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『究極』を求めた結果
日時: 2011/03/28 02:05
名前: クルス

うぃきぺでぃあでイナズマの事を調べていたら
とってもおいしい設定が見つかったので。
今回はクルス×デモーニオです。

知らない人のための説明。
イタリアの人のデモーニオ・ストラーダっていう男の子は
究極のサッカー選手になるため悪魔に魂を売ってしまいました。
でももらった力は強大すぎて体が拒絶反応を起こしてしまい、彼は失明してしまいました。
Mr.KageyamaことShadow mountainは死んでいいです。




さっき知ったんだけどイナズマに既にクルスってキャラいたのね。アルゼンチンめ。許さん。
メンテ

Page: 1 |

Re: 『究極』を求めた結果 ( No.1 )
日時: 2011/03/28 09:33
名前: トマート

うぃきぺでぃあw
一体デモー二オ君はどうなっちゃうのかしら…
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.2 )
日時: 2011/03/28 14:01
名前: どんぐり

ウィキペディアは何でも載ってるから
凄いですよね

Kageyamaの扱いがw
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.3 )
日時: 2011/03/30 00:14
名前: クルス

>トマートさん
wikipediaは偉大ですね。
デモちゃんは・・・ウフフ

>どんぐりさん
wikipediaは偉大d(ry
影山・・・ハゲ山ァ!
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.4 )
日時: 2011/03/30 00:15
名前: クルス



とある病院にて。


「あー、ここに入院してたのね。 どーもどーも、面会に来ましたよ」

「だ、誰・・・・っ・・・? ・・・この声・・・前の・・・・・」

「そう。イナズマジャパンの黒棟クルスさんです。調子はどうですか、デモーニオちゃん?」

「右も左も真っ暗だよ・・・・! 今さら何をしに来た?俺を嘲笑いにでも来たか?」


チームKのキャプテン、デモーニオ・ストラーダはあの試合の後・・・
影山に仕組まれた強化プログラムにより、無理やり強化された体はついにガタを起こし、完全に視力を失ってしまった。

もう、サッカーどころか 何もする事ができない。
チームメンバーに支えられながら、この病院に入院する事になったのだ。
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.5 )
日時: 2011/03/30 00:28
名前: クルス


「何をしに来たのかって?お見舞いだよ。大丈夫かなぁ〜って思って。
お目目大丈夫?見えないの?」

「お見舞い?!敵の分際でお見舞いだと?!笑わせんな!どうせ・・・・クッ・・・この俺の惨めな姿を笑いにきたんだろ?!」

「そんな悲しい事言わないでよ・・・。デモーニオ・・・いや、デモちゃん」

「馴れ馴れしく俺の名前を呼ぶな・・・!帰ってくれ!もう人には会いたくないんだ・・!」

「ひどいなぁ・・・オレは君を救いに来たんだよ・・・?デモちゃん・・・」

「なっ・・・何を言っている?!貴様なんかに・・・俺を・・・こんなずたずたの俺を救う事なんてできない!俺はもう、ただただ死ぬのを待つだけだ!もう何をしても手遅れなんだよ!」



「そうだよー・・・・・・。」















楽に、なりたいんでしょ・・・・?






「なっ・・・・・?!」
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.6 )
日時: 2011/03/30 00:41
名前: ロンギヌス

ひぃやあああああ(ビビり過ぎ
面会なのに怖いこと言いますね…いったい何されちゃうのやらw

仕組まれてサッカーを奪われるなんて・・デモーニオが不憫すぎます!
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.7 )
日時: 2011/03/30 01:33
名前: クルス

>ロンギヌスさん
クルスの黒い一面も書いてしまおうって事で♪
デモちゃんかわいそうですね。さぁ、デモちゃんの人生をめちゃくちゃにした影山にありったけの憎しみを込めて叫びましょう。



影山アアアアアアアァァァァァァ!!!!!!
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.8 )
日時: 2011/03/30 02:07
名前: クルス



「あははっ・・・死にたいんでしょ?今すぐ・・・・・」

「な、何を・・言って・・・・・」

その通りだ。
勝手に影山に騙されたおかげで、チームのメンバー全員を巻き込んでしまったんだ。
そんな自分を許せる訳がない。
こんな事になってしまったにも関わらず、メンバーは最後まで俺の事を支えるつもりなんだ。
これ以上迷惑をかける訳にはいかない。機会があれば自殺をしようとも考えていた。

何故、こいつがその事を知っている?



