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王の資格は
日時: 2011/04/20 21:53
名前: ロンギヌス

えー…前作及び前々作、もうすぐ完結しそうなので書きたいと思います。
(なお今回、ロンギヌスは登場しませぬ

それでは始まり始まり〜…
あえてあらすじは載せませんw(皆様ならすぐにピンとくるはずw

※捕食シーンは僕にしては多い方かなw
メンテ

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Re: 王の資格は ( No.71 )
日時: 2011/04/30 11:22
名前: セイル

わー
楓様だー
ありがとうございます
さすがロンギヌス様。
言葉の使い方が僕より上手いっす。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.72 )
日時: 2011/04/30 16:37
名前: ロンギヌス

__________

楓「待ちなさい、あなた達。」

太く威厳に満ちた声が、今まさにレウスの前へ飛び出そうと
していた千畝達の足を止める。

千畝「何だ…何か用か? 貴様ら…」

ルギア「(また恐ろしい連中に声かけたものだ…流石だな)」

楓「お前達人間だろうが…あのレウスと同じく別世界から来たのだろう? 我の鼻はごまかせぬぞ…」

緊迫した雰囲気が、霜のように彼らに降りかかる。
YESともNOとも言えないままで、沈黙だけが過ぎていった…

クルスが、ハッキリと口を出す。

クルス「いい鼻持ってるんですね…でも僕達の狙いはあのレウス殲滅。あなた達に危害なんか加えるつもりは…」

ルギア「なんだ…同じ目的じゃないか? ならば一緒に…」

楓「問答無用。我が異界人などという者と…手を結ぶことは決して無い!!」

地を蹴って飛び上がり、空中から牙を光らせる楓。クルスが小銃を
取り出す前に、千畝が彼を突き倒す。楓の牙は、あいにく空を噛んだ。


千畝「…クルス…あの変なネックレス、今すぐ使え。私が足止めしておく。」

クルス「わ、分かった…」

動じない声に押され、クルスは右のポケットから、キラッと太陽に
輝きを放つネックレスを取り出した。一呼吸置いて覚悟を決め、そ
れを首へと装着する。


クルス「月の石…やっぱり使わなきゃだめですか…(苦笑)」

次の瞬間、クルスに異常が起こり始めた。
人間の肌に野獣の体毛が生えていく様は、何とも恐ろしいもの
だった。変身の苦しみに唸りながら、クルスは瞬く間に人の姿
を失っていった。

楓「人間が…? どういう事だ…」

千畝「こいつは特異体質でね。あの石使えば…貴様と同じ狼へと変われる。」

そう言うまでもなく、クルスはもう人間ではなくなっていた。ギラリ
と見え隠れする牙に、二匹の狼は互いに威嚇し合い、本能的に襲いかかる。

==========


カイオ「〜♪ やっと捕まえたぁ〜…もう逃げないでね?」

????「は、離してくれっ!! いっ…嫌だぁ!!!」

青年をはがい締めにし、強引に動きを封じるカイオーガ。やはり
幼いとはいえ、人間を締め殺せる程度の力は持っているようだ。

????「やめっ……こ、このおおっ!!」

カイオ「僕に食べられてよぉ〜♪ ペコペコなんだ…」

随分恐れられているのを実感しながら、カイオーガは青年
の喉にヒレを回し、離れないようきつく締め上げる。20秒
も経たずに青年の顔は紫色になり、キュゥと言って気を失ってしまった。

カイオ「これから毎日…こんな事しなきゃいけないのかな…」

相手を傷つけることに慣れないまま、自分にとっては大きな
青年を口の中へと押し込む。「仕方ないんだ」を心で連発し
ながら、ゴックンと初めて人を呑み込んだ。



〜〜

ニュッチュ…クチャ…ズム…

????「………ぅ…」

酸素の薄い肉室の中で、意識を失ったまま唸る青年。
彼を取りかこむ窮屈な胃壁が、彼を埋もれさせるように口に張り付いた。


…………

………



????「ぷはぁぁぁあああああ!!! し…死ぬかと思った……はぁ…はぁ…」

今度こその窒息死を免れ、寸前で飛び起きる…といって
も狭い空間でそんな動きは不可能だ。勢いあまって肉の
谷間に頭を埋め込み、がむしゃらに暴れ狂う。


「んんっぅ…く、くそぅこうなれば…!!」

慌てて頭を引き抜き、安定した肉壁にもたれる青年。
粘膜が染み込んだポケットをまさぐり、最後の切り札……Tシャツを取り出した。


「よし…今に見てろ…」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.73 )
日時: 2011/04/30 16:49
名前: どんぐり

ま、まさかTシャツって事はトm…
何か本人より先に来ちゃいました(汗

メンテ
Re: 王の資格は ( No.74 )
日時: 2011/04/30 16:53
名前: ロンギヌス

>セイル様
いやいや…本来の楓様はもっとこう…(神秘的で威厳があって…

あとまだまだ文章力は無いですよ(表現ができないんですw

>どんぐり様
まあ順番はいいですよ別に…w
(トマートさんが先来る確率の方が少ないですしねw

メンテ
Re: 王の資格は ( No.75 )
日時: 2011/04/30 17:10
名前: スイト

ゲスト同士のバトル…
中で変身は…うーん何か色々とまずいような…(汗)
あのお二人はどこへ行ったのやら女王様に遊ばれてるのかな?
メンテ
Re: 王の資格は ( No.76 )
日時: 2011/04/30 17:39
名前: トマート

お!?この人は一体誰だね?トメート君。答えなさい♪

トメ「うっさいぞ、二十秒弱で顔が紫色になった青年」

それ言うな!…でも相手がカイオーガ君だから気にしない気にしない♪

トメ「かなり上機嫌だな…」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.77 )
日時: 2011/04/30 18:14
名前: クルス

我が家のクルスちゃんが楓様と・・・!
どうなるんだこの勝負・・・!どうなってしまうんだー!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.78 )
日時: 2011/04/30 19:22
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

ゲスト同士の抗争、新たな人物。
ホントに素晴らしい構成ですね!
なんという俺得作品(殴

イートス君調子どう?

イートス「まあまあかな☆」

( ^ω^)……<あぁ、ぶっ飛ばしたい…
もうシバいていいですよー

イートス「やめてぇぇぇ!ロンギヌスさんお願いs」

はいはいワロスワロス(ニヤッ
メンテ
Re: 王の資格は ( No.79 )
日時: 2011/04/30 20:08
名前: リオレイア

頑張れ!
Factryメモリで要塞を造るんだ!
あるいはミサイル巡洋艦を!
工業製品なら何でも作れるしgun’sメモリで兵器なら何でも扱えるからな!
何よりレウスに喰われるのが至上命題だ!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.80 )
日時: 2011/04/30 21:00
名前: セイル

いやいや
十分ですよ〜
僕はまだまだですから〜
メンテ
Re: 王の資格は ( No.81 )
日時: 2011/04/30 23:28
名前: ロンギヌス

>スイト様
ごめんなさい…DSでやってるんで規定文字数超えると書けないんです・・(ゲスト様が多いので同時進行はキツいかなw

ネージュ様はとある方を弄んでENJOYしてるそうですよ…?

>トマート様
いきなり獲物役させちゃいましたね…orz

カイオ「…ここだけの話…けっこう美味しかったんだぁ…」

秘密にする必要あるの?

カイオ「エヘへ・・ない♪」

>クルス様
まあこの先々をお楽しみに…いつか雌雄を決するときが…(来るかも
あと狼同士という事は・・かなり野性的な戦いになりますねw
(描写がんばらないと

>アサシン様
構成は思いつきでポンポン決めてます。(計画性ゼロw
そのせいもあってか失敗作と化した作品も…あるんですよね…(トホホ)

ネージュ様の意向は誰にも分かりません・・w

>リオレイア様
トカレフすら持ってない以上、メモリ大活躍させないといけませんからね…
ちなみに世界初のメモリ使用者は、二宮千畝という事になってますw

>セイル様
何をおっしゃる。このサイトでも指折りの名作、『真実の心』を書いたのはあなたですよ? 尊敬してます♪(他に凄いなと思うのは・・4名ですねw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.82 )
日時: 2011/05/01 15:18
名前: セイル

おぉ
あれを名作としていただけるとは
ありがとうございます
でもロンギヌス様の
更新の速さは尊敬しますよ
メンテ
Re: 王の資格は ( No.83 )
日時: 2011/05/01 16:57
名前: ロンギヌス

___

「うっ…な、なに…?」

突然カイオーガは口を覆い、強い吐き気に襲われる。
見る見るうちに膨らみを増していく腹に目を付け、急いで青年を吐き戻した。

グブォ…ドチャッ…!!


???「ふぅ、危ない危ない・・もう消化されてるけど・・」

ルギアと化した青年『トマート』は、少し溶けた翼をまじまじ
と眺める。カイオーガは驚きを隠せないまま、異様な変身劇に
唖然としていた。そしてトマートを見上げ、急いで頭を下げる。

カイオ「ごっ、ごめんルギア…‥男の子に変身できるだなんて…知らなかったんだ…」

トマ「は? あっ…いやまぁ…気にするなって。間違いは誰にでもある!(べ、別のルギアがいるのか!?)」

カイオ「(あれ…性格変わっちゃったのかなぁ…?)」

トマートは何とか本物のルギアを真似ていこうとするが、カイ
オーガの不審そうな顔に冷や汗を垂らす。
バレるのも時間の問題かと思ったが、運の良いことにカイオーガは話を変えた。


カイオ「そう言えばさっきのリオレウスっていう竜…どうするの?」

トマ「あ、ああ…それは…」

これはトマートにも答えられる質問だった。彼もクルスや楓と
いったレウス撃退派の一人で、今も着ているTシャツで闘おう
としていた。本物のルギアすら敵わなかったというのは、紛れもない事実なのだが・・


トマ「よ、よかったら仲間になってくれないか? 流石にあそこまで大きいと…」

カイオ「…な、何言ってるのさ〜♪ ルギアは先生なんだから仲間なのは決まってるでしょ?」

トマ「は!? あ、そうだったな…(やっぱり本物ルギアってこいつの友達かよ…)」


その後5分程度の話し合いが続き、お互いに同盟を結ぶこととなった。



============
現在の状況報告:
千畝&クルス VS ルギア(真)&楓

カイオーガ&トマート

イートス&ネージュ
メンテ
Re: 王の資格は ( No.84 )
日時: 2011/05/01 17:44
名前: リオレイア

ふーむ…
初めてならば壮大なスケールでやらねばなりませんな!
いっそ、マジノ線を!
(WW2時にフランスが築いた大型要塞です)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.85 )
日時: 2011/05/01 18:08
名前: ロンギヌス

>リオレイア様
いやはや参加人数が多いとまとめるだけでも大変ですね…
(なおさら頑張らないとw

要塞つくると島が・・ブクブクブクっていきそうですw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.86 )
日時: 2011/05/01 18:25
名前: どんぐり

トマートさんがルギアにw
カイオーガが本物のルギアとトマートさんのルギアと
遭遇した時の反応が楽しみですw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.87 )
日時: 2011/05/01 18:35
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

もうイートス君食べられちゃいなYO!

