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ゴクッと日常
日時: 2011/03/24 23:24
名前: ロンギヌス

最近戦闘物ばっかりだったので、久しく日常的な小説書くことにしました♪(捕食が日常的に行われるってどういう状況w

新キャラ等は特に決めてませんが(あるかも)、前作を読んでからの方が一部分かりやすいかもしれません。

今回執筆中のモットー(某文庫本より借りました
「執筆は調子のいい時にしろ。いい小説はじっくりと出来上がる」
メンテ

Page: 1 |

Re: ゴクッと日常 ( No.1 )
日時: 2011/03/24 23:27
名前: トマート

なんだかサラリーマンみたいな題名w
日常的ストーリーですかっ!
どんなキャラが出てくるか、わくわくです!
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.2 )
日時: 2011/03/24 23:58
名前: スイト

ほほお…
こちらも日常的に追い回れるピンク色のド…

ミレア「なんか言った…?」(裏声)

いえ…別に…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.3 )
日時: 2011/03/25 00:39
名前: ロンギヌス

_____

あなたは恐竜と竜の違いを、正確に言い述べる事ができますか?

恐竜とは白亜期〜ジュラ期にかけて地球上を支配していた、ご存知の通り実在した生き物です。

原因不明の絶滅を起こしたものの、それらは化石となって確かな証拠を今に伝えています。

一方竜…すなわちドラゴンについてはどうでしょうか?現存する資料には全くと言っていい程に証拠が無く、伝説にしか記されていない、いわば架空の生物となるでしょう。

とは言うものの、世界には知られざる謎が星の数ほど存在しています。今から人類未開のドラゴンの謎を、一緒に紐解いていきましょう…

________



「なるほどねぇー…結構面白そうな本じゃん」

新品の本を片手にし、椅子を45度に傾けて座る一人の青年……ロンギヌスは、小鳥のさえずる朝の時間を読書で過ごそうとしていた。温かいココアに満ちたカップを持ち上げ、本日最初のティータイムを…


ガチャッ…!! ジュッ…

「だあああああああっ!!!! 熱いってのこのボケナスがあああっ!!」

流石に椅子を傾けた状態では無理があったのか、ココアは彼の指を滑り落ち、薄着の服に濃い染みを作り上げた。
さらに不幸な事に椅子がグラッと揺れ、ロンギヌスはココアを服に染み込ませたまま後ろ向きに倒れかかった。悲鳴を上げる間も無く…


「(ぎゃあああぁぁ…!!)」

ぽふっ…♪

「ん…あれ…?」

背中に広がる柔らかい感触。マシュマロの海に仰向けに倒れたような、頭を背後から抱きしめられたような…

まさかと思いきや、ロンギヌスは不安定な姿勢のまま上を見上げた。赤いクリクリとした瞳が、陽気な視線を彼に送りつける。


「おはようマスター♪ 今日は早いのね?」

「レムリア…あ、ありがとう」

「どういたしまして。ふふ…本はきちんとした姿勢で読みなさい? 」

「は、はい…」

レムリアのふっくらしたお腹にもたれるのを止め、ロンギヌスは軽い注意を受けてしまった。椅子をガタンと元の位置に戻す。


「珍しいわね朝から読書するなんて…何ていう本?」

「「歴史上の生物-未確認の珍獣たち」っていうんだけど…ドラゴンの存在についても語ってくれるみたいだ」

ロンギヌスはタオルでココアが染み付いた部分を叩く。取れない染みになるのを恐れながら、ふと興味深そうに表紙を見つめるレムリアの方を向いた。


「(そういやこいつもドラゴンか…世間が知ったら大騒ぎだろうな…)」

以前あったとある事件を思い出す。彼女は竜族の中でも絶対的に数が少ない貴重種で、その情報を知った団体が保護という名目で捕らえようとしたのだ。一応カイオーガがとある脅迫をかけたため、世間にそれが知られる事は無いだろうが…



ピシュゥン…!!

「ふ〜スッキリしたぁ〜♪ お風呂は命の洗濯ってホントだねっ」

噂をすれば何とやら。朝風呂でその「命の洗濯」とやらを終えたカイオーガが、巨大タオルを頭に掛けて入ってきた。ルンルンと元気な素振りで、座りしロンギヌスの膝へと身を置く。

「マスター入らないの? 気持ちいいよ〜♪」

「おっ…重いって…!! 降り…t…」

大腿骨が粉砕する寸前で、カイオーガはピョンと膝の上から飛び降りた。いつもは3m程の大きさで過ごしているが、今日は珍しく1m姿だ。しかし重さは変わらない。


「おはようカイオーガ…今日何か予定があったのよねぇ…?」

「えへへー…お買い物でしょ? マスターの…」

「な、何だよお前らその目は…!! 言っとくけど今回は連れて行っていったりなん…か…」

赤く甘えるような瞳が、彼を下から見上げていた。背中にむにゅっと押し当てられる白いお腹の爆発的効果も相まって、ロンギヌスは僅か3秒でOKサインを出した。二匹の小悪魔が、勝利のハイタッチを鳴らす。



「(はぁーっ…何で俺ってこんなにチョロいんだろ…)」
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.4 )
日時: 2011/03/25 00:47
名前: ロンギヌス

>トマート様
新製品「ゴクッと日常」!!
アントシアニン1000mg配合!!
(売ってそうw

>スイト様
いいな〜毎日ミレア様と遊べて…(捕食的な意味で
レムリアお願いっ!

レム「後でね♪」

あ、はい…ごめんなさい…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.5 )
日時: 2011/03/25 09:25
名前: U

今回はどのような展開に・・・w
○サトの名台詞(謎)かぁ・・・中々似合ってr(ry
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.6 )
日時: 2011/03/25 11:18
名前: ロンギヌス

>U様
勝手に改良(改悪)しちゃいましたw
カイオーガはEVA好きのようです
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.7 )
日時: 2011/03/25 12:33
名前: ロンギヌス

ピシュゥン…!!

配達員ぐらいしか使わない正面玄関の扉が、埃を巻きながら開く。ロンギヌス逹は久しぶりの外出に、揃って肺が破れる程の新鮮な空気を吸い込んだ。

「いやーそういえば最近外に出てなかったし…どこにも連れてってなかったっけ」

「むぅ…マスターの引きこもり!!」

「いやいやゴメンゴメン、出る必要なかったからさ…」

「ところで何買うの? お菓子いっぱい買っちゃおーよ♪」

深呼吸より深いため息をつき、ロンギヌスはポケットからメモらしき紙を取り出した。意味なくゴホンと咳をして、買うべきものを読み上げる。

「えーっと新型のメモリが発売されたからそれ買うだろ…? あと新しくできたバトルサブウェイでも行ってみるか…」

「えっ、メモリ? 普通の人に売ってたら暴力事件とか起こっちゃうよ?」

「まあそこは…色々コネってもんが必要かな…」

ロンギヌスの不気味さ極まりない悪顔を見て、今度はカイオーガがため息をつく番だった。名目上チャンピオンというものがどれだけ恐ろしいかを、長年で嫌という程知っていた。