「いい死に方をご紹介するよ・・・ふふふっ」

「ぇ・・・何、何を・・・」


クルスは月の石を取り出す。

「ちょっと苦しいかもだけど・・・我慢してね?」


シュゥ・・・・と光に包まれ、クルスは狼に変身する。
だが、その変化を見ることのできないデモーニオは、何が起こっているのか分からないので困惑する事しかできない。

「何をするの・・?やだ、やだっ・・・こっちに来るなぁっ・・・!」

「言っとくが、オレはまだ貴様を許してはいない。無論影山もだがな。・・・だがあいつは今は死んだ!」

「え・・・・・?!」

突然の告発に、ますますデモーニオは混乱する。


「オルフェウス戦の後。あいつ死んだんだってよ!オレが殺そうと思ってたのに・・・ね!!!残念だよねえええええ!!!!あはははは!!!



だからこの怒りはお前にぶつける事にするよ。さぁ、苦しんで死ね。」

メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.9 )
日時: 2011/03/30 07:42
名前: トマート

恐ろし過ぎるぅ…
本当の本性を現したのかい?
クルス君は。
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.10 )
日時: 2011/03/30 13:26
名前: クルス

>トマートさん
本性って訳じゃないよ!いつものヘラヘラした性格が素だよ!
今回は・・・怒りが限界に達したのでしょう。w
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.11 )
日時: 2011/03/30 14:35
名前: ロンギヌス

クルス君怖いよ、怖すぎるよw
影山ぁあああああああああああああああああ!!!!!!
(お前何勝手に死んでんダァアアア!!!!

はぁ…はぁ…(息切れ
もう逃げられませんね…‥デモーニオ君。
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.12 )
日時: 2011/03/30 18:52
名前: クルス

>ロンギヌスさん
怖いよークルスさん怖いよー黒いよー黒棟だけに
こうなったのは全て影山のせい。
うううぅぅぅっ 影山ああああああああ!!!!!!
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.13 )
日時: 2011/03/30 19:03
名前: クルス

これのエログロ版を書いて裏に投稿しようかと思う。


今回はちょっと痛々しいです。
---------------------------

「ぇ・・・・・う・・・・・・・えぐっ・・・」


いきなり態度が豹変したクルスに、ひたすら怯える事しかできないデモーニオ。
体がガタガタと震え、声が出ない。助けも呼べない。

「いいねぇその顔・・・・ 食べたくなっちゃうよ・・・♪」

ぺろっ。じゅるり・・・

「ひぃっ・・・・・?!」

獣の舌を伸ばし、頬を撫でる。
べたっとした熱い唾液をたっぷりと塗り付ける。

「や、やめろっ・・・何をしている・・・・」

「味見だよー。 さぁ、何をされるか・・・わかった?」

「な・・・分からな・・・・・ギャッ・・・ゥ」

かぷり、と手に噛み付く。

「おいしいね・・・デモちゃん。」

ぎぎっ、と力を込める。
じわりと紅い血が滲む。
クルスは優しくその血液を舐めとる。

「痛いっ・・痛いよぉ・・・・うぅ・・・・ぁ・・・・・」

「痛い?痛いんだ・・・・へぇ・・・・。」

ガリッ!

「ぎゃあああああああああああ!!!いやああああああああああ!!!!!!!!」

牙が骨まで届く。
視力という感覚を一つ失った体は、痛覚に敏感になっているため骨をゴリゴリと削られている痛みを、ハッキリと感じてしまう。
この痛みは・・・通常の人間なら失神するか、発狂してしまうだろう。
だが強化されたその体は、気絶する事すらできない。

「ちょっとうるさいねぇ、デモちゃん?」

「ひぃっ、ぃ、あぁぁぁ・・・・あぅっ、う・・・・」

「喉、潰しといたほうがいいかな?」

手から牙を離し・・・

そっと、首をくわえ込む。


殺される。



震えが止まらない。涙が溢れる。嗚咽が漏れる。
もうだめだ。俺はもう生きてちゃいけないんだ。死ななきゃいけないんだ。

デモーニオは全てを・・・諦めた。
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.14 )
日時: 2011/03/30 21:43
名前: トマート

はへえ…
これからどうなっちゃうのか…
デモー二オ…ドンマイ☆
また明日がくるさ。
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.15 )
日時: 2011/03/30 22:18
名前: クルス

>トマートさん
どうなっちゃうんでしょう・・・・w
クルス「明日?こいつに明日なんてねぇよ・・・今日ここで死ぬんだからな?あはははっ!」
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.16 )
日時: 2011/03/30 23:54
名前: クルス