イートス「いやいや、そればかりは…」

ルギアが二匹とは…
なんという俺得ww
どっちかにふかふかされたいなぁ…

イートス「ふーん…w」

な、なんだそのニヤニヤは!?
メンテ
Re: 王の資格は ( No.88 )
日時: 2011/05/01 18:47
名前: スイト

カイオーガ君…知らない人にはついて行っては駄目だぞ〜(笑)

ミレア「あたしも本物の反応が気になるわ…」

いや、僕は予想がついたかも…(恐)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.89 )
日時: 2011/05/01 22:59
名前: トマート

ばれるのも時間の問題かぁ…

はやく勤めを果たしてうまくやり過ごさなければ…や、やばす…(震)

トメ「俺の予想だともうプラグ立ってるぞ」

え…いや、まだ大丈夫だ。なぁカイオーガ?

トメ「完全におかしいだろ…こんなルギア…w」

カチ…(怒)ようし、カイオーガ。今回の練習相手(餌)はトメートだ!どんどん消化していいからな〜

トメ「へ?…や、やめ…」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.90 )
日時: 2011/05/01 23:38
名前: イブキ

お初です。ロンギヌスさん。面白い小説ですね。
続き、とても楽しみにしています。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.91 )
日時: 2011/05/01 23:41
名前: イブキ

お初です。ロンギヌスさん。僕と、違って
上手ですね。
続き、とても楽しみにしています。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.92 )
日時: 2011/05/01 23:43
名前: イブキ

あら?。2つ書き込んでいる?。すいません。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.93 )
日時: 2011/05/01 23:55
名前: リオレイア

確かに…
キャラクターが暴走しますからね(笑)

島が沈む!?
ならば……海上にイージス艦や原子力空母でも…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.94 )
日時: 2011/05/02 00:19
名前: ロンギヌス

>どんぐり様
トマートさんバージョンのルギアはTシャツ着てますからね〜♪
区別は簡単のようです、が・・

ルギア「偽物? いったいどういう事だ・・」

>アサシン様
変身verも本物もお腹の中は・・(天国と地獄の境ですw
あ、ちなみにイースト君の運命はというと・・

カイオ「でやああぁぁぁぁぁ!!!」

ぎゅぇええええっ!!!!! い、言えません・・(突撃は反則だぞコラ…

>スイト様
死亡フラグ(?)ですね…w 
三歳児に殺されちゃうというのも・・(かなり屈辱というか

>トマート様
おや? トメートさんは勘が良いようで・・

カイオ「ねぇ知ってる? 嘘はいけないんだよ♪」

す、すんません…!!(僕の責任だぁぁぁぁ

>イブキ様
いえ、嬉しさも二倍! …という事でw
あなたの描写力にはお見それしました…ガクッ(orz
メンテ
Re: 王の資格は ( No.95 )
日時: 2011/05/02 01:21
名前: ロンギヌス

_____

グルァウ…ガァウゥ…!!!!!

鮮やかな緑の草木に埋もれるようにして、牙を向けあう二匹の虎狼。
茂ったツルは引き裂かれ、外れた攻撃が木をミシミシとなぎ倒していった。

ルギア「フフ…♪ 思いきり自然破壊してないか…?」

千畝「そうだ。私達もやむを得ないな・・」

狼同士の白熱した戦いに、彼らは蚊帳の外となっていた。
さりげなく小さな嵐を翼にため込み、ルギアは千畝に放り投げる。


ビュゥゥゥゥ…ドギャアアァァァン!!!!

科学兵器ではありえない程の爆風に襲われるも、千畝は長きの経験でさっとかわしていた。凄ま
じい威力の風が、軍服の肩の辺りに小さな焦げ跡をつくっていた。

千畝「ほう・・? 意外と好戦的な鳥じゃないか・・」

ルギア「フフ…何とでも言いたまえ。君もそうだろう?」

千畝「もちろん…!!」

カチリ…『GUN,S(兵器)』

戦闘が生み出してくれる高揚感に身震いしながら、千畝はメモリを構える。ルギアがさっき
の数倍の風力を集めると同時に、それを手の平へと押し付けた。


千畝「まずは手始めだ・・伝説ポケモンの力・・見せてもらおうか?」

メモリを差し込んだ手から、そこで造られたようにマシンガンと猟銃が生まれる。
かなり重量のあるそれらを肩に構え、一瞬で狙いを定めて撃ち放った。

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!
ドゥンドゥン…!! ドゥンドゥン…!!!


高速で撃たれる弾丸の波は、ルギアに狙い違わず直進していった。しかし・・

パキィンパキィン!! ピュンピュン…!!

ルギアは豆鉄砲でも受けるかの表情で『まもる』のバリアを展開する。敵に触れる
ことのなかった弾丸全てが、パラパラと地面に転がった。


千畝「銃での戦闘は不能か・・面白い。」

ガチャ…『GUN'S__MAXIMUM DRIVE!!』


人間が狼に変わる様子ほどではなかったが、ルギアはメモリが見せた異様な光景にあんぐり口を開ける。
腕からカマキリのような鎌…‥鋭利な刃が飛びだし、千畝の身体を戦闘用へと切り替えていったのだ。
切れ味試しに彼が大岩に向けて腕を振ると、それはパックリときれいな切り口を残して割れる。

ルギア「触れずに物を斬れる肉体か・・人間とは本当に興味深いなw」

バスケットボールほどに凝縮させた風のエネルギーを、ルギアは最大威力で飛ばせる。それは外れるなどありえない軌道で、千畝の頭を目がけて直進していった。

==========
メンテ
Re: 王の資格は ( No.96 )
日時: 2011/05/02 06:25
名前: ネイム

千畝…恐るべし…
なんか○r.1みたいな人ですねww

でも大丈夫だよ、ルギア様。
いざとなれば、僕を…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.97 )
日時: 2011/05/02 17:21
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

うわあ……乱戦だぁ…
イートス君早く止めろよ!アサシンの弟子なんだろ!?

イートス「僕は観戦が趣味なので♪」

…ネージュ様に噛み砕いて貰おうか…?

イートス「別にいいお(^ω^)」

こwいwつw
ぶっ飛ばしてもいいですよー(汗

イートス「二人とも頑張るお!(^ω^)」

……はぁ
メンテ
Re: 王の資格は ( No.98 )
日時: 2011/05/02 18:10
名前: スイト

おお、ゲストの大乱闘…
そして残る四人は一体…あ、合流したらまずいのもいた…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.99 )
日時: 2011/05/02 21:25
名前: トマート

おお、たしかに○r,1っぽいなぁー…www

台詞に「………w」がつくのもルギアの特徴ですね!
そして僕の運命は…ガクガク…(泣)

合流してしまったら土下座しよう…死なないために。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.100 )
日時: 2011/05/03 00:12
名前: ロンギヌス

___

レウス「・・遅い・・あいつ何時まで待たせる気だ・・?」

翼を暇そうにいじくり回しながら、レウスはイライラと呟く。前食代わりにつまんでいたバンギ
ラス等も、既に跡形もなく消化しきっていた。仕方なくタワー並みの巨体を起き上がらせ、辺り
を目を細めて眺め回す。

レウス「まあいざとなればあいつを喰らえばいいが…1000匹は惜しいな。」


==========

ズゴォォォオン!!!!…ドギャァン…!!

千畝「しぶとい奴だ・・くたばれ・・!!」

一瞬見えた隙をついてルギアの背中を押さえ、造り出した刃で斬りかかる。ゼロ距離で『まもる』
は使えない上に、一撃でルギアの身体はスライスされるはずだった・・


楓「我が同志に…触れるな…!!」

クルスの爪を寸分で避け、楓が助け舟を出す。素早く口から魔導弾を放ち、見事に千畝の腕に
ヒットさせたのだ。舌打ちとともに千畝は一度引き下がり、煙をあげる腕を見下ろす。左腕の刃
が、ボロっと少し欠けていた。

ルギア「すまないな楓殿・・感謝するよ♪」

千畝「・・余計なことを・・」


しかし次の瞬間、仲間を助けるという行為の代償が降りかかる。クルスが大顎で楓の前足へと喰
らいつき、首を振って木の幹へと叩きつけたのだ。一秒の油断も許されない戦場で、楓はなま温
かい血を垂らす。

楓「ぬぅ・・不意打ちとは・・」

クルス「…卑怯なんて言わないで下さいよ?」

口元まで滴った血を舐めとり、再び猛攻を起こす狼達。しかしそんな彼らにも、翼と刃をぶつけ
合う彼らにも、突然のように森中を包むような巨大な影が覆いかぶさった。急に暗くなった空
気をとられ、その場にいた全員が上を見上げる。




じゅるぅ…

レウス「いるじゃないか・・贅沢なものがうじゃうじゃと。」

見た者を恐怖に駆らせるリオレウスの視線……千畝のメモリがあっさりと抜け落ち、クルスの変身
は強制的に解除される。しかし最もその睨みに脅かされていたのは、紛れもなくルギアだった。
スイカ程もある涎の玉をこぼしながら、レウスは怯えている彼を目だけで弄ぶ。

レウス「愉快そうな仲間だなルギア・・さぞかしいい覚悟をしてるんだろうな・・?」

ルギア「あっ…ぅ…」



=====================


ギュルグルルルルゥ…

カイオ「ま、待ってよルギアぁ・・僕…もう…‥」

トマ「(本当に信じられてるよ・・いや絶対バレるよこれ・・)」

しかしトマートが素性を明かしたところで、今の空腹にうなだれるカイオーガなら一捻りに出来そ
うだった。そもそも脱力しきった子供にレウス退治を手伝ってもらうという考え自体に、トマート
は計り知れない不安を覚える。

・・・・

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・!!!!!!

トマ「ん?」

カイオ「ほえ…?」

銃撃とも駆け足ともとれる大きな音が、二人の耳を直撃する。その上どちらにせよ近づいてきてる
ようで、次第に轟音と化していった。虫の息のような悲鳴も聞こえるような・・


ネージュ「ちょっとどいてどいてどいてぇーーーーーーー!!!」

トマ「(うわぁー…何か可愛いドラゴンさんが僕に向かって突っ込んでき…)」

チュドォォォォォオオオン!!!!!!!!!!!!!




