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夢見がち日常 − 旧・小説投稿所A

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夢見がち日常
− みじめなボクら… −
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[それでは、上を脱げ]

また最初の高圧的な感じに戻った王様っぽいのは、そう言ってきた。
なんでも、味わう時に邪魔らしい。
印を刻むだけなら別にいいじゃんかっ!
と思ったが、唾液まみれの服は着たくないから、渋々従う。
もう下は諦めよう。

ベロォォォ…

「うひゃっ!」

突然背中を舐められたもんだから、驚きとくすぐったさで変な声を出してしまう。

[なかなか美味い。気に入った]

そう言うと、ゆっくりと何回も同じ所を舐め回す。

レロォォォ……ニチャァァ……ヌチャァァ……

「うっ……あぅ……あっ……」

声を出さないように頑張るが、無理な物は無理。

[フフ…。そろそろいいか…]

そんな、つい最近どっかで聞いた様な事を呟く。
すっかり興奮していて、口から溢れる唾液を舐め取っているが、追い付いていない王様っぽい竜は、俺に尻尾を巻き付け、そのまま、

バクン!

尻尾の先ごと口の中へと入れた。
口の中はまあ酷い有り様で、蒸し暑い上に、唾液がプールの様に溜まっていた。
落ちたら大惨事になりそうな感じだった。

そこに落とされてどーのこーのとか、その他いろいろな酷い事になると考えてた俺は、口の中に傾斜がついた時、とても安心した。
そして、下で待ち構える穴に近付いて行き、

ゴクン!

呑み込まれた。

狭い食道に圧迫されながら、下に落ちていき、キツい噴門を通り抜け、胃袋に着いた。

ドプン…

肉の塊だと証明するように衝撃を受け止めた胃壁は、すぐに液体を分泌し出した。

胃液なのか?殺されるのか?
とパニックになる寸前で、説明が入った。

[その体液には魔法がかけられていて、触れても痛くは無い。
ただ、印を刻むだけだ]

何だ。そう言う事か。
そう思い、その液に触れてみる。
すると、

ズキンッ!

「あぐっ!」

強烈な頭痛。

[…印が刻まれる時、かなり痛いらしいからな、気を付けろよ]
「遅いわぁ!」

もう本気で痛い。これまでの人生で一番痛い。

そんな痛みに襲われ、俺はとうとう気絶した。


異世界編(今つけた)次回ラスト!にできるかどうか…。

サブ太達で、そこまで深い意味は無いですよ?
<2012/12/11 22:42 ラムネ>
消しゴム
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