くちゃっ、くちゅ、じゅる・・・・
首筋につけた歯型を舐める。

「ぁ・・・ん・・・っ・・・殺さない・・・・の・・・・?」

「すぐ殺しちゃもったいないでしょ?ふふふ・・・」

「あぁ・・・だめ・・・だめぇ・・・・・っ・・・」

「感じてるよね?ねぇ。これから殺されるっていうのに・・・感じてるんだ?ねぇねぇ?
本当にとんでもないクズだよね!!」


じゅちゅっ、ぐち、ぐちゅ、がっ、がぷ、ぐちゃっ・・

舐め、甘噛みし、吸う。

「うっ、ぅ・・・あぅ・・・・いや、いぁっ・・・・・ぁう・・・・・」

デモーニオは襲い掛かる痛みと快感に、思わず喘ぎ声を漏らしてしまう。
確実に感じている。ズボンの股間部分もふっくらと膨んでいる。

「気持ちいいんでしょ・・・・? じゃあ・・・もっといい事してあげる・・・」


ぐぱぁ・・・・・
粘つく音をたて、口を大きく開く。唾液がでろっと糸を引き、床を汚していく。

「・・・・・・・?!え、何、なんの・・・音・・・・な、何・・・・・?」


「・・・・・あばよ、哀れな傀儡よ。」








くちゃ・・・
ごくっ・・・・・・。
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.17 )
日時: 2011/03/31 09:30
名前: トマート

…遂に逝ったのかな?
いや、もっと苦しませてから殺さないとだよね。
それじゃ、ばいばいだデモー二オ。
(↑by洗脳されたっぽいトマート)
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.18 )
日時: 2011/03/31 18:27
名前: クルス

>トマートさん
まだ逝ってないよ・・・もっとぐちゃぐちゃにしてあげないと・・・
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.19 )
日時: 2011/03/31 18:28
名前: クルス

消化あります注意




-------------------





じゅる・・・ごぽっ・・・・ぬじゅじゅっ・・・・・・


「うぅ・・狭いよぉ・・・・いやぁ・・・・・・」

狭い食道を通っていく。
べっとりした粘液が絡みつき・・・
目が見えなくてもわかる。
ここは、クルスの体内だ。


「やだ・・・・やだよおおっ!!!!いやだあああああああ!!!」

真っ暗な世界で、ひたすら暴れる。
だけど、渾身の力も柔らかい肉壁の前には通用せず。

ぶにゅっ・・ぐにゅ・・・・・・


胃袋へとたどり着いた。
圧迫感がなくなり、酸の酸っぱい匂いが漂っている。
自分はこれから溶かされるんだ・・・。

絶望が心を満たす。
その絶望は、「生きたい」という願望を完全に打ち砕く。

さよなら、皆。







ぐちゅっ・・・・ぐちぃ・・・ぐちょちょっ、ぐぷ・・・・
ねっとりした液体が分泌されてくる。
これは胃液だろう。色は見えないけど、感触で分かる。
焼かれるような痛みは一切ないが、なんだかむずむずする。


「ぅ・・・・・ぅっ・・・・・・」


ぐちゃ、ぐちゅっ・・・。ぐちゃぐちゃ・・・・・・・
ぴちゃっ、ぷちゅ・・・ぴちゅっ。





はっきりと、走馬灯が見える。
親、友人、近所の人々、学校の先生。

大事なチームメイト。

オルフェウス。イナズマジャパン。
鬼道。

そして。


「そぅ・・・すい・・・・・・。」






今から俺も、貴方の元へ行きます・・・。


次はちゃんと・・・・心から俺を・・・・・




「愛してください・・・・・・。」

メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.20 )
日時: 2011/03/31 18:38
名前: トマート

…ハハ、ハハハハハ!
そうだ、もっとどろどろにしてしまえ!
デモー二オ、お前はもう帰れないんだよ!
お前なんかを愛する者なんt…

ガン!ドカッ!
「お前、調子に乗り過ぎだ」
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.21 )
日時: 2011/03/31 22:18
名前: クルス

>トマートさん
ちょっとかわいそうな気も・・・

でもいじめるの楽しいー!!ひゃっはー!!
もっと調子乗ってもいいのよ^p^
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.22 )
日時: 2011/04/01 00:42
名前: クルス