「あとレムリア遅くないか…? まさかお化粧に手間取ってるとか言うんじゃ…」

「ドラゴン用のお化粧品って見たことないよ……あっ、来た来た!」

そういったカイオーガの視線の先には、遠くから息を切らしてやってくるレムリアが居た。彼女のぽっこりしたお腹に目がいくのは、ロンギヌスの永遠の性だろう…

「お待たせ…ちょっと探し物してて…」

「レムリアなぁに? そのトランク…」

「ああこれ…? 探してたの。この際全部売り払っちゃおうと思って♪」

レムリアはロンギヌスへと向き直り、カチッとケースの鍵を外した。中には彼の愛用する26本のメモリが、整然と収まっている。ロンギヌスは悲鳴を上げて奪おうとした。


「だめよ♪ こんな危ないもの二度と使わせないわ」

「そ、そんな…ってか今日だって新しくメモリ買いに行くんだぞ!?」

「…ふーん…そう…」

レムリアの軽蔑したような視線を浴び、ロンギヌスは言葉を失う。カイオーガもわざとらしく蝶と遊んでいた。

「そんな悪い子には……」

「えっ、あっ…ああっ…!! だめっ…」

何の前触れもなく頭からかぶりつかれ、ロンギヌスはじたばたと脚を懸命に暴れさせた。慣れたようなピンクの暗い肉洞が見え、恐怖と欲望が心でひしめき合う。

「ちょっとは大人になりなさい? メモリは買うの?買わないの?」

「ぐぅ…か、買うといったら買うっ…!!」

どうやらパスワードがそれだったようで、喉肉の門が少しずつ開き始める。柔らかくも厚い舌に引き込まれ、ロンギヌスの頭は喉に埋まった。

「ぶふぅ…ら…らせっ!! 苦ひい…」

「はぁ…カイオーガ行きましょう? 好きな所連れていってあげる♪」

カイオーガの頭脳は大量のお菓子に埋め尽くされ、体の方はキャンキャンとレムリアに抱きついた。しかし素朴ゆえ恨めしい疑問に、そっと顔を上げる。

「ねぇでもボク達お金もってないよぉ…?」

「ふふっ…心配いらないわ♪」

レムリアが言い終わる前に、彼女の喉辺りから早くも断末魔のような悲鳴が響いた。レムリアはググッと空を見上げると、有無も言わせず主人を呑み込んだ。そして粘性の唾液に濡れた財布だけを、グバッと地面に吐き出す。

「すっごぉーい…!! 器用なんだね♪」

落ちた財布を拾い上げ、カイオーガはニコリと笑みを漏らした。お菓子を夢見て、こちらもトロッとした涎を垂らす。


「さあ行きましょうか…? 3人で♪」

「はぁーい♪」

レムリアはさりげなく手を繋ぎ、甘えかけるカイオーガを笑顔で迎える。しかしその仲睦まじい親子のような絵に、一人入れない者がいた…






グチュゥ…ヌチョッ♪ グプゥ…プニュッ♪

「ぬぐぅ…男に二言は無…!! ぎゃああああああああああああっ!!!!!」

いつもより格段にきつめのお仕置きに、ロンギヌスは赤子のように絶叫する。しかし勿論外の心温まる二人には聞いては貰えず、結局彼は遠いシティに着くまでずっと、手加減なしの胃壁と付き合う羽目となった。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.8 )
日時: 2011/03/25 15:03
名前: 名無しのゴンベエ

いつも読ませてもらってますw
お菓子に涎垂らすカイオーガたん可愛い・・
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.9 )
日時: 2011/03/25 16:51
名前: トマート

ぐぅ…か、買うといったら買うっ…!!

「パスワード言っても呑まれないに決まってるだろ!」
やはりそうか…しかし財布だけを吐き出せるとは…
レムリアさんも、なかなかの熟練度がおありのようで…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.10 )
日時: 2011/03/25 19:32
名前: スイト

おおう…なんて器用な…レムリア様…

く…逃げると言ったら逃げ…ふぎゃ!!

エレニム「捕まえましたよ♪」

ミレア「海の中で勝てるわけないのに…」
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.11 )
日時: 2011/03/25 19:54
名前: U

外はちょっとばかり寒いくらいだから、この際ええではないか(笑
街では微笑ましい展開が繰り広げられ・・・w
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.12 )
日時: 2011/03/26 00:52
名前: ロンギヌス

>名無しのゴンベエ様
ご購読(買ってないw)ありがとうございます!
カイオーガはお菓子好物らしいですよw(1日5kgぐらい?

>トマート様
そういえばトマートさんはレムリア登場より後に来たんでしたよね…(orz

詳しい事は「捕食者図鑑」をご覧ください。(注:そのパスワードは期限切れです

>スイト様
海竜(カイリュー?)と水中で勝負など…自爆するしか勝つ方法ないじゃないか!!(←それは勝ちではない

>U様
特に今日は四国一段と冷え込みましたw
こんな日はいつにも増して…胃にダイブして揉み込んでほしい…(ハアハア

お買い物描写初めてなので、ちょっとミスるかもしれません…w
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.13 )
日時: 2011/03/26 14:12
名前: ロンギヌス


〜ヒウンシティ〜


「ついた〜!! 悲運シティー♪」

「『ヒウン』よ・・まずはどこ行きたいの?」

道中珍しいポケモンと竜が並んで歩いているというのに、道
行く人々はまるで空気のように興味を示さない。それもそのはず、
二人は『インビジブル』という特殊なメモリを使って、姿を
一般人に対して消していたのだ。どうやら体内にいるロンギヌ
スにも効果はあるようだが、透明な胃壁に揉まれるのは何とも不思議な状況だ。


「れ、レムリアそろそろ・・出して・・」

「いいけど…反省したの?」

「反省って・・お前もメモリ使ってるじゃないか!!」

「あら♪ 平和利用は別に私も嫌いじゃないわ? それにこうでもしないと私、人前に出られないじゃない」

巧妙に追及をかわされ、ロンギヌスは胃の中でうなだれた。
レムリアはやれやれと面倒そうに呟くと、胃壁をぎゅっと押し
上げ、20分ぶりにロンギヌスを吐き戻した。


「ったく…タ、タオル持ってない・・?」

「ふふ…お生憎様♪ たまたま持ってないの」

「この…!! 綺麗好きのくせに…」

「マスター早くいこぉ〜…? ボクお腹減っちゃた・・」

まさに『お腹が減って力が出ない』状態のカイオーガが、
だらんとロンギヌスに倒れかかる。巨体の下からギブアップの
サインを出すとともに、ロンギヌスは目的地を問いただした。

「んで何処行くんだよ・・やっぱりメモリ屋しかないだろ・・?」

レムリアの視線が悪魔のように笑ったので、慌てて目を逸ら
す。カイオーガのお菓子への執着は未だ消えないようで、屋台
で販売しているアイスに目が釘付けになっていた。


「とりあえずメモリ買いに・・大丈夫大丈夫! ちゃんと『平和利用』するから・・」

「・・・・まあいいわ。 はいお財布」

ようやくレムリアの口元が緩み、財布は真のご主人様の元へと
返ってきた。ロンギヌスは即座に立ち直り、運良く近くにあっ
たメモリ専門店へと足を運ぶ。もちろん、アイスをねだる子供を引っ張りながら・・




〜『高級ガイアメモリ専門店 骨董品から最新まで』〜


店内は高級感の演出のためか、薄暗い照明でメモリが鈍く光り輝い
ていた。カイオーガの滑らかな青色の体が、妙に白っぽく見え
るのもそのせいだろう。ロンギヌスは透明化を止めた。


「レ、レムリア様にお願いがございます・・どうか私めのメモリを売却するのはお考え直して頂きたいのですが・・」

「ふふっ、おもしろい喋り方ね。 冗談なんだから気にする事無いわ」

ロンギヌスは安堵の呻き声を漏らし、ほっと息をつく。
あのメモリ達は全て彼が長い年月を費やしてかき集めたもの
で、優秀な力をもつ物しかない。エターナルメモリも、その中
からカイオーガに授けた物なのだ。

「これはマスターがくれた僕の宝物だもん♪ レムリア売らないでね?」

「そんなことしないわよ・・」



客もぽつぽつとしか居ない店で談笑するのは気が引けたが、
どの客も自分が買おうとしているメモリしか眼中にないよう
だった。レムリア達は透明なので、ロンギヌス一人で馬鹿笑いして見えるというのに・・


そんな精神異常者の接客をするためか、一人の店員が音も無しに近づいてきた。

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.14 )
日時: 2011/03/26 19:00
名前: ロンギヌス

また皆さんのオリジナルメモリを募集したいと思います!!
「こんな能力欲しい」や「捕食に使えるんじゃね?」というのをどんどん教えて下さい!