ケホッ…ケホッ…

誰のかも分からない咳き込みを耳にしながら、トマートはのっそりと身を起こす。
先ほど彼に猪突猛進してきたのも、辺りにひんやりした空気を漂わせているのも、ネージュだっ
た。彼女の右手には擦り傷だらけの人の手が握りしめられており、白目を向いて気絶した青年を連れていた。

ネージュ「痛いわね…!! 来るの分かってるなら避けてくれてもいいでしょう!?」

トマ「あ、す…すみません…(結構この竜タイプかも・・って趣味までもルギアに変えちゃうのかこのTシャツ!)」

〜〜〜

ネージュ「っと…こんな話してる時間ないんだったわね。ほらイートス起きて、起きて!」

イートス「はは…知ってる? パスカルってリンゴなんだよ・・」

ネージュ「(…やっぱり引きずるのは無理があったのかしら…)」

狂いかけの瞳をキョロキョロと泳がせながら、イートスがふらふらと立ち上がる。しかし人間=餌
としか取れない腹を空かせたポケモンがいる事を、忘れてはならない・・


カイオ「ねえ竜のおねえさーん・・」

ネージュ「あら小さい…あなたまだ未成年のカイオーガ? 私はネージュでいいわよ♪」

カイオ「じゃあネージュさん・・その人、僕にちょーだい♪」

ネージュ「え・・」

突然イートスの引き渡しを請求され、ネージュは息を詰まらせた。
正気をようやく取り戻したイートスの顔が、これから再び引きずられるかのように恐怖に歪んだ。

============
メンテ
Re: 王の資格は ( No.101 )
日時: 2011/05/03 00:20
名前: ロンギヌス

>ネイム様
wwwwwwwwwww
Mr.○懐かしいですw

ルギア「非常時じゃないと・・食べちゃだめなのか?」

>アサシン様
ご心配なく♪ 活躍させますので(おっとネタバレ注意w
イートス君を呑めるのはいったい誰でしょうかね・・w

>スイト様
ネージュ様も『一応』レウス撃退派ですからねー
(この物語でレウス以外の唯一の竜ですw

意外と優しいところも・・あるのかな?

>トマート様
ルギア「君か…いい根性じゃないか♪(怒)」

ストォォォォップ!! 早まるのはまだ先! それに今はルギアの方が危機的状況に・・

ルギア「な、何だと!?」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.102 )
日時: 2011/05/03 00:35
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

ぎゃあああああああああ!イートス君超逃げて〜!

イートス「カイオーガ君、見た目以上にかわいいなぁ///」

え、お前、惚れたの?

イートス「惚れてねえよ!!」

ふーん…w
ここはロンギヌスさんの豊かな想像力にお任せします。

イートス「それって捕食フラグじゃね?」

俺に言うなよ、俺に。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.103 )
日時: 2011/05/03 07:16
名前: リオレイア

ありゃ……?
なんか「銃火器」じゃ無くなってる……
てっきりバズーカ砲なりガトリング砲なりを使うのかと思ってた…
30mmガトリング砲GAU-8アベンジャーの威力は凄まじいですよ〜♪毎分2500発もの発射速度を誇り、一連射で現代の戦車が吹き飛ぶ。あまりの反動に全力射撃すれば搭載機の速度が落ちる…
あとfactoryは「工場」ですよ〜
むしろ「gun’s」が兵器の方がしっくり来ます
メンテ
Re: 王の資格は ( No.104 )
日時: 2011/05/03 08:20
名前: スイト

おお…
そっちはそっちでバトルが始まりますな…

優しいところですと…ありますね…一応心配してくれたりもしくは中でポカポカにしてくれたり…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.105 )
日時: 2011/05/03 11:51
名前: トマート

ぼぉーーーっ……

トメ「何空見上げてんだ?」

いっ!?いや、別に…何も…

トメ「……?もしかしてネージュさんのk」

うりゃあああああああああ!!死ねぃ、トメートぉー!!

トメ「ぐはぁ……がくっ……」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.106 )
日時: 2011/05/03 12:00
名前: ロンギヌス

アサシン様
いやいやまだフラグまでは立っていませんよ…
(捕食者が無数にいるのでいつかは…w

リオレイア様
あっ、ごめんなさいorz
修正部分は直しときますね…

スイト様
なんて贅沢な方だ…(鬼畜で優しいなんて最高じゃないですかw
自分を登場させて喰ってもらおうかなーw

カイオ「…嘘つき。」

えぇ!? じ、冗談に決まってるじゃないか…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.107 )
日時: 2011/05/03 12:36
名前: どんぐり

流石ロンギヌスさん!描写が上手い!!
イートス君の運命が気になりますなw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.108 )
日時: 2011/05/03 16:40
名前: ロンギヌス

>どんぐり様
いやぁ…嬉しいです♪
イートス君の運命は・・うん・・(w
メンテ
Re: 王の資格は ( No.110 )
日時: 2011/05/03 17:05
名前: ロンギヌス

________

……『The use of the electro-magnetic gun by a disadvantageous situation is permitted. 』
 (形勢不利による電磁砲の使用が許可されました。)

千畝「…OK」

胸につけた無線機から届いた、軍部からの通信。ルギアのバリアを破壊できる威力の武器を、メモリで造りだせというものだった。
千畝は落ちたメモリを拾い上げ、急いで手の平へと押し付ける。

…『FACTORY_MAXIMUM DRIVE!!』

ガチャ……ジャキン!!

千畝「Please send the high-power at once. (至急送電を求む。)」

レウスの目がルギアに向いている隙を狙って、千畝は大木の影に身を隠した。生み
出した巨大な電磁砲を肩に抱え、ルギアに照準を合わせる。

〜〜

レウス「君たちもいずれ喰らってやる・・今はこいつの運命…しかと見届けるんだな…」

ルギアと同じく硬直してしまったクルスと楓に、レウスは不気味な笑みを見せた。
彼らの20倍はあろうかという高さから、滝のように涎を流す。


〜〜

『The memory for transmission is used and the electric power is transmitted. 』
(電力は専用メモリを使用して伝達)

『All electric powers are being transmitted to the electro-magnetic gun. 10 million kilowatts now.』
(全電力を電磁砲へ送電中。現在1000万キロワット)

『There is no problem at JYOTO, the output from the CANTO, and the charge rate. 』
(ジョウト及びカントーからの供給率、共に問題なし)

『The accelerator maintains 1tera. Please the release of the safety catch. 』
(加速システムは1テラを維持。安全装置の解除を願います)

千畝「・・了解した・・発射準備完了。」


莫大な電気を集め終わると、千畝は震える手でルギアの頭を狙いにつける。一撃で
仕留められなければ、この電磁砲は耐えられずに壊れてしまうのだ。

千畝「(慣れないものだな・・いつもの事だというのに)」

砲身から飛び散る青い火花が、電力の大きさをバチバチと物語っていた。引き金に
そっと指をかけ、千畝は照準器を固定する。そして目を細め、大電力を撃ち放った。

千畝「喰らえ・・!!」

ギュゥゥゥウウ…!! ギヂュッ…デュゴォォオオオオオオオオオオオン・・!!!!!


爆音をまき散らしながら、反動で後ろに吹き飛ばされる千畝。しかしそれ相応の勢い
で、4地方からの電力がルギアに向かって突き進んでいった。


=================

ネージュ「残念だけどこれはダメ… 私の♪」

強奪される前に、ネージュはイートスの襟首をつかみ上げる。飢えたカイオーガの目の前で、大口を開けた。

ぬっぷぁ…

イートス「な、何す・・!!」

ネージュ「あの子に盗られちゃ困るもの・・いい隠し場所があるでしょう?」

冷たい唾液をたっぷり含んだ舌で、イートスの逃げ道を閉ざすネージュ。舌肉を
吸ってしまう程に押し付けられ、イートスは呼吸に苦しむ。

ちゅぷぅ…ぬみゅ…プニぃ…

ネージュ「苦しかったら言えばいいわ・・? やめないけどね♪」

イートス「はふっ…んば…やべろ…」

多少うるさいと感じたのか、ネージュは舌先を無理やり咥えさせた。イートスに分
泌されたばかりの唾液を流し込み、ゴクゴクと黙らせていく。

イートス「がっ…んっ…」

ネージュ「ふふ…美味しいでしょうねぇ…」

イートスは大量の唾液を飲まされ、生きた蛇を呑み込んだように身体をよじる。
視界には真っ暗闇に包まれ、自分が顎で持ち上げられたのを理解した。

グォプッ…にゅも…

イートス「ああっ…!! うぶぁ…」

頭からズルズルと喉に引きずり込まれ、徐々に見えなくなっていくイートスの脚。
儚げな抵抗感も感じられるものの、ネージュの舌はそれを許さない。はみ出た部分
を巻きとり、牙の檻の中に収めてしまった。
そして閉塞感におびえる悲鳴を無視し・・有無を一切言わせないまま、ぶよっと柔
らかい格納庫へ連行する。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.111 )
日時: 2011/05/03 19:10
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

はぅあ…
羨ましすぎるぅぅぅ
ネージュさん俺も…

イートス「気持ちいいからお前も来いよ〜 ま、無理だとおもうが☆」

ぐぬぅ…
しかたない、脳内再生で我慢するか…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.112 )
日時: 2011/05/04 20:23
名前: スイト

うん…いい隠し場所(?)に入ったな…
ということは…2対1になったのか〜

鬼畜な性格であり、優しいという感情は相手に出さない奴ですから…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.113 )
日時: 2011/05/05 20:04
名前: リオレイア

10ギガワット……
今何かと問題のありすぎな福島第一原発2.5基分もの電力を…
そしてネージュさまのお腹にも収まってみたい……
メンテ
Re: 王の資格は ( No.114 )
日時: 2011/05/06 00:01
名前: ロンギヌス

アサシン様
えーっとなになに?ネージュ様から伝言が…
「そんな虚しい事してないでいらっしゃい」
…だそうで…

優しいというか…怖いというか…(絶妙w

スイト様
ん、待てよ?カイオーガも無理すれば奪い取れるんじゃ…

海王「しないよ。」

いいからお前も一回ぐらい喰われてみやがれ!

リオレイア様
前に炉心融解の危機があるっておっしゃってましたが…
ついに現実となってしまいましたね。(メルトダウン

電磁砲の電力は軍部内にある電送メモリで行われているようですw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.115 )
日時: 2011/05/06 01:27
名前: ロンギヌス

__________


ギュガガガガガガァァアア…!!!!!!!!!!!!!!

ルギア「…っ…ぐあああああああああああっっ!!!!」

バリアを使う間も与えられず、ルギアの腹を一本の閃光が
貫いた。驚異的な電力にその巨体はグラッと揺れたかと思
うと、あまりの衝撃に吹き飛んだ。

クルス「わわっ…!!」
楓「ぬっ…」

勢いづいて飛んできたルギアを間一髪でかわすクルスと楓。
電気をあちこちに散らばらせながら、ルギアは無数の木々
をいとも簡単になぎ倒していった。


千畝「やったか…さすがに…」

ボロボロの電磁砲を放り捨て、狼達の戦場へと戻っていく千畝。
しかし目標を倒したという安心感は、彼にとある重要なことを忘れさせていた。


レウス「きっ…貴様…よくも我が獲物を……」

海岸辺りまで飛んでいったルギアを見つめ、レウスはキッ
と千畝を睨みつける。カイオーガと同じ、空腹感に溺れた目だった。

千畝「しまった…」

レウス「いつもいつも邪魔ばかり…いい加減相手を理解するがいい…!」

ガシイッ…!!