でっろでろに溶かしすぎてグロいかもです゜p゜;
デモーニオちゃんおいしいよおもぐもぐ


-----------------







もう体は半分ほど溶かされた。片手は骨も残さず溶け落ち、もう片方も指がなくなった。
使い物にならない目玉はどろどろにとろけ、眼窩から涙のように流れ落ちていく。



生きているのが不思議なくらいだ。早く死にたいのに。
だがそれも時間の問題だろう。もうすぐ頭が溶かされる。
脳みそが溶けてしまえば、もう・・・。





じゅる・・・・じゅるっ・・・・・じゅぅ・・・・・。

「・・・・ぅ・・・・・・・・」

消化はどんどんと進む。
自慢のドレッドヘアは胃液ででろでろになり、所々頭蓋が露出している。

ぴちゃっ、くち・・・にちょ、にちょ、にちゅ・・・・

こぽこぽっ、ぷくくっ・・・ごぽぉ・・・
骨がどんどん溶かされていく。脳が胃液に触れる。

「あ”・・・ぁ、ぁ・・・・・・」

きもちいい。きもちいい。キモチイイ。

どろどろと脳が溶け出て行く。
どうして溶かされてるのに、こんな気持ちいいんだろう。



体が液体になって・・・ゆっくりと流れ出て・・・・。
なんだか、すべてから開放された感覚。
今までのつらい事、全てを忘れる様な・・・・。

もう、いいんだ。
何も考えなくていいんだ。

おやすみなさい、さようなら・・・。












メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.23 )
日時: 2011/04/01 01:58
名前: どんぐり

お休み、デモーニオ君…

クルスさんの作品は、いつも新鮮な感じ
で面白いです♪
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.24 )
日時: 2011/04/01 11:00
名前: トマート

グゥロロォイ!
僕まだ未成年ですので…

もしクルスさんと戦うとしたら…考えたくないものです。
きっとデモー二オより大変な目に…
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.25 )
日時: 2011/04/01 11:49
名前: ロンギヌス

グロイ!!
でも実際消化ってこういうことですよね・・

カイ「そういうことだよ♪」

・・あ、寒気が…
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.26 )
日時: 2011/04/02 23:54
名前: クルス

皆さん・・グロくてちゅみまちぇーん!だが反省はしない。



>どんぐりさん
面白いですかっ?ありがとうございます♪

>トマートさん
未成年ですか。申し訳ないです。自分も未成年です。
クルス「試しに戦ってみる?手加減はしないよ・・・。」


>ロンギヌスさん
グロくても痛みのない消化っていうのが大好きです。

カイオーガ君に食べられて消化されたいよおおうはふんはふん
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.27 )
日時: 2011/04/02 23:54
名前: クルス




分岐でございます。

Aルート





「ぁぁ・・・ぅ・・・・・・・あ・・・?」


・・・・意識が戻る。

「どうして・・俺・・・・・生きて・・・・?」

指を動かす。体がある。
視界は相変わらず失われたままだが・・・
何はともあれ生き返ったようだ。


「でも・・・まだ・・・・外じゃない・・・・・・。」

全身に絡みつく肉の感触、湿った空気で、まだ体内にいるんだという事がわかる。
せっかく生き返ったのに、外に出られないのでは・・・・。




「ねぇ・・・・殺してくれるんじゃなかったの・・・・?殺すなら早く殺して・・・・
それか外に出してよ・・・・・・こんなの嫌だよ・・・・・。」









クルスは人間の姿に戻っていた。
何故体内に人間を入れられているのか・・・は超次元なので気にしてはいけない。

「なぁ・・・・クルス、知ってるか?」

「ん・・・鬼道ちゃん?なぁに?」

「入院していたデモーニオ・・・・病室から消えたらしいぞ。」



「へぇ・・・・。 目が見えないのがショックで粉末にでもなったんじゃないの?」

「いや・・・冗談を言っている場合ではない。本当に消えてしまったようだ。
自殺でもないようだ。外に落ちた形跡もない。」

「そうなんだ・・。どうしたんだろうねー。」

「テレビのニュースもその話題で持ち切りだ。外国まで来たのに・・・相当大きい事件になっている。
何があったのだろう・・・・。」

「うーん。 何があったんだろ・・・。」


バーカ、オレノハラノナカダヨ。







クルスはデモーニオを消化した後、魂からまた体を再構築した。
だが場所は・・・体内である。
二度と外へは戻れない無限地獄へと落とされたのだ。


消化されては再構築される。永遠にその繰り返し。
クルスから与えられる生命エネルギーのおかげで、死ぬ事もなく。
常に栄養をたっぷりと分け与えられて・・。
これから先、クルスが死ぬまでの・・・数百年もの長い年月、この中で生き続けるのだ。