書いてほしい事↓
・メモリの名前  
例:『エターナル』『ドラゴン』『ユニコーン』

・その効果
・小説内に出してOKか否か

以上の三つをよろしくお願いします。
皆さんのあっと驚くようなガイアメモリ、楽しみに待ってます♪
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.15 )
日時: 2011/03/26 19:16
名前: ゴルダ

面白い…
名:サクリファイス
効果:触れた者、あるいは宣言した者と融合できる。持続時間には個人差あり
もちろん小説登場は許可する
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.16 )
日時: 2011/03/26 19:49
名前: ロンギヌス

>ゴルダ様
いいですね!

カチッ…『サクリファス(SACRIFICE)!!』

おっと、まだ使っちゃだめだ・・
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.17 )
日時: 2011/03/26 20:46
名前: トマート

おおっ!
新メモリ…ですか。では…

名前 トマex
効果 トマートみたいに、使用中はポケモンにいくら殺されても生き返る。
しかし、相手がポケモン以外だと、意味なし。

このメモリは、我のご先祖代々から伝わるものである。
もちろん、小説登場…して下さいよ?
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.18 )
日時: 2011/03/26 21:05
名前: ロンギヌス

>トマート様
ははっ、家宝のメモリ、ありがたく頂戴します。
でも名前が難しいかも・・(焦w

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.19 )
日時: 2011/03/26 21:10
名前: 大食い

名前『クローン』

効果 自分の分身を創ることができる、ただし1日で効果が切れ、三体までしか創れない。

もちろん、出してもらってOKです!!
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.20 )
日時: 2011/03/26 21:30
名前: サバラン

名前 リトル

効果 使用者もしくは宣言された者は小さくなる。小さくなっている時に死んでも生き返る。


なんかこういう類の一回出てたような気がする・・・ロンギヌスさんどうでしたっけ?
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.21 )
日時: 2011/03/26 22:28
名前: ロンギヌス

クローンメモリ、リトルメモリ共にokです♪
(リトルメモリはまだ出てませんよー。

あはは・・こんなに使い切れるかな・・w
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.22 )
日時: 2011/03/26 22:39
名前: ネイム

こんばんは。
ここではお初ですね。ネイムです。

新しいメモリですか…

名前:
ロング(LONG)
効果:
発動者の望んでいる部位を3倍にすることができる。
人がこのメモリを発動すると、
なれが出ないせいか、少し挙動が変になる。

出してもいいですが、このメモリ、使い物に
なるのだろうか…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.23 )
日時: 2011/03/26 23:54
名前: スイト

僕も…

タイム(TIME)

作動すると1分間時空が止まり自分だけ動ける。捕食に持って来い(?)

ミレア「止まってる子はどうなるの?」

固まってる…押したら倒れたり…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.24 )
日時: 2011/03/27 00:45
名前: スイト

説明足りなかった…
捕食したい獲物をいつの間にか腹の中にも…
それと口の中で遊んでも悲鳴とか上がらない(1分間の間)

ジェネラス「面白そうだな…」

いや、ジェネラス…まさか…

ミレア「エレニムさんにも言おうかしら?」

いやいやそれはちょっと…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.25 )
日時: 2011/03/27 17:21
名前: ロンギヌス

>ネイム様
始めまして♪ ロンギヌスとかいうポンコツですw
ロングメモリですか!! 小さなナイフとかを大剣に変えたりできそうですね

>スイト様
まさにチート級のメモリw
強者が握ればもはや敵なしじゃないですか

ジェネラス様、完成しましたのでお渡ししますw
キチッ…「TIME(時間)!!」
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.26 )
日時: 2011/03/27 19:42
名前: スイト

こ、これ忘れてました…
出してもらえると嬉しいですので…
このメモリで何か展開が起きるかなと思いますので…

ジェネラス「大事に取っておく…スイト専用にな…」

ぼ、僕専用に!?

ミレア「まあいいじゃない♪」

逃げ場ないな…こりゃ…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.27 )
日時: 2011/03/28 16:08
名前: ロンギヌス


「ヒヒッ、いらっしゃい・・お前さん何でその二人隠れさせてるんだい?」

腰を低くした老婆の声に、ロンギヌスはギョッと飛び上がっ
た。しかもレムリア達の存在を見極められ、慌てて後ずさりをする。

「そんなに驚かなくて良いさ・・ここの店員はワシ一人なんでな。 監視させてもらっとるよ」

カチッ…『CLAIRVOYANT(千里眼)!!』

意外にもスタッフらしい老婆は、銀色のメモリを彼らに見せ
た。クレイヤボアント・・隠された物を見つけ出したり、人の
細かな動きすらも見逃さないメモリだ。 この老婆はそれで万
引きを防いでいるらしい。



「んでお前さん方…何かいいブツをお探しかい? なんならお薦めのメモリ、体験させてやってもいいよ・・?」

年忌の入った声に震え上がらされ、ロンギヌスは小さく「お願
いします」と呟いた。年齢故に聞き取れないかもと思ったが、
老婆はその声をしっかりと聞き入れ、全員を奥の部屋へと招き入れた。





〜裏部屋〜

「ここには表のより高品質のメモリが揃ってる・・試すなり何なりしな」

「すご・・1000本はあるなこれ・・」

流石にスタッフ用の部屋だからなのか、展示してあったメモリ
がほんの僅かに思えてくる。しかしロンギヌスがお礼を言おうと
すると、老婆はぶんぶんと首を振った。


「見たところあんたら戦闘用のメモリが欲しいんだろう・・? なら話は早い。実際にあんたら同士で戦ってみな」

唐突にそう言われ、ロンギヌスはうなだれた。この前家の中で大乱闘したばかりだというのに、その上再び争ってみろというのだから無理もない。

「あの〜…それは任意ですよ…ね?」

「なに言ってるんだい? ワシも楽しみたいんだ、絶対条件だよ」


レムリアの残念そうな溜め息が、ロンギヌスの背筋を凍らせた。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.28 )
日時: 2011/03/28 16:23
名前: スイト

バトル開始ですか…
誰かのメモリがどう出るか楽しみですね…

ジェネラス「私はこのメモリで十分だな…」

いつ使うのかわからんな…(汗)
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.29 )
日時: 2011/03/28 16:56
名前: トマート

うーん…
自分のメモリの使いどころが…
無さ過ぎるw
一体、どうなりますことやら…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.30 )
日時: 2011/03/29 00:24
名前: ロンギヌス

