休むことにした…だがある不安があった…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.55 )
日時: 2011/03/23 22:52
名前: トマート

いやっ、ほんとに良かったなぁ
ギュ…(さりげなくあのシーンに乱入)

カイオーガ「・・・」
ある不安…ですか。まさか、借金とk…
ドカッ!バキッ!

ぐはぁっ…

カイオーガ「ジェネラスさん達、さっさとそいつ呑んで消化して下さい♪」
なんでそんな陽気に言えるのかなぁ…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.56 )
日時: 2011/03/24 00:43
名前: ロンギヌス

スイトさん死亡による精神的ダメージが…(そりゃそうだ

というか影竜(度々呼び名変わってすみません)を一撃で消してしまうなんて…やっぱり恐ろしい力持ってるんですねジェネラスさん。
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.57 )
日時: 2011/03/24 00:52
名前: リオレイア

うわ…
さて、漸くジェネラスさまも戻った事だし…呑まれに行こう!
流石に科学では蘇生は…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.58 )
日時: 2011/03/24 12:26
名前: suit

トマートさん

ジェネラス「ちょっとした不安ごとだ…」

エレニム「では僕がトマードさんを♪」
お前かい…

ロンギヌスさん

ジェネラス「そうなのだ…大切な子を苦しめてしまったからな…」

そ、そんなわけないよ!!それと影竜はジェネラスにとんでもない発言を言ったからでしょう…

リオレイアさん

ジェネラス「帰ってきた記念だ…入れてやろう…」
クパア…

入れてくれるそうです…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.59 )
日時: 2011/03/24 14:59
名前: suit






「さて…そろそろいいだろう…」


休み終わったジェネラスは地面に魔法陣を書き始めた…


「後は…」

バ…


そしてジェネラスは両腕を前に出し…


「迷いし魂よ…今ここにて、失われし命を再び生命とし、我の前に姿を現せ…」


パアアアアアアア……


ジェネラスはそう唱えると魔法陣が輝きだし、スイトが復活した…


「ス、スイト!!」


バ…ギュ…!!