炎に舐められたような翼に捕らえられ、千畝は同じ目線
まで持ち上げられる。ぶらぶらと危なっかしく揺れる脚
が、その高さを物語っていた。


レウス「すぐに殺して貰えるなどと甘い考えは許さんぞ…?」

ギュゥ…カプァ…♪

家を余裕で収めてしまいそうな口が、堂々と涎全開で
開く。ギザギザと生え揃った牙を前に、千畝は息を呑んだ。


…トロォ…ベプゥ…

千畝「ぶふっ…んんんぅ…」

「巨大」としか言えない舌が、千畝を一舐めで唾液人形へと
仕立て上げる。本気を出されれば窒息は免れないだろうが、
レウスはあえて力を緩めていた。


レウス「さあ栄えある100匹めだ…少し祝ってやろうじゃないか。」

巨舌の海に千畝を埋もれさせ、やすやすと広い口内へといざ
なうレウス。その顔は今や獲物を奪われた怒りよりも、小さ
き者をいたぶる快楽に満ちていた。

バクン!!


=口内=

ボヨン…ズブブゥ…ヌチェ…

千畝「や、柔らかすぎだ……立てない…!!」

右足に体重をかければ右半身は舌に沈み、その逆も然りだ
った。その上レウス自身も興奮しているのか、粘り気のあ
る唾液が染み出してくる。


千畝「に、臭いが…」

レウス「おおっと言葉には気を付けたほうがいい…我をけなせば一瞬で噛みつぶしてやる。」

牙の餌食になるのを恐れ、千畝は慌てて口と鼻を押さえ
る。凡人なら気絶してしまう程の悪臭を放つ唾液にも、
執拗に黙り込んでいた。


レウス「悲鳴も上げないのか…なら耐えてみるがいい…!!」

レウスは千畝の下から舌を引き抜き、厚い布団のように
上からかぶせる。少なくとも1tはある重厚な肉の下敷き
となり、千畝は誤って唾液を飲んでしまった。

千畝「ぐんっ…がはあっ! ゲハッ…」

レウス「ほれほれ、好きなだけ飲んでいいぞ…?」

胸が焼けるように痛み、骨が燃えるような感覚に襲われ
る千畝。リオレウスの唾液に含まれる成分が、彼の筋肉
を麻痺させていたのだ。巨舌にのしかかられつつ、声に
ならない悲鳴を上げる。


レウス「さあ時間の許す限り……存分に楽しもうじゃないか…人間。」

しかし千畝は気づいていた。
既にレウスの持つ、悪魔のような特性に…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.116 )
日時: 2011/05/06 08:08
名前: リオレイア

はう……
レウスさまぁ……僕を同じ目に遭わせて下さい……
外観は格好良くて、中は最高に柔らかい……レウスさまを上回る捕食者なんてそうは居ないです!!

炉心溶融自体もかなりヤバいんですが……
チェルノブイリよりはまだマシに見えるところが怖いんです。
チェルノブイリは爆発一気に放射能が広がりましたが、火災が鎮火すればほぼ止まりました。しかし…福島第一は「そもそも、どこが、どう、壊れているのか」すら分かっていない。
いま、高濃度の放射線が出ていますが、それが炉心からなのか燃料保管プールからなのかすら分からないんですから…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.117 )
日時: 2011/05/06 17:17
名前: スイト

レウス様〜僕も〜はっ!?

フランマ「俺が遊んでやるぞ?」

いや、お前だと…ぎゃー!!拘束は止めろー!!

フランマ「フン…加減してるからいいだろ?」

エレニム「日常で登場したレウスの仮の名前です…」

助けて〜
メンテ
Re: 王の資格は ( No.118 )
日時: 2011/05/06 17:34
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

うはぁ・・・鬼畜レウスさん登場ですね。
影でコソコソ動くのはよろしく無いという教訓でもあるんですね☆

イートス「それは…どうかなぁ…。」

だまらっしゃーい!
俺もダイブしにいくかなw
ネージュさんとレウスさんって幸せだろうなぁ…。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.119 )
日時: 2011/05/06 23:09
名前: トマート

あーららっ…ルギア先生大丈夫かな…(リアルに心配)

トメ「それよりレウスさm…さんの方を注意した方がよさそうだぞ!」

なんだ、トメート。レウスさんに惚れたのかw?

トメ「え、あ、違うからな!勘違いするn」

はいはい…それとやっとボルボロス狩れたぞぉ!よぉっしゃあああああ

トメ「………(よくよく考えてみたらトマート大剣使いなんだな…)」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.120 )
日時: 2011/05/07 12:26
名前: どんぐり

お久しぶりです!
ルギアが撃たれただって!?心配です…
千畝君、ちょっと羨ましい(え
メンテ
Re: 王の資格は ( No.121 )
日時: 2011/05/08 21:37
名前: ロンギヌス

リオレイア様
千畝「心配するな。お前=私だ。」

おーい…答えになってないぞー?

にしても原発は恐ろしい話ですよねー…こういう時こそ外国に頼れるだけ頼らなきゃと思うんですが…
(日本より経験ももってますしね

スイト様
千畝「心配するな。いずれ奴も行くだろう。」

おーい…!!

あのレウス様にも名前あったとは。しかもなかなか良い名をお持ちのようで…(もう登場しないのが残念ですが

アサシン様
そう!多分教訓なのです!(根拠は…ないっ!
イートス君、捕食者天国だからご注意をw

トマート様
大剣ですか…さてはあなた…(威力重視型ですな?
(どうでもいいですが僕は双剣ですw

ルギア君の安否は現在確認中! しかし…おそらく…
(致命的だったかなー…効果抜群ですしね

どんぐり様
お久ですw
ルギアは…残念ながら…

ルギア「こら! 勝手に殺すな!」

はて? 死んだなんて一言も申しておりませんが?

ルギア「・・・子供かお前・・」

未成年ですw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.122 )
日時: 2011/05/09 23:56
名前: ロンギヌス

____________

にゅっむ…チャプ…

レウス「さあ…どこまで耐えられるか見せて貰おうか。」

喉の奥から響いてくる、太く威厳に満ちたレウスの声。
キングサイズのベッド程はあろうかという巨舌が、牙の
隙間から漏れる光にヌメヌメと照らされていた。

その異様な広さと柔らかさを持った舌の上を、千畝
はキャンディーのように口中を転がされる。飴と同
じような扱い方をされ、彼の表情は恥ずかしさと嬉しさに歪んだ。

ぬっぷ…チュパァ…ハグッ…ぬりゅ…

千畝「や、や…め……」

レウス「すぐバレる嘘をつくな…貴様の本心を知らないとでも思ったのか?

竜に喰われ遊ばれる…
凡人なら死ぬ覚悟で暴れ狂うであろう行為に、千畝は
少しも抵抗する素振りを見せなかった。むしろ軽く
1トンは超える舌に潜り込み、一般人には理解でき
ない悦楽を感じていた。当然レウスはそれを拒む事
もなく、レロレロと彼に唾液を塗りこむ。


びちゃぁ…ズププ…ぷ…

レウス「さあ体験版はここまでだ…♪ ここから先は正式に頼むのが礼儀だろう?」

千畝がどちらかと言うと悲鳴に近い喘ぎ声を上げると、
レウスはそこでしゃぶり責めを終わらせる。これ以上や
って欲しければ、自分の口から頼んでみろというのだ。
獲物の心まで遊び尽くしてから喰らうというのが、彼の楽しみでもあった。

千畝「う……」

軍人としてのプライドと快楽を天秤にかけ、千畝はなぜか真剣な
表情を浮かべた。そして心の中で行われた会議の結果として、
生臭い唾液に濡れた銃、そしてメモリを二本とも取り出す。


・・・・・

千畝「悪いな…クルス……」

後輩に一言だけ言い残し、千畝は軍人としての証であるそれら
を喉の方へと放り投げた。底のない奈落へと落ちると、それらは
すぐにズブズブと肉の隙間に沈み始めた。

千畝「雄火竜リオレウス……頼みがある…」

レウス「フフ…それはいったいなんだ?」

もう願いを聞いたかのような顔を浮かべ、レウスはわざとらし
く聞き返す。しかし自尊心という最大のを壁を捨てた千畝に、
恥ずかしさなど微塵も残っていなかった。

落ちたら自力では帰ってこられない喉を、千畝は覗き込むよう
にして見下ろす。先ほど捨てたばかりの銃はバキッゴキッと喉肉
にプレスされ、メモリはもはや形すら残っていなかった。自分も
いずれあそこに通過しなければならないと思うと、妙に恐怖よ
り期待感が込み上げた。

そして・・・





千畝「私を…お前の中で遊んでくれ…」

レウス「ほう? よく言った褒めてやろう…」

舌を千畝の頭の上に置き、さりげなく撫で付けるレウス。
そして痛みを感じさせないよう一瞬で空を見上げ、ゴクリと喉を鳴らした。



==========

ゴキュッ…ゴキュッ…

千畝が嚥下される音は、外にいる楓やクルス達にもしっかり届い
ていた。さっとレウスの首元を振り向いた彼らの目に、ほんの小
さな膨らみらしきものが映る。


クルス「お、お前…!!!」

楓「…待て、早まるな。怒りに身を任せるのは危険すぎる…」

クルス「…っ…で、でもあいつ、千畝さんを…」

レウス「妙に貴様ら友好的に話しているじゃないか・・手を組んだのか?」

その通りだった。
さっきまで牙を向け合っていた二匹も、共通の敵を前に
やむなく同盟を結んだのだ。

レウス「だからどうした…? 私の胃を満たしてくれる者の数に変わりはない…」

楓「ふざけるな…体格差だけが勝敗の全てではない。」

クルス「千畝さんは…部下としても友人としても…助けて見せる!!」

楓が空間がゆがむ程の妖気を、紫色の炎として身に纏う。
その隣でクルスの首に掛けられた石も、目も眩むような輝きを
放ち始めた。彼らの野生的な覇気が、レウスに僅かながらも警戒心を抱かせる。


レウス「(面白い……)」

楓「…相手に不足は…?」

クルス「へへへ…ないねぇ♪」

メンテ
Re: 王の資格は ( No.123 )
日時: 2011/05/10 23:10
名前: ロンギヌス

_______

ところ変わって密林の中。
小ポケモン達が逃げていくのには、誰でも納得できる
理由があった。それは…


トマート「おーい…この辺りでリオレウス見かけなかっ…」

ピチュー「ひ…ル、ルギアだぁ!!!」

幽霊や怪物のように怖がられ、トマートは5回目のため息を
つく。何回も情報収集にチャレンジするも、未だ向き合って
話してくれた者はいなかった。

トマート「だああああっ!!! こんなに逃げられてちゃ何も分かんないっつの!!!!」

未だに避けられ続けていたのは、ルギアモードのトマートだ
けでは無かった。もはやポケモンという種族ですらないネー
ジュも、彼らにとっては完全に悪魔のような存在と化していた。