スイト様
まあ厳密には手加減ありありの緩いバトルなんですけどねw(一応日常生活物なんで

『TIME』も活躍させるつもりですのでお楽しみにー♪

トマート様
それを考えるのが僕の役目ですよw
どこに組み込むかは乞うご期待ということで・・

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.31 )
日時: 2011/03/29 01:24
名前: ロンギヌス

………

スタッフの老婆を除いた全員が、メモリに
埋め尽くされた壁を食い入るように見つめて
いた。そして目当ての物を見つけたのか、
カイオーガがその中の一本を手に取る。


キチッ…「LONG(長さ)!!」

「ああそれね…長さの力を秘めた、ワシお気に入りの一つさ…貸してごらん。」

老婆はキョトンとしているカイオーガの手
からメモリを抜き取った。そしてそのまま
80歳とは思えない素早さでカイオーガの口を
こじ開け、元々長すぎる舌に差し込んだ。


「うっ…ぶぁぅ…んっ…!!」

舌袋がある辺りの左胸が、豊胸手術でも
したかのように膨らみ始めた。カイオーガ
は口を抑え、溢れそうな自分の舌肉に悶える。

「ひっひっひっ…あんた舌長いんだねぇ…? ざっと80mってとこかい?」

「知ら…ないよ…!! うぶっ…も、元に戻して…ぇ…!!」

カイオーガはついに耐えきれなくなり、80m×3=240mという長さと化し
た舌が、ドバッと口から溢れ出た。ニュル
ニュルと大蛇のように蠢いている。
 老婆はやっとの事で解除用のメモリを彼に
突き刺し、ヘトヘトのカイオーガを見下ろす。


「よく窒息しなかったねぇ…? さて次は…」

「僕じゃなくてマスターにしてよぉ…疲れちゃた…」

慌ててレムリアの背後に隠れるロンギヌ
ス。しかし老婆は熟練者の手つきでメモリを
ひっ掴み、レムリアの脳天を狙って投げつけた。


「きゃっ…待っt…」

ピチュゥ…「RITTLE(縮小)!!」


メモリと彼女の肌が触れた所から光が放た
れ、全員の目を眩ませる。再びそのレムリアを
直視できるようになった時にはもう、彼女
の体は大きめのぬいぐるみサイズとなっていた。

「いっ…そんな…私っ…」

小さな首を振り、巨大化した周りの景
色を眺め回すレムリア。しかしその背後に
いた違う意味での「捕食者」に、既に彼女
の体は目を着けられていた…


ガシッ…!!

「えっ…?」

ぎゅううううううっ…!!!!

「えええええええええっ…!! 離して…!!」

ドラゴン好きのロンギヌスに目前のミニドラを抱き
しめるなというのは、逆立ちで富士山を往
復しろというのと同じだった。可愛い物を見つめる狂気のロンギヌスに、レムリアは悲鳴を上げたまま抱擁される。


「マッ、マスター帰ったらただじゃ…!! ひゃん…!」

「あっここって意外ともふもふなんだ…ほれほれ♪」

「もぅ…やめてぇぇっ!!!」



老婆は面白そうに撫でられ続けるレムリア
を眺め、抜け落ちた歯を見せながら笑っていた。
ある程度満足したところで、再び効果解除の
メモリを投げつける。


ビシュゥゥン…

「よっ…よく…もぉ…」

元の大きさに戻るとカイオーガ同様、いつ
もとは逆に弄ばれたためか、レムリアはぐ
ったりと床に倒れ込んだ。ロンギヌスを睨
みつけながら、疲れた荒い息を吐く。


「さてさて次はあんただよ…どのメモリがいいかねぇ…?」

冷たく言い放たれたその言葉に、ロンギヌ
スはもう笑ってはいられなくなる。老婆がメモリ
を探している間に、そそくさとその場から去ろうとした。

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.32 )
日時: 2011/03/29 04:36
名前: リオレイア

ぬいぐるみサイズのレムリアさまだと!?
今すぐlittleメモリ持って来い!AGM65の弾頭と取り替えろ!
目標、レムリアさま!撃てぇ!

まあ、採用は無いでしょうが…

NUKEメモリ
核爆発を起こせる。
ただし、国際連合により禁止対象に指定されており、所持自体がテロリスト指定となる。

clearメモリ
NUKEメモリの対処用に開発された。放射能を除去できる。
原子力発電所には必ず配備されている。(こんなのがあったら福島第一に送りたいです)

CVNメモリ
原子力空母からの支援攻撃を受けられる(CVNとは米軍の原子力空母の事です)

ちょっと不謹慎ですが…

AIメモリ
あらゆる機械にAIを付加できる。AIはメモリの使用者を自動的に支援する。

もちろん、全て小説に出してもらって構いません。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.33 )
日時: 2011/03/29 07:42
名前: スイト

おお…ぬいぐるみサイズのレムリア様もいいかも…ここはやはり…

ミレア「さてと…」

いや…ちょ…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.34 )
日時: 2011/03/29 09:32
名前: ロンギヌス

リオレイア様
レム「い、いや…もうやめ…てぇ…!!」

↑ウヒヒヒヒ(←病気

うーん…ここで核や放射能はちとまずいかと…(なんてったって街中ですからね

AIは使える…かな?
(ごめんなさい、分かりません(焦

スイト様

ウヒヒヒヒ(←やっぱり病気
ミレア様覚悟ぉ!!
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.35 )
日時: 2011/03/29 10:45
名前: ロンギヌス


「うーん…? ここも売り場だよな…」

「わぶっ…!!」

スタッフ口を出ようとしたロンギヌスの前
に、暗い店内がよく似合うポケモンが立ちはだかった。ロンギヌスは謝る間もなく、そのお腹辺りと激突した。


「うおっ…とっ…だ、誰だ!?」

「あ…ご、ごめんなさいわざとじゃ…」

尻もちをついた姿勢のまま、凄い速さでカイオ
ーガの所まで移動するロンギヌス。とりあえず彼
の所にいれば、何とか守ってくれると考えたからだ。



「んぅ〜…え? ギラティナ…?」

「全く気を付け…ってお前…まさかカイオーガ…」

懐かしのご対面にカイオーガはロンギ
ヌスをはねのけ、その煌きが美しい体へと抱き
ついた。ギラティナはあたふたと対応に困って
いたが、すぐに翼で不器用に撫でる。


「ひ、久しぶりだな…なぜこんなとこへ…?」

「マスターのご命令♪ ボク逆らえないんだぁ〜…」

「何だと…?」

「ちょっ、誤解を招くような事いうな!! お前が命令通りに動いた事なんてほとんど無いだろ!?」

ギラティナは冷たい視線だけでロンギヌスを
震え上がらせ、無言で「友を傷つけている
なら死刑だ」と言っていた。


「ひっひっ、さてお前さん方…もっと楽しませて貰おうかねぇ…」

老婆はロンギヌスがさりげなく、メモリ被験者
になるのを避けていのに気づいた。すかさ
ずオレンジ色のメモリを取り、職歴60年の「技」で投げつける。


「なんかキタアアアアアアアッ!!」

ゴチン…!!「SACRIFICE(憑依)!!」

メモリは百発百中の腕により、見事ロンギヌ
スの胸に入っていった。
顎を殴られたようなクラクラが走り、彼の視界はボヤッとする。


「ちょっ…だ、誰か助けt…」

ふらりふらりと意味不明なダンスを繰り広
げ、ロンギヌスはカイオーガに倒れ込む。
その瞬間、カイオーガは半透明になり、もや
もやとした煙になってロンギヌスへと吸い込まれた。日本人であるロンギヌスの目が、海のようなブルーに変わる。