「うぅ・・・やだ・・・・殺して・・・・・コロシ・・・テ・・・・」



思考まで溶けてしまうまで。
心が壊れてしまうまで・・・。永遠に。

メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.28 )
日時: 2011/04/03 10:32
名前: トマート

あらま。そうきましたか。
でもそのほうがデモー二オの心をズタズタにできるからなぁ。
Bルートではどんな事が…
メンテ
Re: 『究極』を求めた結果 ( No.29 )
日時: 2011/05/29 21:41
名前: クルス

ふひー、やっと完成。




Bルート true end




・・・・まだ死んでない。



デモーニオはまだ、死んでいなかった。


暖かい海を漂っているような感覚。

なんだか優しくて、心地いい。

何も考える事ができない。 

体がなくなってしまたみたい・・・ いや、実際に無くなっていた。

魂だけで、クルスの体内を漂っているのだ。



どうして死んでいないのかはよくわからないけど、いつまでもこのままでいたい気もする。

ここで、ずっと、ずっと・・・眠っていたい。


・・・・ふわりとした、不思議な感覚。

デモーニオは、二度と覚めることのない眠りに・・・・











「うぅ・・・・ん・・・・・  ん・・・?」

長い時間を経て、(といっても数日)デモーニオは目を覚ます事ができた。

久しぶりの外の光。   いや、待て。


「え・・・・あれ・・・・・・?」

見える。光が。見える。病院の白い天井。見える。クルスの顔。

「あはっ。よかった。起きた。」

「え・・・?なんでっ、 ゆ、夢だっ、夢だこんなの・・・!死んだ後に見る夢なんだ・・・!」

「大丈夫。お前の体はここにある。お前は生きてるんだ。あ、視力は復活させといたよ。だいぶ苦労したけどね・・。」

「え・・・なんで、なんでそんな・・・?俺を殺すんじゃなかったのか・・・?」

「あはは、ちょっとしたサプライズだよ。ただポイッと直すんじゃつまらないでしょ?
だからちょっと・・怯えた顔も見てみたいなぁって。」

「ふ、ふざけんなよぉ・・・!ほ、ほ、ほんとうに怖かったんだぞ・・・!」

デモーニオの体はがたがた震えている。
だがその震えは恐怖ではなく、怒りと安堵の物だった。

「ばか・・ばかぁっ・・・うぅ・・・・こわ、かった・・・・ばかぁ・・・・」

弱弱しくクルスの事をぽかぽか叩く。

「あは・・ごめんねデモちゃん・・・ ってか叩かないでよ、痛いよ」

「ばかぁ・・・っ・・・・ばかぁ・・・・」





散々殴り終わると、疲れてしまったのかデモーニオはクルスにしがみついてクゥクゥと眠ってしまった。

「はぁ・・・・   どうしよう、これじゃ帰れねぇ・・・。」




その後クルスは病院の関係者に見つかり、散々尋問された。
なんとか『親戚だ』『心配になって見に来たら既に戻ってきていた』等言い訳をし開放されたが、まだ怪しまれている。



そして次の日。



「奇跡だ・・・これは奇跡だ!ありえん!」

「あ・・あの・・・ドクター?」

「デモーニオ君、君の目は絶対に元には戻らないというくらいひどい状況だった。
それなのに数日間行方不明になったと思ったらパッと直ってしまった。
いったい何があったんだ?!」

「あ、いえ・・あの、覚えてないです」

クルスには『あの事は黙っててくれ』と念を押されたので、何を聞かれても答えなかった。
もし口を滑らせてクルスの事がバレてしまったら・・・彼はこの病院を壊滅させかねない。


医者との話は終わり、今日退院する事になった。






「あの・・・クルス・・・?」

「ぁん?」


「本当に、本当にありがとう・・・。」

「あん。」

「クルスのおかげで・・・また光を見ることができた・・。心から礼を言うよ。ありがとう。」

「ぁん。」

「・・・・聞いてる?」

「うん・・・・あの、そんなお礼言わなくもいいぜ?ちょっとした暇つぶしだし ちょっとからかいたかっただけだし・・。」

「そんな・・そんな訳にはいかないよ。すっごくうれしいし・・・まぁ、怖かったけど・・・あの・・」

「あーうるせうるせ。早く帰れ」

「あう・・・クルス・・・・」

「何だよ」

「あの・・痛かった、けど、食べられるとき・・きもちよかった」











END









メンテ

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