ネージュ「フフ…まあ話も聞いてくれないのなら…♪」

すたこら逃げ去ろうとしたピチューに爪先を向け、不可解な
呪文らしきものを唱える。すると途端に氷の槍が地面から
ドスドスと突き出し、檻のようにピチューを囲った。

ピチュー「な、なんだよぉ…出してぇ!!!」

ネージュ「普通に知らないって言えばよかったのに…残念ねぇ…」

長い腕を氷の牢獄へと突っ込み、ピチューをクレーンゲームの
ように掴み取る。こう見えて強い握力に息を荒げながら、ピチ
ューは半泣きの顔を上げた。

ピチュー「は、離して…!! じゃないと…」

ネージュ「あら…何か見せてくれるの?」

持てる電気を全て使い切り、最後の『ほうでん』を繰りだす
ピチュー。しかしその儚い威力は、水タイプのカイオーガで
すら余裕で耐えられる程度だった。ピリピリとちょっと刺激的
な電気を受け、ネージュは可笑しそうに歯を見せる。

ネージュ「かわいい事するのね…♪ でも…」


グ……パァ…

冷蔵庫を開けたときのように、彼女の口内の冷気が流れ出る。
牙の間からは小さなつららが見え、温度の低さを物語っていた。

ネージュ「いいこと教えてあげる……すぐに寝ちゃえば苦しくないわ♪」

最後にそう伝え、喚き叫ぶピチューを口に押し込む。氷のように
冷たい舌に触れ悲
鳴を上げていたが、ネージュがもう彼と対話する事はなかった。
耳を劈く悲鳴を無視し、氷点下の胃袋へと誘う。

ゴクッ…ゴクン!!

ピチュー「…かぁ…ぁ…」

ネージュ「さぁて…あの子はそろそろ出してあげないと…」

器用にピチューを呑み込み終わると、三体を宿した胃から一人だ
けを逆流させる。
既に冷凍食品となったイートスが、1時間の時を経てようやく吐き出された。


トマート「うわ…この人氷漬けだ…」

カチコチと唾液付きの氷に包まれたイートス。その無残とも言え
る姿に、トマートは驚きを隠せないでいた。そんな彼がどうやっ
て解凍するのか問うと、ネージュはトマートの背後へと視線を移す。

ネージュ「確かカイオーガ君…だったかな。ちょっと来てもらえる?」

カイオ「んー? ひょっほわっへへ(ちょっと待ってね)」

悲願の食事へやっとあり付けたカイオーガは、幼い口の中にこ
れでもかと小ポケモン達を詰め込んでいた。無理やり全員を噛
まずに飲み下すと、満足そうな足取りでやってくる。

カイオ「二人のおかげでお腹いっぱいだよ… ありがと♪」

トマート「いや〜それほどでm…」

ネージュ「どういたしまして。一つお願いがあるんだけど…いいかしら?」

しゃがみ込み、カイオーガと同じ目線で話すネージュ。当然
のようにカイオーガが首を縦に振ると、彼女は未だ凍結中のイ
ートスを指差して言った。

ネージュ「私が砕いてもいいんだけど…それだと彼も一緒に割れちゃうでしょ? だからハイドロポンプで氷を溶かすのを手伝って欲しいの…」

カイオ「で、でも僕まだハイドロポンプなんて…覚えてない…」

ネージュ「水鉄砲でも波のりでもいいわ♪ とにかく手は貸してくれる?」

カイオ「う…うん! それなら…」


役に立てる嬉しさに笑顔を浮かべ、カイオーガは快諾する。
そして二十分後・・




パキィン…!!

カイオ「あれ? まだ全部溶けてないのに…」

半分近く解凍されたところで、イートスはなんと自力で身を
覆っていた氷を砕き割った。これにはネージュも、驚くとい
うより呆れていた。

ネージュ「元気ねぇ…私の氷を破るなんて…」

イートス「うぅーさぶさぶ…!! 前に師匠からいろいろ教わったんだよ! 緊急時の対処法をな…」

トマート「(全身氷漬けなんてよっぽど無いと思うけど…)」


〜〜〜〜〜〜

カイオ「それで…どうやってリオレウスの所まで行くの?」

手の届く範囲にある木の実を貪りながら、カイオーガは唐突に
問いただす。問題はその質問に、誰も適した答えを返せなかっ
た事だ。しかし悩み続けて5分・・ネージュが失くした記憶を
取り戻したかのように、ポンと手を打った。

ネージュ「す、すっかり忘れてたわ…まったく何の為に持ってきたのかしらね…」

氷の爪で空中に円を描き、ネージュは小さな機械を取り出した。
プチマジックに拍手を送るカイオーガを除いて、男衆はキョトンとしていた。

トマート「な、何だそれ…リモコン?」

ネージュ「万物の記憶を秘めた、科学の結晶…らしいわ。ガイアメモリっていうの」

トマート「聞いた事ないなぁー…んでそのハイジゲブリが何か役に立つのか?」

ネージュ「ガ・イ・ア・メ・モ・リ!! 要するに種類にもよるけど、これらを使えば空を飛んだり国を消したり能力を高めたりできるって訳。理解できた?」

とんでもない間違いを正し、ネージュはさっそくメモリの起動スイッチを押した。


カチッ…『TEREPORT(移動)』

カイオ「うわぁ…メモリって喋るんだ…」

トマート「とにかく先を急ごう。どうやって使うんだ? それ…」

ネージュ「皆で手を繋いで、私がこれを使うの。でも…」

何かしら問題があるようだ。
ネージュは顔を曇らせ、気難しそうに言い放った。

ネージュ「このメモリは2人用…どんなに無理をしても、精々3人が限度だわ。誰か一人…残らないと…」

レウスに辿り着くまであと一歩という所で、人数制限とい
う壁が彼らに立ちふさがる。どうしようもない沈黙に襲わ
れ、誰一人咳すらしない…そんな中、イートスがそろっと挙手をした。

イートス「俺歩いていくよ…四人で使って事故したら元も子もないし」

カイオ「だ、大丈夫…? この島って危ない奴がいっぱいいるんだよ…」

ネージュ「フフ…その点は大丈夫よ。
この子…結構名の知れたアサシンだから」

氷漬けで吐き出された事より、その方がトマート達には衝撃的
だった。なぜネージュがそれを知っていのかというと、もちろ
ん胃袋の中で強制的に自己紹介させたからだ。

イートス「じ、時間ないぞ…早く…!」

その言葉に押され、ネージュは右手をトマートの翼へと差し
伸べた。それをむんずと掴み、トマートはカイオーガへと目を向ける。

トマート「捕まって! いくぞ…」

カイオ「う、うん…」

未知の機械に身を任せることに、彼は少なからず恐れを抱いて
いた。震えるヒレを翼の上に置き、ぎゅっと眼を閉じる。

ネージュ「さあ…行くわよ…」

…『TEREPORT__MAXIMUM DRIVE!!』

空間が見えない渦に飲み込まれるような感覚が、三匹を転送へ
と導く。このメモリもまた試作品なためか、ギシギシと嫌な音を
絶やさなかった。
空間移動に巻き込まれないよう、イートスは後ずさりする。

ブュゥゥゥゥゥゥゥ……バシュン!!!!


ゴムが弾けるような音と共に、彼らはイートスの視界から一瞬
にして消える。使い捨てのため、壊れたメモリの残骸がテレポートの成功を意味していた。


イートス「よし…行くか…」

広く脱出は困難とも言える密林にも関わらず、イートスに不安な
表情は見られなかった。むしろ心強い味方を持っているような、
ある種の安心感を携えているような顔だった。そしてポケットの
中から、その『味方』を取り出す。

チャッ…

イートス「まあ逢えるのを楽しみにしてるよ…雄火竜」

キチッ…『ASSASINATION(暗殺者)』


米国政府が作りあげたという、暗殺者の記憶…
その計り知れな
い力は、イートスを風のようにさらりと消してしまった。
いや…消えるように去ったと言った方が正しいかもしれない。

瞬時に見極めたレウスの居場所に向かって、
彼は木の海を縫うようにして突き進んで行った。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.124 )
日時: 2011/05/11 13:09
名前: リオレイア

ううむ……
やっぱ羨ましい!
あの碧い目に睨まれたら誰だって身を捧げたくなりますよね♪
素直に捧げれば……後はお楽しみタイム!
てか、メモリは投げちゃ拙いでしょ!データ収集しなきゃならないのに!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.125 )
日時: 2011/05/11 17:19
名前: どんぐり

1tの舌って凄そうw
それで舐め回されたい!!

次はネージュさん達も合流するんですね
どんな戦いになるのやら…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.126 )
日時: 2011/05/11 18:19
名前: スイト

うん…ネージュの気迫ときたらもう…

エレニム「全員合流しますとあと一人ですね…」

うん、そうだ…!?…待てよ…そういえばルギアが…(汗)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.127 )
日時: 2011/05/11 20:58
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

ついに記憶と同調しましたね…
戦闘力的には大丈夫…かな?

イートス「お、俺だって厳しい修行を積んできたんだ!」

でも実戦経験浅いから心配…

イートス「まぁみてなさい!」

…無事だったら茶でも点てよう。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.128 )
日時: 2011/05/11 22:58
名前: トマート

ハイジゲブリっ…ww我ながら良い名言を残したものだなぁ…

トメ「おい、そんなこと言っていいのか…!?ルギア合流しちまうぞ!」

…僕の事はどうでもいい…まずはルギア先生の治療&リオレウス討伐だぁ!!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.129 )
日時: 2011/05/13 18:54
名前: ロンギヌス

>リオレイア様
ですよねー♪
外も中も魅力的とはこれまたたまんないw

あと千畝にメモリなんて考える余裕考えられなかったようです
(レウス目の前にしては仕方ないかもw

>どんぐり様
一般人なら一撃で…(ぐちゃっていきそう
まあそうなっても後悔はゼロですけどねw

>スイト様
勝手に技作っちゃってごめんなさい…(応募欄にもなかったというのにorz
ルギアは大丈夫! かなぁ…?

>アサシン様
レウス&千畝 V.S. イートス、ネージュ、トマート、カイオーガ、楓、クルス…

↑千畝の立ち位置が変わっちゃいましたねw

>トマート様
ハイジゲブリ…ハイジとジブリの合体語ですw

兵力差は2対6…数では勝ってますよね(大きさが問題w
モンハンみたいに上手くいけば…!

===============

新投稿所できましたが、とりあえずこの作品はここで続けます。(終わるまで
メンテ
Re: 王の資格は ( No.130 )
日時: 2011/05/14 18:15
名前: ロンギヌス

=========

ゴォォオオオ……!!!

