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パラレル・ワールド − 旧・小説投稿所A

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パラレル・ワールド
− 第2話 −
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  次の日
佐藤「おはようございます」
西塚「あ、おはよ〜ございます。ところで、「GGR(グラビトンジェネレーションリング)」が出力した重力波の周波数は?」
佐藤「えーっと・・(電源を入れて)ツイスター、昨日GGRが発生していた重力子の周波数スペクトルを表示してください」
第二AI:ツイスター{命令を確認}
  そこで二人は画面を覗く

出力: 18.75 MW
周波数:756Hz
シンクロ率:97.837%
幽体離脱率:10%
サーバー総使用率:50%
AI使用率: 第一AIヴィキ     33%
      第二AIツイスター   58%
      第三AIアルティメット  0%
      総使用率       91%

佐藤「・・・」
西塚「756Hzか、今回もこの周波数でいくぞ!」
佐藤「・・・質問して良いですか?」
西塚「何?」
佐藤「何で第三AIアルティメットの使用率が0%何ですか?」
西塚「アルティメット=究極だから」
佐藤「?」
西塚「はい、じゃあ2回目の運転はじめるぞ〜。オペレーター、配置につけ!」
佐藤「了解!」

  一時間後

西塚「よし、防護服とパワースーツを着て、酸素マスク・・・電撃銃・・・小型レーダー・・・小型偵察機・・・分析装置・・・超小型通信装置っと」
佐藤「(重装備だな・・・)システム起動!運転開始!!」

  かなり低い音が響き始め、重力波発生用のリング・・・GGRが回り始めた

ヒュウンヒュウンヒュウンヒュウン・・・・・・

西塚「ハッここは・・・ついたんだな。よし、レーダーは・・・準備完了。」

  ここで超小型通信装置の電源を入れる

西塚「もしもし?聴こえますか?」
佐藤「はい、聴こえます。ところで何でわざわざ超小型通信装置を用意したんですか?スマートフォンの電話を使えば良いのに」
西塚「電話だと手で持たないといけないしいちいちかける必要があるけど、これなら手で持つこともないし、電源を入れればすぐかかるから」
佐藤「わかりました」
西塚「じゃあこれからこの周りを探索します」
佐藤「わかりました」

  そうして、西塚は探索を開始するべく、小型偵察機を発射した

西塚「小型偵察機、発射!」

  一分後

西塚「お!この近くに村があるのか。よし、行って見よう」

  パワースーツのスイッチをいれ、走り始めた

西塚「このEAMEX社製のパワースーツがあれば体力の消費が20分の1に減る、かなりのスピードで走れるはずだ」

  一分後

西塚「500mぐらいの距離を1分で走れた。スゲ〜って、あれが村か」

  少し先に、小さな村がある。よく見ると、周りは高い木の壁で囲まれていて、入り口には謎の文字が

西塚「え〜っと、エルライ村か・・・って、何で読めるんだ?まあいいや入ってみよう」

  そう言って、彼はエルライ村に入った


二日ほど休んでしまいましたがやっと書けました第2話です。
受験などの用事で入力がこれまで以上に遅れるかもしれませんが、がんばります。
あと、キャラクターの使用許可については、感想にてまだ募集中。(正確にはこの小説の中で他の小説の中に入ることになりますが)
作中に出てきた新しい設定↓注:やっぱり長いです。


GGR
「Graviton Generation Ring(読み グラビトンジェネレーションリング) 重力子発生リング」の略
外形3m内径2.2m厚さ0.2mのサイズで、内側にある空洞の中で水素のプラズマを回し、重力場を発生させる(このときにリングの外に磁場が漏れ出し、シンクロトロン放射光を発生させるため、外からも回っている様に見える)。
重力流式多世界意識転送装置には11基あり、使用者が横になるベッドの上にベッドを取り囲むように並んでいる。


第一AIヴィキ
重力流式多世界意識転送装置の3個のAI(人工知能)チップの内の一つ。名前の由来は、「アイ,ロボット」という映画の中から。

第二AIツイスター
重力流式多世界意識転送装置の3個のAI(人工知能)チップの内の一つ。名前の由来は、思いつき(笑)。

第三AIアルティメット
重力流式多世界意識転送装置の3個のAI(人工知能)チップの内の一つ。名前の由来は、コロコロの新作ホビーの情報から。

防護服
耐熱、耐水、耐酸、耐衝撃性能がある服。
いかにも昔の庶民の服といった見かけだが、ライフルを押付けられて撃たれても、指で少し押されたような感じがするほどの高性能。
ただし頭は守れない。

パワースーツ
EAMEX社(イーメックス、実在する会社)製のパワースーツ。
GANTZに出てくるガンツスーツのような外観(ただし光るところは無い)で、体力の消費が20分の1に減る(つまり20倍の力が出る)。
防護機能があまり無いため、防護服の内側に着た。

電撃銃
スタンガンの代わりに持ってきたもの。
名前の通り1万ボルトの電撃を発射する。有効射程距離は20m。
至近距離で打っても離れて打っても威力は変わらず、さらに一瞬の痛みを与えるだけなので、スタンガンとしても使用可能。
サイズは、10×5×3cm。

小型偵察機
直径15cmほどの大きさの偵察機。
小型の「超伝導電磁エンジン(http://j.se-engine.org/より)」でUFOのように飛び、移動する。
見かけはいかにもUFO。
最高速度は時速72km。
(イメージとしては、「エイリアン・プラネット 地球外生命との遭遇」という番組に出てくる探査艇が装備している物に近いです
http://www.kadokawa-cc.com/product_info.php?products_id=173)

分析装置
有機物の簡単な分析が出来る装置。
向こうの世界で植物などの毒性や効用を調べるために持って行った。

超小型通信装置
耳に装着する通信装置。
指でスイッチを入れるだけで親機と通信出来る(親機は研究所にある)

エルライ村
この世界の村の一つ。
第零話でレイが言っていた「村から170ハンドラほどはなれた草原・・・」の、「村」とはここのこと。

ハンドラ
ドラゴンが扱う長さの単位。
手首からヒジの長さを基にしている。
約2.94m
<2011/08/23 17:04 想西>
消しゴム
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