ミレアはスイトを抱きしめ…スイトは…


「う…ん…苦…しい…ぞ…ミレ…ア」

「ごめんなさいね…♪」

「あれ?俺…死んだんじゃ…」

「私が…蘇生したのだ…」

「ん?あ…」

グス…

「!?」

スイトはジェネラスを見た瞬間…泣いてしまった…


「ジェネラス?そうだよね?」

「そ、そうだ…スイト…いきなりどうしたのだ?」

「だって…ジェネラスが戻ってきてくれたから…嬉しくて…うう、グス…」

「そ、そうか…わかったから…泣くな…」

ペロ、ペロ、


スイトの涙をジェネラスは優しく舐めていき…

「ジェネラス…うう…」


バ…ギュ…


「すまないな…スイト…お前に迷惑をかけてしまって…」

「いいんだ…ジェネラス…グス…」

ジェネラスはスイトを優しく抱きしめ、スイトは泣き続けた…


「本当に…仲良しですね…」

「そうね…」


「も、もう遅いからな…そろそろ寝なくてはな…」

「そうですね♪僕と寝ましょう!スイト君!」

「食うのは無しだぞ…」

「私も…そろそろ…」


スイトはエレニムに寄りかかり、一緒に寝た…


同時「お休み…」


zzzzzzz







※ ※ ※











夜中




「ん…?」


ふとスイトは目を覚ました…


「あれ?誰だ?」


大きな黒い影が視界が入り、スイトはそこへ近づいた…


タ、タ、タ、タ、


「ジェ、ジェネラス!?」

「スイトか…」


ジェネラスは木に寄りかかっていた…しかもジェネラスの表情はいつもとは違った…


「ジェネラス…眠れないの?」

「…スイト…お前は…怖くはなかったのか?」

「何を?」

「私が…お前を苦しめたことを…」

「!?」


ジェネラスはそれを言った瞬間落ち込んだ表情になってしまった…

「ジェ、ジェネラス…何言ってるん…!?…」


ガシ…ヒョイ…

ブニュ…


「………………」


いきなりジェネラスに捕まれ、お腹に落とされた…


「ジェネラス…」

「スイト…私が体を乗っ取られた間、お前は苦しい目にあったのだろう?」

「で、でも…それは…」

「それに私の中からある映像が送られてきたのだ…」

「映像?」

「お前を…痛みつけ、中で苦しい思いにあったという映像が…」

「そ、そんな…」

「あと私にはわからないが自分の力は危険なのかもしれぬ…」


そのことを話したジェネラスは悩んでしまった…自分には気ずかない何かに震えて…


「私は…危険な存在かもしれぬ…」

「そ、そんな訳…ないよ…!!」

「…………………」

「だって…あの時だってジェネラスは俺を探してくれたんでしょ!?」

「…!!…スイト…まさか過去のことを…」

「いや…完全じゃないけどそのときにジェネラスが来てくれたから俺は助かって、それで俺はジェネラス達と暮らしているんでしょ!?」

「…………………」

「…グス…だから…自分を責めないでくれ…グス…ジェネラス…」

(…また…泣かしてしまったか…まさか…スイトがここまで私を…)

そしてジェネラスはいつもの表情に戻り…絶望から希望に戻った感覚がした…


「フフ…まさかお前に励まされるとはな…」

「だって…一緒に暮らしているんだからこれくらいはしないとさ…」

「そうか…では…」


ガシ…!!

ヒョイ…


「え?」


スイトはジェネラスに捕まれ、顔へと近づけた…


「え…ちょ…ジェネラ…ふむむ…」


ペロ…ペロ…


「フフ…相変わらず美味しいではないか…」

「それって…」


グパア…カプ…

ゴクリ…!!


メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.60 )
日時: 2011/03/24 15:08
名前: トマート

感動のシーン…の筈が、一瞬でゴクンww
また、この急展開も、ジェネラスさんの良い所っ

しかしジェネラスさんを悪用した黒い竜を、僕は許せん!消滅した後からのダメ押しだ!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.61 )
日時: 2011/03/24 15:09
名前: スイト

うーん…

ミレア「どうしたの?」

いや…あの言葉であってるかなって…

ミレア「?」

まあもうすぐ終わるからいいけど…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.62 )
日時: 2011/03/24 15:24
名前: ロンギヌス

ジェネラス様あああ
今一度僕もお腹に入れてもらいたく・・(部外者はダメっすかw

結局あのカゲ・・名前ありませんでしたねw

メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.63 )
日時: 2011/03/24 16:44
名前: スイト

トマートさん

ジェネラス「フフ…つい食いたくなってな…」

あの黒い竜が元凶だからね…とっとと散れ!!外道め!!

ミレア「何あんたも言ってるのよ…」

ロンギヌスさん

ジェネラス「別に良いのだぞ?遠慮せずとも中に入れてやろう…」
クパア…

実はというとあの黒いのは不明ということで…

ミレア「何それ…」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.64 )
日時: 2011/03/24 19:34
名前: suit






グニュウ…ヌチ…ズチャ…ネチ…ニチュ…ヌチャ…ナチュ…ズチャ…ズズズ…


「はむ…呑み込まれたか…」


呑み込まれたスイトはどんどん落ちていき、喉、食道を追加した…


…ズズズ…ドチャ!!