紫の炎が、メラメラと燃え上がる。楓は自分の
妖力を実体化させると、輝くような黄金の槍に
変えた。

「我を貫けるとでも思うのか…?」

「知らん。だが無傷ではすまさぬ」

目を細め、念力で勢いよく槍を投げ飛ばす。
空を切って突き進んでいくそれに、レウスは
嘲るような笑みを見せた。


「そんな爪楊枝が我に通じ…」

シュン…!!!! ドシュッゥ!!!!

金の『爪楊枝』は、心臓からずれてレウスの右
胸に突き刺さった。自分の厚く堅い皮膚が破ら
れたことに、余裕の笑みが掻き消えた。


「貴様・・」

「万物を突き通す槍だというのに…なんて身体だ…」

お互いの攻撃力、防御力に驚きあう二匹。レウ
スはドクドクと血が流れ出ているというのに、
まったく気にも留めなかった。恐らく痛みらし
きものを、感じない体なのだろう…


楓「っは…はぁ…はぁ…」

レウス「どうした…スタミナ切れか?」

楓「・・・・」

これは事実であり、図星だった。
いくら強大な法撃力をもっている楓でも、肉体
に限界はある。クルスとも闘ったおかげで、
体力は底を尽きかけていた。


「ぬ…仕方ない…」

彼の胃袋が、体力となる獲物を渇望していた。
腹が減っては戦はできぬ・・楓はそう確信し、
念力を巣に戻ろうとしていたマグマラシに向ける。

ビィィィ…バチィッ!!

マグ「ぎゃああっ!!」

楓「お主でいい…我が血肉となってもらうぞ」

残酷ともいえる言葉を冷たく放ち、楓はマグマ
ラシを自分の口元へと移動させる。通りすがっ
たという理由で、彼は牙の並んだ口に咥えられた。

ハグッ…ぐちゅ…もぐゥ…

楓「時間はない…すまぬな」

有無を言わす間もなく呑みこみ、栄養とするた
め胃袋へと送る。狼の短い食道に揉み下され、
楓の腹はむくっと膨れ上がった。助けを求める
微かな抵抗が、その膨らみをずむずむと揺らす。


グルルゥ…ッポコ…ポコ…

楓「泣くでない…すぐに痛みは消す…」

すぐに消化しなければならないのを残念に感じ、
無理に優しい言葉を楓は捻り出す。



一方レウスは無防備な楓に対し、見向きすらし
なかった。別に彼が体力を溜めようとそうでな
いと、関係なく踏みつぶせると考えていたのだ。
視線を、ぽこんと膨らんだ自分の腹部に向ける。
あの呑み込んだ人間がどうなっているか考える
だけで、涎のこぼれる思いだった。


======


どちゃ…ぬチュゥ…

千畝「ハァ…ハァ…がはっ! がはっ!」

15メートルはある食道を通り抜け、千畝は唾液まみれの状態で噴門を通りぬける。
リオレウスの胃袋は、彼が今まで見た光景の中で最も地獄絵に近かった。

「こ、これは・・」


余裕ある広々とした空間…胃壁が絶える事なく動き、大量の餌となったポケモン達を遊び相手をしていた。
何より千畝の心を引き込んだのは、まるで個室
のように開いた肉壁の谷間だった。彼より先に
呑み込まれた100匹も一人一人がそこに埋まり、
邪魔される事なく愛撫されていたのだ。彼らが
ぬちゅぬちゅと粘液を塗ったくられる音に、ますます興奮が高まる。



ずっ…ぷ…
ニュゴ、ニュゴォ……

「(き…気持ちいい……)」

試しに右脚を持ち上げ、息をのんで谷間に入れてみ
る。思ったより強い力で胃が収縮し、
ぶよぶよに柔らかい肉壁を押し付けてきた。
次の瞬間、言葉にできない快感が背筋を走り、
小さな喘ぎ声を漏らす。
蒸し暑い胃袋の中で、右脚だけ天国につながっ
ているような感覚だった。


ムニョ…ずぶっ! ズププ…

しかし胃壁は、それだけで許してくれなかっ
た。右脚の愛撫はそのままに、獲物を与えてく
れたご主人様まで引き込もうとする。その圧倒
的な力に逆らえず、千畝は全身を、柔壁のマッ
サージルームに任せる羽目になった。



「あっ… くぅ…んぐ…」

先ほどとは比べ物にならない心地良さに、1秒
で千畝の理性は死に絶えた。
乾いた部分などどこにもない胃壁に身を任せ、
奥に奥に引きずりこまれていく・・粘液が入る
ので目は開けられなかったが、むしろそれが
快楽を際立たてくれた。


〜〜〜〜

ドクン…ドクン…
ずちゅっ…ぬっぷ…むぎゅ…
…にゅぷ…ねちゅぅ…くぷっ…

「は、はは……は…」

洗脳寸前まで追いこまれ、不気味な笑い声を立
てる千畝。深い胃壁の底にまで沈ませられ、
絶品の愛撫を飽きることなくされ続けていた。

そしてとうとう…快楽に支配された目をつむる。

次の獲物が…やってくるまで…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.131 )
日時: 2011/05/14 18:55
名前: スイト

ひゃあああ…弄ばれてる〜皆さんペットにされてるのかな〜?
それと構いませんよ?…例えばネージュは

パキパキ…ガキン!!(手から氷が集まってる)

ネージュ「剣の出来上がり〜♪」

あのように氷でできた剣を造形したり、それとアサシンさんの小説に乗ってる大技で

パアアアア…(スイト君の足元に魔法陣が出てきている)

ボゴオオオオンンン!!!(魔法陣からたくさんの巨大氷柱)

あ、危ねえなー!!

ネージュ「狙ってないからいいでしょ?…(笑)」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.132 )
日時: 2011/05/14 23:20
名前: ロンギヌス

>スイト様
了解です
次からはいよいよ…(おっと言えないw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.133 )
日時: 2011/05/14 23:28
名前: クルス

うわぁ・・レウスさんの中いいなぁ・・・。

お前もいってらっしゃい、クルス!w

クルス「は・・・?   え、えぇーッ」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.134 )
日時: 2011/05/14 23:31
名前: ロンギヌス

>クルス様
クルスに喰ってもらうか喰われてもらうか悩んでますw
さてさてどうしよう…(けっこう悩んでて楽しいw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.135 )
日時: 2011/05/15 01:18
名前: どんぐり

お腹の中に個室があるなんて、是非とも入りたいですねw
血が流れても気にしないって、流石空の王者だ(汗
メンテ
Re: 王の資格は ( No.136 )
日時: 2011/05/15 08:24
名前: ロンギヌス

>どんぐり
単なる胃壁の隙間なんですけどね…(十回は入りたいw
称号を持った竜って…かっこいいんです!

==========
次回から戦闘シーンのあるスレを投稿する時には、僕の乏しいセンスが選んだ曲名を載せようと思います。
(内容を楽しむ&曲の知識が増えるw

ジャンルは主に某ゲームのBGMやアニソンなど…
しょうもない企画ですが、お付き合いして下されば嬉しいですw
(大抵の曲はYouTube やニコニコで出てくるかと…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.137 )
日時: 2011/05/15 11:43
名前: トマート

うーん…この動きをもっとこうして…
↑ルギア化したトマート

トメ「さっきから何してんだ?」
あれだ。新しく新技開発したんだ。その名も【ソウルブラスト】よ。

トメ「ふぁー」
気力消費はすごいけどあたればすごい威力だよ。ぜひこの小説にでてきているルギア技の一つとして出して頂ければと思って…

どうでしょうか?ルギア師匠!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.138 )
日時: 2011/05/15 11:52
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

やはり捕食表現上手すぎる・・・
俺も見習わないとな、うん

イートス「応援してるぜ(ニヤニヤ」

おい!なんだその目は!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

戦闘系はやはりFFのBGM聞いてますね(個人的に。

7の「闘う者達」や13の「閃光」なんかも好きだったり…

この2曲おすすめですよ(是非聞いてみてくださいw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.139 )
日時: 2011/05/15 14:40
名前: ロンギヌス

>トマート様
了解です!
『ソウルブラスト』かあ…よし、真ルギアのエアロブラストと勝負させ…

ルギア「はは…勝てるかバーカ。」

>アサシン様
さっそく聞いて視ましたっ!
第一印象…『なんだ、神曲か。』

戦う者達はFFやってない僕でも知ってる定番ですよね!(名前始めて知ったけどw

あと閃光のサビ部分が半端じゃない…(戦闘シーンがリズミカルに湧いてくるw

と、いう訳でiTunesへゴォ!



メンテ
Re: 王の資格は ( No.140 )
日時: 2011/05/15 18:46
名前: クルス

自分の戦闘シーンのオススメ曲
ポップンのプログレッシブバロック、サイバーメタル、ダークオペラ等w
狐物があいての時はエレジィ2の『この子の七つのお祝いに』っていうのがオススメですw

あとギャグ戦闘の時は
街〜運命の交差点から『悪の目覚め』をオススメします。
シリアスっていうかホラーっぽい雰囲気の時は、
同じく街(ry から『B.O.D.Y』単体で見つけるのはおそらく無理ですが、サウンドトラックならニコニコにありますよん。
聞いてくれたらうれしいなー・・ってw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.141 )
日時: 2011/05/15 21:23
名前: ネイム

自分は戦闘シーンなど関係ありませんが…
FF7の『更に闘う者達』とかを聞きながら書いています。特にあの最初の部分が好きですね。

まあ、偉大な相手だと特にイメージ湧きそうですが、戦闘物の表現実はとっても苦手で…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.142 )
日時: 2011/05/16 16:19
名前: ロンギヌス

>クルス様
プログレッシブバロック、テンポ速いですねw(リズムが良い
ってダークオペラこえええええw(お化け屋敷風味満載すぎw

>ネイム様
ダダダダーダダダダーダーダダダダダダダダダのとこですねw
(イントロが良い曲って結構少ないのに…

youtubeで『闘う者達』聞いてたら必ず関連動画に出てくるw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.143 )
日時: 2011/05/16 16:19
名前: ロンギヌス

Good Music: 〜 FF『閃光』〜

=========


レウス「フフ…満足したか?」

むくっと小さな腹の膨らみを撫でつけ、千畝を
胃壁の奥深くへと沈めるリオレウス。その様子
を歯軋りしながら、怒り心頭で見つめる者がいた…


クルス「(くっ…空に飛ばれては…)」

クルスの牙を避けるため、リオレウスは空へと舞い
上がっていた。噛み付かれない高さまで上昇し、
燃えるように赤い翼をはばたかせている。

レウス「我が地上戦などする訳がないだろう。さっそく灰となってもらおうか…」

燃え盛る炎を口の中に溜め、ブレスを勢いよく吐き
飛ばした。逃げる隙も与えない速さで、クルスの瞳
を火球が覆い尽くす…




サッ…
ザシュッ…!!