「カ、カイオーガ…どこだ!?」

ギラティナの慌てた声に、カイオーガは返事をしようと声を出す。しかしそのいつもの明るい声が飛び出したのは、ロンギヌスの口だった。


カイオーガはロンギヌスに取り憑き、彼の
体を支配したのだ。髪の毛も鮮やかな青になり、
声もまるっきりカイオーガそのものだ。


「ヒッヒっ…一番面白いメモリさ…カイオーガの方が離れようとすれば元に戻るよ。」

「マスターの体かぁ…ちょっと動きにくいね」

「(悪かったな…!!俺にヒレとかある訳ないだろ!?)」

残念なことにロンギヌスの声はカイオー
ガにしか聞こえないらしい。むっとしたの
かカイオーガは分離を決め、元の姿となって帰ってきた。


日本人の黒髪、黒目に戻ったロンギヌス
は、精神と肉体を乗っ取られた疲労に膝を
つき、深く深呼吸した。
そしてまるでタイミングを合わせたかのように、ぐぅぅと誰かの腹の虫が鳴る。


「…誰だよ。朝ご飯まともに食ってないやつは」

「ボクだよぉー…マスターが寝坊したんだから責任取ってっ♪」

ぬらっとした口内を見せつけられ、ロンギヌ
スは慌てて隠れ場所を探し回る。しかし絶好の
ポイントらしき所は見つからず、ギラティナ
を押しのけて今度こそ部屋から逃げ出そうとした。


ヴゥン…「SACRIFICE(憑依)!!」

「「あ…」」

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.36 )
日時: 2011/03/29 13:45
名前: トマート

おや…
これから一体どうなるのかなぁ?
というより、ギラティナ来たぁー!
かっちょいい…[憧]
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.37 )
日時: 2011/03/29 14:15
名前: 大食い

久しぶりにギラティナさんが登場♪
このあとの展開が、とても楽しみです
カイオーガさん達との生活楽しそう…(羨
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.38 )
日時: 2011/03/29 15:39
名前: クルス

もし被ってたら申し訳ない。
クルス「オレのもってるの、あーげる!♪
よかったら使ってね!」

つ『werewolfメモリ』
効果・自分の意思で狼人間へと変身する事ができる。月はいらない。
狼人間に変身すると、銀以外の物では絶対に死ななくなる。もし体が細切れの肉片になろうと、消化されぐちゃぐちゃになろうと一晩で元の体に戻る。だが、銀に触れると、人間には味わう事のできない様な苦しみに襲われる。
つ『soccerメモリ』
効果・驚異的な足技を手にする事ができる。
その他サッカーに必要な技術全てが強化される。
つ『noiseメモリ』
効果・音の力を操る事ができる。周囲の音の音量を自在に変えたり、音を移動させることもできる。
これによって相手の耳元に大音量を出し、鼓膜を破壊する事も可能。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.39 )
日時: 2011/03/29 19:00
名前: スイト

ギラティナ様だ〜♪パーティーとプラズマ以来ですな〜

ジェネラス「そういえば私も取り憑かれた時意識がなかったな…」

姿形はジェネラスだったから騙される所だったよ…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.40 )
日時: 2011/03/30 00:00
名前: 名無しのゴンベエ

>トマート様
一目惚れしたポケモンですw(イチコロw
特にアナザーはチート級のかっこよさです!

>大食い様
意外と今回ギラティナは…(おっとマズいw

はちゃめちゃした生活って理想なんですw

>クルス様
WOW!!
たくさんのアイデアありがとうございます!!
流石に全部は出せませんが、是非とも使わせて頂きますね…(ノイズメモリの発想は無かったw

>スイト様
前作とかじゃ影薄かったですからね…今回は活躍させてあげようかなw

ギラ「…誰のせいだと思っている?」

や、やっ…だめっ…ひぃやああああああああああああっ!!!!!(血祭り

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.41 )
日時: 2011/03/30 00:25
名前: どんぐり

ギラティナの登場ですか!
シェイミの食べられるという素敵な
言葉に惹かれて見て好きになりました!

今後の活躍に期待してます♪
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.42 )
日時: 2011/03/30 00:34
名前: ロンギヌス

あの映画よかったですよねぇー・・・
(シェイミが素直に喰われてればサトシ達を巻き込むことも無かったのにw

さてさてどう弄んでやろうか・・(ウッシッシw

ギラ「ハハ…本当に血が見たいんだなお前は。」

すいませんすいませんごめんなさいごめんなさいorz

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.43 )
日時: 2011/03/30 12:31
名前: ロンギヌス

サクリファイスメモリを差し込んだままギラティナに触れた
ため、ロンギヌスは再び憑依状態となってしまった。
瞳が金色に変化し、無駄に凛々しい金髪となる。

「馬鹿…何が悲しくてお前と一緒に…!!」

「(仕方ないだろ狭いんだから!! とっとと出てい…)」

心の中での二人の会話は、そこで糸が切れるように終わった。腹を限界まで減らしたカイオーガが、友への容赦もなしに襲い
かかってきたのだ。
ギラティナの素早い反射神経を得て、一応ロンギヌスはそれを
よける。どうやら能力も自分のものになるらしい。


「カイオーガ待てっ…私だ、ギラティナだ!」

「そんなの知ってるもーん♪ 我慢できないんだもーん♪」

もはや回答になってない回答に、ロンギヌス(ギラティナ)は全速力で出口まで突っ走った。
しかし状況故に忘れていたのが、カイオーガの舌の長さだった。くるくるとコマのように巻き付けられ、舌先は彼(彼ら)の口をしっかりと塞ぐ。


「ぶむぅ…お前まさか…!!」

「ギラティナの味ってどんなのかなぁ〜…?いっただきまぁーす♪」

もう彼らはれっきとした獲物だった。黄色いドロップのように
口に投げこまれ、空腹による大量の唾液の洗礼を受ける。金髪
や体は一瞬にして唾液まみれと化していた。


「おやおや楽しそうだねあんた達…念のためだ、これ持ってきな」

老婆が彼らに気前よく彼らに渡したのは、見た事のない3本のメモリだった。
しかしロンギヌス(ギラティナ)がお礼を言う間もなく…


ゴックン♪

軽快な音と共にカイオーガは彼らを呑み下す。凄まじい抵抗を
繰り広げているのが、食道の膨れようでよく分かった。
もちろん、後々考えれば一切効果はなかったようだが…





〜胃袋内〜

「いったいどうしてくれる…お前のせいで私まで…」

「(そんな事言われても今さらどうしようも無いだろ!?)」

「…戻ったらお前が私の腹に入る番だ。覚えておけ。」

ギャーギャー騒ぎ立てるロンギヌスを無視して、ギラティナは
静かに渡されたメモリ達を見つめていた。
それぞれ時計の針と、TMという文字…そして双子の人間らしき絵が描かれていた。


