そして次の日

僕達は虫かごや網を用意して、虫取りの準備に取り掛かった

え?釣りはって?1日に2つの事は出来そうに無かったら明日に回したんだ

そして準備を終わっていざ出発!っておもったら、二ドクインのお婆ちゃんが待ったをかけた・・・

そして、お守りみたいなのを代表してロッドさんに渡してくれたんだ。

「・・・これは?」

その質問に答えずにお婆ちゃんは淡々といった

「最近、あの森で悪さをする輩がおるみたいなんじゃ・・・。もし、何かがあったらと思うと、倒れてしまいそうでな・・・だから、そのお守りを渡しておくよ、いざという時に神様が護ってくれるように・・・ね。とりあえず、無事に帰ってきておくれよ」

「神様かぁ・・・」

そんな事をいったお婆ちゃんに見送られて、僕達は森に虫取りにいった。

そして、森の中・・・

「わ~い、オオクワガタみっけ!」

「こっちはカブトムシだよ〜」

「昆虫がかなりいるっすね。自然をそのまま残すのってかなり大変なのに・・・これはすごいっすね。」

「う~ん・・・人が少ないし・・・木使う事もほとんど無いからかな・・・」

皆それぞれ森の中で虫取りを楽しんでいた。

途中で誤まってガーディとロッドがスピアーの巣を落としてしまうハプニングがあったが、ゴルダックの念力のおかげで何事もなくて済んだ

だが、その騒ぎおかげで、近づいてる危険に気づく事が出来なかった・・・

ひゅぅぅぅ・・・・

突然、そんな音が聞こえてきた

「・・・・?何か聞こえないっすか?」

「?僕にはなにも・・・」
不振な音に疑問を投げかけたゴルダックに、ニドランが返事した次の瞬間!

どっしーーーーーーーーん!
「うわぁぁ―――っ!」

物凄い爆音のような音がしたあと、ワンテンポ遅れて、ニドランの悲痛な叫びがこだました。

「な・・・何がおこったの?」

何か落ちたような衝撃のおかげで砂埃が舞い、何も見えなかったが、晴れてきたときに3人の目に飛び込んできたのは・・・・

「へっへっへ・・・とりあえず1匹目ゲットだな・・・」

「ぼ・・・ボーマンダ!」

そう、それは通常のボーマンダより1回りおおきいボーマンダであり、そして、その足に、ニドランは思いっきりに踏みつけられてしまっていたのだ!

「く・・・くる・・じ・・・いぎが・・・」

ボーマンダに全体重をかけられて踏みつけられていてニドランは呼吸困難を起こしていた

「おっと、悪かったな。直ぐ楽にしてやるよ」

そういったかと思うと、足をニドランから退けたあと、直ぐに前足で捕まえ、自分の前にもってきた

「・・・・!やめるっす!ハイドロポンプ!」

ニドランの降りかかる事を予測したのか、ゴルダックの口から大量の圧縮された水が飛び出し、ボーマンダの顔を直撃していた


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