そしてスイトは胃袋へ到着した…


「もう…ジェネラス〜」

「フフ…ついお前を食べたくなってな…」

「何だよそれ〜」

「そう文句言うな…今日はそこで眠るがいい…」

「全く…」


仕方なくスイトは胃壁に横になった…


「暖かい…いつもの…空間…」


いつもの温もりに安心感が出来たスイトは心地よく眠りについた…

ムニュ、モニ、ムニ、モニュ、ミニュ、

キュ…


そして胃壁はスイトを優しく包んだ…


「元のジェネラスに戻って…本当によかった…」

zzzzzzz







「フフ…」


ジェネラスは膨らんだお腹を優しく撫でていった…


「全く…あの頃とは違うな…」

そしてジェネラスはお腹を撫でながら眠りについた…








※ ※ ※














チュン…チュン



「む…朝か…」


ズリュ…ニュリ…ヌチ…ネチ…ネチュウ…ズズズ…

ドチャ…


ジェネラスはスイトを出した…

パアアアアア……


「う…ジェネラス…」

「スイト…」

「良かったよ…いつものジェネラスに戻って…」

「私も昨日は嬉しかったぞ…」

「へへ…」


二人はそう言いまだ寝ている二人を起こした…


「ふあ〜あ…おはよう兄さん…」

「皆さんおはようございます…」

「さて…そろそろ住処に帰るとするか…」

「そうね♪」

「そうだ…のわ…!!」


ガシ…


スイトもジェネラスの言葉に乗ろうとした瞬間にエレニムに抑えられた…


「エ、エレニム…何やってるの?」

「おや…忘れましたか?あの時の約束を…」

「え…いや…でも…そろそろ…」

「あら?別に明日でも帰っていいのよ?」

「そうか…今日はエレニムと一緒にいるのか…」

「え…いや…」

バッサ…バッサ…

そしてジェネラスは飛んで行き…


「ちょ…ミレア…助けて…」

「それじゃあね♪あとはよろしくね…エレニムさん♪」


バッサ…バッサ…


ミレアも飛んで行き、残ったのは海竜とただの獲物にすぎない人間が残った…


ジュルリ…


「さて…」

「うう…また食われるなんて…」

「でもスイト君はそれが嬉しいんじゃないんですか?」

「そ、そんなこと…」

「いいじゃないですか♪それでは…」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.65 )
日時: 2011/03/24 22:13
名前: トマート

二連続で食べられる…
うっらやましいwww
しかも1日中…!
僕も突入するしかなさそうだな…
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.66 )
日時: 2011/03/24 23:09
名前: リオレイア

………下宿させて貰えませんか?
家賃は…僕自身で……
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.67 )
日時: 2011/03/25 07:22
名前: たぐとも

ジェネラスさん元に戻れてよかった♪

自分も下宿したいなぁw

もちろん家賃はこの体でw

ア「・・・逃げるのか?」

別にいつかは帰ってくるよ。

ア「寂しいのぅ・・・」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.68 )
日時: 2011/03/25 08:39
名前: suit

トマートさん

エレニム「おや?またまた美味なのが…」

また獲物ロックオンかい…

リオレイアさん

エレニム「僕のお腹でお泊まりもいいですよ♪それでは家賃頂きますよ♪」
クパア…

スイト「いつもそれにあってるからな…俺…」

たぐともさん

エレニム「それではお借りしますよ♪」
クパア…

たぐともさんを招待してあげてね♪

ジェネラス「うむ…ようやくあの黒いのから解放された…いろいろと迷惑をかけてしまったからな…」

スイト「もう大丈夫だよ…ジェネラス…」


エレニム好評だな…

ミレア「海竜だしね…」
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.69 )
日時: 2011/03/25 19:15
名前: suit