「少しは静かにしろカイオーガの主人。全く何でこいつはお前を選んだんだ…」

「(え? そりゃもちろん俺に気があっt…)」

「死にたいらしいな♪ お前。」

とは言うものの今二人がいるのはカイオーガの胃袋…彼の事な
ので食欲>友情なのは間違いない。
運が悪ければ消化される事もありうるだろう。

「という訳だ。帰ったらただじゃおかないが今は呉越同舟、協力することだな」

「(ちょっ…ちょっと待て、後で半殺しされる相手に協力する奴がいるか?)」

「なら好きにしろ…死ぬ時は一緒だな♪」

ロンギヌスの脳裏に、ギラティナと共に消化されていく光景が浮かび上がる。
それだけでも立派な一大事だというのに、更にギラティナは追い打ちをかけた。

「あと忘れるな…? 私が死んだらお前を冥界に連れて行き、絶対的に監禁してやる」

「あっ……」

ロンギヌスは忘れていた。
彼がゴーストであり、死者の行く裏世界を支配する者だという事を…



「(ぜ、是非とも協力させてく…下さい!!)」

「フフ…それでいい。」

精神的に完敗し、ロンギヌスは心の中で歯
ぎしりする。しかし消化されるのも時間の問題
なので、すぐに三つのメモリへと目を移した。

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.44 )
日時: 2011/03/30 12:42
名前: トマート

ギラティナとロンギヌスさんが合体した…
つまり、ギラティヌスですな。
って脅しをかけるギラティナ…w
怖いというより憧れます!
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.45 )
日時: 2011/03/30 12:46
名前: スイト

ほほう…あれが登場ですか…
ジェネラスだと瞳と髪の毛が灰色でミレアだとピンク…(笑)

ジェネラス「何を想像してるんだか…」

ミレア「このメモリを使って海へ運ぼうかしら…」

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.46 )
日時: 2011/03/30 14:21
名前: ロンギヌス

for トマート様
ギラティヌス良いですねw
今後はそう表記させて頂きます!!(え

for スイト様
灰色の髪ってかっこいいですね!(ジェネラスさん自体がかっこいいからなのかw
タイムメモリは時計の絵が刻まれているようですよ。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.47 )
日時: 2011/03/30 15:01
名前: ロンギヌス

メモリ解説(今までに登場したもの

〜サクリファイス(SACRIFICE)〜
・『憑依』の力が秘められたガイアメモリ。
・他の人間やポケモンと融合する特殊能力を持っており、使用者にその憑依させた者の力が宿る。

〜ロング(LONG)〜
・『長さ』の力が秘められている。
・使用した物を3倍の長さに巨大化させる事が可能で、汎用性の高いメモリ。

〜リトル(RITTLE)〜
・『縮小』の力が秘められたメモリ。
・対象物を3分の1の大きさに変化させる事ができ、ロングメモリと対をなしている。

他に投稿いただいたメモリも登場させます。
(投稿されたもの全ては使えません、ごめんなさい!)

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.48 )
日時: 2011/03/30 15:22
名前: m.t

こんな時はspecメモリ!!ってなんでこのメモリしか頭の中に出てこないんだろう...

当麻「あなたが馬鹿だから」
...(泣)

あっ弾幕メモリなんて

当麻「却下」
...(泣)
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.49 )
日時: 2011/03/31 15:43
名前: リオレイア

ふと思いついた……

KAMIKAZEメモリ

「天皇陛下万歳ー!」と叫びながら敵へ突っ込む。
当然ながら乗り物にしか使えない。レシプロ飛行機やロケットに使うと一撃必殺になる。

imageメモリ
思った事を具現化するメモリ
ただし、実体化するものの質量に比例して疲れる。
一般人ならばバスを一台だせば動けなくなるほど

Subwayメモリ
地下を自由自在に移動出来る様になる。
Subwayは地下鉄の事ですな。

OCRメモリ
OverCurrentRelayの略で日本語だと過電流継電器となる。
電気で動く機械に過電流を流して破壊するメモリ。

scoutメモリ
偵察の意味。
文字通り、敵の場所を探知する。

いかがでしょうか?
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.50 )
日時: 2011/03/31 17:28
名前: ネイム

冥界に監禁っ!

おそらく監禁場所は…?
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.51 )
日時: 2011/03/31 18:44
名前: ロンギヌス

m.t様
Specメモリの使いどころはというと・・
あ、言っちゃダメかw

リオレイア様
スゴいアイデア力ですね!
全部は無理だけど・・使わせて頂きます♪
(今回戦闘用メモリは難しいかもしれないので・・

ネイム様
ま、まさか…

ギラ「ククッ……知りたいのか?」

け、結構です・・(泣)
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.52 )
日時: 2011/04/02 23:43
名前: m.t

ロンギヌスさん。
3DSのフレンドコードの登録をお願いします。

名前:マッチー

コード:0430-8221-7133
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.53 )
日時: 2011/04/03 23:04
名前: ロンギヌス

m,t様
できました!
雑然スレの方に僕のも書いてますので、登録おねがいします♪
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.54 )
日時: 2011/04/03 23:56
名前: ロンギヌス

最近帰省してたんで更新遅れてしまいました…(orz

〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ギラティヌスが睨む三つのメモリ…
試しに一本取り上げてみると、驚くほど重かった。
二人の高い好奇心が、理性とは別にスイッチを押させる。


カチッ…「TOMA EX(能力変化)」


「(……すごいメモリの名前…)」

「…フン、どうせ胃の中で役立つ代物じゃないだろう」

あっさりと決め付けるギラティナをよそに、ロ
ンギヌスの精神が強引にメモリを腕へと近づける。

「馬鹿…なに勝手に使って…」

「俺の体じゃないか! 大体あの婆さんがくれたんだ…使えるかもしれないだろ!?」

双方の言い争いをものともせず、メモリは
ギラティヌスの腕へと溶け込んでいった。
お互いツンとした表情で効果が表れるのを待つ。




…………





「…見ろ、何も起こらないじゃないか」

「(………)」

「まあいい、次だ次。」

ギラティヌスは二本目として、時計の針が描かれ
ているメモリで覚悟を決めた。
死ぬ気でスイッチを叩き、荒々しく脳天へと突き刺す。


キチッ…「TIME(時間)!!」


ゴォォォーーーーーーーーン…!!!!!!


メモリを取り込んだ瞬間、狭い胃袋内に時
計台のような轟音が響き渡った。その意外と
美しい調べに聞き惚れる間もなく、ずっと
蠢き続けていた胃壁が前触れもなく、凍っ
たように動かなくなってしまった。

「何だ…?」

「(タイム……時間……時間を操れるメモリ…ってこと…?)」

好奇心作用により胃壁をツンツン突いてみるが、
頑として「肉」っぽさの欠片もない。まる
で時間が止まったかのように…


「そういうことなら…脱出のチャンスじゃないのか?」

「(食道を逆流する以外なら何でもする。)」

「………………やるよな?」

「…はい」


僅か5秒で作戦は企画、そして決行された。
命名 {食道逆戻り大作戦}

「(お前のネーミングセンス酷いのな…)」

「う、うるさい…出られればいいだろうが!!」

ギラティヌスは万歳の姿勢を取り、渾身の
勢いで噴門を開けようと力を込めた。
二人の計算上ならこれで食道は開き、その先
には明るい未来が待っているはず……だったのだが…





「(お、おいこの食道……カチコチに固いんだけど…)」

「……」

「(ギラティナ?)」

「………ごめん…私の計算違いだ…」

唐突に謝られ、ロンギヌスはあたふたと心の中を迷走する。
胃壁同様、時間という動くのに欠かせないものを
失った食道が、あっさり開通してくれるはずもない。
小学生でも気がつく問題に、ギラティナの
心は烈火のように赤く染まった。