一瞬の出来事だった。
飛んでくるブレスとクルスの間に何者かが割って入り、
大剣を振りかざして火球を真っ二つに切り裂いたのだ。
分断され
たブレスが、凄まじい爆発とともに森を燃え上がらせる。

クルス「誰だ…」

イートス「ここで死なれちゃ困るんだよ…人狼さん」

ネージュ達より速く辿り着いた、イートスだった。
鋼色にきらめく剣を地面に突き刺し、ぐるっと辺りを見回す。

イートス「あれ…あいつらまだ来てない…?」



ヴヴォン…!!

突如イートスの目の前に出現する、小さな空間の裂け目。そ
こから這い出すようにして、テレポートして来たネージュ達
が現れた。トマートはよろよろと千鳥足で、カイオーガは気
絶しかけていた。

トマ「おぇぇ…瞬間移動ってこんなに気持ち悪いのか…」

カイ「あはは…お花畑だぁ…」

ネージュ「情けないわねぇ…この程度で酔い?」

しかし彼らの登場に驚いたのは、クルスや楓だけで
はなかった。その様子を見ていたリオレウスの心が、
微かに不安感を抱く。

レウス「(いったい何人いるのだ…?我に歯向かう者は…)」


七匹の参戦者に取り囲まれ、レウスはようやく
真剣な眼差しを浮かべる。喰うか倒されるか・・
余裕がとうとう消え去った。


ネージュ「やっと出逢えたわね……リオレウス!!」

楓がそうしたように、氷の槍を地面から抜き取るネージュ。
しかし今度はレウスも準備が出来ていたようで、ブレスを
三連続で撃ち出してきた。それに構わず、ネージュは槍を空
へと投げ飛ばす。

明らかに炎に氷が勝るはずない・・その場にいた誰もが
そう思っていた。しかし氷槍はブレスを突き抜け、リオ
レウスの顔面へと直進していった。

ドゴォォオン…!!!
シュッ…!!

ネージュ「…っ…!!」
レウス「ぬぅ…」

お互いに相手を仕留めることは出来なかった。
氷槍はレウスの頬をかすめ飛んで行き、ネージュはブレスを
避けきれず、肩に小さな火傷を負っていた。

それを見たトマートの表情が、何か思いついたように変わる。

メンテ
Re: 王の資格は ( No.144 )
日時: 2011/05/16 21:45
名前: ロンギヌス

やばい…テスト期間なのに風邪ひいてしまった…
カイオーガ、ポカリスエット買ってきt…

カイオ「やぁだ♪」

ラ、ラティオス…アイスを…

ラティ「お断りします。」

レムリア、み、水を…

レム「寝てれば治るわ。」

(T_T)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.145 )
日時: 2011/05/16 22:25
名前: トマート

ぎゅぅぅぅぅぅんっ!!ドシュウウウウウッ!

ロンギヌス様!ポカリスエット(500ml)とアイス(ガ○○リ君サイダー味)とお水でございます!

トメ「……」
なによりも体を大事にせねばなりませぬなぁ…これはっ
メンテ
Re: 王の資格は ( No.146 )
日時: 2011/05/17 13:11
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

あぁ、俺も最近風邪気味です…orz
風邪気味でも学校行かなきゃ行けないってホントに・・・

ロンギヌスさんも早く治るといいですね(;´Д`)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.147 )
日時: 2011/05/17 16:05
名前: リオレイア

むう!
レウスさまには僕を食べて貰わねばならんのだ!!
邪魔するなぁ!中距離弾道弾発射用意!
戦艦、巡洋艦は艦砲射撃を開始せよ!
空母航空隊は直ちに対地攻撃を開始!
他地域に展開中の部隊は増援に対し、阻止行動を開始!
レウスさま〜♪いま助けに行きますからね〜♪


風邪ですか…大変ですね。こっちも地下鉄が寒い……
しかも、この前部活で黄砂&石炭の煤煙のダブルパンチ!咳がトマリマセーン!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.148 )
日時: 2011/05/17 18:14
名前: 名無しのゴンベエ

風邪ですか…

ミレア「最近習った魔法を使ってと…」

パアアアア

あれ…急に…眠…たく…な……ガクリ
メンテ
Re: 王の資格は ( No.149 )
日時: 2011/05/17 23:20
名前: ロンギヌス

トマート様
ぬおぉ…まさかのフルコンプw
(やっぱ風邪のときはガリガリしてませんとねw

体は大事ですよぉー…数学がやばいの何のってw

アサシン様
まあだるいのは自分だけじゃないですし…頑張らないとですね。

カイオ「なーんか説得力ないなぁー…」

僕が言ってるからねw

リオレイア様
千畝もあむあむされて消化されて終わりってのじゃ悲しいですからねw(何とかしなくては

黄砂は死にそうでした…ティッシュの需要が激増でw
(チーン!!!!

スイト様
ヒーリング魔法は免許取ってからお願いしますw(怖いw
でも夜中になら…ありかも…
(竜の催眠術で寝てみたいw



メンテ
Re: 王の資格は ( No.150 )
日時: 2011/05/17 23:58
名前: どんぐり  <s26_hiro.lfmb.p@softbank.ne.jp>

ほほwついに戦いが!!

私もテスト期間中なのに風邪をひいてしまいました(汗
早く治ると良いですねw

ちなみに、私のオススメ曲はバテンカイトスと大神というゲーム
に使われてる曲ほぼ全部ですねw
是非聞いてみて下さい♪
メンテ
Re: 王の資格は ( No.151 )
日時: 2011/05/17 23:58
名前: 大食い

テスト期間中に風邪引いたらきついですね
僕もテスト期間中で数学が死んだかも・・・・
早く治るといいですね
(´∀`)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.152 )
日時: 2011/05/18 21:53
名前: ロンギヌス

>どんぐり様
うちの高校テスト休んだらその教科の点数ゼロなんですよ…あんまりだぁ!!

カイオ「今回は僕がバテンカイトス、全部じゃないけど聞いてきたよ♪」

へー…どうだったの。

カイオ「『いにしえの故郷』が好きかなぁ〜…優しい音楽ってなんかいいよね♪」

>大食い様
文系ですか…僕も数学なんてだいだいだいだいだい…

カイオ「だーいすき?」

…大好き。(泣)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.153 )
日時: 2011/05/18 21:53
名前: ロンギヌス

music:MH『森と丘』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


トマ「カイオーガ! それと…クルスさんと楓さん…だっけ。背中貸しましょうか?」

ネージュが時間を稼いでる隙に話しかけるトマート。
流石にリオレウス相手に闘うのは、翼があった方が有利な
ようだ。三匹は短く頷き、素早くその背中に飛び乗った。


カイオ「空飛ぶの初めてだなぁ〜♪」
クルス「奴の肩に乗っけてくれる?」
楓「すまぬな…恩にきる。」


一方ネージュも陸上での勝負に苦戦していた。
とうとう地を
蹴って飛び上がり、空中戦へと持ち込む。途中で振り返り、
一人残っているイートスに叫んだ。

ネージュ「もう地上では無理よ…!! 乗る!?」

イートス「いや…大丈夫だ。」

参戦者が次々に空へと舞い上がっていく。
イートスは腰に取り付けられたスロットに、自分のメモリをセットした。

ガチン…『ASSASSIN_MAXIMUM DRIVE!!』

翼を持たない体で、イートスは無謀にもネージュより高く
ジャンプする。しかし超人的なメモリの力によって彼は落
ちる事なく、むしろ空気を蹴って上へ上へと跳んでいた。

ボゥン…!! ボゥン…!!

ネージュ「ヒュゥ〜♪ 凄いわね…」

イートス「どうも」

かなり重い大剣を片手に持っても、難なく空中を移動するイー
トス。そしてその剣を振り上げ、レウスの首を狙って斬りつけた。

レウス「クク....我の首がそれで落ちるとでも?」

ブレスどころか棘のある尻尾を持ち上げ、レウスは叩き潰すよ
うに振り下ろした。鉄筋すら吹き飛ばす威力の技が、お互いの
命を賭けて激突した。


ドギャアアアアアン!!!!!!!!
ザシュッ…!!!
ビシッ..!!

レウス「くっ…!」

イートス「あっ…」

硬い物同士が壊れるような音・・

リオレウスの硬い棘…それをいくつか切り裂いたイートスの
大剣の刃が少し割れていた。
とっさにこれ
はまずいと認識した二人は、逃げるようにしてお互いに離れる。


レウス「ぬぅ…やはりこやつも利用するか…?」

次々に降りかかる攻撃を避け、リオレウスは千畝をうずめ
込んだ腹を見る。いざという時に洗脳して部下にする予定
だったので、彼だけは消化せずに残しておいたのだ。巨大
な胃袋を収縮し、彼を食道から口へと逆流させる。


グチュ…ゴパァッ…

千畝「・・・・」

まるで唾液で着衣泳でもしてたように、ぬるぬるした粘液を被っ
て吐き出された千畝。レウスの硬い皮膚の手に寝そべり、必死に
飲んだ涎を吐いていた。

千畝「がはっ…!! リ、リオレウス…お前、唾液臭いぞ…」

レウス「フフ…好きに言え。我と戦ってくれるか?」

千畝「ああ…まさに軍法会議ものだな…w」

千畝は数々の勲章がついた軍服を脱ぎ捨て、シャープな
戦闘服になった。それは洗脳ではなく、紛れもなく彼の意思だった。


千畝「あーしかし…武器何も持ってきてなかったな…」

レウス「あの小さな玩具であれば消化はしていない。ほれ。」

子供並みの大きさの牙を、再び喰らうかのように千畝に近づ
けた。しかしその牙の隙間には、彼のメモリが挟まっている。
千畝は唾液まみれのそれを抜きとり、自分達を取りかこむ六匹を睨み回した。


千畝「来いよ。煮るなり焼くなり…やってみろ!!!」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.154 )
日時: 2011/05/18 22:55
名前: トマート

うーん…千畝君強そう…(泣)
よし、早速あの技をっ

トメ「おい、あれは気力消費激しいんだろ?」
いや、でも…

それと遂に 海竜 ラギアクルス 討伐成功!!
よっしゃぁ…(感動)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.155 )
日時: 2011/05/18 23:09
名前: クルス

千畝さん何やってるんすか!!めっでしょ!

クルス「ひどいっ!千畝ちゃんひどいわっ!オレたち友達だったじゃないッ!お兄さん悲しい!」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.156 )
日時: 2011/05/18 23:13
名前: 名無しのゴンベエ

と、虜になったのか…(汗)

エレニム「……………」

ミレア「エ、エレニム…」

放っておいた方がいいよ。僕はラギアを狩った回数はななじゅ…モゴモゴ…

ミレア「スイトは黙ってて!」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.157 )
日時: 2011/05/19 13:05
名前: リオレイア

よっしゃ!
火器使用制限を解除する!
ICBMでも戦略爆撃機でも何でも使え!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.158 )
日時: 2011/05/19 16:22
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

はわわ・・・すっごくヤバそうな予感・・・
イートス君、ブレイズエッジ使うしかないんじゃない?