「それでは…スイト君を…」

「食うならとっとと食ってくれ…」

「そう焦らなくてもいいんですよ♪」


ダラリ…ポタ…ポタ…


「う…」


そう言うとエレニムの舌が現れ…


ベロオォリ…グチュ…ニチ…ヌチュ…ベロオォリ…チヌ…ネチュ…


「ひあ…う…唾液が…ひどいぞ…」

「僕はそんなにひどくはありませんよ?」


エレニムはそう言うが実際にひどかった…
ただの2回舐めたというのに唾液がだらだらと顔につく…俺を食べる時にひどくなるのだろうか…


「うう…体が…」

「さて…」


クパア…ダラダラ…


エレニムは大きく口を開けた瞬間、唾液がだらだらと垂れ、唾液が糸を引いてるのも見えた…


「まったく…スタミナ疲労してる訳じゃないんだし…それはないだろ…」


カプ…


そう突っ込んでいる内にスイトはエレニムの中へ消えた…








※ ※ ※










「はう…口の中もすごいだろ…」


口に入ったスイトは辺りを見回したが唾液がすごいことしか考えられなかった…そして舌が動き…


ベロオォ…ニチュ…ネチ…ヌチュ…ベロリ…ジュチャ…ノチャア…ナチュ…ベロオォ…ズチ…ネチョ…ヌチョオォ…


「あ…はぐ…か…く」


口内でスイトは全身を舐め回され、唾液が体に覆われる内に体が痺れてきた…


…ハグ…アム…アム…


「う…今…度は…甘噛み…か…」


舐めるのをやめたエレニムは今度は甘噛みを始めた…
スイトの頬を優しく牙をくっつけていく…だが頬には少し跡が付いていく…


「さて…最後に…」


シュル…ギュ…

「ん…」


舌はスイトを巻きつき、牙から離れさせ…


ベロオォ…クチュ…ニチュ…ノチュウ…ベロオォ…ヌチ…ナチュウ…ネチュ…ドロオオ…ベロベロ…


「え…あ…うく…や…動け…な…い」


最後に体を舐め回し、スイトは唾液の海となり、体は麻痺で完全に動けなくなった…

ズズズ…

「やっ…と…か…」


エレニムは少しずつ上をあげ、スイトは穴の中へと消えていき…



ゴクン…!!






ズリュ…ニチュ…ネチ…ノチェ…ズズズ…

「くう…か…あ…ぬ…」

ズズ…ズチ…

呑み込まれたスイトはゆっくりと喉を下っていき、スイトは胃袋へ到着し、エレニムのお腹は膨らんだ…


「ふう〜相変わらず美味しかったですよ♪」

エレニムは舌舐めずりをし、満足そうに膨らんだお腹を撫でながら彼に語った…


「嬉…しく…ね…えぞ」

「僕は嬉しいですよ♪」

「はあ…」


スイトはため息をつきながら目をつむった…

(ふあ〜あ…また眠くなってきた…体は動けないし…また寝るか…)


スイトはエレニムの胃袋でぐっすりと眠りについた…

zzzzzzzzz



「眠りにつきましたか…」


お腹を撫でていたエレニムだが彼が寝ているのに気ずき、撫でるのを止めた…


「さて…スイト君がぐっすり眠ってる内に僕も帰りますか…」


ザパアアアン……



エレニムは海の中へ静かにと消えていった…






メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.70 )
日時: 2011/03/25 20:01
名前: suit

元(suit)スイトです!!というわけで無事終了しました!!

ミレア「なんか変な終わり方してない?」

大丈夫…あの後エレニムと1日過ごしただけだから…

ミレア「でもあんたがお腹すいたらどうするの?」

それはエレニムが魚とか取ってきてくれるから問題ないな…それと夜になったらまたお腹の中で寝かされる運命だな…

ミレア「まあいいんじゃないの?仲いいから…」

あいつもいい奴だからな…文句は言わないけど…

ジェネラス「まあ一件落着でよかったではないか…」

そうだな…無事に帰って来たし…というわけで!!次はどうしようかな〜

ミレア「何を?」

兄竜の出会いにするかな〜(題名バレ)やっぱりもう一つの…うーん迷う!!
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.71 )
日時: 2011/03/25 21:55
名前: トマート

お疲れ様でした!
次回作は…出会い系ですか!
これまた期待しますっ
メンテ
Re: 突然の覚醒 ( No.72 )
日時: 2011/03/27 00:51
名前: suit

トマートさん

そうですね〜
まあ楽しみに待ってください♪

ジェネラス「どうする…スイトよ…」

どうすかな〜
メンテ

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