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堕ちるプラズマ − 旧・小説投稿所A

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堕ちるプラズマ

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N「…ん…………ここは……?」


味わった事のない天国のような夢から覚め、Nは重い瞼を開ける。

金色の天井が眩しく、軽いホワイトアウト状態に陥りながら、Nは自分の手を見つめる。






……あれからどれだけ眠っていたのだろう…………いや…それなのにどうしてここに……


ここはNの城。プラズマ団の本部であり、自分が生まれた場所…………ゲーチスによって、「造られた」場所……



N「夢………だったのかな………」

装飾品だらけの部屋を見回す。中央にはおもちゃの機関車がほこりを被っており、色とりどりのブロックが散乱している。

ふと不安がよぎった。本当に「夢」だったんじゃないか…?イルミア島なんてないんじゃないか…?そして今にもゲーチスが、その金の扉を開けて出てくるんじゃないか………?






N「そんな…………いやだよ…………」


初めて出会えた友…
友と言ってくれた友…

あれは全て自分の儚い理想…?
あれは自分の単なる夢…?
あれは叶うはずのない架空…?



現実が、世界が、津波のようにNの心を呑み込む。




バサッ……!

悲嘆のあまり、体温で温まった高級布団を勢いよくはぎ取る。こんなもの…ルギアの抱擁に比べれば……!!







ストンと軽い音が耳に入る。


ベッドから下を見ると、今自分が落とした布団から、白い封筒が覗いている…



「………?」

無気力半分、疑問半分で封筒を拾いあげる。ガクガクと震える手で開き、中から一通の手紙を取り出す。


何のことはない、3文字の言葉だった。













































-----元気で。



















透き通った瞳から、一滴の雫が流れる。

雫は慣れない字で書かれた文字に垂れて、黒い染みを作った。







封筒から、一枚の羽根が滑り落ちる。








それはこの目に映ったものの中で最も美しく、最も優しい光を放っていた。

全ての証拠……この城全ての宝でさえイコールで結べない、本当の宝。


ゆっくりと手にとってみれば、フワッと滑らかな触り心地。再び抱きしめられた感覚が蘇る。







N「ありがとう…………ありがとう………………!!」









「トモダチ」って……いや友達って……………























fin。


<2011/05/15 14:57 ロンギヌス>消しゴム
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