イートス「考えておくさ」

う、うむ・・・
メンテ
Re: 王の資格は ( No.159 )
日時: 2011/05/20 22:40
名前: ロンギヌス

トマート様
き、気力消費して墜落しちゃったら大変ですねw
(三匹乗せてますしw

さぁてどこで使わせるか…

クルス様
千畝ちゃん!? ちゃん!? ちゃん!?

海王「うるさぁーーーい!!」

大事な事なので三回言いました。(キリッ

スイト様
レウスは千畝の心を手に入れた!
戦闘力が+100!!

海王「・・・さぶぅい♪」

う、うるせぇ!!
(おや? エレニムさんは何かに集中してるのかな…?

リオレイア様
ここから『ショウタイムだ。』

ラティ「幾らなんでも遅すぎますよ…?」

分かっとらい! 休日の間に話し進めたらい!(てやんでぇいっ!
↑かなり重い病に侵されていますので、温かく見守ってやって下さい。

アサシン様
イートス「考えておくさ。」

技名は言わせるべきかな…それとも…(プチアンケートw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.160 )
日時: 2011/05/21 15:19
名前: スイト

僕のお気に入りでおすすめな曲を紹介します!!

ロックマンx8 VSLUMINE THE First FORM

ロックマンx8 VSLUMINE THE Second FORM

ロックマンx5 Mega Man X5 OST T25 XvsZero

ミレア「全部ロックマン…」

ネージュ「さすがはロックマンオタク…」

別にいいだろ!!戦闘系に似合うかな?…ラスボスのルミネ第二形態の曲が気に入ってもらえれば。…あ、でも第一形態はどうだろ…聴けたら聴いてほしいです。
またいい曲があれば投稿しますので

エレニム「ある人のコメントに反応しただけです」

エレニムは一応…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.161 )
日時: 2011/05/21 23:59
名前: ロンギヌス

スイト様
お、ロックマン懐かしい!(中2の時クラスでプチブームになってたっけw

という訳で聞いてみましたが…
やっぱりいいですねー…ロックマン。
最初から中盤にかけてがけっこう好みですw

( X vs zeroは無かったので聞けませんでしたorz
メンテ
Re: 王の資格は ( No.162 )
日時: 2011/05/22 00:05
名前: ロンギヌス

お勧めBGM:『In my spirit』

=====================================



世界という壁を敵に回した千畝。リオレウスの背中に乗った
彼の敵は、本来なら仲間であるはずの六人だった。メモリを
旗のように掲げ、イートスと同じく腰のスロットへと装填する。


ガチャン…『FACTORY__MAXIMUM DRIVE!!』

空中にいきなり無数に鉄鋼が現れ、ガチャガチャと巨大な
ガトリング砲へと組み上がる。それを肩に載せた千畝が狙っ
たのは、三匹もの獲物を背に乗せたトマートだった。


カチッ…ズダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!

トマ「うわっ…!!」

雨のように向かってくる銃弾。トマートはリオレウスの背後に
飛んで行き、急いでその広い背中にクルスと楓、そしてカイ
オーガを降ろした。容赦なく浴びせられる弾丸を避け、トマー
トは射程距離外まで飛び去っていく。


「チッ…ならば…」

千畝は目標をクルス達に変え、再び引き金を引いた。レウスの
硬い背中の上で、激しい銃撃戦が始まる。


ドガガガガガガガガガガガ!!!!!
ボォォォ…!! ビュゥン…!!

クルス「ち…千畝さんやめて下さい!! なんでこんな事…」

楓「やめておけクルス…奴はもう恐らく戻ってこないぞ」

楓が紫の炎で創り出した火の弾丸…
カイオーガがヒレから生み出す水球弾…
それらが千畝のガトリング弾とぶつかり合い、凄まじい
爆発を引き起こしていた。クルスは仕方なく、馴染みの
友人に歯を食い縛って飛びかかる。


クルス「くっ…うがあああああっ!!!!」

千畝「・・・・・」

千畝の持つガトリング砲には、腰につけているのと同じスロットが
取り付けられていた。必殺級の威力を出せるそれに、千畝は無言で
メモリをセットした。


カイオ「ク…クルスさん…危ないよぉ…」

チャッ…!! 『GUN'S_MAXIMUM DRIVE!!』








シュゥゥゥ……!!
ズガガァアアアアアアアン!!!!!!!!!

旧友を何の惜しみもなく照準に入れ、強力な連射を行う千畝。
しかし無我夢中で突き進むクルスの前に、彼ら全員をしのぐ大きさ….
リオレウスが厚い皮膚の手を伸ばした。


レウス「おっと千畝…こいつは我の獲物だ」

千畝「……好きにしろ…」

レウス「ついでにこいつらも…頂くとするか…」

クルス一匹では飽き足らず、楓やカイオーガにまで手翼を
伸ばすリオレウス。
しかしカイオーガは捕らえたものの、俊敏な楓に手の届かない
位置に逃げられてしまった。千畝撃ち放ったはずの弾丸は全て
レウスの手…というより翼の先に命中していた。ただ本人は
全く痛みを感じないようで、捕らえたクルスとカイオーガを
グニグニと弄び、二匹を獲物として口の中に放り込む。


ーーーーーーーーー

クチャ…デロォ…ぶよっ…ぬっぷ…

カイオ「うぅ…臭いぃー…」

クルス「離せよこの…竜が…」

レウス「フフ…今のは暴言か? 言わずもがな、我は竜だが」

過去に幾つもの餌を舐め回してきたレウスの巨舌。
呑み込まれる恐怖より先に、その異様な柔らかさにクルスは
驚いた。
ほんの少しながらも、心地良さを感じずにはいられない。

レウス「確か貴様は千畝の『元』仲間らしいが…どうだ? 我の側につくのなら出してやるぞ」

クルス「…いやだね。楓や他の奴らも…裏切る訳にはいかない…。裏切るならこのまま喰われた方がマシさ」

レウス「いい覚悟だ… 消化してやろう。我が血肉となれる事…光栄に思え?」

クルス「いや…一生の恥だ!!」


ギラッ…ガブッ!!!

クルスはカイオーガの制止を振りきり、舌に牙を突き立てた。
流石にこれはダメージだったのか、レウスは痛そうな呻き声を漏らす。


レウス「おのれ…中で反省していろ!!」

カイオ「う…うわわあっ!!」
クルス「くそ…それなら…」

呑み込まれる一瞬…喉の巨肉に挟みつぶされ、二匹とも
声が割れそうな悲鳴を上げる。そのままレウスは彼らの
抵抗を物ともせず、瞬く間に胃袋へ送り込んでしまった。
腹よりも心が満足し、臭気たっぷりのゲップを吐き出す。


レウス「グェェェプ…。千畝よ…できれば誰も殺さないでもらえるか? 全員生きて喰らうのが楽しみなのでな…♪」

千畝「それなら次はあの狼…いや、この際全員まとめて相手してやる…」

楓「そう簡単にいくと思うのか?身の程を知るがいい…」

もはやリオレウスの背中が戦場と化していた。
運が悪ければ手翼に捕らえられ…
良ければ千畝を倒せる…

そんな危機一髪の戦場に、ネージュもイートスも…
トマートも降り立つ。それでも余裕ある広さの上で、
今度はチームを結しての争いが始まろうとしていた。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.163 )
日時: 2011/05/22 15:27
名前: リオレイア

レウスの背中ぐらいの広さだと銃は不利だな…
よし、銃剣突撃…いや…『対戦車拳銃』デザートイーグルだ!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.164 )
日時: 2011/05/22 18:12
名前: どんぐり  <s26_hiro.lfmb.p@softbank.ne.jp>

なんてこった!久しぶりに来たら千畝くんが!!
カイオーガとクルスさんも飲み込まれて大変そうだ(汗

BGM良いですねw
大神も全部って言いましたが
「ウシワカと遊ぶ」と「対決 九尾(多分違う」が特に良い感じです
メンテ
Re: 王の資格は ( No.165 )
日時: 2011/05/22 21:37
名前: ロンギヌス

>リオレイア様
戦車とネージュ、破るのはどっちが困難?

カイオ「なーんでそんなこと聞くの?」

いや…参考になるかなーっと思ってさ…
レウスが後ろについてるってのは心強いですよねw

>どんぐり様
これ書きながら聴いてますw
笛の音がいい雰囲気をかもし出してますね…

『大神伝』は妹が持ってるんですが…(ハマってるんですがw
ちょっと借りてこようかな?

ラティ「ご自由に。」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.166 )
日時: 2011/05/23 07:50
名前: リオレイア

うーん…
戦車砲は人には当てにくいからなぁ…
機銃ならまだ当てやすいが…対戦車ミサイルを避けられないから…
因みに、デザートイーグルは普通の人が撃ったら腕が使い物にならなくなります(笑)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.167 )
日時: 2011/05/23 13:48
名前: スイト

残りはネージュとイートス…そしてトマート(?)

ああ〜今思うとXのボスBGMがこれにぴったしだ〜!!
あれ?XvsZEROはコメントの通り検索して動画を検索したら出るはず…

X4の Mega Man X4 OST , T27 ; lrisもいいしコメントに乗ってるXvsZeroもいいかな…

ミレア「ロックマンx好きね…」

いいじゃん別に
メンテ
Re: 王の資格は ( No.168 )
日時: 2011/05/23 20:52
名前: クルス

やった!クルス食われた!!クルスざまぁ!!消化されちまえこの犬がぁっ!!


クルス「あ、オレここに来る前カースマルツゥ食ったんだけど・・・大丈夫?竜さん・・?wあはっ」

カースマルツゥ=ググるな危険
メンテ
Re: 王の資格は ( No.169 )
日時: 2011/05/30 06:55
名前: ロンギヌス

>リオレイア様
千畝なら大丈夫!(多分足腰強いはず!
まあ流石に戦車砲をレウスの上で扱うのは…(ミスったら大変かもw

>スイト様
ロックマンに覆われたコメントw
ありがとうございますw

時間なかったんで聞けませんでした…(T ^ T)

>クルス様
レウス「い、今になって…な…何をぉ…!!!」

おーおー…レウスが焦ってる…

メンテ
Re: 王の資格は ( No.170 )
日時: 2011/05/30 06:57
名前: ロンギヌス

ケイルさんからの要請もあったことですし、ここは閉鎖させてもらいます。(次からは向こうにて!

はぁ…慣れ親しんだここともお別れか…

カイオ「ほとんど一緒じゃん。」

他の作品についても同様です
メンテ
Re: 王の資格は ( No.171 )
日時: 2011/05/30 22:39
名前: トマート

…この小説投稿場にきて約2カ月半…

うまく【地球破壊計画】の続きが書けるか不安ドスなぁ…

…という事で、新小説投稿場でも宜しくお願いいたします。ロンギヌスさん達!
メンテ

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