「(お、おい…)」

「わ、悪かったな低脳で!! 考え直せばいいだろうが…」

「(いや何もそんなに責めてないけど…)」


その後…精神的に傷ついたギラティナのケアに、
消化までの時間が短くなったのは言うまでもない。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.55 )
日時: 2011/04/04 00:31
名前: スイト

おお…TIMEメモリがー!!
最近ですとTIMEメモリで僕が悲劇が会ったり…
ギラティヌス…ジェネラスだとジェネヌスでミレアだとミレギヌス…(笑)

ジェネラス「何を言ってるんだか…」

ミレア「ちよっと海に送って来る…」


キチ…「TIME(時間)!!」
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.56 )
日時: 2011/04/04 07:46
名前: m.t

登録完了しました。

あと、小説書きたくてもネタがなくて..(泣)
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.57 )
日時: 2011/04/04 10:11
名前: たぐとも

時間が止まった食道と胃壁、ある意味いいかもw

この先も楽しみですロンギヌスさん♪頑張ってくださいね。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.58 )
日時: 2011/04/04 13:21
名前: トマート

ギ、ギラティナ君…ドンマイですよ。
あと、時間が止まるのなら胃袋の中で好き勝手できますなぁ!
自分の能力がメモリ化かぁ…感激でございますw
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.59 )
日時: 2011/04/04 18:58
名前: ロンギヌス

>スイト様
時間止めて逃げて下さい…ってメモリはジェネラス様が持ってたっけw

>m,t様
カイ「それこそspecメモリ使ったらどうかな? とてもスゴいの出来ちゃうかもよ♪」

な、なるほど…じゃあ渡します!!

ガチッ…!!(←あ、割れた)『SPEC(特能)!!』


メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.60 )
日時: 2011/04/04 19:06
名前: ロンギヌス

>たぐとも様
無理やり体をねじ込んでみたいですw
(窒息する?

カイ「僕の体で遊ばないでね?」

>トマート様
恐ろしくも頼もしい力をお持ちのようで…(羨ましいっすw
今は対した活躍してませんが、後々…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.61 )
日時: 2011/04/05 00:19
名前: リオレイア

肉壁に埋もれながらタイムメモリを使えば!
肉壁の感覚を消化されないで楽しめる!
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.62 )
日時: 2011/04/05 00:36
名前: どんぐり

TIMEメモリって良いですね〜

ギラティナはガラスのハートの持ち主ですかww
頑張れ!!
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.63 )
日時: 2011/04/05 16:15
名前: ロンギヌス

>リオレイア様
グニグニしてくれないのが難点ですよねw
(それでもいいから

>どんぐり様
ああ見えて意外とデリケート…ちょっと可愛いかなw

ギラ「お前いい加減に…!!」

ダッシュ!
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.64 )
日時: 2011/04/05 16:40
名前: ロンギヌス

ギラティヌスが悪戦苦闘しているその頃・・時間を取り戻したカイオーガは、さっきのようにメモリ観覧を楽しんでいた。
自分の腹に二人、生ありし者を宿してるのを忘れる程に・・


ニュグゥ…‥グヨッ…ニュウ…

「くそ・・あの婆さんろくなメモリ渡さなかったじゃないか!」

「(単に俺らの使い方が悪いんじゃない…?)」

ギロリと胸の中に殺気を感じ、ロンギヌスは口を失ったように押し黙る。えらくイライラしているギラティナに話しかけるのは、できるだけ避けた方が良いようだ。

「あと一本か…これも使えなかったらあの老婆‥…死ぬまで×××してやる」

「・・とにかく使おう・・」

ギラティヌスは最後に残ったメモリを睨みつける。双子のようなシンボルが描かれたそれは、直ちに彼の首筋へと吸い込まれていった。


ビュゥ…『CLONE(複製)』

ギラティヌスの体が青く光り出し、怪しい発光体が彼の横に現れる。それは一段と輝くと、すぐにギラティヌスの形となって狭い空間を埋めた。


「(な、なんだよこれ…俺らそっくりじゃないか!!)」

「クローン…またややこしいものを・・」

どうやらギラティヌスのクローンが、既に窮屈な胃の中をさらに埋め尽くしたようだ。その甲斐あって、胃壁は反応して動き始める。


「まずいな・・消化されるぞ俺ら」

「(何でこういう時は無駄に冷静なんだよっ!! 早くしないと…)」

「溶けるな。間違いなく」

身もふたもない返答に、ロンギヌスは心の中で膝をついた。しかしそれでも肉壁はグングン迫り、ギラティヌスはあえなく・・







ドォロッ…プクッ…ポコン…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.65 )
日時: 2011/04/05 17:01
名前: どんぐり

まさか消化された!?
この後一体どうやって復活するのだろう…

窮屈な胃袋って良いかもw
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.66 )
日時: 2011/04/05 17:40
名前: ロンギヌス


-TOMART ZONE-

「トマート…ゾーン?」

ギラティナは静かに目を開け、辺りを見回した。果てしなく白い空間が延々と続いており、まるで真っ白な箱の中へ閉じ込められたようだった。

「ん…? 元の姿に戻っている…?」

ふと高い目線から自分の体を見下ろすと、そこには「ギラティヌス」ではなく、れっきとした「ギラティナ」としての自分の肉体があった。

そんな彼の前に、血のように赤い文字が浮かび上がる。食い入るようにそれを見つめるあまり、ぼそぼそと呟きながら読み始めた。


「…ここは境界線…生死の分け目……望む者には安楽の死が与えられ、逆の者には冷たい現世へ戻ることが許されよう…」


一通り読み終わると、文字は溶けるように消えて無くなってしまった。ギラティナは今の内容をもう一度頭の中で復唱すると、なんとかその意味を理解した。


「生きるか死ぬか…私が選べるのか…」


…ここは彼が使い、無駄だと思い込んでいたメモリ…「トマEX」の力によって現れた空間。カイオーガというポケモンに殺された彼は、その力によってここに連れられ、生死の選択をすることができるのだ。



-Dead or Arive?-

どうすればいいのか混乱していたギラティナに語りかける、あの赤い文字。ギラティナは理由もなく一瞬迷ったが、間違いはないと確信し、深く息を吸って言い放つ。




「…Arive.」


見かけによらず小さなその声にも、トマートゾーンはしかと反応した。空間がグラグラと揺れ、ギラティナに猛烈な睡魔が襲いかかる…

妖怪のような瞳はまぶたに覆われ、その巨体はゆっくりと倒れた。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.67 )
日時: 2011/04/05 17:43
名前: ロンギヌス

>どんぐり様
「うっかり」消化ってやつでしょうねw
(なんて危なっかしい…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.68 )
日時: 2011/04/05 18:16
名前: スイト

トマートさんの能力が備わったメモリかあ…

エレニム「僕らとは無関係ですね…」

ま、まあそうだな…そういえば僕のメモリ少し好評かも…

エレニム「スイト君の反応が可愛いですよ…♪」

だってハプニングになるもん…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.69 )
日時: 2011/04/05 18:48
名前: トマート

ト、トマートゾーン・・・w
素晴らしく画期的なのか、ふざけているのか…

といっても意外とこのメモリ危険です!
あの赤い文字が出てから15秒経つと自然にDeadになっちゃいますから…
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.70 )
日時: 2011/04/05 21:20
名前: ロンギヌス

「ん…こ、ここは…?」

ギラティナが再びゆっくり目を開く。隣には、夢見心地で眠り
こけるロンギヌスが寝ていた。


「や♪ おかえり」

二人が倒れていたのはあの白い空間ではなく、メモリ専門店の
カビ臭い床の上だった。カイオーガが、ひょいと顔を出す。

「カ、カイオーガ貴様…!! 死ぬところだったんだぞ!?」

「でもしっかり生きてるじゃん♪ びっくりしたよー…急に現れたんだもんね。」

何とか生き返った事に感謝し、ギラティナは寝ているロンギヌ
スを見下ろした。この様子だとあと5時間は目覚めないだろう・・


「で、どうすんだいあんた達。何か買ってかえるかい?」

老婆が鬼もびっくりの不気味な笑顔で、のっそりとカイオーガ
に近づく。カイオーガは手を顎に当ててしばらく考えた後、にやけてこう言った。

「そうだ…マスターも寝てる事だしさ・・一人一本メモリ買っちゃわない? もちろんこっそりね♪」

「あらいいじゃない・・でも私、もう自分用の持ってるわよ?」

レムリアはロンギヌスの夢をいじくり回しながら、空中からル
ナメモリを取り出す。『幻想』の力が込められた、彼女専用の
ガイアメモリだ。


「えーっと、レムリアがルナで僕がエターナル・・ラティオスが持ってなくてギラティナも・・無いよね?」

「ああ…私には不要だ」

「フフ…遠慮はいらないわよ。だって出費は全部マスター持ちですからね…♪」

いつの間にか悪夢を見始めたロンギヌス。その懐にすっと手を
入れ、レムリアは財布を抜き取った。あまりの早業に、ギラ
ティナもぽかんと口を開ける。


「さっ、ギラティナ選んで〜…」

「それじゃ…‥これを…」

物を買ってもらうという経験は初めてのギラティナ。迷いなが
らも、隅にあった透明なメモリを掴む。


キチッ…『IMAGE(想像)!!』

「あーそれかい? とある旅人が別地方の土産とか言うんでね・・置いてってくれたんだよ。 どうぞ使ってみな」

ギラティナはごくんと唾を飲み、これから自分の物になるであ
ろうメモリを挿入した。漆黒の翼に吸い込まれ、イメージメモ
リは叫び声を上げる。


『IMAGE_マキシマムドライブ(MAXIMUM DRIVE)!!』

「イメージか・・何を考えればいい?」

「お前さんの好きな物さ。それが形となって現れるからね」

そう言われ、ギラティナはぐるぐると思考を飛び回らせる。ロ
ンギヌス以外の全員が見守る中、それは具現化されて出現した。


デュルルルゥ‥…バチン!!
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.71 )
日時: 2011/04/05 21:24
名前: ロンギヌス

>スイト様
nice!! なメモリの提案ありがとうございました!
お礼にタイムメモリゴールデン仕様を・・(いや要らんって

>トマート様
ふざけました。ごめんなさいorz
明らかに15秒以上悩んでたギラティナですが・・許してやってくださいw

メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.72 )
日時: 2011/04/05 21:49
名前: スイト

所持金があ〜(汗)
それとありがとうございます♪

ジェネラス「ではもらっておく…」

ミレア「スイトをどう遊ぼうかしら♪」

エレニム「スイト君を僕の知り合いの飛竜か古龍達の所へ送るのもいいですね…」

エレニム…今なんと!?
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.73 )
日時: 2011/04/05 22:33
名前: トマート

いえいえ・・・
トマートの存在ってこんなものですから(え…?)
ギラティナ君はなにを想像したのかなぁ。
お金?食べ物?それとも…アレかな?
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.74 )
日時: 2011/04/15 00:00
名前: ロンギヌス


実体化したイメージが薄暗い店内を、紫色の光で包み込む。それが見る見るうちに弱まっていくと、現れたランポス達が見えるようになった。


「これって……確かとても遠い地方の…」

「ああ、一度喰ってみたくてな…フフ…」

慌てふためく餌達を前にして、ギラティナの目が豹変した。舌を緩そうにはみ出させ、口元をすする。


「噂には聞いていたが…予想より旨そうじゃあないか…」

「ギラティ…こ、怖いよ…」

カイオーガを震え上がらせたのは、何より彼の声だった。いつもの渋く低い響きではなく、不気味に高い悪魔のような声……そんな事を気にも留めず、ギラティナはランポスの一匹を掴み上げた。


「いつもピカチュウやバンギラスだったんだ…期待してるぞ?」

ギャッ…ギャァ…

ランポスの虚しい悲鳴を無視して、目を閉じて口を全開にするギラティナ。初めての味に涎を垂らしながら、ぐおっと一気に口に閉じこめる。

ヌメッ…リュ…チュルッ…ニュ…

「ハ…期待通りだ…」

獲物が舌に触れた瞬間感じた旨みに、我慢を捨てて二匹、三匹と放り込んだ。もぐもぐと口蓋と舌で挟み、肉の味わいを吸い取っていく。


もぐぅ…ハゥグ…ングゥ…♪

「「「ギャッ……キィ…」」」

「やけに暴れるなこいつら…大人しくしてもらわねば…」

ランポスをもはや命と扱わないのか、容赦なく天井に顔を向ける。当然重力に従い、目立った膨らみは喉辺りで停止した。呑まれる前の最後の抵抗か、意味もなく揺れ動いていた。


「問題だカイオーガ…私はこの後どうする?」

「え〜…? やっぱり食べしちゃうんでしょ?」

「フフ…正解だ。」

ググッ…ごくん…

ギラティナは答えど同じくして喉に力を込め、三匹はいたランポス達を一呑みした。
赤と黒の鮮やかなラインを渡るように、膨らんだ部分が下りていく…





「ご馳走さま……お前達の魂、私が責任もって預かっておこう…」

「あるいみ地産地消だよね♪ …あっ、マスターおはよう。」

ロンギヌスがふらふらと酔ったように立ち上がった。疲れたようにレムリアにもたれかかる。


「ギラティナ……俺のお金は…」

「ありがたく頂戴した。まさか文句など…」

「ありありだっ!! 俺今月どうやって生活すれば…」

「命に代えれば安いものだろう…? 」

ギラッと紅い瞳に射抜かれて、ロンギヌスは勢いを失っていった。反抗の言葉も尻すぼみになった。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.75 )
日時: 2011/04/15 06:45
名前: スイト

ランポスー!!
というかマスターの所持金がー!!

エレニム「おやおや…」
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.76 )
日時: 2011/04/15 23:18
名前: トマート

お、脅し…ww
でもそんな所が僕は大好きだぁー!
ゴートューギラティナ!(のお腹)

トメ「……」
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.77 )
日時: 2011/04/16 05:17
名前: リオレイア

あ〜あ、でもランポスって一応2mぐらいあるのに・・・
ランポスが出てきたら赤い「あの方」にも出てきてほしい物です。
メンテ
Re: ゴクッと日常 ( No.78 )
日時: 2011/04/20 19:48
名前: ロンギヌス

スイト様
もう一円でも残ってる方が馬鹿ですよw
(=ロンギヌス
種類によりますがメモリ一本…云十万はしますからね

トマート様
ギラ「今はやめておけ。まだ中に・・げふぅ・・」

こらぁ! 下品を絵に描いたような奴だなお前は!!

ギラ「お前の血で絵でも描こうか?」

え・・

リオレイア様
『イメージ』メモリですから♪
ギラティナは一口サイズを想像したようです
メンテ

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